ダイヤリ
by naniwametal


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ゼウスの化身と思ったら鷲は敵陣とか


 あの伝説のイヴェント“Pure Metal Seminar”がまさかの復活!!!
 “PURE METAL CLUB”主催による、その名も“Pure Metal Seminar Returns”として、去る11/26に第1回が行なわれました~。


 


 司会は勿論、我等がわーさんこと、和田“キャプテン”誠!
 トークあり、ゲストあり、新譜試聴あり、PV鑑賞あり、プレゼント大会あり…と、'90年代をリアル・タイムで過ごしたHR/HMファンならお馴染みのファン・イヴェントなのですが──如何せん若者には今ひとつ馴染みがないようで、
 最初、場の空気は非常~に硬く、和田さんのトークも空回り気味なら、初っ端からギャグもスベりまくり…。
 ALDIOUSのオープニング・コメント映像も、流れるまでにちょい手間取ったりで、一体どうなることか…と心配に。
 ただ、集まったピュア・メタラーの皆さんも、徐々に状況が呑み込めてきたのか、中盤頃にはトークにもスクリーンにも食い付きが良くなってきて、
 ダジャレ全開の親父ギャグも、かな~りウケるようになってきました。

 序盤の目玉は、和田さん秘蔵の懐かし写真モロモロ。
 日本デビュー頃のBLIND GUARDIANとか、初来日時のROYAL HUNTとか、今は亡きTHUNDERHEADとか、必殺のATTACK(!)とか、往年の姿が次々とスクリーンに映し出され、みんなあの頃は若かった~的なサプライズが続々です。


       


 新譜紹介コーナーでは、ハンガリーのWISDOMからV系の摩天楼オペラまで、モロモロPVとかライヴ映像を観たり、ウクライナのCONQUESTの新曲(mp3だったので音悪かったけど…)を聴いたりして、みっちりグリグリっと堪能。
 ゲスト・コーナーは、DRAGON GUARDIANの勇者アーサー&LIGHTNINGのアイアン・チノが登場し、それぞれの新作に関するトークが炸裂しました。


  


 下の写真、左がアーサーくんで、右がチノくんです。


  


 でもって、
 最後は恒例の(?)グッズ争奪ジャンケン大会。


  


 …って、
 皆さんあんま物欲ないのね?
 殆どのグッズが、かなり低めの競争率でゲット出来てましたよ~。

 尚、次回の予定はまだ未定ですが、いずれ海外からもゲストが…なんてのも実現しそうなので、今後もお楽しみに~。
 いや~それにしても、
 リッキー・ファン・ヘルデン先生に会った日本人って、きっとわーさんだけですよね?
 スゲー!!
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by naniwametal | 2011-11-30 17:21

剣歯虎ガイコツのバックに神殿みたいなの…って結構シュール?


 “激ロックFES Vol.9”で、ANTERIORLAZARUS A.D.を観てきました~。

 ANTERIOR登場の時点で、会場の吉祥寺CLUB SEATAは6~7割の入り。
 客層は若めで女子も多め。
 しかし…後ろからだとホントに観辛いハコですな~。


【ANTERIOR】

 英国の5人組。
 今回が初来日です。
 元々シンガーがギターも兼任する4人組だったのですが、その後専任ギタリストが加入。
 アルバムを聴いていると“英国のTRIVIUM”ってな印象もありますが、実際にライヴを初体験したら、メンバーのルックスが全然違うのと、ステージングも全く異なってるため、あんまTRIVIUMっぽくは感じないですよね?
 つか、な~んかめっさ地味~。
 メンバー全員、ほぼ淡々と演奏するのみで、殆ど動きがありません。
 意外にオーソドックスで、激烈怒涛な楽曲もナシ。
 いや、演奏はかなりウマいのですが、シュレッドも連発するギター2人は、ソロ弾く際とか完全に演奏に集中してしまって、ほぼ観客に注意がいかなくなり──ぢゃあ、その間ヴォーカルが煽るのかと思いきや、そうでもない…という。
 でも、次から次にメロディックなツイン・リードが繰り出され、テクニカルな掛け合いや流麗なハーモニーをキメまくってくれるのは、マヂ圧巻でしたよ。
 まぁ、アグレッションには欠けるものの、ミスらしいミスは殆どなかったし、アンサンブルも安定しまくり。
 しかも、まるでプログレ・メタラーか…って佇まいのワリに、オールドスクール・メタルなフレーズが満載されてて、メタル・コアっぽさも、CDのイメージよりずっと希薄だったような。
 ヒゲ面のシンガーも、要所々々で観客を煽るものの、決してグイグイ引っ張っていくタイプではないようで、な~んか大人しいのです。
 つか、見た目で結構オッサンやな~と思ったら、まだ25歳なの? マヂで…?!
 そんなこんなで、ちょっと血気盛んな若者にはモノ足りなかったかも?
 いえいえ、ちゃんと速いパートになると、みんな輪になって走ります。
 ヴォーカルも何度かサークルを要求してましたし。
 …でもって、ラス曲ではWODが炸裂~。
 あ…でも、
 その後、クリーン・パートに泣きのギターが絡むパートがあって、そこでどう反応してイイか分からないのか、フロアに立ち尽くすお子達…。
 いや~、全編とにかく生真面目さが全開で出まくりまくりで、アレはアレでなかなか興味深かったです!
 …って、演奏時間40分で僅か6曲!
 長い曲が多いから…とはいえ、ちょっと少なくないですか??

