ダイヤリ
by naniwametal


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また壊れた…


 クラブチッタ川崎で、WIG WAMを観てきました。

 昨年夏、ヴォーカルのグラムがソロで来日したものの、バンド本体としては久々。
 今年1月にリリースされた新作『NON STOP ROCK'N'ROLL』に伴い、東・名・阪を廻ったのですが、何となく“人気は健在なのか…?”なんて、いらぬ心配をしてたら──GW初日とはいえ、チッタのフロアはフツーに埋まってて、軽く7~8割の入り。
 根強いですな~。
 つかね、
 オープニングSEから「Non Stop Rock'n'Roll」がスタートするや、観客が一斉にステージ前へ押し寄せ、グラムに向かって腕を伸ばす姿にビックリ!
 あの人気っぷりは、まさしく“今が全盛期”…って感じ
 しかも、今回のステージにはエプロンが設けられてるわ、その横にステップがあって下に降りようと思ったら降りられるわ、『NON STOP ROCK'N'ROLL』ジャケのバックドロップと連動して(?)あちこちにタイヤが積み上げられてるわ、上手奥にグラム用の階上スペースがあるわ…で、実に豪華!
 さらには、
 「Non Stop Rock'n'Roll」で小ぶりながらパイロが炸裂し、続く「Dare Devil Heat」でも小規模に炎が吹き上がったりもして──いや~、マヂお金掛かってますわ~。
 グラムものっけから、めっさハイテンションで、MCもノリノリ。
 (開演前の場内アナウンスの時点で、「ロケンロー!!!」という彼の叫び声が聴こえてきたりも…)
 キーボーディストとして、グラムのソロ・ツアーにも参加していたCIRCUS MAXIMUSのラッセが起用されていたことも、付け加えておかねばならないでしょう。
 他のメンバーに関しては、基本的にこれまでと同じ佇まいながら、
 ギターのティーニーが、アルバム通りに「Still I'm Burning」でリード・ヴォーカルを執ったり、ベースのフラッシュがソロ・タイムでDEEP PURPLEの「Space Truckin'」のフレーズを(ドラム入りで)弾いて盛り上げたり、アンコールで再登場する際、ティーニーが弾く“007”のテーマに乗って、スポーティがエプロンまで駆け出したり…と、それぞれのメンバーのファンも、大いに楽しめたのでは?
 ただ…ひとつ気になったのが、スポーティのリズムの不安定さ。
 ベース・ソロの時に何度もズレたり、自分のドラム・ソロもキレがなかったし(ヘッドフォンを付けたり外したり…?)、今イチ調子が悪かったのでしょうか?
 それでも、
 80分強で16曲+ソロ・タイム×3は、充分にお腹イッパイでしたけどね。

1.SE~Non Stop Rock'n'Roll 2.Dare Devil Heat 3.Do Ya Wanna Taste It 4.Bless The Night 5.Doom Intro(SE)~Walls Come Down 6.I Turn To You 7.B Solo(Incl.:Space Truckin'@DEEP PURPLE) 8.Car-Lyle 9.Gonna Get You Someday 10.Rock My Ride 11.Ds Solo 12.Rocket Through My Heart 13.G Solo 14.Still I'm Burning 15.From Here 16.Hard To Be A Rock'n'Roller 17.Out Of Time 18.C'mon Everybody [Encore]19.In My Dreams

 尚、炎は「Still I'm Burning」と、アンコールの「In My Dreams」でも使用され、
 本編ラストの「C'mon Everybod」では、天井に仕掛けられていた大量の風船が落下!
 (但し、半分以上がステージ上に落ちてしまったのは計算ミス?)
 あと、「Out Of Time」では、グラムが仮面を付けて歌ったり(QUEENを意識しつつ、ミュージカルなムードも…)といった演出もありました。
 
 いやいや、
 今回もガッツリ盛り上げてくれましたよ。
 ここまでエンタメに徹してくれたら、ファンも大喜びだったでしょう…って、実際の動員の数倍に感じられたあの大歓声が、何よりの証拠ですな。

 さて、
 5/1の“サプライズ満載のスペシャル・ギグ”では、一体ナニが飛び出すのでしょうか??


