ダイヤリ
by naniwametal


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フィン名はエサになりました


 “FINLAND FEST 08”番外編──“new blood vol.64”に行ってきました。

 満員のリキッドルームに続いて、原宿にもメタラーとゴサーの群れ…って感じにはならなくて、
 アストロホールは半分強の入り。
 雨が降り出したのも客足にちょっとは響いたのでしょうか?
 でも、
 何となくフロアは埋まってるし、NEGATIVE抜きならこんなモン…なのかも。


ARI KOIVUNEN

 今日はアリくんが先です。
 あ…アリくんぢゃなくて、ARI KOIVUNENというバンドね。
 その点は本人も相当にコダワってるようで、今日もMCで「I…」って言いかけて「We!」とわざわざ言い直してました。
 …って、
 昨晩ハメを外しちゃったのか、本日の取材攻勢で疲れちゃったのか──両方?──今日は初っ端からアリの声が全然出ない…。
 おかげで、サビとかエンディングでデス声出しまくりなボーナス(?)を堪能させてもらいましたけどね。
 つか…彼ってスモーカー?
 そうだとしたら気をつけてもらいたいモノですけど。
 ただ、
 バンドの勢いはフィンフェスの時よりもあったし、演奏も動きもコナれてきてて、他のメンバーがやたら絡んでくるMCもグダグダ一歩手前でフレンドリーな空気を生んでました。
 会場が小さくて、より一体感が得られたのも良かった…のかな?
 途中、ギターのどっちかが「Paranoid」のリフを弾いたり、「何かリクエストある?」と訊いて、「ストラト!」と反応があったんで、「ちょうどコティペルトと電話で話してたところだよ」とエルッカが言ったり、
 次の曲が始まる前(イントロでミスが…)に、アリが「Hunting High And Low」のサワリを歌ったら、ルカ(ヴィリ?)がイントロを弾いてみたり…といった和気藹々ムードも。
 あ~でも、
 フィンフェスより時間が短かったのはかな~り残念…!

1.SE~Don't Try To Break Me 2.Sign Of Our Times 3.Fuel For The Fire 4.Hero's Gold 5.Our Beast 6.Losing My Insanity 7.Stay True 8.Hear My Call

 「Keepers Of The Night」と「Give Me A Reason」が外れて、その代わりに「Stay True」をプレイした…って感じ?
 どうせなら、キーが合ってない「Our Beast」をハズして、日本人好みの「Keepers~」をやれば良かったのに…ね?
 ともあれ、
 昨日やってない曲が入ってたのは嬉しかった~。


LOVEX

 今日はトリを任された彼等も、全然フィンフェスの時よりも良かったです。
 まず、出音が全く違ってて、より重厚でソリッドなサウンドになってただけで、かな~り印象が異なります。
 演奏も段違いに良くて、ちゃんとグルーヴが活きてたし、
 サミーのソロもよりタイトで、ヴィヴィアンのギター・プレイがより丁寧だったようにも感じ、
 ソーンのヴォーカルも、ずっとずっとクリアに聴こえましたよ。
 …って、
 ヴォーカルに関しては、やっぱり声量のなさは感じられたので、PAテクの勝利かも?
 1曲終わるとすぐに次の曲をコール…な余裕のなさも相変わらずだったし。
 あ…でも、
 いきなり1曲目で拡声器使用は面白かったかも。(但し、「Time And Time Again」では蛇足気味…)

1.SE~If She's Near 2.Bleeding 3.Turn 4.Anyone Anymore 5.Bullet For The Pain 6.Time And Time Again 7.Ordinary Day 8.Take A Shot 9.Guardian Angel

 こちらは、昨日から1曲増えて、新作のオープニングを飾るダイナミックな「If She's Near」が追加。
 最近はサントラ・ブーム…という彼等の新たな一面が覗く佳曲ですわ。
 …ってか、
 コーラスも執れるキーボードのクリスティアンの活躍が、今後このバンドの鍵を握っている…とか思ったりも。
 いずれにしても、
 フィンフェスのダメダメな印象だけで“アレなバンド”というレッテルを貼られるのは可哀相かも…。
 (某T/D/F/は海外で観た時もやっぱり……だったけど:汗
 まぁ、まだまだ伸び盛りの途中…ってことで。

 S&D含むモロモロ取材の件は、また明日にでも。


 では、また。
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by naniwametal | 2008-05-31 00:11

ロビーごった返し杉


 “FINLAND FEST 08”に行ってきました~。

 何と、恵比寿リキッドルームがほぼ満員です。
 メンツがメンツだけにやたら女子多し。
 当然、フィン人も大量。
 年齢層は若手中心かと思いきや、おばさま級もかなりの数だったり。
 トリ以外はみんな初来日…ってのもイイですな!