1.SE~To Live Not Remain 2.Blood In The Throne Room 3.Seraph 4.Tyranny 5.The Silent Divide 6.Dead Divine

 2枚のアルバムからキッチリ3曲ずつ…ってトコにも、生真面目さが滲み出てる?
 前日はもう2曲追加…って感じだったそうです。
 …ってことは、
 2マンの日も、1時間も演奏しなかったの…ね??
 

【LAZARUS A.D.】

 大トリを務めたのは、米産4人組。
 '09年のラウパに続いての再来日です。
 コチラは全くお行儀良いハズもなく、スラッシャーらしく、ガチャガチャうるさくはっちゃけてました。
 よって、オーディエンスの暴れっぷりもANTERIORの3倍増しぐらいに。
 サークル頻発&フィストバンギングも盛り盛りですよ。
 ベース兼任のヴォーカルは、やたら早口でまくし立て系MCを連発。
 おかげで、英語が聞き取れず、観客の反応が鈍くなってしまう場面も。
 終盤、「みんなニュー・アルバムは気に入ってくれたか~?!」と訊いたのに、全く反応ナシ…とか、ちょっと哀しかった~。
 ツイン・ギターはほぼ分業制。
 1曲だけツインのハモりをやってたものの、基本的に上手がリズム専任で、下手がリード弾きまくり。
 下手ギターは、頑張って速弾きもやりつつ、ワウ・ソロで時に攻撃的に、時にエモーショナルに。
 …で、
 全編スラッシュ全開かというと、決してそうでもないのがこのバンドの面白いところ。
 スラッシュの遅いパートではなく、明らかにブレーク・ダウンと呼べるパートを持つ曲もあれば、完全にPANTERA由来のグルーヴ・リフも頻発。
 元ネタ「Walk」なリフは、少なくとも2度は飛び出してたし。
 それでも、最も得意とするのはEXODUS風…かな?
 下手ギターのTシャツはAC/DCでしたけど。

1.Through Your Eyes 2.Thou Shall Not Fear 3.Absolute Power 4.Light A City(Up In Smoke) 5.Last Breath 6.Black Rivers Flow 7.The Ultimate Sacrifice 8.The Onslaught Pt.1:Revolution

 彼等も律儀に(?)2枚のアルバムから4曲ずつプレイ。
 アンコール(「Who I Really Am」)も用意されてたみたいですが、時間が押してたのもあってか、彼等も40分ちょいで強制終了~。
 終電が迫ってきて、泣く泣く途中退場した人がかなりいたことを考えると、アンコールなしでも致し方なかったのかも。
 ただ、終演後に2バンドのメンバーが入り乱れてステージに再登場した際の、仲の良い雰囲気からすると、最後にセッション・タイムやっちゃうのもアリだったのでは…なんて思ったりも。
 ベタにMETALLICAとかで良かったので。
 でも、やっぱり終了が23時過ぎるのはマズいか~。
 うむ~。
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by naniwametal | 2011-11-28 03:19

