人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ダイヤリ
by naniwametal


MAC SABBATHと共演して欲しい~


 赤坂BLITZで人間椅子を観てきました~。

 今年2月リリースの『怪談 そして死とエロス』に伴う全国ワンマン・ツアー、千秋楽公演です。
 見事ソールド・アウトになったそうで──1階フロアはギッチリだったんでしょうか?
 2階席も埋まってて、自分含めて立ち観もそこそこの数。
 そして、客層はやっぱり幅広い。

 ショウはまず、新作からの2連打で幕を開け、さらにもう1曲やって…「遺言状放送」!
 いや、他にも結構シブい曲が多かったような。
 「黒百合日記」~「冥土喫茶」~「黒猫」の流れとか。
 ひとつ前の『無頼豊饒』('14)からは、わずかに「なまはげ」のみ。
 でもって、『怪談 そして死とエロス』からは8曲──「菊花の数え唄」「狼の黄昏」「黄泉がえりの街」「泥の雨」を除く全曲が披露。
 恒例になってるらしい、洋楽HR/HM有名曲のサワリをやるコーナー(?)では、意外にもGNRを。
 「三途の川」と「マダム・エドワルダ」で、ワジーが新しく手に入れたレスポールを弾いたのですが、その前のMCで、「僕はスラッシュさんのようなギタリストになりたいんです」と言ってから、その流れで「Sweet Child O'Mine」ですよ。
 ちゃんとスズケンとノブも参加します。
 そして、イントロだけを演奏し、「コレは売れるわ」と。
 あと、セカンド・アンコール…というか終曲の「なまはげ」をやる前にも、「Children Of The Grave」@BSを。
 コチラはベース・ラインも含めて完璧!
 まるで自分達の曲みたい?
 SABBATHは、「黒百合日記」の前にも、スズケンがMCの合間に、「Hand Of Doom」のイントロをチョロっと。
 あと…そういえば、開演前のBGMはEL&Pでしたな。
 アレはワジーかスズケンが編集したんでしょうか?
 (それにしても、「庶民のファンファーレ」の途中で一旦フェード・アウトになったのは…何故?)

 ともあれ、本日のセトリは以下の通り。

1.此岸御詠歌(SE) 2.雪女 3.地獄の球宴 4.眠り男 5.遺言状放送 6.三途の川 7.マダム・エドワルダ 8.恐怖の大王 9.芳一受難 10.黒百合日記 11.冥土喫茶 12.黒猫 13.超能力があったなら 14.人生万歳 15.人面瘡 16.針の山 [Encore 1]17.新調きゅらきゅきゅ節 18.地獄 [Encore 2]19.なまはげ

 スズケンはのっけから元気イッパイ。
 横っ飛びなステップとか踏んでて、後半バテないか心配してたら、MCで「93kgに減りまして」と。
 体も鍛えてるみたい?
 ただ、力士になってたら、四股名は「針の山」とか「賽の河原」とか「人面瘡」とか…なんてネタも。
 ひとつだけ不満だったのが、「芳一受難」の“こっちへ来い♪”のところがアルバムと雰囲気違ってたこと。
 ワジーも相変わらずめっさ元気です。
 前半ちょい大人しめかと思ったら、中盤以降、ピョンピョン飛び跳ねまくってたし。
 ヴォーカルは、一部で音程が怪しかったり、「黒猫」でフェイクしたりもしてたけど、そう大きな問題ではなかったかと。
 「恐怖の大王」はラジオ・ヴォイスも再現。
 ギター・プレイでは、「眠り男」の逆スクラッチとスライド・ソロ、「マダム・エドワルダ」での見事なエフェクト使い(&吐息もね☆)、それから、毎度の歯弾きなんかに要注目。
 それと、レスポール弾いてもしっかりアイオミになるところも。
 (そういえば、「“芳一受難”で琵琶ギター使おう!」って言ってたのに、普通にSG弾いてましたな)
 ノブも気合い充分。
 プレイもさらにパワー・アップ。
 ツー・バスも頑張ってました。
 ただ、「マダム・エドワルダ」とか、もうちょっと頑張って欲しいと思った曲も幾つか…。
 「超能力があったなら」は最高!
 ガナりヴォーカルも、ドラミングもね。

 いや~、3人ともまだまだ勢いアリアリですよ。
 今年中にメンバー全員が50歳になっちゃうというのに、まじスゲー。
 このあとは、来月に追加公演とか、戸川 純(!)との共演ライヴとかが控えてて、夏にもまたツアーやるそうです。
 えっ…マイコー・エイモットさんも観に来てたの??
 そんなこんなで、18:36頃に暗転&終演は20:50頃でした~。
by naniwametal | 2016-03-20 01:38
<< 王道家、確かに濃い…!! もぐらの手、売ってなかった… >>