STURM UND DRANG

 トップはこのお子ちゃまバンド。
 これが意外に盛り上がってて、'91&92年生まれ(!)ばかりだと思えば演奏もなかなか。
 中でも、ヴォーカル兼ギターのアンドレは、声もよく出てたし、ギターもそこそこ弾けてて、MCとか堂々とし過ぎなぐらいで、流石はバンマス!
 最もイケメンなドラマーのカッレも、デカい音で頑張ってました。
 見た目12歳ぐらいのヤッぺ@鍵盤も風車ヘドバン全開で、某SFのユルゲンそっくしなベースのヘンッカもコーラスでハッスルですよ。
 ただ、
 専任ギターのアレックスだけは、極度の緊張が見て取れて、なかなか本来の実力を出し切れなかったのでは?
 実際、
 バンド・アンサンブルは“W:O:A 2007”で観た時よりもヤヴァかったし、あれから10ヵ月でウマくなったという印象は、残念ながら…ナシ。
 それでも、
 メタルに賭ける熱さは全員から伝わってきたし、メンバー紹介コーナーのドタバタ感も含め、いい意味で微笑ましいパフォーマンスも、父兄参観みたいな感覚で(?)十二分に堪能しました~。
 エンディングのキメ・ジャンプも絶妙だったしね。
 あ~でも、
 30分ステージの今回は、MAIDENカヴァーはやめて、全曲オリジナルで勝負した方が良かったかも…。

1.Intro~Broken 2.Learning To Rock 3.Rising Son 4.Indian 5.Fear Of The Dark(IRON MAIDEN) 6.Member Introduction~Forever


LOVEX

 続いては、メランコリック・ゴシッカー6人組。
 HIMに続く存在になるか…って、いきなり素人丸出しでちょっとビックリ!
 特にヴォーカルのソーンの声の出なさっぷりと、あらゆる面での余裕のなさっぷりは相当でしたな…。
 何かデジャヴ…とか思ったら、TO/DIE/FORを始めて観た時の…(ry
 とりあえず、
 間が持たなくても、すぐに次の曲を紹介しちゃうのはやめましょう。
 せっかくのルックスの良さ&妖艶ムードもアレぢゃ台無し?
 他のメンバーも意味のない動きとか多過ぎて、何度も「だだだだ…ダイジョブ?」と心配になってしまいました。
 とはいえ、
 30分余という限られた持ち時間で、早速ニュー・アルバム『PRETEND OR SURRENDER』から沢山プレイしてくれた上に、「Bleeding」「Guardian Angel」というキメ曲もしっかり披露してくれたんで、それなりに歌いまくって楽みましたけどね。
 つか、
 出たばっかの新譜って、フツーにイイと思うんですけど…。

1.SE~Anyone Anymore 2.Turn 3.Bleeding 4.Bullet For The Pain 5.Time And Time Again 6.Take A Shot 7.Ordinary Day 8.Guardian Angel


ARI KOIVUNEN

 3番手は文字通りのシンデレラ・ボーイ。
 いや、
 「We're ARI KOIVUNEN!」とMCしてたので、KING DIAMONDとかVAN HALENみたいに名前がバンド名…なのね?
 ステージに出てきて最初の印象は──「ちっちゃい!」
 EDGUYのトビーを思い出したりもしたけど、やっぱり…どこか女の子っぽいところも。
 流石に歌はウマい…ものの、彼も声量にやや難があるような。
 ヘドバンはスゲーかったですけどね。
 そんでもって、 
 バックのメンバーは、URBAN TALEとかOLYMPOS MONSとかAMORALとかの人達…でイイのかな?
 いや、
 最近はみんなでCHEAT CODEってバンド──アリとやる時はサイド・ギターのルカがヴォーカルだそうで──やってんのね?
 つか、
 スコット・コロンブス似(…)のリード・ギタリスト、エルッカが、ヤケに古臭いスタイルでネオクラいソロを弾きまくるのも、ちょっと笑ったです。
 「Don't Try To Break Me」のソロとか、WHITE SPIRIT時代のヤニックか…と。
 あと、
 みんなでヘドバンするのはイイけど、キーボードのヤツが自分に酔い過ぎでウザさ120%♪
 何で軽くコーラス入れてるだけなのに、フロントマンよりも大袈裟なアクションをキメてるのよ?
 ところで、
 このアリくんもあんまMCはお得意ぢゃないようで、1曲終わる度にすぐ次の曲を紹介しちゃいます。
 まぁ、
 途中ウマく英語が出てこないようなところも見受けられたんで、本国ではベラベラMCしてるのかもしれませんけど。
 日本語にも挑戦してたものの、腕にでっかく“ARIGATO”って書いてあるのは…。
 ともあれ、
 マヂでいい歌を唄ってくれるんで、もうちょっと声に馬力出して頑張ってくれ~。
 しかし、
 彼等も45分間の中で、新作(6月リリース予定の『BECOMING』)から結構いっぱいプレイしてたんですな…。