CONQUEST新作かなり良さ気ですな~


 渋谷O-EastでALDIOUSを観てきました。

 今回は売り切れにはならなかったけど、フロアは軽く9割埋まってて、相変わらずの人気っぷり。
 但し…見事なまでにオッサンばっかし。
 前回クアトロで観た時は、もうちょっと女子もチラホラいた気がするのですが、本日は99.99%がオッサン。
 しかも、平均年齢40歳オーヴァーってな感じで。
 ただ、そのオッサン達の気迫が凄い。
 最前中央付近は大密集でみんな最初っから最後まで腕振り上げまくりで、度々合唱も起こってました。
 サイリウム振ってるオッサンも数名おりましたな。

 肝心のバンドのパフォーマンスは、勢いは充分感じられたものの、安定感は今ひとつだったかも…。
 特に、Ramiは初っ端からハズしまくりで、もしかして…モニターが聴こえてなかったのかな?
 Yoshiも、めきめき上達してきてる…ハズなのに、やや後退…ってな具合。
 サワのベースも最初ヤケにモコモコしてて、ちょっとチューニングが怪しかったような。
 トキとArutoは…現状維持ってトコでしょうか。
 もしかして、みんな舞い上がってた?
 それぐらいに、開演直後からスゲー盛り上がりだったので。
 Ramiなんて、登場した瞬間からいきなり満面の笑顔で、観客の反応が嬉しくて堪らないといった様子。
 サワも終始ニッコニコ。
 でもって、2人ともめっさ天然。
 関西弁のMCも、自然体過ぎるぐらいに自然体。
 (トキの「ぎょうさん来てもらって~♪」とか)
 そこがまたファンには美味しいポイントなのでしょうけど。
 ステージ・アクションという点では、今回もトキが断トツで優勝。
 どう動いてもいちいちキマるのは、天性のモノなんでしょうな。
 他のメンバーとの絡みも見事だったし。
 トキが動けば、その都度一際デカい歓声が起こってたし。
 Ramiは、お立ち台を使って色んなポーズで悩殺。
 「夜蝶」ではエロくクネクネ、「Mermaid」では、人魚姫よろしく横たわったりも。
 ただ、スワロフスキーを散りばめたマイク・シールドを扱いあぐねてたのはちょっと…。
 動く度にモニターに絡み付いて、その度にスタッフが解きにくる…の繰り返しでした。
 Yoshiは、みんな舞い上がってる分、自分がしっかりしなきゃ…的な風にも見えました。
 その責任感の重みが、演奏を疎かにしてしまったのだったら…ちょっと残念ですが。
 セトリは以下の通り。

1.SE~Disclose 2.Defended Desire 3.Eternal Delusion 4.Bind 5.灰の雪 6.Carry Out! 7.Eversince 8.Instrumental 9.Across 10.Ground Angel 11.Spellbind 12.夜蝶 13.Wish Song 14.Mermaid 15.Spirit Black 16.Confusion 17.Luft:Opening~Luft [Encore 1]18.夜想曲 19.Ultimate Melodious [Encore 2]20.Deep

 「Across」でピアノを弾いたのはトキ!
 これがフツーに弾けててビックリですよ。
 でも、「夜想曲」はカラオケ使用してました。
 後半、せっかく盛り上がる曲を並べてたのに、ちょっと流れがスムーズ過ぎたのは勿体なかったかも。
 例えば、「Mermaid」は「Wish Song」から切れ間ナシにプレイされたのですが、もっと勿体ぶって単体で披露するとか…。
 「Spirit Black」の位置も、今ひとつ効果的ではなかったかも。
 あ~でも、Yoshiはこの曲のソロはワリと弾けてました。

 …って、
 あの観客の熱狂っぷりを見たら、冷静に分析なんてしてる場合ぢゃないか…と。
 とにかく、歓声がデカいデカい。
 アレで女子ファンもちゃんと増えてくれると…。
 いつか東京ガールズコレクションで演奏するぐらいになれるとイイんですけどね~。
 アゲ嬢人気って、ここ最近女子の間でどーなんでしょ?
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by naniwametal | 2011-11-27 02:00

パラ4歌詞変更曲──予想以上に印象違うな~


 公園通りクラシックスでまぼろしペイガンズを観てきました~。


 


 約半年振りです。
 あ~でも、デジャヴか…ってぐらいに、前回とほぼ同じでした。
 セトリも曲順が違うだけで大体同じ。
 曲紹介の際のMCまでほぼ同じだったような。
 相変わらず、音がズレてるのか、それともハズれて聴こえるだけなのか──正直よく分からない、Chihiro S.のサズ(大小2種使用)が怪しさ満点で最強!
 でも、今回はより頻繁にチューニングやってたっぽいので、前回とは違ってたハズ…ですよね?
 ヘンテコなリズムが多過ぎて、これまたズレてんのか合ってんのかよく分からないアンサンブルも、きっと味のウチなんでしょう。
 Chihiro S.と言えば、何故か妙に説明口調のMCも最強。
 唸り節の歌も、当然最強です。