 では、また。
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by naniwametal | 2010-04-30 17:24

ベラミアいいなー&吉報に拍手!


 こんにちは。

 渋谷クアトロでANVILを観てきました~。

 去年のラウパ以来です。
 あの頃は、映画『アンヴィル!~夢を諦めきれない男たち』の公開直前ということで、何かエラい盛り上がってましたが、
 あれから約半年──ちょうど同作のDVDリリースのタイミングとはいえ、もしかして、もう飽きられてるのでは? それどころか、スッカリ忘れ去られてるかも?
 それでも、好き者メタラーが地味に集えばイイか…なんて思ってたら、軽~く8~9割の入りでビックリ!
 しかも、
 客層はかなり幅広く、濃ゆいメタラーは勿論、映画を観て興味をソソられたと思しき若者から、見るからにフツーの女の子まで様々。
 外国人客の姿も目立ってましたね~。
 (ランディ・ジョンソンも…いたの?)

 開演予定時刻は19時半。
 完全にオッサン・ターゲットですけど、会社帰りのサラリーマンとかは意外に少なかったかも?
 …で、
 実際には、19時32分頃に暗転。
 大歓声の中、メンバーがバラバラと出てきて、チューニングなんかヤリつつ、何とも昔気質な感じでショウがスタートしました。
 まず、リップスがアドリブで弾きまくり、ピック・アップに向かって絶叫する得意のパフォーマンスに、場内のテンションはさらにアップ!
 沸きに沸く観客を前に、お馴染み「March Of The Crabs」でスタートし、とにかくリップスはニヤニヤが止まりません。
 相変わらず演奏はユルユルで、リップスのプレイはヨレまくるし、ドタバタうるさいロブのドラミングと、指弾きでグルーヴを吐き出すグレンのベースは、ズレるとかズレないとかの次元ではなく、それぞれで勝手に好き放題しまくり。
 それなのに、何故だかみんなスゲー盛り上がりまくるんですわ。
 いやいや──そりゃ、そこが堪らんのですよ。
 でも、ある意味かなり上級者向けだと思うんですけど。
 まだまだ映画人気は持続してんのね?

 例によって、
 セット・リストは、初期3作──『HARD 'N' HEAVY』('81)、『METAL ON METAL』('82)、『FORGED IN FIRE』('83)からと、最新作『THIS IS thirteen』('07)からのナンバーが殆どで、Massacre時代の曲は、ほぼオミット。
 リップスは「店頭に並んでなくて、ファンが手に入れられないから」と言うものの、ホントはギャラとかで揉めた腹いせだったりして?
 とはいえ、
 確かに、『ABSOLUTELY NO ALTERNATIVE』('97)の6曲目…なんて急にプレイされても、皆さんポカ~ン…なんでしょうけど。
 結局、1時間20分ほどで全13曲+α(アドリブや掛け合いなんかも含む)って感じでした~。

1.March Of The Crabs 2.666 3.School Love 4.Winged Assassins 5.This Is Thirteen 6.Mothra~G Solo~Mothra 7.Flying Blind 8.Thumb Hang 9.White Rhino 10.Mad Dog 11.Forged In Fire 12.Metal On Metal [Encore]13.Jackhammer

 「Winged Assassins」は『FORGED IN FIRE』収録。
 唯一のMassacre期からの選曲「White Rhino」は、第11作『STILL GOING STRONG』('02)収録のインスト…というか、ロブの豪快なドラム・ソロを聴かせるための曲。
 分かり易いブギーの「Mad Dog」は、'87年の第4作『STRENGTH OF STEEL』収録です。
 あと、「Mothra」中のリップスのソロ・タイムには、当然ディルドー使用プレイもフィーチュア。
 曲間には、何度もANVILコールが沸き起こり、さらにリップスのニヤニヤが全開になる下ネタMCなんかも、大いに盛り上げてましたね~。
 個人的には、ドゥーミーな「Thumb Hang」がハイライト。
 リップスがSABBATH云々とMCしてたけど、もっと遅~くプレイして欲しいぐらいです~。

 驚いたのは、「Metal On Metal」での満場の大合唱。
 代表曲とはいえ、ここまでアンセム化してるとは…。
 映画の威力って、ホントに凄まじいですわ。
 アンコールは「Jackhammer」のみで、意外とアッサリ終演を迎えたら、客電が点いてもANVILコールが鳴り止まず。
 何だかもう、フロアは妙なテンションのお祭り状態に。
 果たして、その熱狂の渦の中の何人が、半年後、1年後もANVILを聴き続けてくれるんでしょうか?