1.SE~Don't Try To Break Me 2.Sign Of Our Times 3.Fuel For The Fire 4.Hero's Gold 5.Keepers Of The Night 6.Our Beast 7.Losing My Insanity 8.Give Me A Reason 9.Hear My Call


NEGATIVE

 トリは“北欧のヨン様率いる”…というキャッチが、見事に定着しなかった(?)、ちょいゴスな人気ロケンローラー6人組。
 いつの間にやら、ギターがひとりチェンジしてました。
 え~と……どっち側?(大汗)
 とりあえず、
 下手ギターがT/D/Fのアンツァに見えた…のは気のせい?
 (そういえば、LOVEXのサウンド・エンジニアも、T/D/Fのジョースィにやたら似てたような…
 つかね、
 ヨンネがますます“セバ夫+モンちゃん(+アクセルもちょっと)”でスゲーな…と。
 その上、
 何とな~く「Show Must Go On」な「The Moment Of Our Love」では、すっかりフレディ気分で日の丸をマントにしっちゃったりも。
 ただ、
 せっかくメランコリックな曲も持ってるのに、終始ガサツなのはちょっと困りモノ。
 エアロ・ミーツ・ガンズ…なロケンローやってる分には、全く問題ないのですけど。
 すぐ前にいたフィン人のオネーチャンも、とにかく常にノリノリだったし。
 (尚、「Planet Of The Sun」と「Naive」がアンコール候補として用意されてたようですが、時間切れなのか──予定よりも約20分押し──アンコールはありませんでした…)

1.SE(Misirlou@Pulp Fiction)~Glory Of The Shame 2.My My/Hey Hey(Out Of The Blue) 3.Frozen To Lose It All 4.A Devil On My Shoulder 5.Won't Let Go 6.In My Heaven 7.An Ornament 8.The Moment Of Our Love 9.Motherfucker(Just Like You) 10.L.A. Feeding Fire


 そんなこんなで、
 NEGATIVEはアンコールなしで50分キッカリやって、22時10分頃にイヴェント終了~。
 まぁ…こないだのDOJOスペシャルと比べたら短いか。

 それはそうと、
 来年はヴァイキング/フォーク/ペイガンなフェインフェスでヨロシク…と、勝手に大使館に期待~。


 では、また。
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by naniwametal | 2008-05-30 02:21

IN EXTREMO新作キャッチー過ぎ?


 こんにちは。

 JP新作が重厚なテーマに引っ張られてか、リッパー期なんてなかったかのようにエピックで、『運命』+『背徳』(+一部『ペイン』)なムードに仕上がってて、ICED EARTHとかMANOWARとかSAVATAGEみたいな雰囲気も漂ってる(?)のを大歓迎しつつ、
 3ヵ月に一度の恒例の宣伝タイム~。

 え~と、
 『Euro-Rock Press』の第37号が間もなく──今月末に発売となります!


          


 ご覧の通り、表紙はASIAです。
 …って、
 まだ現物が手元にないので、自分で書いた記事以外はあんまよく分からないのですけど、
 例によって、OPUS AVANTRAとかKAYAKとかPOCUPINE TREEとか…メタルなアナタにも楽しめるプログレ記事がテンコ盛り!
 ART ZOYD&UNIVERES ZEROといった、ゴス・メニアも気になるチェンバー2大怪獣(?)も載ってるみたいだし、Jap'sプログレ・メニア垂涎のCYCLONEの記事もガッツリですね~。
 あと、
 “メタル誌かよ…!”というツッコミ大歓迎な(?)、IRON MAIDENとDIAMOND HEADのライヴ・レポとか、
 こちらは立派にプログレでもあるOPETHとDOMINICIのインタ記事とか、フォーク・メタルのミニミニ特集な感じのKORPIKLAANIのインタ記事もあって、
 お馴染み多ジャンル大量レビューもバコっと大盤振る舞い!!
 あ…でも、
 今回は表紙にレビュー本数を載せてないのね?
 でも、
 これまで通りに400本ぐらいは楽勝なの…では?
 
 あと…そうそう、
 来日時にサイン本争奪戦がタイヘンなことになってたらしい、マーキー刊行なウワサの“AISA本”も、“一緒に宣伝しとけ!”とのことですので、まだ手にとってない方は是非チェキってみて~。


          


 所謂ひとつのヒストリー本で、暴露系とか裏話とか面白談とかマル秘エピソードなんかがタップリ読めます!
 当然、
 ERP最新号のASIA特集と合わせて読めば、尚ナイスなこと間違いなし…でしょうな!


