ダイヤリ
by naniwametal 以前の記事
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YG最新号にもWOAレポ掲載です~“Wacken 2007”報告──前夜祭の続きを。 W.E.T.に戻ったらTYRが終わってたので、慌ててHellfestステージ(=Partyステージ)へ。 コレが遠くてタイヘンなんですが、小雨の降る中、泥に足を取られつつ悪戦苦闘しながら到着すると、そこでやってたのは、ALL THAT REMAINS! 皆さんご存知、メタル・コアの本場マサチューセッツ出身──ツイン・ギターに女性ベーシストを擁する5人組です。 なかなかの人気で、午後9時前からという時間帯もイイ感じだったためか、既にかな~り盛り上がってましたね~。 演奏もタイトで、ヴォーカルも激烈に咆哮。 ヘヴィ音像の随所にツイン・リードを絡ませつつ、リード・ギタリストも頑張って速弾きしてましたね~。 期待の(?)女性ベーシストは、可愛くもカッコよくもなくて、地味めな上に演奏も少々拙いため、ちょっとガッカリ…だったものの(ゴメン…)、バンドとしてのまとまりは充分に感じられましたですよ。 ただ、 あまりに典型的なメタル・コアなんで、あんま個性がないのは難点かも…。 まぁ、それでも勢いはあったんで、その後しばらく、観客の暴れっぷりも含めてつらつら観てました。 でも、 程なく“そういえば、W.E.T.でそろそろあのバンドが…”と思い出し、また来た道を戻って、再びテント・ステージへ。 そう──そこでやってたのは、LETZTE INSTANZ! 地元ドイツのフィドル奏者とチェロ奏者を含む7人組騎士ロッカーです。 (バンド名の意味は“最終審”) 当然、ライヴを観るのは初めてだったんですけど、バグ・パイプとかは使ってないものの、時々打ち込みなんかも挿入されるその音楽性は──まんまSUBWAY TO SALLYでした。 いや、 女性メンバーもいないし、見た感じはちょっと違うんですけど、ヴォーカルの歌い方や声質だけでなく、衣装の傾向までそっくりなのは…。 しかも、 ぢゃあIN EXTREMOみたいに各メンバーが個性あるルックスかというと、フィドラーとかほぼ普段着で、どうも中途半端だったりも。 …って、 シンガーはすぐに上半身裸になってましたけどね。 ただ、 SUBWAY TO SALLYにはいない専任チェロ奏者がなかなかインパクトあって…って、コイツもAPOCALYPTICAのパクリかい!(苦笑) まぁ、 それでも実は歴史の長いバンドで、もう10年以上のキャリアを誇るんですから(初期は白塗りとかしてたみたいね?)、それなりに魅せてくれたし、テント・ステージとはいえ、熱心なファンが集っていたワケですよ。 やってるコトが分かり易い…ってのも、それはそれで武器になるし、 そういう意味では、 SALTATIO MORTISみたいな位置付け…なのかも? つか、 ドイツにはこの手の騎士ロッカーとか中世メタラーなんて、山ほどいますからね~。 では、また。
by naniwametal
| 2007-09-10 02:58
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