 でもって、
 明日は演目が変わるのかも気になる~。
 「Butter-Bust Jerky」で無心にヘドバンとか、「Scenery」で大合唱とか、最新作から「Room #9」でつんのめるとか…どうでしょ?


 では、また。
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by naniwametal | 2010-04-20 01:38

25600点から全く伸びず…


 GAMMA RAYRAGE@渋谷O-East:2日目~。

 残念ながら、天気は回復しなかったものの、やはり金曜の夜──見事ソールドアウトだったようです。
 ただ、当日券も若干出たようなので、初日の評判を聞きつけて、急遽参戦したという人もいたかもしれません。

 本日はオン・タイムで登場のRAGE。
 満員のフロアを見てアドレナリンが激迸ったのか、ヴィクターのテンションは初日以上。
 それに引っ張られて、アンドレのドラミングも1曲目からパワー倍増ですよ。
 一方、観客のあまりのノリの良さにピーヴィ(やっぱし…一時より25kgも痩せたって!)は笑顔全開。
 “レイジ! レイジ!”…という(メンバーには“LAZY”と聴こえた?)激しいコールの連続に、思わず立ち尽くしてしまう場面も。
 それにしても、
 角度によっては動かせないぐらい痛い…という、かなりの負傷を足に抱えていたアンドレは、何で平然とドラムスをプレイ出来るんでしょうか?
 聞くところによると、テーピングのみで鎮痛剤の類は服用してないとか。
 人間──気合と根性だけで、あんなにもワイルドにキックが踏めるモノですな…。
 (でも、何でツー・バスのセット使ってるのに、ツイン・ペダルなの? その方が足に負担が掛からない??)
 つか、実はヴィクターも腕を痛めていたそうで。
 思わず“嘘でしょ~?”って言いたくなるけど、ホントみたいです。
 いやいや、観客の凄まじい盛り上がりが、無理を無理だと思わせないのでしょう。
 3曲目が終わって、「昨日も来たヤツは?」とピーヴィ。
 「そんなキミ達のために、セット・リストを少し変更するよ」…ということで、こうなってました~。

1.SE~The Edge Of Darkness 2.Hunter And Pray 3.Into The Light 4.The Beggar's Last Dime 5.Empty Hollow~Strings To A Web~Empty Hollow(Reprise) 6.Light Into The Darkness 7.Higher Than The Sky 8.War Of Worlds [Encore]9.Carved In Stone 10.Soundchaser 11.Down

 何と、アタマから6曲連続で最新作『STRINGS TO A WEB』を曲順通りに再現?
 このまま全曲やったりして…なんてことはなくて、組曲(初日はギター&ドラムスによる轟音に埋もれそうだったオーケストレーションが、本日はちゃんと聴こえてました)からの抜粋に続いては、唯一の'80年代曲「Light Into The Darkness」が!
 この曲のソロ・パートでも、ヴィクターは原曲のイメージを損なうことなく、メロディアスなフレーズと速弾きを見事に組み合わせ、しっかり個性も出してましたね~。
 ホント凄いギタリストですわ。
 ちなみに、この「Light Into The Darkness」は、この14日に急逝したTYPE O NEGATIVEのピーター・スティールに捧げられました…。
 本日の演奏時間は、アンコール3曲含めて78分といったところです。
 終演後、ヴィクターがオーディエンスに謝辞を述べ、「次回はもっと長くプレイするよ。約束する!!」と宣言してましたが──さて?


 ところで、
 ノドの調子が今ひとつなカイを気遣ってか、会場内の空調が切られていたため、RAGEのショウが始まるや、フロア前方一帯は一気に蒸し風呂状態に。
 外は季節外れの寒波に見舞われているというのに、みんな汗ダクでヘドバンに興じてたようです。
 そういえば、
 下手PAの横に時計が置いてあったの、皆さん気付いてました?
 あれは時間厳守のため…なのかな?
 どうでもイイけど、WOAのステージ袖にあるヤツに似てたな~。
 う~ん、どうなんでしょう??