 では、また。
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by naniwametal | 2008-05-29 02:58

チリ・チョコ連打


 まだまだ続く“W:O:A 2007”報告──BLIND GUARDIANです!


 


 8/3のトリは彼等。
 “True Metal”ステージへ登場したのは、ちょうど暗くなり始める21時過ぎのことでした。
 …って、
 ポスターでは一番上にロゴがあったのに、何で最終日の大トリぢゃなかったんでしょう?
 単にスケジュールの問題だったんかな??

 ともあれ、
 もはやお約束とも言うべきSE「War Of Wrath」でショウはスタート。
 いい加減…違うオープニングを期待したけど、もうずっと固定です。
 数ヵ月後のラウパでもそうだったし。
 …で、
 そんなマンネリ感もあってか、推定4万人超の大観衆の盛り上がりも、予想した程ではなかった…かも。
 いや、
 相変わらず人の数は凄かったし、みんな歌いまくってたものの、どうも突き抜けた熱さが感じられなかったのですよ。
 “W:O:A 2002”以来のトリ…ってことで、当初“これはスゲーことになるんだろうな~”とか思ってたら、特にスペシャルな趣向があるワケでもなく、フツーに大御所がヘッドでプレイした…だけだったし。
 勿論、それで充分…って考え方もあるでしょう。
 でも、な~んかモノ足りなかった…と。

 ちなみに、
 セット・リストは以下の通り。

1.War Of Wrath(SE)~Into The Storm 2.Born In A Mourning Hall 3.Nightfall 4.Script For My Requiem 5.Fly 6.Valhalla 7.Otherland 8.Welcome To Dying 9.Traveler In Time 10.The Bard's Song 11.Bright Eyes 12.Time Stands Still(At The Iron Hill) 13.Imaginations From The Other Side 14.Punishment Divine 15.Lord Of The Rings 16.This Will Never End 17.Mirror Mirror

 レア曲は「Otherland」ぐらい?
 ただ、
 「And Then There Was Silence」がなかったのは、持ち時間が1時間半…と、Wackenのトリとしてはちょい短めだったから…としても、「Majesty」も「Journey Through The Dark」もないなんて!
 まぁ、
 「Lord Of The Rings」の大合唱にはかな~り感動させられましたけどね。
 「The Bard's Song」が“In The Forest”と“The Hobbit”の両方だったか前者だけだったかどうかは──スミマセン、記憶にありません…(汗)。


  
   ▲日本とはケタ違いの大声援に満足気なハンズィ!


      
       ▲やっぱりマイ・ペースで熱奏──アンドレ!


      
       ▲実は激熱いプレイで魅せる──マーカス!


  
   ▲ディーアポカリのVoではありませんので──フレデリック!


 ベースのオリヴァー・ホルツヴァルトは、未だサポート扱いだからか、あんま前へ出てこなくて、マトモな写真が撮れませんでした…。

 尚、
 ステージ奥にスクリーンが設置されてたのは、ラウパと同じ。
 映像についても、多分同じだったと思います。

 う~ん…決してダメなショウだったとかではなく、ANGRAとのカップリングで来日した際のあの盛り下がりっぷりを考えると、それこそ雲泥の差…というか、ブラガのショウが地元ドイツで盛り上がらないハズもないんで、それなりには楽しめたんですけど──何か、やっぱり…ね。

 そんなこんなで、
 正直に言うと、途中すっかりBGMにして…物販とか見に行ってました。
 よって、
 実は全く観ていない曲もあったり…。
 すまん…ハンズィ……。


 では、また。
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by naniwametal | 2008-05-23 03:58

大阪でPTHのベースが5分間行方不明に?


 SOILWORK@渋谷O-Eastを観てきました~。

 …って、
 何だかトンデモナイことになっておりました。
 いやいや、
 開場が18時で、開演は22時ですよ…!
 それもこれも、メンバーの到着が予定通りいかなかったから…なのですが、
 そもそもは、前公演地のオーストラリアはパースで乗るハズだった飛行機にトラブルが発生し、出発が大幅に遅れたことが原因だったようです。
 まぁ、
 ライヴ当日に現地入り…ってスケジュール自体、元々ちょっとキビしかったかもしれませんが、
 予定時刻から10時間近く遅れての日本到着にもかかわらず、成田から会場へ直行してライヴをやってしまったメンバーはまぢスゲーでかも。
 いや、
 22時開演だと、終電とかもあってとても観れなかった…という人も少なくなかったようだし、
 ギリギリまでお客さんに詳しいインフォメーションがなかったことを考え合わせると、軽々しく「公演中止にならなくて良かった♪」などとは言えないのですけど…。

