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ダイヤリ
by naniwametal


HIBRIA、不運過ぎる…


 ビルボードライブ東京でNEKTARを観てきました~。

 '69年にドイツで結成された英国人によるプログ/サイケ・バンド──何と、45年余越しの初来日です!
 
 来日メンバーは以下の通り。

●ロイ・アルブライトン<G,Vo>
●トム・フライ<B>
●ロン・ハウデン<Ds>
●クラウス・ヘナチュ<Key>

 オリジナル・メンバーは、ロイとロンの2人だけですが、2人も残ってることが奇跡?
 '07年頃に加わった鍵盤のクラウスは、JANEのメンバーでもあるドイツ人。
 ベースのトム(髪型がヘン!)のみ若者で、まだ加入1~2年だと思われますが、すっかりバンドに馴染んでました。
 当然ながら、ロイもロンも既に爺さんの域。
 ただ、前者は飄々としながらも、フロントマンとして貫禄あったし、後者は何ともパワフルで、ティンパニーまで設置して豪快に打ち鳴らし、時にはジャジーにスウィングもしまくり!
 クラウスもコーラスをコナしつつ、オルガンの音色を絶妙に使い、シンセ・ワークも見事でした~。
 途中、何度もラップトップを見てたのは、カンペ代わりに使ってたのかな?

 ショウは、何ともユル~くスタート。
 クラウスが「え~と、ちょっと待って…」とシンセを調整し直したりして、なかなか始まらないんですけど、ロイは全く焦ることなく、和やかに準備が整うを待ちます。
 そして始まったのは「A Tab In The Ocean」!
 いきなり16分超ですから。
 続いて、「Crying In The Dark」からMAIDENカヴァーでもお馴染みの「King Of Twilight」が飛び出し、メドレーでファーストの「The Dream Nebula」から「Desolation Valley」&「Waves」!
 そう、前半はセカンドからガッツリやってくれました。
 ロイはすっかり歌メロをフェイクしてたけど、あんま気にならず。
 ギター・プレイもユルユルで、ミス・トーンとか連発するけど、それも味のうち…ってか──それで何か問題でも?
 あと、『BOOK OF DAYS』('08)からもやって──最後は、今回の目玉である『RECYCLED』('75)のA面をドドドっ…と!

1.A Tab In The Ocean 2.Crying In The Dark 3.King Of Twilight 4.The Dream Nebula~Desolation Valley~Waves 5.Doctor Kool~King Of The Deep 6.RECYCLED(Recycle~Cybernetic Consumption~Recycle Countdown~Automation Horrorscope~Recycling~Flight To Reality~Unendless Imaginations)

 19時ちょうどに暗転して、終演は20:21頃。
 実は1日2回公演で、がファースト・ステージだったんですけど、80分なんてあっという間。
 ホントはセカンド・ステージも観たかったけど、残念ながら…。
 そっちは『RECYCLED』で始まって、『…SOUNDS LIKE THIS』('73)とか『THE PRODIGAL SON』('01)とか『TIME MACHINE』('13)とか『EVOLUTION』('04)とか『MAN IN THE MOON』('80)の曲もやったみたい。
 まぁ、『A TAB IN THE OCEAN』('72)の再現もあって、ファースト・ステージだけで充分満足でしたけどね。
 いや~、適度に枯れつつも現役感バッキバキですわ。
 こりゃ再来日にも期待してイイんかな?
 う~ん、ライト・ショウも一度体験してみたいですな~。
by naniwametal | 2015-09-10 02:09
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