ダイヤリ
by naniwametal


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和製シュペーツィ…微妙でした


 こんにちは。

 遂に大団円の“W:O:A 2009”報告──午後11時半頃、超満員のW.E.T.ステージで、いよいよこのバンドのショウがスタートです!


 


 そう、フィンランドが生んだペイガン・バトル・メタラー、TURISAS!!
 開始予定時刻からどれぐらい押したのかは定かではありませんが、何度も“TURISASコール”が起こる中、スタッフがバンドをコールし、暗転してSEが流れるや、巨大テント内は、それこそ阿鼻叫喚の坩堝に…!
 勿論、1曲目は「To Holmgard And Beyond」──その時点でもう、その場が“マヂ揺れてるのでは?”と錯覚するぐらい、オーディエンスのノリとテンションが大爆発ですよ。
 一気にその場の気温が急上昇し、湿度もエラいことになって、空気が掴めるかと思えるほどに…。
 そんな中、まず視線を釘付けにしたのは、初めてお目にかかる(?)アコーディオン奏者のネッタたん。
 DVDで観た時よりも痩せて、JKから何だかお姉さんになってたけど、あのキュートな笑顔は健在。
 バトル・メタラーなのに、こ~んなに歯を見せてイイのは彼女だけでしょう。


  


 続いて目を惹いたのは、ヴォーカルのウォーロード。
 というのも、明らかにシンガーとしても、フロントマンとしても、急成長していたからです。
 ここまでオーディエンスをガッチリ掌握し、完全にコントロールしてみせるなんて──'05年に“Earthshaker Fest”で初めて彼等のショウを観た時は、まだまだ若さに任せて…といったフレッシュさ&ガムシャラさ優先だったので、想像も出来ませんでしたよ~。


  


 さらには、
 フィドラーのオッリが、妙に貫禄を身につけていたことも特筆しておかねばならないでしょう。
 まるで地獄小僧…なんて面影は、もはや殆ど残ってません。


       


 いや~、もう何度も書いてるけど──本当に、血沸き肉躍るとはこのこと!!
 これだけの興奮を掻き立ててくれるバンドは、そうそういるモノぢゃありませんよ~。
 …って、
 初来日公演となったフィンフェスでのショウを観た人なら、分かってもらえますよね?
 アレですよ──体中の血液が沸騰するかのような、あの何とも言えない高揚感は、この“WOA 2009”でもたっぷりと味わえました。
 いや…実を言うと、観る前は“新譜が出たワケぢゃないし…”と、そこそこの期待度だったんですよ。
 まぁ、やってはくれるでしょうけど、果たしてメイン・ステージ観戦を犠牲にしてまで楽しませてくれるか…なんて、ちょっと思ってました。
 アタマ1曲だけ写真撮って、すぐにW.E.T.を出て…という風にも考えてたし。
 ところがところが、すぐ出るどころか、“コリャ途中退場なんて不可能でしょ?”…と、結局は最後まで目一杯楽しみまくり!
 「Rasputin」での観客を左右に分けて歌声のデカさを競わせるコーナーとか、「Battle Metal」にムーディなイントロが加えられていたのとか、そういうのは、基本的にフィンフェスと同じでしたけどね。

1.SE~To Holmgard And Beyond 2.A Portage To The Unknown 3.One More 4.In The Court Of Jarisleif 5.Rex Regi Rebellis 6.Miklagard Overture 7.Rasputin(Boney M) 8.Battle Metal


 そのTURISASのショウが終わったのが、午前0時半頃だったでしょうか?
 (これまた予定終了時刻を過ぎてしまってました)
 汗ダクでテントの外へ出ると、まだまだSAXONのグレイテスト・ヒッツ・ショウは続いてました!!
 (…って、以下3枚の写真はショウ冒頭に撮ったモノですが)
 

       



  



        


 確か、メイン・ステージ前へ移動していくと、ちょうど「Live To Rock」をやってた…と記憶しています。
 各アルバムから最低1曲はやります(いや…『DESTINY』のみスルー?)…という、ネット投票の結果を踏まえた(?)セットは、“いつもならツアー毎に分散させる定番曲を、一挙に全て”…ってな感じで、その後もヘドバンと大合唱が止むことはありませんでした。
 きっと、「Altar Of The Gods」とか「Bloodletter」はやってないんだろうなぁ…なんて思いつつ、
 アンコール・ラストの「Denim And Leather」では、やっぱりグググッと感動しちゃうんですわ~。





1.SE~Battalions Of Steel 2.Let Me Feel Your Power 3.Lionheart 4.Strong Arm Of The Law 5.Killing Ground 6.Metalhead 7.Wheels Of Steel 8.Unleash the Beast 9.Dogs Of War 10.Rock N' Roll Gypsy 11.Rock The Nations 12.Motorcycle Man 13.Forever Free 14.Solid Ball Of Rock 15.Crusader 16.Power And The Glory 17.Princess Of The Night 18.Heavy Metal Thunder [Encore]19.Live To Rock 20.747(Strangers In The Night) 21.Stallions Of The Highway 22.Denim And Leather


 いや~、最後だけでも観れて良かった~♪
 …なんて思いつつ、
 その足でPartyへ移動──すると、そこではもうこの酔いどれバンドのショウが始まってました…!


  


 フィンランドの森の妖精楽団──KORPIKLAANIです!!
 …って、
 いきなり「Vodka」で全開のノリを、続く「Journey Man」で倍加させながらも、な~んか雰囲気が違うような。
 いや…ネガティヴな意味ではなく、フツーにイイ意味で。
 つまり──陽気なノリも残しつつ、各メンバーの佇まいがこれまでとは違って(あ…カーネは除く。あの人だけはステージを走りまくって、いつも通りでした)、ややシリアス気味というか…。
 その筆頭格がアコーディオン奏者のユホ。


      


 激痩せして精悍になった?
 ムーミンを思わせるあのほんわかムードはもうありません。
 そして、あの異能者ヒッタヴァイネンも!


  


 な~んか、妙にシブいでしょ?
 まぁ、相変わらず飄々としたトコロもあったし、弓で観客を煽る時にはにかむ姿なんかは、以前の通りだったんですけど…。
 …って、
 メイン・ステージへ戻らなきゃダメだったんで、一旦コルピはそこで置いといて、こ~の怪物達を観るために、また移動~。


 


 え~と…写真を間違ったワケではありません。
 アメリカ最凶の極悪着ぐるみ軍団、GWARです。
 LORDIよりもずっと前から、こういう格好で見世物ショウを繰り広げてきた彼等──もしかしたら、「まだやってたの?」なんて思う人もいるかもしれませんが、去年とか来日の話なんて出たんですから──まだまだその人気は磐石でした。
 つか、コルピから戻ってきたら、もう“Black”ステージ前は、すっかりGWARワールドに変転していたのです。
 正に異界へ迷い込んだかのよう??
 最もコミック・キャラを体現している大顎ギタリスト、バルザック“ジョーズ・オブ・デス”も健在でしたよ!


      


 あ~でも、
 油断してフツーに写真撮ってたワタシがヴァカでした──何だかヘンテコリンなブツがステージに運び込まれてきたな…と思うか思わないかの刹那に、
 その先端から血しぶきのような赤い液体が辺り一帯に撒き散らされたのです…!


  


 一瞬にして、全身血まみれになってしまいました…。
 カメラにも点々と血糊が…。
 でも、最前に陣取った筋金入りのファンは、「俺にかけてくれ~!」「もっとかけて~♪」と大ハシャギ。
 何故か白衣に身を包んだ一団なんて、す~っかり赤液でズブズブになってました…。
 つかね、GWARのショウってこんなのばっか。
 ほぼ1曲毎に、何かキャラクターが登場したり、クリーチャーが飛び出てきたり、スレイヴ役の半裸のオッサンが小道具を運んできたり…と、オモロイのなんのって!
 途中、「この辺でイイか…」とコルピを観に戻ろうとしたら、遂にはこ~んな怪獣(恐竜?)が出てきて、メンバーがそれを退治する寸劇に、「ココまでやるか…」と大悶絶!!


  


 いやいや、未だにアメリカ本国では根強い人気を誇っているのがよ~く分かりますわ。
 それにしても、コルピったらこんなバンドとバッティングしちゃって…とか思いつつ、再びPartyへ駈けつけると、
 バンマスのこの人が、「お前ら呑んでるか~?」と叫んで、何ともいいタイミングで「Juodaan Viinaa」がスタート!!


  


 「らららいらいらららい、らいらいらららい…♪」という、実に牧歌的なコーラスに導かれ、さほどコルピには興味なさそうな、単なる酔っ払いまでもがどんどん集まってきて、その場は一気に酔いどれフォーク・ダンスの大集会へ…!!
 勿論、GWARの怪獣ワールドから、一気にコルピ・ワールドへと引き戻されましたとも。
 つか、このカヴァーって何でこんな楽しいの??
 でもって、インストの「Pine Woods」から「Wooden Pints」という絶妙な流れ(?)を楽しんでると、
 ラストは怒涛の「Happy Little Boozer」~「Beer Beer」!!