 それでも、
 22時の段階でフロアは6割程度埋まっていて、その20分ほど前に会場へ着いたばかりのメンバー達が、お客さんが見守る中、慌ただしく殆ど自らセッティングを行ない、音出しもごく簡単にだけやって、何と…22時3分頃にショウがスタート!
 オープニングのSEが流れた瞬間、それこそ待ちに待ったといった感じで、まるで満員札止めかと錯覚するような大歓声が沸き起こりました。
 でも、
 バンドを紹介するナレーションに、未だウーラ・フレミングの名前が含まれているのは、ちょっと苦笑モノですな…。
 さらに、
 ステージ下手側から飛び出してきたビヨーンを見て、思わず絶句…。
 え~と、思いっきりデブっておられました…。
 まぢ横幅が2倍ぐらいになってたのでは?
 でも、
 もうこうなったら「暴れなきゃ損!」というオーディエンスと、とりあえず「やったるわい!」というビヨーンのヤケクソ気味のパワーが大激突し、ライヴはのっけから凄まじい盛り上がりに。
 ただ、
 他のメンバーはやっぱり疲れを隠せず、いつの間にかメイン・ギタリストとなってしまったダニエル・アントンソンとか、頑張りは見えるもののやたら動きが鈍かったし(プレイもやや緩慢…)、ヒゲを剃ってしまってたウーラ・フリンクは、ちょいちょい暴れそうになりつつも(足をピクピクさせてた…のはナニ?)、明らかにいつもよりテンション低め…。
 あと、
 サポート扱いのデイヴィッド・アンダーソン('06年にもサポメンを務めたことアリ)も、見るからに大人しそうで、一生懸命ギターを弾いてるのは分かったものの、ヤケに音が小さくて、せっかくのソロ・パートでは殆ど何をやってるのか分からん…し。
 ただ、
 ドラムスのディルクは相変わらず超絶だったし、キーボードのスヴェンも、何度もクルーを呼びつけて何やら改善を求めてたものの、ヒヨ~♪とかシンセを鳴らしながら、ガッツリ強力なヘドバンをカマしてくれてましたよ。

 そんなこんなで、
 約75分みっちりやってくれたセット・リストは、海外ツアーと同じ…だったみたい。

1.SE~Sworn To A Great Divide 2.As We Speak 3.Distance 4.Light The Torch 5.Exile 6.Bastard Chain 7.One With The Flies 8.Stalemate 9.Overload 10.As The Sleeper Awakes 11.Rejection Role 12.The Chainheart Machine 13.Stabbing The Drama [Encore]14.Follow The Hollow 15.The Pittsburgh Syndrome 16.Nerve

 終盤、
 ビヨーンが「サークル・ピットを見せてくれ!」とMCし、オーディエンスも「ウヲ~!」と応えたものの、
 フロアの真ん中に柵があるため、妙に横長のサークルになってしまったり、すぐにカオスでモッシュなノリに変わってしまってたのは…ちょっと残念?
 ともあれ、
 ズババババーンと一気に駆け抜けて、終演は23時15分頃。
 その時間までガンガン盛り上がりまくり、最後の最後までテンションが落ちなかったのは見事でした。
 ラストの「Nerve」の前に、ビヨーンが「みんな我慢強く長い時間待っててくれて今日は本当にどうもありがとう!」とMCしたのは、ちょっとだけ感動しそうになったし。
 …って、
 「Nerve」が終わったら、あっという間に全員ハケてしまったのは、ちょっと苦笑したけど。
 まぁ、
 彼等としても相当にキツかったんでしょうね~。


 それにしても、
 長いメタル人生の中で、こんな経験は初めてでしたわ…。
 ソイルの面々も、今頃になって「よくやったな~」とじわじわ実感してるのでは?
 何にしても、これまで過酷なツアーを何度も経験し、リハなんてろくに出来ない状態で色んなフェス出演もコナし、百戦錬磨で経験を積んできただけのことはありますな。
 うむ~。


 では、また。
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by naniwametal | 2008-05-22 02:59

詳細は当日判明…?