  


  


       


  


 セトリは多分こ~んな感じ。

1.冬はひと時 2.Oyster Bay 3.Black Corridor 4.小さい秋みつけた:Excerpt(童謡) 5.赤とんぼ(童謡) 6.とんぼのめがね(童謡) 7.Palastinalied 8.Sululule 9.子連れ狼(若山富三郎) 10.Intermede(Messiaen) 11.The River Song(DONOVAN) 12.Stare Masto

 終盤、佐藤圭一のウードがチューニング不能になり、でも演奏は始まっちゃって、トンバク担当のやぎちさとが「やり直した方がイイ?」なんて、叩きながら佐藤に訊く場面があって、仕方なく途中で一旦曲を止め、改めてやり直したり…なんてこともあったものの、それ以外に大きなハプニングはナシ。
 あと──やぎといえば、どの曲だか忘れたけど、前回はChihiro S.が単独で歌った童謡の翻案を、今回はやぎがメインで歌ってた…ような。
 それから、
 今回もゲストでヴァイオリン奏者が途中から加わったのですが、前回よりも多めに客演。
 前は、何曲かだけだったのに、今回は途中から最後までジョイントしっ放しでした。


  


 つまり、
 民族音楽、古楽、チェンバー、サイケ、童謡…に、元から持ってたクラシックの要素を、より色濃く加味するようになった…ということかと。
 それが、聴いててなかなか心地好かったです。
 いやいや、
 こうやって振り返ってみると、前回とはイロイロ違ってましたね~。

 ところで、
 公園通りクラシックスって、昔はジァンジァンだったトコ…でしょうか?
 アコースティックなライヴにはイイ感じのハコなんで、メタラーもアコ・ライヴをやる時は使えばイイのに…なんて思ったりも~。
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by naniwametal | 2011-11-26 03:55

凶暴なヴァイオリン?


 SIGH@鹿鳴館を観てきました。


 


 スゲー久々です。
 ここのところ、他のライヴと重なってたりで、なかなか観に行けなかった…ってか、そんなに頻繁にライヴやるバンドぢゃないんで、『SCENES FROM HELL』('10)リリース後、初めてかも。
 前回観た時は、まだ川嶋がステージで鍵盤弾いてましたから、相当前ですな…。
 現在はオーケストレーションなどを同期で流し、生鍵盤は使用せず。
 川嶋とDr.Mikannibalのツイン・ヴォーカルを、ドーンと中心に据えたフォーメーションでパフォームしています。
 ただ、ちゃんと衣装も着こんだその2人(Dr.Mikannibalのハッピみたいなのがちょっと謎…)を挟むように、ステージ両端に立つギター&ベースは、相変わらず普段着っぽいTシャツ姿。
 ドラムも…と思ったら、何と五芒星の入った帽子なんて被っちゃってて、五人一酒時代には考えられなかったな~なんて思ったりも。


  


       


       


  


       


 ビックリしたのは、イロイロと小道具を多用していて、火をかなり使ってたこと。
 ドクロの頭からとか、キャンドルからとか、マイクが装着出来るトライバルなお面からとか、もうガンガン炎を吹き上げてみせます。
 しかも、それをワリと淡々とやってのけるところが、SIGHらしいというか。
 MCも基本的にナシ。
 でも、曲間で妙に間が空くことがあるので、何かSEとか流せば…と思ったりもしました。


       


  


 セトリは、近作2枚から中心の選曲。
 シンフォニック・パートのインパクトが凄かったです。
 ただそれでも、「式神」と「真言立川」は外せません…って感じ?
 メドレーっぽく披露されたこの2曲では、Dr.Mikannibalがサックスをプレイ。


       


 いや~、
 持ち時間30分なんであっという間でしたわ。

1.SE~Prelude To The Oracle 2.The Soul Grave 3.Death With Dishonor 4.Shikigami 5.Shingontachikawa 6.Introitus/Kyrie 7.Inked In Blood 8.Me-Devil 9.Black Metal(VENOM)

 ラストのVENOMカヴァーも、もはや定番って感じで大盛り上がり!
 Dr.Mikannibalの蝋燭プレイからの火吹きもお約束で。


       


 尚、
 既にニュー・アルバムのレコーディングを終えているというSIGH。
 リリースは来年2月ぐらいを目指してるそうですので、次のライヴは来春ぐらいでしょうか?
 新作も楽しみですな~。
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by naniwametal | 2011-11-20 02:54

限定塩スタミナは…どの辺にスタミナが?