1.Vodka 2.Journey Man 3.Korpiklaani 4.Cottages And Saunas 5.Kipumylly 6.Huppiaa Aare 7.Tulli Kokko 8.Juodaan Viinaa(HECTOR) 9.Pellonpekko 10.Paljon On Koskessa Kivia 11.Pine Woods 12.Wooden Pints 13.Happy Little Boozer 14.Beer Beer

 シリアスさを増しながらも“呑み”ネタ満載のMCは欠かさず、ファニーなノリも失っていなかったコルピ──しばらく日本へ来ないウチに、かな~り進化を遂げてましたよ~ん。

 そんでもって、
 いつの間にやら、時刻は夜中の2時amを回り、いよいよ最終演奏バンドの登場です…。


 


 そう、
 ラストの常連──SUBWAY TO SALLY!!
 彼等のショウもこれで何度目でしょうか?
 初めて生で観た時は、「ドイツのSKYCLADのハズが、RAMMSTEINみたいになってる…!!」と、軽くショックを覚えたモノですが、すぐにIN EXTREMOと同様の流れか…と納得(?)し、『NORD NORD OST』('05)以降は、初期への回帰も少し匂わせるようになったのもあり、さらに楽しませてくれてます~。
 何より、いかにもゲルマンなこのシンガーとか──


      


 ──オバチャンなのに足出すの大好きなこのフィドラーとか、


  


 キャラが立ったメンバーがステージ狭しと動き回ってくれるのが、イイですな~。
 ハーディ・ガーディ奏者もいるし、ヴォーカルのエリックはバグパイプも吹くし、
 謎の2弦ベース…と思ったら、トロンバ・マリーナみたいな使い方する弦楽器奏者もいるし──


  


 ──で、ヘンな楽器フリークの欲求も、相変わらずガッツリ満たしてくれます~。
 (あと、IN EXTREMO並に使うパイロもお見事~)
 今回ビックリしたのは、アンコールでRAGEのピーヴィ&ヴィクターが、サビーナと共に飛び入りし、D-A-Dのカヴァー「It's After Dark」を、“Wacken Hymne 2009”として披露したこと。


  


 でも、いい感じのエンディングになりましたですよ。
 そんでもって、
 しめやかにStSのショウが終わると、スクリーンには20年に亘るオーディエンスのサポートへの謝辞が映し出され、
 '09年のプチ・ハイライト…ってな映像のバックに、何故か「Home Sweet Home」@MOTLEY CRUEが流れ、それなりにしんみりとエンディングを迎えたのでありました~。


  


 う~ん、
 こうやって振り返ってみると、前夜祭の雨にはちょい苦しめられたものの、それ以上に素晴らしい体験が山ほどあって──20周年に相応しい過去最高の盛り上がりを見せたと思います。
 今年はさらに楽しいことを祈って…。


 では、また。
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by naniwametal | 2010-07-31 23:56

エドゥはスタジオ録音でアレだと……


 今年もあと10日…というトコロで、やっとこゴールが見えてきた“W:O:A 2009”報告──最終日(8/1)の午後8時半、とても“真のメタル”とは言えないけど、何か和めるこのバンドが、True Metal”ステージに登場~。


 


 “エルヴィス・メタル”とも呼ばれる、デンマーク出身の4人組、VOLBEATです。
 基本ロケンローとはいえ、“ブラック・アルバム”以降のMETALLICAからの影響も感じさせるそのサウンドは、ロカビリーやカントリーの要素が色濃く、時々激しいけど、とにかくキャッチーでノリノリ。
 ミケル・ポウルセン<G,Vo>の伸びやかな歌い上げヴォーカルも心地好く、母国ではフツーにチャートNo.1になっちゃうのも納得です。
 ただ、'07年に観た時と、やってることはそう変わらんし…ということで、2~3曲だけ写真撮りつつ眺めて、小休止のため一旦バックステージへ。

 すると、
 スッカリ出来上がってたKohタンが、お仲間と何やら異様に盛り上がってて、「ねぇねぇ、よく分からんけど、コイツらバンドやってんだって!」とか言いつつ、ドイツ人らしきオッサン2人の肩とかバシバシ叩いちゃってるし♪
 「へ~、バンドやってるんですか~?」と声を掛けると、「ああ。南部ドイツからX時間(忘れた…)かけてやって来たんだ。PARADOXというバンドをやっててね。ヨロシク!」…って、「ぱぱぱぱ…PARADOXぅ??」
 「え~と…Kohタン、タイヘンですよ! このオッサン達、PARADOXのメンバーみたい!!」「え~っ…マヂか!! “バンドやってるドイツ人”としか紹介されんかったけど…」「いやいや、“俺はカイで、コイツはチャーリー”とか言うてるし!!」「スゲー、とととと…とりあえず、写真撮って撮って♪」「へい~、了解!」…とか何とか。
 実はそのちょっと前に、プレス・テントで試聴会が行なわれてて、AFM Recordsのスタッフが、U.D.O.の『DOMINATOR』('09)とかかけてたのをチラ見したんですけど、
 どうやらその流れで、当時はまだ発売前だったPARADOXの『RIOT SQUAD』('09)からも、何曲かプレミア公開されたようです。
 んで、その際チャーリーとカイもゲストで登場した…と。
 思わず2人の目の前で、Kohタンと一緒に「Heresy」とか「Search For Perfection」のサビを歌ってしまいましたわ。
 ただ、そこでまたまた乾杯しまくってしまったKohタンが、もはや撃沈寸前になっちゃったんで、奥の長椅子に座らせ、
 ローラたんと一緒になって、ポテトを鼻に突っ込んだり、ミンティアの“コールドスマッシュ”を一気に4粒ほど舐めさせたり…と、しばらく遊んでたんですけど──気がつけば21時半を回ってたので、慌ててフェスティヴァル・エリアへ移動~。
 ところが、
 メイン・ステージのセッティングが押してるようだったので、そのままPartyへ直行──すると、こ~のルーン文字大好きバンドが登場ですよ!


 


 彼等も'07年に続いての出場──ノルウェーのプログレッシヴなヴァイキンガー、ENSLAVED
 ただ、
 VOLBEATはPartyからメインへと格上げしてたのに、コチラは足踏み状態…。
 厳しい現実ではありますが、それでもParty前には1万人超はいるかと思しき大観衆が詰め寄せており、少なくとも日本とは状況違い過ぎですわ~。


  


 …って、
 ホントなら、そのままココに踏み止まり、ジックリ彼等の深淵なる音世界に浸りたいところですが、メイン・ステージを無視するワケにもいかず、2曲目が始まる頃には泣く泣く移動~。
 そう、このバンドを観るためです。


 


 え~、'05年以来のWOA出演となります──MACHINE HEAD!!
 今ひとつWOAにはそぐわないイメージがあるかもしれませんが、実のところそうでもなかったり。
 いや…バンド側も、最初は同じく「WOAか~」なんて思ってたみたい。
 ところが、意外にも大歓迎を受けた'05年は、あまりの盛り上がりっぷりに、途中からロブ・フリンの笑顔が止まらなくなり、「WOAは間違いなく世界最強だ!!」とか何とか言い放っちゃったのを、今でもハッキリ憶えてます。
 でもって、この'09年の熱狂も強烈…の一言!
 のっけからデカいサークルが出現し、ロブも満足気でした~。


       


 ただ、
 同じ時間にW.E.T.で気になるバンドがプレイしていたので、2曲目に入る頃には、メインを離れて再び移動~。
 そして、そこそこ大入りのテント・ステージでは、マシヘとは比べられないものの、それなりの熱狂が繰り広げられていたのです!


 


 そう──母国スウェーデンでは、ヒットを連発してるというENGEL
 W.E.T.に進入してまず最初に思ったのは、「あれ…エモい?」ということ。
 いや、所謂エモをやってるんぢゃないんですけど、もうちょっとメロデスってる印象だったのに、あまりのキャッチーさに、申し訳ないけど笑っちゃいそうになりました。
 しかも、オーディエンスがやたら若いんですよ。
 ほぼ10~20代前半まで…って感じで、女子率も高し。
 まるで、ヴィジュ系ライヴの様子を見ているようでした。


       


 ともあれ、
 あのニクラス・エンゲリン@GARDENIAN&マルクス・スネソン@THE CROWNのバンドだから…なんて思ってたら、あまりのギャップの大きさにビックリ…かも。
 果たして、この秋にラウパで初お目見えする日本では、どんな盛り上がりを見せるのか、今から楽しみですな~。
 
 そんなENGELも、ジックリ観たのは4~5曲ほど。
 まだまだ熱狂渦巻くW.E.T.を出ると、外ではもっとエラいことが起きてました…!
 メイン・ステージを見やると、何やらロブが「ワールド・レコードだぜWACKEN~!!!」とか言ってます。
 そしたら、スクリーンに映し出されたのは、ポッカリ穴があいたように地面がムキ出しになった超巨大な円。
 “え~ナニそれ~?”
 …とか思う間もなく、「Struck A Nerve」が炸裂すると、その輪が人の波にまみれてどんどんどんどんデカくなっていきます。
 うわ~、コリャ5時間ほど前に同じ場所で観たHSBのよりも大きいかも?
 後日、ロブのこの時のことを訊いたら、彼もHSBのサークルは目撃していたそうで、「アレは凄かった…! 俺もビックリしたよ」と。
 なので、彼の中でもきっとよりデカいのを…という対抗意識が芽生えてたのではないでしょうか?
 それにしても、
 スッカリ日が落ちて、辺りは真っ暗なのに(勿論、時々ステージのライトが照らしてくれますが)、よくぞあれだけのサークルが出来上がったものです。
 当然、その後の2曲も恐ろしいホドの盛り上がりを見せましたしね~。

1.SE~Imperium 2.Ten Ton Hammer 3.Beautiful Mourning 4.None But My Own 5.Aesthetics Of Hate 6.Old 7.Bulldozer 8.The Burning Red 9.Struck A Nerve 10.Halo 11.Davidian

 …って、
 “True Metal”ステージで次のバンドがスタンバイしてるのに、マシヘったら予定時間をかなり(開始が押した分だけ?)オーヴァーしてたような。
 多分、「Davidian」の前の時点で、もう終了予定時刻が過ぎてたと思います。
 なので、
 マシヘが終わってすぐに(本当なら、15分のインターヴァルがあるのに)、こ~のバンドのショウがスタート!!


