ダイヤリ
by naniwametal


3枚1000円コーナー、ごっつぁんです!


 “JAPANESE ASSAULT FEST 16”初日~。

 お客さんの入りはかなり寂しかったけど──他のライヴとスケジュールがバッティングしてて、行きたいけど行けなかった…という人も、きっと少なくなかったんでしょう。


HELL FREEZES OVER

 東京の若手スラッシャー。
 いや、イイ感じのハイ・トーン・ヴォーカルなんで、スピード・メタラーと呼ぶべき?
 全員長髪で、ヴォーカルのモジャモジャ具合もイイ感じ。
 ただ、肝心の音楽と演奏はやや難アリ。
 とにかく色々と、キレのなさが大問題。
 ドラマーがヘルプだったとはいえ、あんま勢いとパワーが感じられなくて…。
 終盤にMETALLICAのカヴァー「Jump In The Fire」をやってました~。


HITTEN

 スペインの5人組。
 NWOTHM…ってか、普通に“ヘヴィ・メタル”をやってます。
 パワー・メタル寄りの曲もあって、ツインのハモりも絶妙!
 リズムはドタバタしてたけど、それもしっかり魅力になってたし、やたら元気なステージングも好印象でした。
 ヴォーカルのパッチGジャン着用&鉢巻、上手ギターの赤ライダース・ヴェストを素肌に着用…も、それぞれなかなかナイス。
 “FIRE, BURN, DEATH, DARKNESS”を合言葉に(?)コッテコテの王道メタルでガンガン攻めます。
 開演の合図には、Y&Tの「Midnight In Tokyo」を使用。
 事前に頂いていたセトリには、IRON MAIDENの「Iron Maiden」が記されていたものの、実際にプレイされたのは──RIOTの「Warrior」!!
 いや~、前途有望なバンドですな~。

1.Intro(SE)~State Of Shock 2.Don't Be Late 3.Victim Of The Night 4.Rites Of The Priest 5.Liar 6.Warrior(RIOT) 7.Running Over Fire


DOOM

 日本が誇る伝説のトリオ。
 '14年に復活し、現ラインナップは、唯一のオリジナル・メンバーである藤田タカシ<G,Vo>以下、古平崇敏<B>、PAZZ<Ds>…となっているようです。
 PAZZはGASTUNKの人でラーメン屋。
 古平は元CASBAHだそうで。
 やっぱりVOIVODっぽい…というのが、久々に聴いての第一印象。
 でもって、VENOMとCELTIC FROSTの間も行き交いつつ、その実態は“メタル<パンク”のまま。
 ショウはMCなしで淡々と進行。
 爆裂ギターに、変態ベース、変則ビートは何とも強烈。
 但し、ベースが時々モコモコとして聴き取れなくなったり、ドラムが妙に軽く聴こえたのは、ちょっと勿体なかったです。


BLITZKRIEG

 コチラも伝説のバンド──初来日です。
 NWOBHMカテゴリーで、METALLICA文脈でもある。
 現編成では初めて観ます。
 オリジナル・メンバーで今も残っているのは、ヴォーカルのブライアン・ロスだけ。
 現ラインナップのうち、ツイン・ギターの片割れは、そのブライアンの実息のアラン。
 超巨漢です。
 でも、ギターの音はちっちゃい…。
 上手のケン・ジョンソンは、オーソドックスながら扇情的なフレーズを連発。
 ドラムも若くて、パワー満載で叩きまくり。
 ツーバスも入れまくりですよ。

1.Ragnarok(SE) 2.Inferno 3.Take A Look Around 4.V 5.Unholy Trinity 6.Vikings 7.Hell To Pay 8.Saviour 9.Pull The Trigger(SATAN) 10.Blitzed Alive 11.Blitzkrieg 12.We'll Rock Forever