 東京キネマ倶楽部でCONCERTO MOONを観てきました。

 “Savior Never Cry Tour 2011”の最終日。
 お客さんの入りは6割ぐらい?
 でも、小さなライヴハウスって会場でもないんで、それなりに入ってたのでは?
 彼等のライヴを観るのはめっちゃ久々。
 ヴォーカルが代わってから初めて…って、ベースも代わってたんですね?
 まぁ、それぐらい観てなかったと。
 しかも、ここ何枚かのアルバムは聴いてもいないという…。

 まず注目は現シンガーの久世敦史。
 (SCREAMING SYMPHONYとは掛け持ち参加?)
 長いツアーをコナしてきたので、もうすっかりバンドに馴染んでる様子でした。
 カミカミのMCとか、まだ緊張も見られたけど、その後ろで島が、まるで授業参観のお父さんのようににこやかに見守ってたり…。
 歌はそこそこ。
 抜群の歌唱力ってこともないし、時々バックに呑み込まれてたし、特別な声を持っているワケでもありませんが──でも、熱さは満点。
 今後もっと経験を積み、ここ一番で「をっ!」と思わせる武器を身につけて欲しいところ。
 島は相変わらず極ウマ。
 “顔で”弾きまくるのも相変わらず。
 とにかく、全く危な気なく、最初っから最後まで強烈にシュレッド全開!
 ただ気になったのが、ギター・サウンド。
 何かこもってて、いつものウザいぐらいの音圧もなければ、キレも全く感じられないのです。
 おかしいな~とか思ってたら──どうやら、バルコニー席だとそう聴こえるだけで、下のフロアだと全く音のヌケもアタックも違ったのだとか。
 …で、リズム隊。
 ドラムスは前に観た時と同じで、ただ叩いてるだけ。
 ベースも全くグルーヴが出せていない。
 ハード・ロックの躍動感も、メタルのダイナミズムも感じられず…残念でした。
 申し訳ないけど、島がアレで満足しているとは思いたくないです。
 あと、やっぱり鍵盤が欲しい。
 もう4人編成になって数年経つけど──今でもそういう音楽やってると思うんで。

 セトリは新作中心に、でも結構バランス良く?

1.SE~Savior Never Cry 2.Dream Chaser 3.The Shining Light Of The Moon 4.Fight To The Death 5.Stay In My Heart 6.Over The Fear 7.Straight From The Heart 8.In My Dream 9.Live To Win 10.Ds Solo 11.Right Here, Right Now 12.To Die For 13.It's Not Over 14.Alone In The Paradise 15.Angel Of Chaos [Encore 1]16.Lay Down Your Life(To Be Free) 17.From Father To Son [Encore 2]18.Change My Heart [Encore 3]19.Concerto Moon

 バラードなし、インスト1曲。
 アンコール含め2時間半強って感じでしょうか。
 ちょっと長く感じました。
 つか、アンコールは3回も必要?
 セカンド・アンコールで2曲やった方が、よりスッキリ終われたような。
 3回目──「欲張りなお客さんですね~」って、そりゃ客電点かなきゃ、まだあると思ってコールしますわね。
 
 ともあれ、
 島曰く「久世が入ってこのバンドの寿命が19年は延びた」そうなので、さらに上を目指して頑張って欲しいものです。
 ちなみに、20年後は「フィアンセと中世音楽をやってる」そうで。
 そんな島は、お辞儀する時、何となく浪速商人(あきんど)風なのは…何故?
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by naniwametal | 2011-11-13 02:55

肉そば途中で秋田…


 東京ドームシティ・ホールでDIR EN GREYを観てきました。

 8月のWOA以来──でも、日本で観るのはかなり久々です。
 …って、
 本日は新作『DUM SPIRO SPERO』完全生産限定盤の購入者しか観られない、特別なライヴだったそうで。