 初日は、カイの使用キャビネットに何らかのトラブルが発生し、セット・チェンジにエラく時間かかってましたが、本日は大きな問題もなく──続いて、20時33分よりGAMMA RAYのショウがスタート!
 …って、
 暗転して最初に聴こえてきたのは、何故かQUEENの「We Will Rock You」…。
 ガッツリ盛り上がってRAGEムード一色になってた会場のムードを、ガラリと変えるための作戦でしょうか?
 実際、あの“ドンドンパッ…♪”なノリで、気持ちがリセットされたという人も少なくなったと思います。
 流石は策士カイですな~。
 バンドのテンションも、ちょいスロー・スタート気味だった初日と比べて、格段に増してました。
 カイの喉も絶好調で、序盤から凄まじいあのゴッド・ヴォイスが炸裂しまくり。
 さらに、GAMMAもセット・リストを少し変えてきてて、4曲目に「Deadlands」が…!
 続く「Fight」との連続疾走攻撃で、もうフロア前方はエラいことに。
 もうひたすら狂喜乱舞するのみで、スゲー密集状態のまま人の波がうねるうねる!!
 そして、本編ラストに嬉しいサプライズ──HELLOWEENの「Ride The Sky」ですよ!!!!!

1.Welcome(SE)~Gardens Of The Sinner 2.No World Order 3.Empathy 4.Deadlands 5.Fight 6.No Need To Cry 7.The Saviour 8.Abyss Of The Void 9.Ds Solo 10.Armageddon~Kai's G Solo~Armageddon 11.To The Metal 12.Rebellion In Dreamland 13.Ride The Sky(HELLOWEEN) [Encore]14.I Want Out(HELLOWEEN) 15.Send Me A Sign~Outro

 結局、「Man On A Mission」がなくなって、“アーライ!”出来なくてションボリな人もいたかもしれませんが、「Ride The Sky」の盛り上がりも相当なモノでした。
 しかも、謎の花束を持って出てきたメンバーが、フロアに花を投げ込んでから、アンコール1曲目は「I Want Out」ですから──もう完全にお祭り状態でしょ~。
 終演後は、ヘトヘトになったカイがステージ上に大の字になって寝転び、そこにダンがのしかかったり…と、メンバーもはしゃぎまくり。
 タップリ約90分のステージで、終演時刻は22時15分頃でした~。


 さぁ、残すは名古屋のみ──果たして、さらにセット・リストは変わるの…か?!


 では、また。
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by naniwametal | 2010-04-17 03:56

『LIVE AT HAMMERSMITH』は別ジャケですか


 渋谷O-EastでGAMMA RAYRAGE来日公演の東京初日を観てきました~。

 天気悪いわ寒いわド平日だわ…で、動員にも影響あるかと思いきや、開演前からフロアは7割ほどの入り。
 若いファンが結構目立ってたのが嬉しいですな~。

 まず、19時1分頃にRAGEのショウがスタート。
 暗転して、SEが流れて、ヴィクターが飛び出てきて「The Edge Of Darkness」のイントロ…かと思ったら、きっちりカウントから始まりました。
 のっけからヴィクターはハイ・テンションでガッツリ弾きまくり!
 アンドレのドラミングもパワー全開。
 右足を怪我してたそうなのですが、殆どその影響を感じさせなくて(若干ヨレもあったけど)、まぢスゲーな…と。
 (“痛いの大好き”…ってのはホントだった?)
 ピーヴィはイントロが始まってからゆっくり登場。
 あれ? ちょっと痩せた??(気のせい?)
 大阪公演では、ロストバゲージで機材が届かず、急遽ヤマハがサブにと用意していたギターで乗り切ったヴィクターですが(おかげで演奏時間が短くなったとか…)、その後無事に届いたようで、本日はあの特製ボタン付きギターを手に、実にのびのびとプレイしていました。
 つか、図太くラウドに響く彼のギターこそが、現行RAGEの要であると言わんばかりに、全編でグイグイとバンドを引っ張る引っ張る!
 その勢いに、ピーヴィもやや圧され気味?
 観客の盛り上がりも凄まじかったです。
 あまりの歓声のデカさに、バンドが驚いてたぐらいですから。
 気になるセット・リストは以下の通り。

