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ダイヤリ
by naniwametal


近々『劇的メタル』にあのバンドが登場!


 IRON MAIDENの“Somewhere Back in Time World Tour”を捉えたドキュメント映画『Flight 666』の限定劇場公開を観てきました~。


  


 場内はほぼ満員。
 いや…てっきり即完するかと思ってたのですけど、どうやら当日券も出ていたようです。
 まぁ、
 チケ代が3000円もするのに、トーク・ショウといったイヴェント的な趣向も特になく、フツーに映画として上映されただけなので、「どうせDVD買うし」とパスした人も多かったのかもしれませんね。
 でも、
 デジタル・シネマの大画面&大音量で疑似体験する各国のショウは、予想以上にアツく目いっぱい楽しめました。
 流石に、観ながらヘドバンしてる人とかはいなかったものの、皆さんそこいらで体を揺らしてたし。
 ただ、
 飽くまでツアー・ドキュメントということで、完奏される曲は少なめ。
 「Run To The Hills」とラストの「Hallowed Be Thy Name」ぐらいかな?
 そんなことよりも、
 各国のファンの様子が実に興味深いです。
 特に、やっぱり南米はスゲー。
 マヂで命懸けてますわ。
 中米のファンも含め、イイ表情がテンコ盛り。
 終演後、ドラム・スティックを手に感涙しきりなニーチャンとか、観てるだけでコッチもウルウルしてきたし。
 (その一方で──『グローバル・メタル』でもそうでしたが──日本のファンの何とお気楽なことか…)
 あと、
 エド・フォース・ワンの内部(ちゃんとCAもいました)や、鉄人ブルース機長の活躍振りも、た~っぷり観ることが出来ます。
 それから、
 ひたすらしゃべってるニコ(デイヴとゴルフする姿も)、生真面目なエイドリアン…といった、メンバーの素の姿も堪能出来るし、
 いかにもクセ者揃いなツアー・スタッフ&クルーが、またかな~り笑わせてくれるのですよ。
 当然、サム・ダンも登場しますが、今回は基本的に撮影クルーの頭目とでもいう位置付けでした。
 そうそう、
 ちょっと残念だったのが──やっぱりムンバイ公演の模様からスタートするのですけど、「Aces High」のイントロでドカンとパイロが炸裂してなかったこと。
 他の曲では、火柱とか火花も見れますけどね。

 いや~、
 それにしても凄かったわ~。
 南米の映像を観てる時なんて、大観衆の大歓声にガッツリやられ、途中で何度も何度も、昨年のWOA前夜祭の異常な光景の中にいたあの瞬間が、ハッキリ甦ってきました。
 どうせ映画でしょ…なんて言いつつ、実はちょっと迷ってて、結局な~んとなく見逃しちゃったという人は、やっぱり勿体なかったかも。
 大画面で見る価値は、間違いなくあったと思いますよ~。


 では、また。
by naniwametal | 2009-04-22 02:29
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