 ブライアンはあの独特な声をしっかり保ってました。
 得意のファルセットのシャウトも何度か披露。
 ベースは…限りなく空気に近かったというか何というか。
 とりあえず、2日間で『A TIME OF CHANGES』('85)から全曲プレイするつもり…だとか。
 あと残るは──「Armageddon」「A Time Of Changes」の2曲だけ?
 「Too Wild To Tame」もアリ…かな?
 SATANよりもいなたくドン臭いところがNWOBHMしまくってて、そこも堪らないモノがありました~。


ANCIENT BARDS

 本日のトリはイタリアのシンフォニック・メタラー。
 これまた初来日です。
 '14年にツイン・ギターの片割れが脱退し、現在はレギュラー・セッション・メンバー(?)のシモーネ・ベルトッツィを起用。
 …って、
 以前にWOAで観た時も、そのシモーネが上手でギターを弾いていたんですけど、何故かワタクシ──同じく名前だとはいえ、DGMのシモーネ・ムラローニと完全に勘違いしてました…スミマセン!
 (WOAレポートでも、思いっきり「DGMのムラローニがヘルプ」とか書いてたし…)
 しかもそのベルトッツィは、ムラローニのもうひとつのバンド、EMPYRIOSでベースを弾いてもいるのだとか。
 ともあれ、ベルトッツィはもうほぼほぼメンバーみたいなモンで、曲紹介はするわ、客煽りは頻繁にするわ、セカンド・ヴォーカルも担当するわ…で、スゲー大活躍。
 ギター・ソロに関しては、基本全てクラウディオ・ピエトロニクに任せてましたけど。
 つか、そのクラウディオはかなりのテクの持ち主で、シュレッドしまくり&タッピングもかなり得意そう。
 テクといえば、ベースのマルティモ・ガラットーニも6弦ベースでブリブリ弾きまくり&タッピングもキメまくり。
 ドラマーはちょいバタバタ気味ながら、大崩れはナシ。
 鍵盤は…結構ソロ執ってたわりに、かなり“空気”だったかと。
 そして、注目のサラ嬢は──むちむちバディ…じゃなくて、よく通る声でパワフルに歌い上げ、高音もしっかり出せてました。
 扇風機で髪をサラサラなびかせてたのも実にキュート。
 MCでは「日本の観客はマジでベストだわ!」なんて言ってくれてたけど、え~と──かな~り少なくてスミマセン…。

1.SE~Across This Life 2.SE~Flaming Heart 3.Only The Brave 4.Gates Of Noland 5.The Last Resort 6.Dinanzi Al flagello(SE) 7.Soulless Child 8.In My Arms 9.Eyes On Me(featured in Final Fantasy VIII) [Encore]10.Prelude(SE) 11.The Birth Of Evil 12.Through My Veins

 アルバムでは、ファビオ・リオーネがゲストで歌った「The Last Resort」は、ファビオの歌を同期で流すとかではなく、普通に全編サラが歌いきり、これまたアルバムではゲストを起用していた「Through My Veins」の男声パートは、ベルトッツィがダミ声でコナしてました。
 本編最後は、まず「In My Arms」のエンディングで楽器隊が次々と退場し、ひとり残ったサラが、同期音源をバックに『ファイナルファンタジーVIII』の曲をしっとり独唱。
 勿論、日本のファンのためのスペシャル・プレゼントですよ。

 それにしても──可愛そうだったのが、BLITZKRIEG終わりでメロパワに全く興味ないオッサン達がどんどん帰ってしまい、ヘッドライナーなのに、明らかにセカンド・ビルよりも少ない観客の前でプレイしなければならなかったこと。
 確かに、ANCIENT BARDSはスピビのこのイヴェントでは異色の存在だし、前々から浮いてる印象もあったとはいえ…。
 まぁ、異ジャンルのバンドが混ざってると、何となく“フェス感”は増すものの──スラッシュとかNWOBHMとかNWOTHMとかが恒例となってる中へ、突然シンフォニック・メタルが単体で放り込まれても…ってことなんでしょう。
 なかなか難しいですな~。
 うむむむ……ということで、2日目はトリとトリ前が交代~。
 
 
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by naniwametal | 2016-11-06 05:41
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