1.SE~The Edge Of Darkness 2.Hunter And Pray 3.Into The Light 4.Drop Dead 5.Empty Hollow~Strings To A Web~Empty Hollow(Reprise) 6.Medicine 7.Higher Than The Sky 8.War Of Worlds [Encore]9.Set This World On Fire 10.Soundchaser 11.Down

 機材が届いたことで、大阪では出来なかった同期音源を使う曲がプレイ可能になってました。
 組曲「Empty Hollow」からも、アタマ2曲+エンディングを披露。
 当初、持ち時間は約70分と聞いていたのですが、予定よりも1曲多く──アンコールで3曲もやって、最終的にちょうど75分のショウでした。
 もはや初期曲は「Medicine」のみ──WOAでハンズィとやってた「Invisible Horizons」は勿論のこと(?)、「Don't Fear The Winter」もなかったけど、それがRAGEの現在進行形…なのかと。
 さてさて、2日目は「The Beggar's Last Dime」をやってくれるでしょうか?
 (あと、「Medicine」の代わりに「Light Into The Darkness」も!)


 続いて、GAMMA RAYのステージが始まったのは20時36分頃。
 毎度のSE「Welcome」から「Gardens Of The Sinner 」…って、『SKELETONS IN THE CLOSET』('03)ですか??
 しかも、その次も新曲ではなく、「No World Order」ってのも、GAMMAらしい…っちゃらしいのかも。
 でもって、肝心の新作『TO THE METAL!』からは、みんな待ってる疾走曲を見事に全部外してくれるし…。
 そんな感じで、序盤から一応は盛り上がりつつも、気持ち好く爆発出来ない…といったムードが少し漂っていたのですけど、
 4曲目に『MAJESTIC』('05)からの「Fight」で、やっとこヘドバンの嵐が一斉に巻き起こりました~。
 個人的には、中盤の「The Saviour」~「Abyss Of The Void」が最初のピーク。
 やっぱし『LAND OF THE FREE』('95)収録曲はスゲーですわ。
 さらに、ドラム・ソロ後の「Armageddon」も強力でした!
 そして…そして、
 カイがなんちゃってロブに扮しての「To The Metal」に続いて、
 ラストが「Rebellion In Dreamland」から「Man On A Mission」なんてスゴ杉!!!
 いやいや、序盤はRAGEを超えるノリがなかなか引き出せず、ちょっとだけ心配していたのですけど、全くの杞憂に終わりました。
 やっぱしカイは別格ですな。
 ヘンヨも病み上がり(?)ってな印象はまるでなく、随所でイイ感じに弾きまくってました~。
 鉄腕ダニエルも健在。
 どこか体育会系の剛直なノリも感じさせたRAGEとは違い、
 楽曲スタイルとサウンドはひたすら壮大&劇的なのに、どこか愉し気なユルさがあるのがGAMMAならでは。
 アンコール含め1時間25分は、気が付けばアッという間でした~。

1.Welcome(SE)~Gardens Of The Sinner 2.No World Order 3.Empathy 4.Fight 5.Mother Angel 6.No Need To Cry 7.The Saviour 8.Abyss Of The Void 9.Ds Solo 10.Armageddon~Kai's G Solo~Armageddon 11.To The Metal 12.Rebellion In Dreamland 13.Man On A Mission [Encore]14.Send Me A Sign~Outro