 


 もうこれで何度目のWOA出演か──トリの常連、SAXONです!
 マシヘのようにヴァイオレントなノリではないものの、当然コチラもスゲー盛り上がり。
 メンバーひとりひとりの存在感も抜群!
 しかーし…この後、すぐにW.E.T.へ行かなきゃだったため、残念ながら、この年はアタマ1曲だけで移動することに…。
 勿論もっと観たかったけど、SAXONはWOAだけでも5回ぐらい観てるし…。
 仕方なく吹っ切って、続く「Let Me Feel Your Power」のイントロを背中で聴きながら、大急ぎでW.E.T.へ…。

 ところが──ある程度は予想してたとはいえ、
 メイン・ステージでSAXONがやってる裏とは思えないほど、凄まじい人・人・人…が、W.E.T.周辺にはひしめき合っていました。
 実際、ある程度進むと近づくことも難しいぐらい…。
 何とか人ゴミを擦り抜け、必死の思いでテントの入り口付近まで辿り着きましたが──何とそこには、さらに満員電車どころではない密集度!
 “コリャ…突破なんて不可能では?”
 …なんて弱気になり、一瞬もうパスっちゃおうかと思ったりもしたのですけど(ゆっくりSAXONが観られるし)、
 そこまで行ったら、もう後に引くのも難しかったので(泣)、とにかく目の前を掻き分け掻き分けしながら、無理矢理に内部へ侵入することに。
 途中、何度も「テメーコロス!」「来んなよヴォケ!!」「ムリムリムリ…!」なんて罵声を(色んな国の言葉で)浴びつつ、でも、中には「プレスだから開けてあげて」なんて言ってくれる人もいたりして、
 とにかく死ぬ思いで、何とか柵のところまで到達──そしたら、とっくにスタートしててもおかしくない時間なのに、まだ“彼等”のショウは始まってませんでした。
 セッティングに手間取ってる感じではなかったんで、もしかしたら、SAXONのスタートからワザと時間をズラす作戦だったのかも。


  


 ふとオーディエンスを見やると、最前付近はペイント率75%。
 もう…みんな今か今かと、その場には恐ろしいばかりの殺気が漂ってました…。
 でも、もうすぐ…もうすぐまた、あの血沸き肉躍るショウの幕開けですよ…!!!


 では、また。
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by naniwametal | 2010-07-27 15:11

スピベガ新作、オマージュ盛り沢山ね


 何となく佳境の(?)“W:O:A 2009”報告──最終日(8/1)も夕方に差し掛かり、16:45より“Black”ステージで熱狂を繰り広げたのはこ~のバンド~。


 


 地元ドイツのメタル・コア総番長、HEAVEN SHALL BURNです!
 '03年はW.E.T.ステージ、'07年はPatyステージで頑張った彼等も、遂にメイン・ステージ進出を果たしました~。
 '07年にも軽く観たけど、確かに人気は拡大してるようで、Party前ではとても納まりきらない大観衆が、凄まじい盛り上がりを見せてましたね~。
 驚いたのは、1曲目が始まる時だったか、ヴォーカルがステージに出てくるや、ドイツ語で何か叫ぶと、すかさず観客が何か言って返したこと。
 所謂コール・アンド・レスポンスというヤツですが、それがヤケに体育界のノリというか、軍隊ノリというか、妙にキビキビしていたのがスゲー印象に残ってます。


       


 つか、
 もひとつ驚いたのが、メンバー全員衣装を揃えてたこと。
 そういうバンドやったん??
 …って、
 毎度のことながら、すぐにPartyへ移動しなきゃだったので、早々にHSBを後にして、このバンドを観に行きました。


 


 ヴィンテルソルグ<Vo>率いるBORKNAGARです。
 ヴァイキング・メタルかと思ったらフォーク調だったりして、妙にジックリ浸れる曲も多くて、プログレ風味だったり…と、ENSLAVEDとはまた違ったパターンながら、ガッチリ“進化”を感じさせる彼等──ところが、何故だかどんな様子だったのか、殆ど記憶にないんですよ…。
 結構楽しみにしてて、現場ではそれなりに楽しんでたハズなんですけどね~。
 とりあえず憶えてるのは、ヴィンテルくんがフレドリック・ノードストロムみたいな髪型になってたのと、
 ごっつい8弦ベース使いがいたこと。


  


 …って、
 この8弦ベースのテュールくんは、どうやら最近、脱退してしまったみたいですけど。
 (後任って、ヴォルテクスなの??)
 自分でも謎なのが、この後すぐにPartyを離れて、HSBを観にメイン・ステージへと戻ったこと。
 どうしてBORKNAGARでなくHSBが観たくなったのか──う~ん、きっとあの体育界系のノリに何か引っ掛かるモノがあったんでしょう。
 実際、それは大当たりで(?)、その後まったりHSBを眺めてたら、ある曲では数万人が一斉にジャンプするわ、また別の曲ではクラウド・サーフが一気に激しくなっちゃうわ…と、まるでオーディエンス全面参加型ライヴにすっかり釘付け~。


  


 ある曲では、ヴォーカルが“サークル・ピットがどうたら…”と言うが早いか、
 あっという間に、その場へ直径100m以上ありそうな巨大ピットが出現!
 何とその人の輪は、PA&照明スタッフが入った櫓を中心に、その回りをグルグル大回転し始めるぢゃありませんか!!
 あの光景には圧倒された…ってか、もう笑うしかなかったです。
 しかも、何でオマエら…そんなに全速力やねん?
 楽しそう…ってか、そんなに走ったらヘトヘトでしょ??(まだ部分的にぬかるんでるトコもあったし…)
 その後、WODもあったような気がしますが、ちょっと記憶が定かではなかったり…。
 それだけあの巨大サークルが凄まじかったということですよ。
 日本ではまず無理なハナシですよね?
 “FUJI ROCK”にでも出れば、可能かもしれませんけど…。

 いや~、めっさオモロイもん見せてもらった…と大満足(曲とかどれも同じように聴こえたのですけど…:汗)の後は、
 18時より“True Metal”ステージでこの人達~。


 


 そう、
 '05年以来のWOA出演となるAXEL RUDI PELLです!!
 何と、初っ端から『THE MASQUERADE BALL』('00)の「Tear Down The Walls」ですよ!
 ををを~と盛り上がりつつ、ふと観客を見やると、何故だか最前付近の女子率高し。
 しかも、オバサン中心ぢゃなくてギャルもちらほら。
 え~? アクセルなのに…何故に~??
 もしかして、ジョニー・ジョエリのファン?
 それもないか…とか思ってたら、彼女達の視線は、しっかりアクセルを捉えている模様。
 う~ん…'05年も、最前でモデル級女子がヘドバンしてるのを発見してビビったけど、さらに女子が増加してるやんけ~。
 何でや~??


  


 それに、今年はジョニーが白タンクトップとか、分かり易い(?)出で立ちではなかったのも…残念??
 いやいや、そんなことないですよ。
 相変わらず、イイ声してるし、歌も抜群に上手いしね~。


       


 一方、な~んか久々に観た気がするこの人は、気のせいかどんどんヘタクソになっているような…。



       


 変わらずパワフルではあったんですけどね~。
 プレイの端々に雑さがにじみ出ていた…というか。
 それでも、しっかりドラム・ソロはやってました。
 まぁ、ソロをやらせてもらえないと脱退するらしいんで…(?)。
 あ~あと、
 キーボーダーのフェアディ・デルンベルクによる、お馴染み鍵盤担ぎ奏法も、勿論飛び出してましたよん。
 でもって、
 やたらメドレーとか多かったセトリは、多分こんな感じ…。

1.SE~Tear Down The Walls 2.Strong As A Rock 3.Masquerade Ball~Casbah~Tales Of The Crown~Casbah~Ds Solo 4.Rock The Nation 5.Mystica 6.Fool Fool~Eternal Prisoner

 しか~し、
 19時からW.E.T.でプレイするこのバンドを観るため、ちょい早めに移動~。


 


 何でW.E.T.やね~ん!
 …と叫びたくなる──TROUBLEです!
 しかし…彼等が演奏を開始した時点で、あろうことか、W.E.T.内はガッラガラ。
 マヂかー? そんなに人気ないんかー??
 ピット内にて写真を撮ってるカメラマンも数名だけ…。
 伝説的バンドだと思ってたのに…。
 横にいたドイツ人カメラマンも、「どういうことだい? これがメタルなのに!!」と憤っておられました。
 同感ですよ。
 事前に「合わない」「最悪~」という評判をしばしば耳にしていたコリー・クラークも、意外なぐらいにカッコいい!
 1曲目はLUCIFER'S FRIENDのカヴァー「Ride The Sky」だったんですけど(ドイツだから?)、あまりのハマりっぷりにコーフンしまくりでした!!


       


 …って、
 実はその後、この時の音源(ココで買えます!)を聴いてみたら、
 「あれ? こんなにしわがれてた…っけ?」とか思ったんですけどね(汗)。
 ただ、少なくともバンド・サウンドは凄まじく強力でした。
 特にギター・サウンドが絶妙~。
 ブルース・フランクリンがシブ杉~。


       


 ドゥームだ何だと言われてるTROUBLEですが、ライヴを生体験すると、きっとアナタも「これぞメタル! 王道やんけ!!」とか思っちゃいますよ~。

1.SE~Ride The Sky(LUCIFER'S FRIEND) 2.The Sleeper 3.The Eye 4.Assassin 5.Touch The Sky 6.Trouble Maker 7.Hunters Of Doom 8.End Of My Daze 9.The Tempter 10.All Is Forgiven

 …って、
 すぐまた“Black”ステージへ戻らなきゃだったため、実は2曲半しか観られなかったんですけど。
 いや…当初は、1曲だけサクッと観て出よう…と思ってたんですよ。
 でも、あまりに良過ぎて、3曲目が始まるまでその場から離れられなかったという。
 3曲目が初期チューンだったら、きっとさらに居座ってたな~。
 「End Of My Daze」も観たかった…とか悔やみつつ、慌てて戻った“Black”ステージで、このWOA常連バンドを観るワケですよ~。


 


 お馴染み中世メタラーのIN EXTREMOです。
 ただ個人的には、最新作『SANGERKRIEG』('08)が気に入ってなかったのもあって、この年は──のっけから熱狂しまくるオーディエンスを横目に──最初、そこそこの盛り上がりでした。
 当然、ドゥーデルザック(バグパイプ)、シャルマイ(ショーム)などが乱舞するステージングは、それなりに楽しめるんですけどね。


  


 まぁ…どっちみち、すぐにPartyへ行くことになるんで、特に名残惜しく思うこともなく、ひとまず移動~。
 すると、そこで同時進行してたのはこ~のバンド!