 こんにちは。

 PROTEST THE HEROのティム&ルークにYG取材してきました~。


  
   ▲ティム(左)&ルーク──20歳過ぎにしては老けてる?(スマン…)


 若いのに──いや、若いからこそ大いなる可能性を感じさせ、実際アイディアの宝庫とも言うべき彼等は、今まさに進化中…といった印象。
 INTO ETERNITYやDREAM THEATERがお気に入りというティムも、ポール・ギルバートの新作に相当ハマっている…というルークも、とにかく色んなモノをどんどん吸収していってる最中なのでしょう。
 とりあえず、
 「PTHはスクリーモとかぢゃなくプログレ・メタル!」とハッキリ言い切ってましたね~。
 EP『A CALCULATED USE OF SOUND』('03)を出した頃と今とでは「もはや全く違うバンドなんだ」とも。
 ライヴ・サウンドへのコダワリも相当なもの。
 だからこそ、
 初日公演のあの出音の酷さは、何とも可哀相というか…。

 あ…そうそう、
 すっかり忘れてた初日公演のセット・リスト(これから観る人はネタバレ注意報かも…)をここで改めて。

1.Bloodmeat 2.The Dissentience 3.Nautical 4.Limb From Limb 5.Sequoia Throne 6.No Stars Over Bethlehem 7.Goddess Bound


 つか、
 BFMVとのジャパン・ツアーの後には、またまた“Warped Tour”だそうで。
 早いトコ“Gigantour”とかに入れてあげて~。

 …って、
 その前に名古屋、大阪でもガッツリ弾きまくりまくってもらいましょう!


 では、また。
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by naniwametal | 2008-05-21 02:04

SCELERATA来日中~?


 BULLET FOR MY VALENTINE@Zepp Tokyoを観てきました~。

 場内は満員。
 しかも、殆どが20台前半以下ではないかと。
 もはや動員面では(鳥は勿論…)A7Xも引き離した…かな?

 まずはオン・タイムで、前座のPROTEST THE HEROが登場。
 今回、初めて観ます。
 メンバーがバラバラと出てきて、MCからまったりスタート。
 何か新鮮かも。
 予想通り、演奏はメチャうま。
 盛り上がりは予想以上。
 外国人オーディエンスも目立つ中、のっけからクラウドサーファーがテンコ盛り。
 でも、
 ヤケにベースがデカくてツイン・ギターがヌケてこない極悪なサウンド・バランスで、あんま凄みが伝わってこなかったのは残念かも。
 照明もめっちゃ暗かったし。
 今どき、あそこまで前座に冷たいのも珍しい…?
 まぁ、
 メンバーは特に気にしてない様子で、以降も飄々としたMCが続いてましたけどね。
 「“PUNKSPRING 07”の時も観たヤツいる?」
 (妙に反応ヨシ)
 「ウソこけ! そんなに多いワケないだろ」
 …ってやり取りとか笑った。
 しかし、
 まんまプログレ・メタルなのに、何でBFMVのファン層にもあんなウケてたんでしょう?
 メンバーもビックリしてたのでは?
 そもそも、
 オッサンの耳には、どこがパンクなのかエモなのか全く分からんし。
 次回は是非、INTO ETERNITYと対バンで!
 いやいや、
 たった30分弱だったとはいえ、なかなかインパクトありました。
 若手のワリにあんまアクティヴなライヴとは言えなかったものの、
 きっと狭いライヴハウスとかで観たら、また印象違うんでしょうね~。
 もしかして、曲が難し過ぎて動けない…?
 将来的には、TDEPとかワチタワみたいに、暴れ倒しながら完璧な演奏をキメられるようになって欲しいモノです。
 あと、
 いつか“ProgPower USA”にも出てくれんかな~?


 …で、
 セット・チェンジに30分かけて、7時pmちょうどにBFMVのショウが開始。
 最初、SEが流れる中、白い幕にメンバーのシルエットが浮かび上がったりして、観客のテンションは初っ端からスゲーことに。
 でも、
 バッと幕が落ちて、ドラム・フィルから「Scream Aim Fire」が…って、いきなりムースのドタバタ感にヒヤヒヤ。
 それに、
 デカいドラム・キットを使いコナせてない感がタップリで、グルーヴとか以前に必死なのは相変わらず。
 でも、
 バンドとしては随分とまとまってきてましたよ。
 それなりに経験積んできただけのことはあると。
 マットとパッジは、それぞれ新しいシグネチュア・モデルを使ってたものの、パッと見では特別なモデルとは分からんかったかも。(特に後者)
 ちなみに、
 途中マットが使ってたレスポールは、日本に来てから手に入れたヤツだそうで。
 プレイ面では、マットが丁寧に弾いてて、リード・パートのメロディがちゃんと活きてたのが良かったです。
 一方、
 頑張って速弾きしてたパッジのソロ音が、妙にキンキンしてたのはちょい気になりました。
 とはいえ、
 そんなことおかまいなしにフロアは激エキサイトしまくり&こちらもクラウドサーフひっきりなし&何曲かサビを歌わせたらかなりの大合唱!
 驚いたのは、マットが「誰か歌えるヤツいる?」と「Hand Of Blood」で2人の観客をステージに上げたこと。
 ひとりは外国人でもうひとりは日本人の小僧。
 …って、
 前者がそこそこ歌えてスクリームも出来てたから、さらにビックリ。
 後者は最初だけ歌って、後は殆ど前者にオマカセ状態でしたけど。
 (その後、2人ともフロアへダイヴ!)
 あと、
 「Say Goodnight」のイントロでムースがライターの炎を要求したものの、それに応えてたのは3~4人だったのがちょっと悲しかった…。
 アンコールは2回。
 2回目は予定外のハズで(入場時に頂いたセット・リストには未掲載)、あまりの盛り上がりに急遽METALLICAのアノ曲を。
 それでも、
 全編で1時間半はやらず…でしたけどね。
 