 バラード「No Need To Cry」の中間部は、アルバム通りにディルクがアコギ(ディーンのVシェイプ!)を(椅子に座って)弾きながら熱唱!
 ドラム・ソロは、後半に「トルコ行進曲」「カルメン序曲」などがフィーチュア。
 「Armageddon」の途中に挟まれたカイのソロ・タイムでは、久々にブライアン・メイのサウンド・オン・サウンド奏法(「Brighton Rock」のアレ)が飛び出しました。
 いや~それにしても、1時間半やらなくてもあんだけお腹イッパイになれるとは。
 「Man On A Mission」の最後のサビの前──演奏が止まっても、そのまま歌い続けたオーディエンスにカイも大感激!
 あの嬉しそうな表情(&空中に描いたハートマーク!!)が忘れられません。
 まぁ、アンコールはさらに「I Want Out」とか「Future World」があっても良かったかもしれんけど、最後はカイもヘトヘトだったみたいだし、2日連続公演だからして、それぐらいでちょうどイイ…のかも。
 不満点があるとすれば、やっぱり新作からパワー・チューンが1曲もプレイされなかったことでしょうか。
 「All You Need To Know」は無理としても、「Chasing Shadows」か「Shine Forever」か「Rise」が入ってれば、さらに盛り上がったことでしょう。
 (あと、「Time To Live」…も?)
 とりあえず──明日は、「Mother Angel」の代わりに「Deadlands」をやってくれることを期待しましょう!


 では、また。
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by naniwametal | 2010-04-16 03:39

SIGHがエラいことに…!


 “Extreme The DOJO Vol.23”出演3組のギタリスト達をYG取材してきました~。

 …って、
 毎度の通り、ライヴ当日の本番前のことだったんですけど。

 まずは、REVOCATIONのデイヴィッド・デイヴィッドソン。


  


 こう見えて(?)、まだ23歳(25歳だっけ?)という彼は、バークリーでも学んだというジャズ・メタラー(?)。
 年のワリに落ち着いて見えたし、受け答えもハキハキしてて、何でも自信タップリにコメント…とか思ってたら、
 インタビュー終了後に、「うぇ~、緊張したぜ…」と本音がポロリ。
 今でも、B級スラッシュからジャズ/フュージョンまで、フツーにイロイロ聴いてるそうです。
 

 続いては、
 JOB FOR A COWBOYのボビー・トンプソン&アル・グラスマン。


  


 右がボビー、左が'08年に新加入したアルです。
 前回来日時は坊主頭だったボビーがすっかり大人に…って、マヂ別人かと思いましたよ。
 ちなみに、医学の道へ進んだラヴィは、'08年のWOA出演が最後のステージになったそうで。
 バックステージで会った時は、全くそんな素振りは見せてなかったのに…。
 そんなJFACは、今年またWOAへ出演します~。


 …で、
 開演時間寸前──最後にインタビューしたのは、BEHEMOTHのネルガル先生!


  


 いや~、ステージでの禍々しさとは裏腹に、やたら凛々しいですな~。
 どんな質問をぶつけても、「そうだな…」とか「え~と…」なんて風に思案することは全くなく、まず即答で「Yes!」「No!!」と断言してから、自らの思いを滔々と語るのが先生流。
 ただ、常に論理的で無駄のないトーク…ってワケではなく、時々真顔でしょうもないジョークを言ってくれたりもするんですわ。
 ただ、
 今回の来日では、オフの時間が殆どなく、観光はおろか、ろくに買い物にも行けなかったのがご不満だったようで。
 次回は「是非、京都辺りで日本の歴史に触れたい」とおっしゃってたので、蓮華王院:三十三間堂をオススメしたところ、即ご興味をソソられた様子。
 そこで、千手観音が1001体あって…と言おうとしたら、
 「そこら中から腕が生えている仏像のことか?」と、早くも興奮気味。
 そこで、千手観音が居並ぶ三十三間堂の画像をケータイで見せたところ、「こりゃスゲー! 次回はそこへ行くから…必ずな!!」と、レコ社の担当氏に宣言してました。
 正面に風神・雷神、裏側には天龍八部衆が控えていることも伝えたので、もしかしたら次々作とか、そんなテーマのアルバムを作ってくれる…かも?


 では、また。
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by naniwametal | 2010-04-09 00:03

SABER新録デモは男臭いヘヴィ音像に劇的リードが映える~


 こんにちは。

 渋谷クアトロで“Extreme The DOJO”のVol.23を観てきました~。
 雨の中、客足はやや鈍かったものの──19時開演だと思って遅れて来た人も多かった?──徐々に増えていって、最終的に7~8割ぐらいは入ってたと思います。
 客層は若者中心で、最前付近の平均年齢は高く見積もっても20歳前半だったのでは?
 フロアはワリとゆったりめ──ギュ~と前へ詰めれば半分ぐらいになったかも──で、終始大きめのピットが発生してましたね~。