 


 HYPOCRISYのペーター・テクレン率いるデジ・メタラー、PAINです。
 ヒポはもう何度も観ていますが、コチラは初めて。
 でも、ペーターに関しては、そう劇的な違いはなく、見た目も、特にPAINだからココが違う…というのがなかったり。


  


 バンド・サウンドも、思ったよりピコピコしてなくて(いや、してましたけど)、フツーにメタルしてるもんだから、ヤケにキャッチーさが浮き上がってきて、それが違和感アリで…。
 う~ん…どうしましょ?
 新譜が今イチだったIN EXTREMOと、思ったほどソソられなかったPAIN──結局、古い曲もプレイするだろうし、やっぱり観ていて面白い前者にしよう…と、
 メイン・ステージに向かって歩き出したら、前方にいきなりこの凄まじい火柱ですから!


  


 また、
 大道芸的なノリも持ってて、激しく火花が吹き出る棒を、ベースのオッサンだかがクルクル回すパフォーマンスなんかも見せてくれます。


  


 こうなると、ドリフも真っ青ですな。
 そして勿論、ヘンな古楽器も満載~。


  


 上の写真でドクトル・ピモンテが持ってるのは、トロンバ・マリーナという擦弦楽器(何と1弦)で、右でフレックスが抱えてるのはハーディ・ガーディです。
 あと、ピモンテ側には、赤いV字に弦を張ったハンマ・ダルシマーの一種(?)も。
 こういうのを見てるだけで嬉しくなってきますな。
 セトリも、「Ai Vis Lo Lop」とか入ってたし、『SANGERKRIEG』からもサビメロを一緒に歌いたくなる西語詞の「En Esta Noche」をやってくれたし…で、
 最終的にはそれなりに満足~。

1.Des Sangers Einzug(SE)~Sieben Koche 2.Frei Zu Sein 3.Vollmond 4.Sangerkrieg 5.Poc Vecem 6.Ave Maria 7.Ai Vis Lo Lop 8.En Esta Noche 9.In Diesem Licht 10.Flaschenpost 11.Mein Rasend Herz 12.Villeman Og Magnhild

 あれ? 「Requiem」もやってませんでした?
 違ったっけ…?
 ともあれ、ラストはド定番「Villeman Og Magnhild」でガッツリ盛り上がりまくり~。
 あ~でも、
 この曲で火のついたマレットを使って、原始的衝動を喚起してくれるドラマー、モルゲンシュテルンって、今年に入って脱退してしまったそうで…。
 後任はどんなドラマーなんでしょうね~。


 では、また。
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by naniwametal | 2010-07-24 15:35

汗ダク円盤探し


 やっとこ最終日(8/1)まで漕ぎ着けた“W:O:A 2009”報告──この日も朝から晴れたり曇ったりではあったものの、とりあえず雨は心配なさそうで良かった~。


  


 そんな中、朝イチ(実際には正午スタートですが)から“Black”ステージへ、このヴァイキンガーを観に行くワケですよ。


 


 '04年に活動を停止したものの、'08年に再び動き出したノルウェー出身のEINHERJER!!
 う~ん、
 今イチよく分かってなかったんですけど、'03年の『BLOT』以来、アルバムのリリースがなかった…ってことは、もしかして新曲とかも披露されてたんかな?
 ステージ・アピアランスは、ひたすら地味…。
 よく聴けば勇壮さは満載なれど、劇的な仕掛けとか殆どなくてやっぱり地味~。
 それでも、既にメイン・ステージ前には数千人が集結しており、ダイ・ハードな熱狂的ファンを中心に、それなりに盛り上がってます。
 まぁ、その辺は歴史あるバンドの強みでしょうか?
 民族フレーズを盛り込んだメロディ使い巧さは、ライヴでも充分に伝わってきたし。


       


 ただ、
 同時刻にPartyステージでこのバンドが演奏中…ってのもあって、どっちを観るべきか迷っちゃったペイガン/ヴァイキング・フリークも少なくなかったのでは??


 


 そう、Partyでは地元ドイツ出身のSUIDAKRAがプレイしていたのでした~。
 確か彼等って、2年連続でWOA出演だったハズですが、'08年の時とは専任ギタリストが代わってた…なんてことはスッカリ忘れてて、今になって思い出したり…。
 まぁ、バンド名の由来でもあるフロントマン、アルカディウスさえいれば、きっとファンは納得なんでしょうけど。


  


 つか、'08年にゲスト出演したゲスト・バグパイプ奏者は、この年も出てきたんでしょうか?
 写真だけチョロっと撮って、すぐにまたメイン・ステージへ移動し、初めて観るEINHERJERを、その後も(昼メシなんぞを食いながら)まったり眺めてたので、どうだったのか…ちょっとだけ気になります。
 EINHERJERに関しては、仕掛けらしい仕掛けは…多分なかったと思われ。
 いや…もはや殆ど記憶の彼方なんですけど…。


 続いて、
 13時より“True Metal”ステージの一番手を務めたのは、この地元ベテラン・バンド!


 


 前身バンドのAVENGERから数えて、この'09年にデビュー25周年を迎えたRAGEです。
 節目となる記念ショウということで、ゲストが沢山出演…と思ってたら、まずはトリオだけで2曲演奏。


       


       


 1曲目は「Carved In Stone」で、2曲目は……えっ? もう「Higher Than The Sky」??
 何て贅沢な──どんなセット・リストになるんかいな?
 …なんてワクワクした矢先に、ひとり目のゲストとして呼び込まれたのは、ブラガのハンズィ!


  


 …って、
 誰よ、このオッサン??
 いやいや、短髪になって痩せた姿を見て、最初マヂで誰か分からんし(汗)。
 まぁ、歌い始めれば、確かにあのハンズィだ…となったのですけどね。
 それにしても、まさかハンズィ入りの「Invisible Horizons」が聴けるとはね~。
 続いては、女性シンガー。
 高見恭子か…と思ったら、ヴィクターのお気に入り──NUCLEAR BLAST ALLSTARSの『INTO THE LIGHT』('07)にも参加していたイェン・マユーラでした。


  


 当然ながら、RAGEの作品にも客演しているこのイェン嬢──実は、BLACK THUNDER LADIESなるAC/DCトリビュート・バンドではギタリストを務め、この年は同バンドでメタル・マーケットのステージにも立ったそうで。
 そして、ゲスト3番目は…何とシュミーア!


  


 RAGEとDESTRUCTIONの結び付きは今ひとつ想像出来ないのですけど、まぁ同じ独産HR/HMバンドってことで、仲良くても全然不思議はありません。
 いや、ステージでの和気藹々とした様子を見てると、予想以上にめっさ仲良しみたいだったし。
 それより、ハンド・マイクで歌うシュミーア…ってのは意外にレアでは?
 個人的には、'05年の“Earthshaker Fest”でPOWERGODのショウに客演した時以来…でした。
 尚、ここでAVENGERの曲(「Prayers Of Steel」)が唯一披露されました。
 …って、
 ここまでの10曲は、RAGEの現時点での最新作『STRINGS TO A WEB』の限定盤に付いていたDVDに収められているので、“ワシも観たわい”という人も多いと思いますが、そのDVDには未収録ながら、ゲストはもうひとりいたのです。
 それは、SUBWAY TO SALLYのエリック!


  


 これまたRAGEとのつながりがあんま見えてきませんが、確か…どっちかがどっちかのアルバムに客演したことありましたよね?(相互だったかも)
 ともあれ、ここでエリックが歌ったのは、独語詞の「Gib Dich Nie Auf」です。
 何故この曲がDVDに入っていないのかというと、許可をもらおうとしたらStSがツアー中で、返事を待っていたらリリース期日までに間に合わなくなる…ってことで、仕方なく外されてしまったのだとか。
 きっと、エリック本人も収録を願ってた…のでは?
 そんでもって、
 ラストはトリオに戻って、「Soundchaser」!
 終演時には、またゲスト全員が戻ってきて、みんなでオーディエンスにお辞儀してましたね~。
 そういえば、その場面はDVDにも入ってるんで、何でここにエリックがいるのか(あるいは、“この金髪ヘアバンドのオッサン誰?”)…と思った人もいたことでしょう。

1.SE~Carved In Stone 2.Higher Than The Sky 3.Set This World On Fire 4.All I Want 5.Invisible Horizons 6.Lord Of The Flies 7.From The Cradle To The Grave 8.Prayers Of Steel 9.Suicide 10.Down 11.Gib Dich Nie Auf 12.Soundchaser
 featuring▼Hansi Kursch(BLIND GUARDIAN)
          ◎Jen Majura
          ◆Schmier(DESTRUCTION)
          ★Eric Fish(SUBWAY TO SALLY)


 それにしても、通常“XX周年記念ライヴ”とかって、歴代メンバーがゲスト出演することが殆どなのに、彼等の場合、全て外部ゲストってのが面白かったですわ。
 まぁ、ヴィクター曰く「過去メンバーなんて呼んぢゃったら、ステージ上でピーヴィと大喧嘩になっちゃうよ!(笑)」とのことでしたが…。

 でもって、
 RAGEのアニヴァーサリー・ショウを1時間に亘って堪能した次は、14時15分から“Black”ステージでこのドゥ~ムな人達。
 

 


 英国の4人組CATHEDRALです。
 WOA出演はこれが2回目の彼等──その音楽性とは裏腹に、何故かいつも出番は明るい時間で…。
 それでもこの'09年は、'04年のようにまだ朝イチぢゃなかっただけマシ?
 どっちにしても、炎天下が似合わないバンドには違いありませんわ。
 それに、出演タイミングもちょい微妙でした。
 『THE GARDEN OF UNEARTHLY DELIGHTS』('05)以来となる新作『THE GUESSING GAME』が出るのは、今年になってからですから…。
 それでも、いきなり「Violent Vortex」からスタートですから、盛り上がらないワケがありません。
 まずはバック陣だけで演奏し、リー・ドリアンが登場すると、そのまま「Ride」かと思わせて、意表を衝き「Vampire Sun」ですよ!


       


 続く「Soul Sacrifice」でさらにテンションが上がるものの──イントロを背中で聴きながら、毎度のパターンで、仕方なくそのままPartyへ移動~。
 すると、そこでCATHEDRALとは対照的に、ノリノリのパンキッシュなショウを展開していたのは…このバンド!