 そんなこんなのネタバレ注意報なセット・リストは以下の通り。

1.SE~Scream Aim Fire 2.Disappear 3.4 Words(To Choke Upon) 4.Tears Don't Fall 5.Suffocating Under The Words Of Sorrow(What Can I Do) 6.Say Goodnight 7.Eye Of The Storm 8.Deliver Us From Evil 9.Hand Of Blood 10.Room 409 [Encore 1]11.Hearts Burst Into Fire 12.Spit You Out 13.Waking The Demon [Encore 2]14.Creeping Death(METALLICA)

 ところで、
 「Waking The Demon」の前にマットがサークル・ピットを要求したのに、柵があって場所が取れなかったのか、未だサークル・ピットが何か分からないオーディエンスが多かったのか──実現しませんでした。
 左右にちっこいのは出来そうになってましたけどね…。

 さて、
 チッタ&それ以降…ではどうなるか?


 では、また。
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by naniwametal | 2008-05-19 02:45

メロすげー


 再来日公演を間近に控えたBULLET FOR MY VALENTINEのパッジ&マットにYG取材してきました~。


  


 ショウ前の取材なので、当然ライヴの内容については訊けなかったのですけど、
 現在のバンドの立ち位置とか、新しい機材についてとか、そんな感じでイロイロ質問してるウチに、取材可能な30分間はあっという間。
 …って、
 あの~、パッジくん…出来れば最新号を持って欲しいんですけど(汗)。

 対面インタでは初めてだったマットは、ちょいシニカルな表情を浮かべる時もあるものの、興味のある部分を突っつくと途端に座り直して、活き活きと一気にしゃべってくれます。
 一方のパッジは、相変わらず大人しいというか寡黙というか、放っておいたらしゃべりは全部マットに任せて、横でニコニコしてるだけになっちゃうんで、適度に突っ込みを入れなきゃ…だったり。

 とりあえず、
 とっくに天狗になっててもおかしくない状況にあるのに、今もしっかり自分達の足許を見つめていられる──そんな冷静さと真摯さこそが、この一大ブレークへとつながったのかもしれませんね~。


 …で、
 取材終了後、外にベースのジェイがいたんで、「その刺青スゲーね?」とか話してたら、左腕にエディが沢山。
 ジェイ曰く「歴代エディ総登場なんだぜ!」
 …ってことで、
 写真を撮らせてもらいました~。

      
       ▲ジェイ@魔力の改革、鋼鉄の予言…?


 そんなこんなで、
 ジャパン・ツアー初日は5/18(日)!
 それぞれのシグネチュア・モデルにも要注目でっせ~。


 では、また。


  
   ▲「みんなライヴ来てくれよなっ!」 「ヨロシクっ♪」
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by naniwametal | 2008-05-17 01:40

SAMURAI韓国ライヴ行けないし…


 “W:O:A 2007”報告の続き──LACUNA COILの次は…ENSLAVED!!


 

 ノルウェー産の元祖ヴァイキング・メタル・バンドのひとつです。
 ただ、
 初期のヴァイキング・ブラック路線は既に脱し、近作ではかなりプログレッシヴな方向性へシフト。
 非土着系なのに依然ミステリアスなテイストも有するそのサウンドは、他に類を見ない独自音世界…と言ってもいいでしょう。

 ちょうどLACUNA COILの真裏@Partyステージ…ってコトで、
 最初からは観られなかったのですけど、恐らく2曲目か3曲目辺りにPartyへと到着し、
 重厚な劇的サウンドを存分に堪能しました~。



  
   ▲気合い充分に咆哮──B&Voのグルットレ!


  
  ▲ギターは左がイヴァールで真ん中がリード担当のアルヴェ…と思う。


  
   ▲激烈ドラマーのカト──どこにいるか分かります?(汗)


  
   ▲重厚なる幻想サウンドを彩る鍵盤奏者──ヘルブラン!