 場内は満員でした。
 2階バルコニーで立ち見だったんですけど、正面だと人垣で何も見えなくて、上手側に移動し、ステージを斜め上から見下ろす感じで観戦。
 でも、そこからだとスクリーンを2枚使った効果が今ひとつよく伝わらないのが難点…。
 ただ、正面からだと分からないであろうメンバーの動きなんかはよく見えました。

 こないだの新木場2日間を観ていないので、何がスペシャルなんでしょ…と思ってたら、
 どうやら、幾つかの曲(新曲全部?)が装飾音を加えたヴァージョンになっていたようです。
 (「Amon」のみ完全生産限定盤にシンフォニック・ヴァージョンってのが入ってるのね?)
 確かに、ゴスっぽかったりプログレっぽかったりするストリングスとかシンセの音が挿入されてて、何か印象が違うと思いました。
 時々、CELTIC FROSTの『INTO THE PANDEMONIUM』('87)を思い出したり…って、スクリーンにはボスの絵も使われてましたね。
 (次はティンパニーとフレンチホルンか?)

 …で、
 「あちゃ~」としか思えなかったWOAから3ヵ月──まるで別のバンドかというぐらいに、しっかり演奏出来てました。
 京の歌もWOAの時のダメっぷりが嘘のよう。
 前と全然違うな~と思ったのは、ステージ前のお立ち台の使い方。
 以前は、飽くまで“ちっちゃいヴォーカルのための台”でしかなく、朝礼台みたい…なんて思うこともありましたが、今回そこで暴れまくり、のたうちまわり、突っ伏し、踊り、ポーズを決める京を観ているうちに、
 お立ち台ではなく、特別な何かをやるための特別なステージに見えてきたのです。
 殆どヨガみたいな姿勢で、マイクを手に持たずに台の上に置いたまま、そこへ顔を近づけて叫んだりもしてませんでした?
 お馴染みエフェクトを駆使しての、カオスなヴォイス・パフォーマンス(?)も──相変わらず、苦笑な場面もあるけど──さらに凄まじいことに。
 ただ、アレって1回のショウで何度もやったらアカンのでは?

 ギター2人も頑張ってました。
 色んな音を使い分け、ウワサ通りにソロも炸裂!
 ツイン・リードまで飛び出したんで、ANGRAみたいに中央で向かい合って弾いてくれ~とか思いましたよ。(嘘)
 リズム隊も頑張ってました。
 ドラムは必死さ全開な曲もあったけど、何とか付いて行ってたし。
 ただ、同期を使い過ぎてて、どこを生で弾いているのか、よく分からないこともしばしば。
 バンドでやらなくても、同期だけ流して京がひとりでパフォームすれば?
 …なんて思った場面もあったし。
 いや、実際それはそれでアリな気もしますけど。

 それにしても、
 あそこまでカオスでブルータルでスラッジーなことやってるんですから、そろそろ自然発生的にモッシュとかサークルとか起こっても不思議ぢゃなくないですか?
 でも、一向にその気配ナシ。
 普段EARTHDOMとかで暴れてる人が、フツーにその場にいても違和感ないぐらいに、混沌轟音炸裂しまくりなのにね。
 激しい轟音好きなドゥーマーのファンとか付いてないんでしょうか?
 サーフすらナシってのも、ちょっと不気味ですらあったり。
 あと、
 アンコール時の、「あんこぉる! あんこぉるっ!!」ってのも、未だ伝統芸として(?)続いてることにビビッたりも。

 そんなこんなで、演奏時間はアンコール含め2時間強…って感じでしょうか。
 最後、関西弁丸出しで「楽しかったで♪」とMCした京は笑顔だった…ような。
 メンバーが退場してからも、セカンド・アンコールを求める声はしばらく鳴り止みませんでしたが、結局やらず。
 正直言うと、未だに好きな曲とかあんまないんですけど(汗)、不思議といつも最後までしっかり観れちゃうんですよね。
 しかも、いつの間にか1時間半ぐらい過ぎてて、気が付いたら本編終わり…とか。
 まぁ、スクリーンの映像が面白いってのもあるし(ハエ軍団の時に切り替わった、クマちゃんみたいな着ぐるみ2頭が扉を開けると、得体の知れない着ぐるみが続々出てくるレトロなモノクロ映像とか、凄く気になって釘付けに…)、モロモロ演出がウマいってのもあるんでしょうけど。
 あと、やっぱり野外より屋内で観たいバンドなのかな~とも。