 


 トム・エンヂェルリッパー師匠率いるONKEL TOMです。
 ホントはKAMPFARの出番だったのですけど、直前にキャンセルとなったことで、彼等が急遽代役を務めたのでした。
 …って、前夜祭にも出てなかったっけ? 違う??
 ともあれ、
 何だかシラフっぽい表情のトム師匠は、相棒アレックス・クラフト<G:DEZPERADOZ>らと一緒に、地元ドイツ人中心のオーディエンスをガッツリ盛り上げてました~。


       


 観客にタダ酒(ビール)をガンガン振舞いながら、師匠ったら、途中ステージから降りてきて、観客の間近まで迫るサーヴィスっぷりですよ!


  


 あ~でも、
 これまで一度たりとも全編観たことはないとはいえ(そういうバンドぢゃないでしょ?:汗)、とにかくWOAではもう何度も観まくってる…ってことで、'06年のラウパで観逃したCATHEDRALのために、一路“BLack”ステージへと逆戻り。
 そしたら、「Cosmic Funeral」とかやってて、一気にまたドゥーミー・モードに!
 つかね、『ENDTYME』('01)から「Cathedral Flames」~「Melancholy Emperor」なんてのも飛び出して、終盤には定番の「Ride」&「Hopkins」──これで「Autumn twilight」とかあったら言うことなかったんですけど。

1.Violet Vortex 2.Vampire Sun 3.Soul Sacrifice 4.North Berwick Witch Trials 5.Cosmic Funeral 6.Night Of The Seagulls 7.Cathedral Flames/Melancholy Emperor 8.Corpsecycle 9.Ride 10.Hopkins(The Witchfinder General)

 
 続いては、15時半から“True Metal”ステージでこ~のベテラン・スラッシャー!


 


 そう、TESTAMENTです~。
 いや~、いつ観ても安定感あってハズレのないバンドですけど、全く衰えを知らないチャック、近年ますます流麗さ&表現力を高めているアレックス、正にマシーン並の精緻なビートをブルータルに刻むポール…の3人は、マ~ヂ別格ですわ。
 中でもチャックは(観る度にそう思うんですけど)以前に癌で入院してたなんて、ホント…嘘みたいにスゲー!


       


 …っても、
 彼等のショウはこれまでに何度となく観てるし、'08年にスラドミに出たと思ったら、この年もまた連続出場とかなってたし、セット・リストにしても、ここのところはちょい定番化してるし…なので、
 勿体ないことに、2曲分ほど写真を撮って、以降はBGMにしつつ、Tシャツを物色したり、バックステージへ携帯の充電をしに行ったり、そのプレス・テントで会ったザビーナ@HMと来日公演ネタで軽く盛り上がったり…と、少なくとも中盤は完全にパスってしまい、
 フェスティヴァル・エリアに戻ってきてからも、楽器ブースを覗いたり(棺桶型のギター・ケースの中にガキが入って遊んでた…)、キルトをまくって「俺のイチモツを撮ってくれ!」と見せたがるヤツ(女連れだったんでゲイではない?)に追いかけられたり…とかそんな感じ。

1.For The Glory Of…(SE)~The Preacher 2.The New Order 3.Over The Wall 4.Practice What You Preach 5.More Than Meets The Eye 6.The Persecuted Won't Forget 7.Burnt Offerings 8.Into The Pit 9.Disciples Of The Watch 10.SE~D.N.R.(Do Not Resuscitate) 11.3 Days In Darkness 12.Formation Of Damnation

 あ…でも、途中でWODとかあったんでしょうか?
 それは気になるかも。
 あと、
 流石にWOAだと、「Over The Wall」で観客がどんどんステージに登ってくるパターンも…無理ですよね?
 そもそも、4曲目にプレイされたみたいだし…。
 とりあえず、今回も「Perilous Nation」はナシでした~。


 では、また。
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by naniwametal | 2010-07-20 00:01

ヤニックがいい仕事してるー


 ネット・メタル界の獣チン──Kohタンがメジャー・デビュー!!


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 何と…何と、あのBELLFASTのファースト・フルレンス作『INSULA SACRA』(ミックス/マスタリング:アンディ・ラロック@KING DIAMOND)が、キングレコードより10月27日に発売されます。

1.Bell's Air 2.That's Ireland 3.Deadly Oath 4.Odin's Call 5.Beautiful Mind 6.The Lone Horseman 7.The Druid Song 8.Sail Under The Midnight Sun 9.Winter Of Death 10.Celtic Drum 11.Winds Of Time


 秋にはレコ発東名阪ツアーなんかもありますので、そちらもお楽しみに~!


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★“Insula Sacra” Tour 2010
 11月28日(日) 名古屋 栄 HOLIDAY
 12月5日(日) 大阪 心斎橋 club ALIVE
 12月11日(日) 東京 渋谷 GUILTY


 では、また。
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by naniwametal | 2010-07-19 14:52

ブラガ新作はオーケストラ参加で劇メロも満載~


 LIV MOONをポール・オニールがプロデュースしたら…なんてふと思った恭子の頃、何となく先が見えてきたような“W:O:A 2009”報告──本日はこのメタル・クイーンから!!


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 WOA常連のDORO@“True Metal”ステージです!
 時刻は午前1時amを回ったところ。
 これまでにWARLOCKの再結成やら、オーケストラとの共演やら、イロイロ趣向を凝らしてきた彼女ですが、どうやらこの時は、活動25周年を祝しての集大成ショウだったようです。
 なので、まずはWARLOCK時代の曲が連打されるのですが、何と1曲目が「Fur Immer」!
 い き な り で す か!!
 これには思わず「スゲー♪」となっちゃいましたね~。
 あと、ギター・チームの中に元AFTER FOREVERのバス・マースがいたのも、個人的にはかなりのサプライズ。


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 他のメンバーはよく分かりませんでしたが、ベースはお馴染みニック・ダグラスでしたよ…ね?
 あと、鍵盤はKAMELOTもやってるオリヴァー・パロタイかな?
 ともあれ、
 「Burning The Witches」で激ヘドバンし、「True As Steel」では万単位の大合唱に加わり…と、前半からテンション上がりまくりですよ。
 続く25周年ソング「The Night Of The Warlock」も感動的だったし、「Celebrate」でのザビーナ@HOLY MOSESが客演(&修道士みたいな格好のコーラス隊が2名ほど…)も、お約束とはいえ盛り上がりました。

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 でもって、
 大胆にバラード・アレンジされたJPカヴァー「Breaking The Law」に聴き入っていると、お次はもうラストの「All We Are」…って、短か杉でしょ!!!
 そういえば、
 ステージ奥にあった巨大な手が、グググ~っと前へ出て来て、何やら仏頭のようなのとセットになって動いてたような気がするけど、それ以上に火柱とかが激しくて、照明も凄かったので、今イチ何だかよく分かりませんでした…。
 途中、W.E.T.へSARKEを観に行こうかちょっと迷ったけど、結局は最後までタップリとDOROを堪能。
 つか、ホントにあっという間でしたからね~。

1.Fur Immer(WARLOCK) 2.I Rule the Ruins(WARLOCK) 3.Burning The Witches(WARLOCK) 4.True As Steel(WARLOCK) 5.The Night Of The Warlock 6.Fight 7.Above The Ashes 8.Burn It Up 9.Celebrate 10.Breaking The Law(JUDAS PRIEST) 11.All We Are(WARLOCK)


 続いては、
 “Black”ステージにてこのバンド…って、何ぢゃコリャ~?!
 ステージ上にヴァイキング船が設置されてるんですけど♪


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 そう、
 スウェーデンの激烈重厚ヴァイキンガー、AMON AMARTHです!
 のっけから凄まじい盛り上がりで、もう夜中の2時amだというのにみんな元気ありますな~。
 いや…もくもくスモーク&ガッツリ火柱な中、赤白の帆をなびかせ聳え立つヴァイキング船を見てるだけで、妙な高揚感に包まれること請け合い。
 しかも、ヴォーカルのヨハンなんて、ドラゴンの船首飾りのすぐ後ろに仁王立ちですから。


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 これでテンション上げるなと言われても無理でしょう。
 ラウパにもこのセット持ち込んでくれませんかね~?

 ところで──そういえば、このアモアマのショウ前に、ちょっとした出来事があったのを、ふと思い出しました。
 確か、アモアマの開演を待ってて、みんな「まだか…まだか……」と焦らされてる時のこと。
 ステージ横の巨大スクリーンへ、何故かブラガの「The Bard's Song:In the Forest」のPVが流れたんですわ。
 そしたら、“Black”ステージ前のオーディエンスがそれに合わせて一斉に歌い始めるぢゃありませんか。
 しかも、サビでは今まさにブラガのショウが行なわれてるのか…というぐらいの大合唱に!
 流石はドイツ、流石はWOA…っても、次に始まるのはメロパワでも何でもないのにね?
 結局、PVが完奏されると拍手まで起こって、何かよく分からんけど、その場はヤケに感動的な空気に…。

 …って、
 実はゆっくりしてられないワタシは、ひとしきりアモアマの写真を撮ったら、その足でPartyへ移動~。
 そこでダークな音世界を生み出していたのは、地元ドイツのこのゴサ~。


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 フランクフルト出身のASPです。
 てっきりダーク・ウェイヴの人達と思ってたら、ライヴでは意外にヘヴィ。
 バンド・サウンドは完全にメタルと言えるモノで、民族色を取っ払ったSUBWAY TO SALLY…ってな感触の曲もありました。
 白塗りピエロ・メイク(?)のAspことアレクサンダー・シュプレンク<Vo>のキャラも、佇まいは完全に非メタルながら、激しく観客を煽ったりして、これがなかなか熱かったんですわ。

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 ただ、さらに移動…ってことで、ひとまずPartyを離れ、一路W.E.T.ステージへこのカルト・バンドを観に行くことに。


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 チリのデス/ブラックの要素(…っても、初期POSSESSEDとかその辺のね)もあるスラッシャー、PENTAGRAMです。
 同名異バンドが色々いますが、まさか彼等のライヴが観られる日がくるとは…。
 つか、CRIMINALと関係のあるバンドだったとは。
 さっき初めて知りました…。
 確信犯的なチープさと猪突猛進なパワーが肝…だと思ってたら、ライヴでは意外にマトモだったような?
 勿論、スゲー演奏ウマいとかそういうのではなかったけど、もっとバタバタなの想像してたのに、フツーにカッコ良かったです。


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 まぁ、それでも2曲も観れば充分…と、再びPartyへ逆戻りして、その後しばしASPを観て(後ろからだと照明がキレイ~)、ラスト10分ぐらいになったところで、またまたメイン・ステージまで移動し、
 グワングワン火柱が上がりまくる中、ラス曲の「Death in Fire」をガッツリ堪能して──ようやく、長い1日が終了~。

 毎年のことですけど、ひたすら濃ゆいフェスですな~。
 これでも、観逃した&観られなかったバンドがイッパイあるんですからね~。


 では、また。
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by naniwametal | 2010-07-17 16:31

『プレデターズ』→矢場とん→『9』


 まだまだ続く“W:O:A 2009”報告──フェス初日の7月31日、ようやく日が暮れてきた午後10時ちょい前から…。


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 そんな折、“True Metal”ステージへ登場したのはこ~の重鎮バンド!