REVOCATION
 トップはボストン出身のテクニカルでスラッシーなデス・メタラー。
 元々トリオで、地元アメリカをツアーする際は、サポメンでギターをもうひとり起用しているそうですが、初上陸となる日本では、潔く(?)3人だけでプレイしました。
 でも、特に音が薄いとは思わなかったし、勢い&迫力も充分。
 “DEATH+ANNIHILATOR”といったサウンドは、ところどころジャジーな味付けが見られ、若手にしては極端にダウン・チューニングもしていないので、結構オールドスクールな印象が強いかも。
 かつてバークリーでジャズを専攻していたというデイヴィッド・デイヴィッドソン<G,Vo>も、テクニカルなプレイを淡々とキメるかと思わせておいて(?)、実は“顔で弾く”プレイも大得意な様子。
 時々コミカルな表情を浮かべたり、ヘンな動きを見せるところなんかも、かな~りジェフ・ウォーターズ的でしたね~。
 (終盤、モロにアナイアなクリーン使いが飛び出す「Age Of Iniquity」で、エンディングに弾きまくった挙句、ギターのピックアップに向かって絶叫してたのは──まさか、リップス@ANVILからの影響ぢゃないですよね?)
 バンドとしては、もうちょっと緻密さが欲しい…とか思いつつ、幾分ドタバタ気味なところこそ、ライヴならではの醍醐味か…と思ったりも。
 オーソドックスなリフとテクニカルなリフが混在し、キャッチーな部分もあれば、無駄に展開が凝ってたりもして、全体的に突っ散らかっているところが、魅力でもあり、弱点でもあり…?
 演奏時間は35分ほど。
 ラストは、ギター持ったままデイヴィッドが背中から観客の中へダイヴ!
 とりあえず、意外なぐらいに思いっきり盛り上がってましたよ~。

1.Unattained 2.Pestilence Reigns 3.Dismantle The Dictator 4.Age Of Iniquity 5.ReaniManiac 6.Anthem Of The Betrayed 7.Exhumed Identity


JOB FOR A COWBOY
 続いての登場は、アリゾナのデス・コア5人組。
 2度目の来日です。
 '08年夏にオリジナル・メンバーのラヴィ・バハドリラージュ<G>が脱け、その後任に元GORATORY~DESPISED ICON他のアラン・グラスマン(GORATORYで来日経験アリ!)が加入。
 リード・ギタリストがいなくなって、どうなるのかと思いきや、見事にソロが激減…。
 元々リズム担当だったボビー・トンプソンが数曲でソロも弾いてたものの、少なくともアランは、ラヴィの役割を引き継ぐために迎えられたのではなかったようです。
 よって、以前からの地味さがますます増幅。
 ウルトラ・ヘヴィな突進力は健在なので、演奏中はガガッと盛り上がり、みんなひたすら暴れまくっているのに、曲が終わるとすっかりノリが落ち着いてしまい──ヴォーカルのジョニー・デイヴィが、またやたら淡々としているのもあって──「次の曲は…」とかMCしても、フロアがシーンと静まり返ってしまう場面が多々…。
 まぁ、40分強と持ち時間が短く、また、イントロが弾けて激烈ビートが走り出すと、とりあえず一気にノリが戻るんで、極端に盛り下がってしまうことはなかったのですけどね。
 あと、デビューEP『DOOM』('05)からのナンバーも含め、3作品からまんべんなく選曲されていたのも良かったのではないでしょうか?

1.Unfurling a Darkened Gospel 2.Constitutional Masturbation 3.Knee Deep 4.Bearing The Serpent's Lamb 5.Regurgitated Disinformation 6.To Detonate And Exterminate 7.Ruination 8.Entombment Of A Machine 9.Embedded


