ダイヤリ
by naniwametal


しばし待って…激濃天一堪能~!


 NEW ENGLAND@クラブチッタ川崎!

 アメリカン・ハード・プログレの雄、メニア感涙の初来日です。
 しかも、オリジナル・メンバーが揃って…!!
 いや~、ファーストとセカンドが“幻の名盤”なんて呼ばれていたのが、遥か昔のことのように感じられます。
 それが──オリジナル・リリース当時、日本盤が出なかったサードも含め、今や3枚ともCDで復刻されてるんですからね~。

 リーマン客を想定してか、本日の開演は19:30。
 当然、椅子席です。
 ただ、集客は今ひとつで…1階フロアは7割ほどの入り。
 2階席は封鎖してたと思います。
 軽く満員とか思ってたのに──う~ん…“幻”がアダとなった?
 しかも、集まったお客さんがみんな大人しくて…。
 それでもアンコールでは、お約束の総立ちとなり、そこそこ盛り上がりましたけど。

 19:35頃に暗転し、バラバラと出てきたメンバーの姿に、まずは「みんな若いな~」と感心しきり。
 モジャモジャ頭に赤いヴェスト着用のハーシュ・ガードナー<Ds>以外は、みんなほぼ普段着みたいな格好でしたが、デヴったりハゲ散らかしたりすることはなく、ちゃんとミュージシャン然としてました。
 演奏もなかなか安定してた──けど、音のバランスが悪かったのはちょっと問題アリ。
 のっけからギターの音が小さく、やたら軽いドラムがスッコン、スッコンと響き渡り、シンセのヌケは良かったものの、それも妙に浮いて聴こえてしまってて…。
 コーラスは基本的に人力でコナすも、一部やり過ぎない程度に音源も使ってて、それは良かったと思います。
 ジョン・ファノン(フェイノン?)の声もフツーにイイ感じ。
 あと、何曲かでリード・ヴォーカルを執るハーシュも、かなり元気溌剌でした。
 終始指弾きだったゲイリー・シェア<B>は、ちょい空気気味だったものの、気が付けばジョンに絡んで前へ出たりも。
 ジミー・ウォルドー<Key>は、アナログ・シンセならではの音を見事に再現。
 さらに、ちょくちょくパートが替わるのも観逃せません。

 セトリは3枚のアルバムからなかなか良いバランスで選曲。

1.Seal It With A Kiss 2.L-5 3.Hello, Hello, Hello 4.Alone Tonight 5.Shoot 6.Get It Up 7.Honey Money 8.Holdin' Out On Me 9.I Know There's Something Here 10.Conversation 11.Shall I Run Away 12.Turn Out The Light 13.Explorer Suite 14.Hope 15.Nothing To Fear 16.Don't Ever Wanna Lose Ya [Encore 1]17.Elevator 18.You'll Be Born Again [Encore 2]19.Puny Undernourished Kid

 『NEW ENGLAND』('79)から8曲、『EXPLORER SUITE』('80)から6曲、『WALKING WILD』('81)からも4曲プレイしました。
 つか、ファーストからは、「The Last Show」と「Encore」を除く全曲を披露。
 「Get It Up」では、ジョンがギターを置いてエレピを弾き、セカンド・ヴォーカル担当のハーシュも前へ出て来て、単体で置かれたタムを絶妙に叩きます。
 「Holdin' Out On Me」では、ジミーもギターを弾き、鍵盤はお休み。
 #10~12はアコースティックで。
 「Conversation」は全員着席し、ゲイリーがウクレレ(!)を弾き、ジョンは12弦アコ、ジミーは6弦アコ、ハーシュはタンバリンを鳴らします。
 「Shall I Run Away」では、ゲイリーがベース、ジミーは鍵盤に戻り、ハーシュはウィンドチャイムを鳴らしまくり。
 でもって、「Turn Out The Light」はジョンが6弦アコでひとり弾き語り…って、
 「ウチに友達を呼んで、リヴィングで歌うようなノリでやりたいんだ」…と、ステージからフロアに降りてきてしっとり歌い上げ、おもむろに客席へ乱入もします。
 さらにジョンは、「Hope」の途中でもまたまたフロアへ降りていき、観客の中でギター・ソロを弾いたりも。
 続く「Explorer Suite」は、ジョンがエレピを弾きながら歌い、何とギターレス。
 でも、それだとどうも締まりません…。
 あと、アンコール披露された「You'll Be Born Again」では、ジミーがエレピを弾き、ハーシュがジミーの鍵盤セットでメロトロン・サウンドを出し(なのでドラムなし)、ジョンはギターを置き、ハンドマイクで歌いました。

 ちなみに、中盤にプレイされた「I Know There's Something Here」は、何と'15年発表の新曲!
 しっとりメロディアスな叙情ナンバーです。
 でもって、
 入場時に頂いたセトリには、アンコール候補として「Livin' In The Eighties」も入っていたのに──やらず。
 明日に取っておくのかな?
 そんなこんなで、終演は21:06頃。
 何ともアットホームなライヴでした~。
 
 
[PR]
by naniwametal | 2016-11-19 05:09
<< 椅子も観たかったけど… “幻のハラミ”あった~! >>