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 言わずと知れたMOTORHEADです~。
 WOA出演は、これが何度目になるんでしょうか?
 例によって、今回も「We Are Motorhead」からかな~なんて思ってたら、
 毎度の「We are MOTORHEAD…and, We play R&R!!」というレミーのMCに続いて、何と…いきなり「Iron Fist」でスタート!
 ぐわ~、ヤヴァい!!
 しかも、次は「Stay Clean」!!!
 ベース・ソロを「で~んででんで~んでんでん♪」と歌いながら悶絶!!!!

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 ただ、
 彼等のショウは日本でも何度も観てるし…ということで、ここで一念発起(?)し、Medievalステージへ言ってみることに。
 ホントは、20時からのSWASHBUCKLEがスゲー観たかったのですけど、Medievalステージってフェスティヴァル・エリアの外にあって、移動が大変&20時台はエリア内の3つのステージをハシゴするだけで精一杯だったんで、泣く泣く断念していたんでした…。
 でも、
 この時間はW.E.T.へ行かなくても良さそうだし、モタヘさえ我慢すれば、結構ゆっくり出来そうだし──足を伸ばすのは今しかない…と思い、いざActivity Areaへ!
 すると、
 初体験のMedievalステージでプレイしていたのは、地元組であるこの5人組でした~。


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 バヴァリア地方出身のフォーク・メタラー、INGRIMM
 …って、
 名前すら知らんかったのですけど、22時のスタートに間に合うかな…と、慌てて移動したら、既にステージ前にはかなりのオーディエンスが集結。
 ギターだかベースだかがトラブってたようで、ショウは予定時間からちょい押しで始まりました~。
 通常の4人組ロック編成に、バグパイプ&ハーディ・ガーディ担当がいて、パッと聴き“よりメタリックにして疾走感も伴うIN EXTREMO”といった印象。
 ワイルドにヴォーカルが観客を煽ると、最前付近で激しいヘドバンの嵐が巻き起こります。

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 ギター&ベースは、フツーにメタルのノリで、軽くフォーメーション組みつつ並んでヘドバンしたりもする一方、
 古楽器奏者はわりに淡々と演奏。
 MCの間に、ステージの隅っこでハーディ・ガーディの調整なんてやる余裕も見せてました。

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 ちなみに、
 '09年より開設されたMedievalステージですが、その規模は予想以上にちっちゃかったです。
 ステージの広さはW.E.T.の半分以下。
 大学祭の野外ステージ程度? いや、夏祭の盆踊り会場ぐらい…?
 ('05年にハンブルク郊外で観た“Metal Bash”を思い出す…)
 恐らく200~300人とか、多く見積もっても400~500人ぐらいで周辺はギッチリ埋まっちゃいます。

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 そんなこんなで、
 とりあえず4~5曲ほど観たところで、腹も減ってきたし、INGRIMMをBGMにMedievalマーケットをウロウロ。
 メシ系の屋台も全て中世風の佇まい…ってことで、どこもイロイロと趣向を凝らしてて目を惹くのですが、ふと美味そうな匂いに誘われ、ガーリック・ブレッド屋へ吸い寄せられていくと、パンを焼いてた婆さんが「まずは試食しなよ」と無言で小片を差し出すので、一口戴くと──コレが激美味!

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 '01年からずっとお気に入りのお馴染みKnobi Brotとは全く別モノで、ニンニクたっぷりな上にヨーグルト・ソースみたいなのが塗られてて、そこへトッピング(オリーブとかハラペーニョとかフライド・オニオンとか)を好きなだけ盛り放題…ってのも嬉しいぢゃないですか。
 あまりに美味かったので、あとでKohタンにもオススメしといたら、一発で気に入ったみたいでした~。
 あと、
 フェスティヴァル・エリア内にはない紅茶屋も発見!
 かなり寒かったので、あったかいチャイが嬉しかった~。
 思わず、2杯もおかわりしましたわ。
 とはいえ、
 いつまでもココでくつろいでる場合ぢゃないし…と、ショウが終盤に差し掛かって、ますます盛り上がっているINGRIMMを横目に、一路フェスティヴァル・エリアへ逆戻り~。
 すると、
 まだモタヘがやってて、ちょうどミッキ・ディーのドラム・ソロが始まったので、当然そのまま観戦ですよ。
 さらに、「Going To Brazil」でヘドバンしてたら、本編ラストの「Killed By Death」では、SKEW SISKINのニナが飛び入り!
 そうなると、もはやFuel Girlsなんてどーでも良くなるワケで──アンコールの定番2連発も、何故か印象薄かったり…。

1.Iron Fist 2.Stay Clean 3.Be My Baby 4.Rock Out 5.Metropolis 6.Over The Top 7.One Night Stand 8.I Got Mine~G Solo 9.The Thousand Names Of God 10.In The Name Of Tragedy~Ds Solo 11.Just 'Cos You Got The Power 12.Going To Brazil 13.Killed By Death [Encore]14.Ace Of Spades 15.Overkil


 続いては、
 23時15分から“Black”ステージでこのバンド!


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 そう、IN FLAMESです。
 モタヘとどっちがトリかというと微妙ですが、出番が日付をまたぐオイシイ時間帯だったことを重視して、ここではインフレがヘッドだったと解釈しておきましょうか。
 つかね、
 最近の来日公演でのグダグダっぷりとは違い(こないだの“TASTE OF CHAOS”はそうぢゃなかったけど)、WOAで観るインフレはいつもホント凄くて、観客の盛り上がりも実際ハンパないですから。
 何度も言って(書いて)るように、日本で観るのとは別バンドかと思うぐらいに貫禄に満ち、大物オーラがビシバシ出てるんですわ。
 何なんでしょうね、この違いは…。

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 あ~でも、
 Partyステージで同時進行してたこのバンドを観に行かなきゃだったんで、パパッと写真撮ったらすぐに移動です。


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 キタキター、EPICA!!
 ようやくの初体験でした。
 コッチも盛り上がってましたよ~。
 何せ、シモーネたん…ったら、がっつりエロエロなもんで…!


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 いやね…お美しいのはよ~く分かってましたとも。
 でも、ここまでお色気むちむち全開だとは…。
 とにかく、歌いながら全メンバーにエロく絡む絡む!
 フロントの3人は勿論のこと、ドラムスのところまで、クネクネ接近しまくってましたもの。
 ただ、
 何となくマネキンっぽく見えたのも、また事実だったり。
 それは、オーケストレーションとクワイアの同期音源がド派手過ぎて、バンド・サウンドが全くリアルに聴こえてこないのとも、きっと関係あったかも?
 あ…いや、そりゃNIGHTWISHもWITHIN TEMPTATIONもバリバリ音源使ってますよ。
 でも、EPICAの場合は、初めてRHAPSODYのライヴを観た時と同じ印象が…。
 肝心のシモーネの声も、すっかりクワイアに掻き消されて、あんま聴こえない…ってか、時々どこを生で歌ってるのか分からない瞬間があったし。
 それでも、しばらくは彼女のエロ・ワールドに釘付けでしたね~。
 あと、大量にパイロを使ってのステージ演出も凄かったです。
 ところが、
 ふとメイン・ステージを見やると、EPICAのショウで立ち上る火柱が子供騙しに見えてしまう──そして、IN FLAMESというバンド名に恥じない──超ド級のパイロ・テクニックがそこで展開されていました。


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 コッチはステージ上だけぢゃありませんからね。
 PA&照明スタッフが入った櫓からも、巨大スクリーンの周りからも、凄まじい大きさの炎が吹き上がります。
 何と、ゴゴゴーと火柱が上がったら、その場が暖かくなっちゃうホド!
 思わず一瞬でEPICAのことを忘れて、またインフレのショウを観るべく、メイン方面へそそくさと移動ですよ。
 すると、
 中盤には、『COME CLARITY』('06)からの「Dead End」で、リサ・ミスコフスキーが生客演するというサプライズも!
 当然、「Only For The Weak」では数万人の一斉ジャンプが見られたでしょうし、「The Chosen Pessimist」では数万人がライター代わりに携帯を頭上にかざし、これまた感動的な光景が…と、
 今回もイロイロと魅せてくれましたね~。

1.Delight And Angers 2.The Hive 3.Trigger 4.Cloud Connected 5.Disconnected 6.Only For The Weak 7.Embody The Invisible 8.Come Clarity 9.Dead End 10.Alias 11.The Chosen Pessimist 12.The Mirror's Truth 13.The Quiet Place 14.Take This Life

 ちなみに、
 この時もイェスパーはおらず、ENGELのニクラス・エンゲリンがヘルプ起用されておりました。
 でも、まさかその後にイェスパーが自ら脱退してしまうなんて、思ってもみませんでしたよ~。
 うむ~。


 では、また。
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by naniwametal | 2010-07-15 14:51

やっとこ聴いた紫新譜──JJがスバラシー


 まだまだ先は長い“W:O:A 2009”報告──本日は、フェス初日(7/31)の18時に“Black”ステージへ登場したこのバンドから!


