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ダイヤリ
by naniwametal


お麩が塩辛杉


 本日はO-East クアトロとハシゴ・ライヴ。
 同じ渋谷で良かった?
 …ってことで、
 まずは、O-Eastにてこのバンドを。


CHTHONIC

 1年を経ずして再来日!
 今回はLOGの前座ということで、演奏時間は短かったものの、めっちゃ盛り上がってました。
 2階バルコニーまで開放してLOGファンで満パイ…と思ってたら、のっけから“CHTHONICコール”全開ですから。
 がっつりピットも発生。
 恐ろしいぐらいの熱狂っぷりに、バンド自身も驚いていたのでは?
 実際、MCを続けられないぐらいの“CHTHONICコール”には、フレディも苦笑。
 ただ、あまりの出音の悪さには閉口…。
 2階で観ていたのですが、最初、低音が塊になって渦巻いてて、ギターとか殆ど聴こえず。
 中盤ぐらいから、若干は改善されたものの、ちょっと可哀想なぐらいでした。
 セトリは、『TAKASAGO ARMY』('11)収録曲を中心に、前回来日ではやらなかった曲もプレイ。
 …って、
 その「Southern Cross」も「Quell The Souls In Sing Ling Temple」も、共に『TAKASAGO ARMY』収録で、結局、今回も初期レパートリーは完全オミット。
 まぁ、持ち時間を考えたら、ここに古い曲を入れるのもアレでしょうけど。

1.The Island(SE)~Forty-Nine Theurgy Chains 2.Rise Of The Shadows 3.Oceanquake 4.Mahakala 5.Southern Cross 6.Broken Jade 7.Quell The Souls In Sing Ling Temple 8.Takao

 例によって、フレディは随所で二胡をプレイ(アテブリですが)。
 ジェシーは新しいシグネチュアの“KATANA”2種──黒の6弦&シルヴァー・バーストの7弦──を使用。
 LED内臓ベースも使ってたドリスは…また痩せてました。
 まぁ、モデルもやってるから…なのかどうか分かりませんが、メタル・ミュージシャンとしては、あの細腕はちょっと…ね。
 LOGの乱入はナシ。
 でも、前回はショウ中盤にプレイされた「Takao」が、今回はしっかりラストに配され、代表曲然としていたのは特筆しておきたいと思います。
 「Broken Jade」のエンディングには、しっかり(?)アウトロとして玉音放送が流れてました。
 そんなこんなで、
 ほぼオン・タイムでスタートし、終演は19:41頃。
 さてさて、移動の時間です~。


THE BLACK DAHLIA MURDER

 約5分後にクアトロ到着~。
 その時点でもうTBDMのショウは始まっていて、多分、4階へ辿り着いた時点で、3曲目ぐらいだったのではないか…と。
 慌てて場内へ入ると、ステージには坊主頭にした竹…ぢゃなくて、トレヴァーの姿が。
 いや、アレはもはや竹山ではありません。
 つか、早くも上半身裸だし。
 続いて圧倒されたのは、怒涛としか言いようがない爆裂ドラミング。
 ただ速いだけ、激しいだけではなく、相変わらず安定感も抜群だし。
 ブライアンは痩せてなかった…。
 動きもちょい少なくなってたかな?
 でも、鬼の刻みは健在。
 アランのメタルっぽくない流麗なソロ・ワークも、しっかり炸裂しまくり!
 でも──ちょい音が弱々しくて、ところどころ轟音に埋もれてたのが勿体ない~。
 ベースは…BATHORYのTシャツを着てました。
 セトリは現時点での最新作『RITUAL』('11)収録曲中心。

1.SE~A Shrine To Madness 2.Moonlight Equilibrium 3.What A Horrible Night To Have A Curse 4.A Vulgar Picture 5.Malenchanments Of the Necrosphere 6.Conspiring With The Damned 7.Necropolis 8.Den Of The Picquerist 9.Carbonized In Cruciform 10.Everything Went Black 11.Miasma 12.On Stirring Seas Of Salted Blood 13.I Will Return 14.Blood In The Ink 15.Deathmask Divine 16.Funeral

 …って、『RITUAL』から8曲もやったのね?
 あとは定番曲を。
 当然、ピークは「Miasma」で、劇的な「I Will Return」も燃えた~。
 あ~でも、「Elder Misanthropy」やらなかったし。
 開演時間は不明&終演は20:45頃。
 とりあえず、70分弱はやったかと。
 その間、ずっと激烈全開。
 ステージ上で大きく動くのは、トレヴァーのみ。
 しかも、ヘンな動き多し。
 他のメンバーは淡々と。
 それであれだけ楽しませてくれるんですから、まぢスゲー。
 まぁ、トレヴァーのキャラがそれだけ濃いというのもあるでしょうけど。
 ラス曲では、サーフしてきた観客を、トレヴァーが次々とステージへ引き上げ、ダイヴまたダイヴ!
 そんで最後に、「ドーモアリガートー、ミスタロボットォー!」と。


NUCLEAR ASSAULT

 暗転し、メンバーがバラバラと登場したかと思うと、思い思いに音出しして、めっさリラックスしてるし。
 …で、
 ジョンが一発叫んでショウがスタート。
 まずは『SURVIVE』('88)のオープニング曲の「Rise From The Ashes」から…って、スラドミで来た時と同じですな。
 演奏はかなりラフ。
 というか、自由。
 特にジョン。
 グレンがパワフルにカマしてくれるおかげで、何とか締まってた…って感じ。
 悪戯小僧ってな佇まいのジョンには、ダニーも放任で。
 “どこまで本気なの?”…ってなムードの中、早口でまくし立てるMCも、もはや恒例?
 いつまでもしゃべってると、強引にグレンがカウントを入れて曲に──そのパターンが度々。
 意外や、前へ出て来るようになっていたエリック(サンダル履きだったんでしょうか?)は、それでも自分のスタイルを貫き通し、ソロは全てノイジーでアヴァンギャルドに。
 あれ? 何と10曲目までスラドミん時と曲順が全く同じだったり。

1.Rise From The Ashes 2.Brainwashed 3.F# 4.New Song 5.Critical Mass 6.Game Over 7.Butt Fuck 8.Justice 9.Sin 10.Betrayal 11.After The Holocaust 12.F#(Wake Up) 13.When Freedom Dies 14.Trail Of Tears 15.Price Of Freedom 16.Great Depression 17.My America 18.Hang The Pope… 19.Lesbians 20.Technology

 つか、全曲スラドミでやったのばかりです。
 終盤の──ダニー曰く“Stupid Shit”タイム3連打もお約束で。
 尚、事前に用意されていた「Fight To Be Free」はプレイされず。
 最後、ジョンが何度も観客の中へダイヴ。
 盛り上がったものの、アンコールはなし。
 21:09開演、22:18終演でした。
 でも、出口付近にジョンが出てきて、サイン&撮影会状態に。
 ファンに囲まれたジョンは嬉しそうでした。
by naniwametal | 2012-02-23 04:27
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