 の写真で分かるか微妙ですが、
 ステージ上には、現時点での最新作『RUUN』('06)のジャケと同じ刃物状のオブジェとか、ヴァイキンガーっぽい顔のオブジェなんかが置かれてました。
 あと、バスドラのヘッドには旧ロゴが。
 …っても、
 ライヴ自体にシアトリカルな演出なんて殆どなく、かなり淡々と力押しのパフォーマンスに終始してたような。
 ちなみに、
 演目は『RUUN』とその前の『ISA』('05)からの楽曲がメインながら、
 『FROST』('94)から「Jotunblod」(「Svarte Vidder」かも…)がプレイされ、メニアどもが「ウヲ~」とか狂喜する中、
 何と、ラストに演奏されたのは、デビュー・ミニ『HORDANES LAND』('93)から「Slaget I Skogen Bortenfor」ですよ!
 その辺りは、昔からのファンにも気を遣ってる…のかな?
 ただ…ちょっと残念だったのは、
 流石は元祖バンド…って程の貫禄とかカリズマ性が今ひとつ感じ取れなかったこと。
 例えば、EMPERORみたいな、圧倒的な存在感とかも…ね。
 それでも充分に楽しめたし、決してどこにでもあるサウンドぢゃないというのは、やっぱりかな~りポイント高く、もうこの時点で、W.E.T.へCHTHONICを観に行こうか…という気持ちは、完全になくなっておりました。
 まぁ、
 途中チョロっとだけLACUNA COILを観に行ったりもしたものの、またすぐにPartyへ戻って来て、みっちり最後までENSLAVEDを堪能しまくりましたよ…と。

 辺りは──もうそろそろ暗くなり始める時間。
 さて、お次は今年のヘッド…です!


 では、また。
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by naniwametal | 2008-05-16 02:06

MISTの超巨大獣とCFのアイツではどっちが強い?


 まだまだ続く“W:O:A 2007”報告──未だフェス初日(8/3)だったり…。

 ともあれ、
 午後8時、BlackステージでLACUNA COILのショウがスタート!


 


 彼等のショウを観るのは“W:O:A 2001”以来です。
 …って、
 その間にアメリカ進出も果たし、バンドの佇まいは大きく変わってました。
 '01年の時はドレス姿だったクリスティーナも、何とかゴス・モードは保っているとはいえ、すっかり腕章メタルに。(?)
 いや、
 もっと驚いたのは、“着膨れしてんの…?”とか思うぐらいに、やたらとガタイが良くなってたこと。
 ぽっちゃりだったらまだしも、妙にガッシリしてたのは意外…。
 でも、
 その歌声もよりパワフルになってましたね~。
 ♂シンガーのアンドレアやその他のバックの面々も、'01年当時とは比べるべくもないぐらいにアクティヴに変貌。
 その後ラウパで来日した際、ギター・チームにその辺を訊いてみると、「アメリカをツアーするうちに、激しく動くのが当たり前になった」「アメリカのバンドからステージングを学んだ」と言ってました。
 まぁ、
 そのおかげでゴシック・メタルという狭い世界を飛び出し、アメリカで“Ozzfest”なんかを観に来る層の間でも、確固たる人気を獲得していったんでしょうけど。



      
       ▲熱っぽくパワフルに激唱──クリスティーナ!


      
       ▲常に動き回って観客を煽りまくるアンドレア!


      
       ▲重低音から繊細なプレイまでコナす──マルコ!


      
      ▲ザクザクとヘヴィ・リフを刻む──クリスティアーノ!


      
       ▲数万の大観衆に応える──ベースもマルコです。


  
   ▲でもって、ドラマーもクリスティアーノだったり…!


 ちなみに、
 この日のセット・リストはな感じだったみたい。

1.SE~To The Edge 2.Fragment Of Faith 3.Swamped 4.In Visible Light 5.Fragile 6.Closer 7.Senzafine 8.What I See 9.Enjoy The Silence(DEPECHE MODE) 10.Heaven's A Lie 11.Our Truth

 当然ながら、
 近作からのナンバーが殆どで、『KARMACODE』('06)からやりまくり&『COMALIES』('02)からはチョロっと…なのですけど、
 それ以前のレパートリーから唯一、『UNLEASHED MEMORIES』('01)の佳曲「Senzafine」はしっかりやってくれましたよ~。

 …って、
 時間の許す限り写真を撮り、2~3曲だけ観て「続きはラウパ…」と、ワタシはそのままPartyステージへ移動。
 なので、
 4曲目以降は観れてません。
 ただラッキーなことに、
 Partyから様子を見に戻って来た際、「Senzafine」を一緒に歌って楽しむことが出来ました~。
 8曲目以降は、再びPartyへ戻ったため、これまた観ていないのですけど…。

 いずれにしても、
 「ゴッツくなったな~」というのがその時の素直な印象で、「ラウパではジックリ観なきゃ~」と、その場で強く決意したのでした…。


 では、また。
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by naniwametal | 2008-05-15 23:53