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 豪州が生んだAC/DCの後継バンド、AIRBOURNEです!
 何で彼等が“Black”なのかはともかく──演奏開始直後からいきなりパワー全開なのは、ラウパ出演時と同じ。
 走り出てきたジョエルが凄い勢いでステージを横切り、フロア・モニターをピョンピョン跳び越え、激しくギターを掻き鳴らすと、もう一瞬で大観衆が呑み込まれてしまいます。
 しかも、そのノリは殆ど途切れることなくキープされ、以降もずぅ~っとイケイケ・バリバリのまま、突っ走り続けたのですから、観ていてエキサイトしないワケがありません。


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 正直言って、まんまAC/DCですよ。
 でも、それで全然OK。
 本家の伝統芸もイイけど、どうせならコッチで暴れたい…という人も少なくないのでは?
 あ~でも、
 ジョエルのペースにまんまと惹き込まれて戻れなくなる前に、Partyステージへ行かないと…。
 そう、
 同時刻に彼等が演奏を開始していたからです!


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 言わずと知れた英国のハイパー・ソニック・メタラー、DRAGONFORCE!!
 最近、演奏がマトモになってきて面白くない…なんて言われてた彼等ですが、このWOAのステージでも、暴れるところはしっかり暴れ、弾くべきところではキッチリ弾くというバランスが、ちゃ~んととれてたし、
 走り回りまくり、跳びまくり、変顔しまくり…という点では、'09年3月の来日公演ホドの異常なテンションはなかったものの、メインのAIRBOURNEと比べても、負けず劣らずのイイ勝負をしてましたよ~。
 当然、得意の(?)おバカなノリも満載。
 何てったって、ギター2人のTシャツが、日本でのライヴぢゃないのに、コレですから…。

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 当然、お調子モノのフレッドも、こ~んな感じ。

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 相変わらず水を撒きまくってたZPは、今ひとつハッチャケ度が足りなかったような気もするけど、
 その後の電撃脱退とは、特に関係ない…と思いたいです。
 (つか、今後どーなるねん? …んとに)

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 尚、ネット上で拾ったセット・リストは以下の通り。

1.Valley Of The Damned 2.Heroes Of Our Time 3.Operation Ground And Pound 4.Reasons To Live 5.Strike Of The Ninja 6.Fury Of The Storm 7.The Last Journey Home 8.Through The Fire And Flames

 なるほど…そういえば、AIRBOURNEから移動してきたら、まだ「Valley Of The Damned」をやってたような気がします。
 序盤からこの曲か~なんて、思ったような気も…。

 ただ、
 途中でデジカメの電池が切れたんで、予備に入れ替えると、充電のため、そのままバックステージのプレス・テントへ移動~。
 ところが、焦ってる時に限って、誰かに呼び止められたりするもので、
 この時は、渡り階段で見知らぬオバサンに「アナタ日本人?」と、声を掛けられました。
 「そうですけど…」と答えると、どうやらラジオ番組の取材で来ているのだそうで、「日本人のメタル・ファンに話を訊きたいんだけど、友達を紹介してくれない?」とか何とか。
 「え~と、今ここに呼んだ方がイイですかね?」なんて困ってると、超グッド・タイミングで、バックステージ方面からKohタン&ローラたんが現れたぢゃないですか!
 「あっ、日本人発見──この子に話を訊くとイイですよ!」と、ローラたんを押しやり、「スマンけど…ヨロシク!」とだけ言って、そのままプレス・テントへ…。
 いきなりでワケ分からんかったと思うけど…まぁ、貴重な経験が出来たでしょ??

 そんでもって、
 電池を充電器にセットして、またフェスティヴァル・エリアへトンボ返り。
 焦ってたのは、実は充電だけが理由ぢゃなかったのです。
 W.E.T.で観ておきたいバンドがあったんで、少しでも早めに移動して…と思ってたからなんですけど──渡り階段を出て、すぐに目に入ってきた光景に、思わずW.E.T.へ行くのを忘れそうになりました。
 AIRBOURNEのジョエルが、ステージ・セットの骨組にしがみ付き、かな~り高い所まで登って行ってるぢゃありませんか!
 '08年にも、NASHVILLE PUSSYのライダーが同様の行動をとっていたし、それ以前('05年かな?)にも、EDGUYのトビアス・サメットが豪雨の中、ハラハラ・ドキドキもののよじ登りパフォーマンスを見せてくれましたが、
 高所恐怖症としては、いつ誰がやってても衝撃以外の何モノでもありません…。
 なのに──目を背けたいのに、ついつい見やってしまうのはどうしてでしょうか?
 それでも、何とかその場から逃げるようにW.E.T.へ向かうと、時刻は19時ちょい前で、ちょうどこの若手バンドのショウが始まるところでした~。


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 英ヨークシャー出身のクソガキ集団…いえいえ、新世代メタルの旗手のひとつ──BRING ME THE HORIZON!!
 つか、上の写真の状況って分かります?
 メンバーが立ってるのは、観客との間にある柵。
 何と彼等は、勢いよくステージへ飛び出してきたかと思うと、そのままクルーに担がれて柵まで到達し、そこで演奏を始めたのでした。
 そのド肝を抜く演出に、すぐさまW.E.T.のテント内は大興奮!
 いや~、若いって素晴らしいですね~。
 あ…でも、
 前の3人が大歓声を浴びてる間、ステージ上は寂しいことになってました…。

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 その後、2曲目以降はみんなステージへ戻ってきてプレイしたのですけど、今度はステージ上が運動会に。
 ドラマー以外全員が、一瞬たりとも止まっていないぐらいのテンションで、とにかく走る、跳ぶ、暴れる…の連続ですよ。
 これぞ、リアルに「ワシャ止まったら死ぬんぢゃ~」状態…??
 まぁ、
 力込めて吼えるところなんかでは、止まってましたけどね。

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 ともあれ、自分が10代だったらマヂ堪らんでしょうな~。
 彼等がデス・コアなのかどうかはともかく、紛れもなく新世代でしょうよ…アレは。
 …って、
 しみじみ感じ入ってるヒマはなく、2曲ほど観て、またテントの外へ~。
 すると、
 19時15分から、“True Metal”ステージでWOA常連のこのバンドが~!


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 スウェーデンの人気者、HAMMERFALLでっす。
 日本ではすっかり陰りが見えまくりな彼等ですが、WOAでは堂々メイン・ステージでプレイ。
 大階段を配したステージ・セットは、大氷河を設置していた'05年よりは質素だったものの、序盤から火柱がガンガン立ち上り、それなりにスペクタルを感じさせてくれましたよ~。
 ただビックリしたのが、ヨアキムが肥大してたのと、オスカーが金髪になってたこと。

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 後者はもしかしたら染め戻したのかもしれませんが、前者は動きとかちょっと鈍くなって、やっぱりフロントマンはアクティヴぢゃなきゃ…とか思ったりも。
 注目された新加入ギタリスト、ポントゥス・ノルグレンは、結構アクティヴではあったけど、今ひとつ存在感が薄かったです…。

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 ギター・プレイもシュレッド連発…ってなワケにはいかず、少なくともワタシが観ている間には、特段スゲーってなプレイも出ず。
 よって、中盤ぐらいからは…もしかしたら、BGM状態でメシ食ってたような…。

1.SE~Blood Bound 2.Renegade 3.Hallowed Be My Name 4.Last Man Standing 5.Heeding The Call 6.Glory To The Brave 7.Life Is Now 8.Any Means Necessary 9.Riders Of The Storm 10.Let The Hammer Fall 11.Hearts On Fire

 それでも、
 「Last Man Standing」の前のMCとか聞いた覚えあるし(内容は完全に忘れたけど)、「Riders Of The Storm」は、万単位の観衆と一緒に歌った記憶があるんですけど──かなり記憶は曖昧。
 終盤には、オスカーさまが大ハッスルして、豪快なギター投げ上げ!

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 でも、
 確か、中ヌケしてW.E.T.へこのバンドを観に行ったハズ…。


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 復活した北米スラッシャー、WHIPLASH!!
 ニュージャージー出身の彼等のショウも、これが初生体験ですよ。
 …っても、
 初期3作リリース後、'96年に『CULT OF ONE』で復活した時は、中途半端にヘヴィで微妙だったし、次の『SIT STAND KNEEL PREY』('97)までは聴いてたものの、
 さらに翌年の第6作『THRASHBACK』は殆ど記憶になく(でも、タイトル通りにスラッシュへ戻ったハズ)、正直言って“で、今は誰がいんの?”状態でした。
 ところが──いかにもスラッシュ・リヴァイヴァル以降のファンといった若年層のオーディエンスを前に、トリオ編成にてぶちカマされたのは、これぞ正真正銘のスラッシュ・メタル!!
 やたら演奏もタイトで、当然アグレッションも上々だったんですわ。
 何となく初期のイメージでは、勝手に“やたらバタバタしてそう”だったトニー・ポルタロ<G,Vo>も、貫禄あるわ、やたら切れ味鋭いギター・プレイを連発するわ…で、観てるだけで高揚しまくりですよ!!

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 いや~、
 SACRED REICHといい、MORTAL SINといい、WOAで観るスラッシュ系の再結成は、ホントにハズレなしですな~。
 しかも、それを見守るのがオッサン・スラッシャーばっかり…ではなく、フツーに10~20代中心ってのが凄い!
 これでトニー・スカリオーネが残ってれば…というのは、やっぱりオッサンの欲目?
 うむ~。

 そんでもって、
 思いがけずWHIPLASHを堪能した後は、20時半より“Black”ステージでこのバンドを。


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 WOA初登場のBULLET FOR MY VALENTINE~。
 今が旬(?)の彼等も、流石に人気ありましたね~。
 幾つもの大型フェスに出演してきただけあり、WOAの大舞台でもしっかり地に足着いてたし。
 イケメンのマットが煽ると、女子から黄色い歓声も上がります。

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 ただ、若手ならではの勢い/パワーという点では、さっき観たBMTHのインパクトがあまりに大きく、いつも以上に小粒に見えてしまったのも事実…。
 もうちょっと色んな面でプラス・アルファが欲しかったかも。
 …って、
 日本でさんざん観てるのもあって、2曲目の途中には、実はもうPartyステージへ移動してしまったのですけど…ね。
 すると、BFMVと同時進行でこの近未来系バンドが!