BEHEMOTH
 トリはポーランドのベテラン・デス/ブラック・メタラー。
 彼等も2度目の来日です。
 前回からメンバー異動はナシ。
 (相変わらず、セス<G>は“パーマネント・セッション・メンバー”のままでしたけど)
 前回、やたらとギターがトラブりまくり、出音のバランスも最悪だったことが思い出されますが、今回は自前でサウンド・エンジニア(妙にセスに似てませんでした?)を同行させてただけあり、かな~り改善されてました。
 (サウンド・チェックがヤケに念入りだったのは、前回の失敗を繰り返さない…との思いからだった?)
 ただ、やっぱりギターの音は小さめで、時々セスのソロが聴こえ難いことも…って、
 要は、手数・足数だけは異常に凄まじいドラム・サウンドが、やっぱりスカスカで貧弱なんで、あんまギターの音を上げられない…のね?
 それでも、ネルガル先生<G,Vo>の体育界系…というよりは、まるで軍隊ノリのキビキビした存在感が、変わらず健在過ぎるホドに健在だったんで、観客のノリが途切れることはほぼ皆無だったと思います。
 とにかくどの動きも大仰で、煽りひとつとってもどこか芝居がかっているのも、やはりネルガル先生ならでは。
 さらに、キチっと統制されたフォーメーション・プレイ、豪快なフロント3人扇風機ヘドバンなどを観てるウチに、いつしかBEHEMOTHワールドへ呑み込まれていった…という人も少なくなかったのでは?
 (ほぼ1曲毎にいちいち袖へ引っ込むパターンも従来通りでした)
 でもって、
 アンコール曲「Lucifer」にて、先生がヤッてくれました!
 不気味なSEが流れる中、赤いライトに照らされて登場した先生は、最初オーディエンスに背を向け、静かに佇んでいたのですが、やがてゆっくりと何かを取り上げ、それを頭に装着──そう、あの仮面を被って演奏に臨んだのです!!
 一瞬にしてその場は魔界へと化し──あまりのインパクトに、極度の興奮状態で発狂寸前まで陥った観客は数知れず…?
 その「Lucifer」のエンディングでは、フロント3人が仁王立ちで居並び、ひたすらリフが反復される中、ゆっくり照明が落ちていって、寂寥としたムードが高まったかと思いきや、最後に伸ばした音に重なってきたSEがスッと途切れ、暗転していきなり終幕が訪れます。
 謝辞を述べることもなく、いつしかステージ上から消えてしまったメンバーの姿…。
 そこへ流れたのは、何故かRAMMSTEINの「Links 2 3 4」だったり。
 アンコール含め全12曲+ドラム・ソロ──それはそれは濃密な1時間強でしたわ~。

1.SE~Ov Fire And The Void 2.SE~Demigod 3.Shemhamforash 4.Conquer All 5.LAM 6.SE~As Above So Below 7.Slaves Shall Serve 8.SE~At The Left Hand Ov God 9.Ds Solo 10.SE~Alas, Lord Is Upon Me 11.Decade Of Therion 12.SE~Chant For Eschaton 2000 [Encore]13.SE~Lucifer


 では、また。
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by naniwametal | 2010-04-08 04:11

HELLHOUND@独DVDはインタビュー部分こそハイライト!!


 こんにちは。

 ちょい久で、『キャプテン和田の劇的メタル』へお邪魔させてもらい、
 先日、BELLFASTの新作ミックス/マスタリング作業@スウェーデンへ同行した際の、報告というかレポというか…をしてきました~。


  


 例によって今回も、
 わ~さんのマシンガン・トーク&オヤヂ・ギャグ連打に引っ張られながら、打ち合わせナシの自由度120%なしゃべくりに終始したので、
 どこまで現場の様子や、アンディ・ラ・ロックのひととなりや、BELLFASTの音楽性…等々を伝えることが出来たか、ちょっと不安ではあるし(汗)、今思うと、“アレをしゃべり忘れた!”ってなのも幾つかあるものの(さらに汗)、
 興味アリなアナタは、是非々々チェキってみてみてください~。



          
          ▲『INSULRA SACRA』(Coming Soon!!!!)


 尚、
 番組では曲をかけたりしていませんので、トラッド/フォークで、ケルトで、ちょいプログレで、ヴァイキングなBELLFASTのサウンドにソソられた…という、まだ未体験なアナタは、
 バンドのMySpaceへGO!!!!
 現時点では、まだ新作『INSULRA SACRA』からの音源公開はありませんが、オムニバス参加曲やデモ・テイクなどが試聴出来ますので~。


 では、また。
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by naniwametal | 2010-04-02 16:00