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 米NY出身のエモでプログレな4人組、COHEED AND CAMBRIAです。
 彼等も来日済みですが、個人的にはWOAで初体験~。
 第一印象は、予想以上にメタリックで、エモ要素は予想よりも低め…というもの。
 フロントを務めるクラウディオ・サンチェスの、あのモジャモジャなルックスもインパクトあったし、あの風貌であの声…ってのも、確かに妙な味わいアリますよね~。
 ゲディ・リーに似てるとは、やっぱり思いませんでしたけど。
 あと、
 何となくクラウディオのひとり舞台かと思ってたのに、全くそんなことなく、特にトラヴィス・スティーヴァーは、時々クラウディオよりも目立ってたかもしれません。

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 意外だったのは、終盤に「The Trooper」@IRON MAIDENのカヴァーを──確か、何かオリジナル曲とのメドレー形式で──やったこと。
 来日公演でもやったそうなんですけど、全然知らんかったので、WOAのオーディエンスに合わせて無理してるのかと…。
 いや、実際にはどこからも無理してる感は伝わってこず、楽しんで演奏しているように観えましたわ。
 残念ながら、他の楽曲の判別は殆ど出来ず…。
 あ──最もインパクトあったのは、実のところ、彼等のバックドロップのデザインだったかも…ですな。


 では、また。
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by naniwametal | 2010-07-03 23:48

劇場予告観たら俄然気になってきたぞ電影版天龍特攻隊


 ぼちぼちいこかの“W:O:A 2009”報告──本日はこのバンドから…!


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 欧州シーンにおけるゴッドファーザー、カイ・ハンセン率いるGAMMA RAYです!
 彼等が“True Metal”ステージへ登場したのは、午後2時15分頃のこと。
 毎度のSE「Welcome」からスタートし、1曲目は…何といきなり「Heavy Metal Universe」!
 しかも、途中に「Ride The Sky」を挟む変則メドレー構成ですから。
 いや~、こういうことやってくれるから堪らんですな。
 しかも、まだ中盤前に大曲「Rebellion In Dreamland」が炸裂し、またもやメドレーでそのまま「Man On A Mission」に…なんて、悶絶しないワケないぢゃないですか!
 この日、カイの調子は正直あんま良くありませんでした。
 ツアーの時期からズレてたし、きっとリハもあんまやってなかったんでしょう。
 でも、声が出てないとか、歌えてないとか、そんなコトお構いナシに、ひたすらガンガン盛り上げちゃうところが、カイのカイたる所以。
 万単位のオーディエンスも、どんどんどんどんヒートアップしていきます。

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 ただ、
 “アーライ”@「Man On A Mission」でスッカリ満足してしまったのもあって、また、バックステージのプレス・テントの様子を観に行かなきゃ…だったのもあって、
 ここでその場を離れたワタシは、まだリリース前どころか、レコーディングも完了していなかった新作『TO THE METAL!』から、逸早~く披露された「To The Metal」を観逃してしまいます。
 アホや…。

1.Intro:Welcome(SE)~Heavy Metal Universe~Ride The Sky(Excerpt/HELLOWEEN)~Heavy Metal Universe 2.New World Order 3.Rebellion In Dreamland(Excerpt)~Man On A Mission 4.Into The Storm 5.Heaven Can Wait 6.To The Metal 7.Future World(Excerpt/HELLOWEEN)~I Want Out(HELLOWEEN) 8.Somewhere Out In Space [Encore]9.Send Me A Sign

 まぁ、今はYouTubeがあるんで、それから数日後には「なるほどコレか…」と、PCの画面を見ながら何とか聴くことは出来たのですけど…。

 …で、
 そんなGAMMA RAYを振り切って、プレス・テントへ観に行ったのは、このバンドでした~。


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 フランスのゴスなメタル・コア系──スクリームする女子ヴォーカル擁するETHS
 プレス向けのショウケース・ギグです。
 当然、初めて観ました。
 実を言うと、彼等は同日の遅い時間にW.E.T.ステージでもプレイする予定だったんですけど、
 W.E.T.ってどうも足が遠のきがちで、ついつい面倒臭くなって、「ま…いっか♪」となることが多いので(特に、遅い時間で疲れがピークに達してると…)、先に観られるのなら観ておこう…と思ったんですね~。
 結果、3~4曲でしたが、ジックリ観させてもらいました。
 第一印象は、“キャンディスたん…ちっちゃ!!”で、次第にダーク&ちょいアヴァンギャルドな部分にも、ズブズブ惹き込まれていきましたとも。
 '04年デビューとのことですから、そこからもう約5年のキャリアを重ねてきているワケで、演奏もなかなかまとまってて、狂気を吐き出しながら、時にコケティッシュな魅力も放ちまくるキャンディスは、
 いつしかプレス・テントに集結した、ウェブジンとかやってそうなヲタ・メタラーどもの心をすっかり鷲掴み!!


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 いや~しかし、
 日本にも同系/同列ってなバンドは山ほどいるワケですが、そんな中、何で彼等が日本デビュー出来ていないのか、ちょっと…いや、かな~り不思議に思いました。
 まぁ、ETHSとて手放しで絶賛出来るワケではない…とはいえ、タイミングと運はハイプに軽々負ける…とか何とか、またまた苦く実感させられたのであります。
 &「To The Metal」を逃したのは痛かったけど、彼等をスルーしなくて良かった~とか思ったりも。


 その後、
 フェスティヴァル・エリアへ戻ってくると、GAMMA RAYが最後の盛り上がりを見せていて、すぐに地元メタラーと一緒に「センミアサーぃ♪」なんて歌いまくってると、それがラス曲(アンコール)で、「もう終わりか~」と。
 なので、その足でPartyステージへと移動し、次に観たのは、こ~のバンドでした~。


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 久々~のTRISTANIA!!
 妖艶ヴィベケたんの後任として、小悪魔マリアンヂェラたんが加わってから初めて観ます。
 …って、
 のっけから、な~んか薄~いのは何故??
 マリアンヂェラが見た目通り小粒だから?
 新曲が今イチだから?
 脱退したハズのシェティルが相変わらずいるから?
 ともあれ、
 悪くはないけど…なガッカリ感に包まれつつ、それでも、下手に美女ギタリストを発見して、その瞬間はちょいテンション上がりましたよ~。


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 OCTAVIA SPERATIのギュリたんです。
 彼女もヘルプで──決してウマいプレイヤーではありませんが、妙に目立ってましたね~。
 つか、マリアンヂェラよりも熱~い視線を一身に浴びてたかも。
 あ~でも、
 同時進行の“Black”ステージにも行かなきゃ…だったんで、しぶしぶ移動。
 すると、
 このヴァイオレントな連中が激奏中~。


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 米デトロイト出身のハードコアな5人組、WALLS OF JERICHOです!
 確か、来日経験もあったと思いますが、初めて観ました。
 これまた女子ヴォーカルのバンドとはいえ、当然マリアンヂェラとは似ても似つかないし、ETHSのキャンディスともまた違ったタイプです。
 名前はキャンダイスと近いものの、とりあえず見た目は真逆…。


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 文字通りの女傑ですな。
 つか、何でこんなに腕が太いのよ?
 しかも、爆裂ダミ声でSパワーも全開!
 客あしらいも抜群にウマいです。
 豪快に叫びまくり、煽られまくってるウチに、もう暴れるしかない…とピットに飛び込んでいったオーディエンスも、きっと少なくなかったでしょう。
 個人的には、あんま得意ぢゃない系の音なのですが、観ていて妙に気持ち好いんで、最初は“写真撮ったらすぐにTRISTANIAへ戻ろう”と思ってたのに、しばらくそのまま観入ってしまいましたよ。
 その間、ひたすらジャンプしまくってたギタリストもスゲーかったです。
 スゲー体力!!

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 いやいや、
 これぐらいライヴがウマかったら、ジャンル外の観客を掴むのも楽勝でしょうね~。
 あの巨大なメイン・ステージを目一杯使っての、アクティヴなパフォーマンスも見物だったし。
 結局、4~5曲は観ていたでしょうか。
 その後、
 携帯の充電なんかで一旦バックステージへ行ったり、ばったり会ったKohタンとダベったりしてたら、やっぱりTRISTANIAは今イチだったと言うので、その場で“世界3大ガッカリ・ゴシック”のひとつに認定したり(?)…とか何とかしてるウチに、
 時間は16時45分になり、“True Metal”ステージでこのバンドがスタート!!


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 これがWOA出演5回目──NEVERMOREです!
 そういえば、セカンド・ギターは誰がやんの?
 …なんて思ったら、何とジェフ・ルーミスひとりだけ。
 それでも、音の薄さはそんなに気にならず。
 当然、ギター・ソロのバックとかちょい音圧下がるけど、リズム隊が図太く頑張っていたので、いきなりスッカスカになったりすることはありません。


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 1曲目は「This Sacrament」──相変わらず『THE POLITICS OF ECSTASY』('96)好っきゃな~。
 毎度キャップ着用のワレルは、何故かBEHEMOTHのTシャツを着てて、グラサンは「This Sacrament」のギター・ソロ中に早くも外しちゃいました。
 改めてセトリを見ると、『DEAD HEART IN A DEAD WORLD』('00)からの楽曲がちょい多めでしょうか?
 (スッカリ忘れてるけど…)9分に迫る大曲「This Godless Endeavor」なんかもやってたんですね~。
 期待された新曲披露はなく、デビュー作からもやっぱり全くプレイされず。
 いつかライヴで「C.B.F.」が観られる日はくるのか…。
 個人的ハイライトは、終盤にプレイされた「I, Voyager」!
 でもって、ラス曲「Born」では恒例のクラウド・サーファー祭が起こり、1時間ステージはあっという間に終了~。

1.SE~This Sacrament 2.The River Dragon Has Come 3.Dead Heart In A Dead World 4.Enemies Of Reality 5.The Heart Collector 6.Narcosynthesis 7.This Godless Endeavor 8.Inside Four Walls 9.I, Voyager 10.Born

 既に、時刻は夕方に差し掛かってますが、まだまだ日差しは強いし、もう雨の心配はなさそうだったけど、とにかく暑かった~。
 いやいや、コレカラガ本番──まだ初日の半分ですから…!!


 では、また。
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by naniwametal | 2010-07-01 16:59