1.SE~Amon 2.Lotus 3.Obscure 4.流転の塔 5.暁 6.激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇 7.滴る朦朧 8.The Blossoming Beelzebub 9.Mazohyst Of Decadence 10.蜜と唾 11.「欲巣にDREAMBOX」あるいは成熟の理念と冷たい雨 12.Different Sense 13.獣慾 14.Decayed Crow [Encore]15.HYDRA-666- 16.Red Soul 17.Agitated Screams Of Maggots 18.冷血なりせば 19.残 20.羅刹国
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by naniwametal | 2011-11-12 04:16

完済させてたとは…いや流石としか卍


 映画『オジー降臨』の試写を観てきました。


        


 最近流行りの(?)ドキュメント・ロック映画です。

 ここ最近のオジーを3年以上に亘って追っかけ撮影した映像に、過去の様々な映像とスチールと数々の破天荒エピソードを加えて、人間オジーというか…ジョン・マイケル・オズボーンの実態に迫ろう…という内容。
 監督がオジーの実息ジャックというのもあり、家族愛や絆みたいな部分に、主にスポットが当たっています。
 ミュージシャンとしてのハチャメチャな過去については、もうみんなよく知っているエピソードに改めて切り込んだ部分もあるとはいえ、60年余の半生を94分でまとめるのはやっぱり無理があったようで、ちょっと中途半端な印象も。
 オジー家一族ほぼ総登場には注目。
 流石に両親の動く映像はないものの、本人の姉弟は勿論、前妻との子供達も出てくるし、『オズボーンズ』にも出なかった長女のエイミー(美女でした!)もコメントを寄せています。
 あと、同業のミュージシャンにも語ってもらっているのですが、驚くのは、そこにオジーのアイドルであるポール・マッカートニーが含まれていること!
 ただ、'70年代の生き証人がSABBATHの面々だけ…ってのはちょっとね。
 (お3人の暴露話は結構オモロいけど)
 ヘンリー・ロリンズとかジョン・フルシアンテに、陳腐な「やっぱオジーは凄いぜ!」みたいなセリフを言わせるぐらいだったら、もっと話を訊くべきミュージシャンは他にいたでしょ…って感じ。
 まぁ、その辺はジャック監督だからこそ…なのかもしれないですが。
 (トミー・リーの話は結構笑えたけど)
 ライヴ・シーンなどのレア映像も殆どナシ。
 あ…でも、何かのアワード授賞式でのランディ・ローズとのシーンは貴重です!
 つか、インタビューでしゃべるランディなんて始めてみたかも。
 オジーが「ヤツはちっちゃいワリに声がシブい」と言ってた通り、意外な低音ヴォイスでした。
 そのランディのことを語る最近のオジーにもちょっとだけビックリ。
 結構しっかりとコメントしていたので。
 今から20年以上前、インタビューの席でランディの名前を出しただけで、突然ひどく動揺し取り乱した姿を目の当たりにしているだけに…。
 (まぁ、劇中にもあった通り、当時は酒とクスリで正気ではなかったのかもしれませんが)
 あと、シャロンを横に置いて、前妻と別れた経緯…というか、子供との別れを語るオジーも印象的でした。
 それにしても、
 そりゃ撮影時期もあったんでしょうけど、ガス・Gがまるで登場せず、まるで今でもザックがバンドにいるかのようだったのは…どうなんでしょ。
 ジャックやシャロンの中では、ガスちんの存在感なんてゼロに等しい…ってこと?
 …で、
 ラストには「やっと父親らしくなった」「自分を取り戻した」…という平和的帰着点が。
 これもミエミエのエンディングでは?
 そうそう、最後にひとつ。
 '70年代のライヴ写真とか見ると、やたらリー・ドリアンに似てるのがあって、「へ~」と。
 立ち姿とか、知らぬ間に影響受けてた…って感じ?
 
 とまぁ、
 ナンやカンやとイロイロ書きつつも、上映中は全く飽きずにフツーに楽しめたし、感動的な場面も沢山ありました。
 ANVILほどは泣けないですけど。
 とりあえず、最大の見所は──やっぱり“しゃべるランディ”!
 コレだけも元が取れる…って人は少なくないんじゃないでしょうか?
 つか、シャロンはまだまだ他にもランディの秘蔵映像を持ってますな、コレは。
 次は何を出してくるのか──そっちのが気になる~。
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by naniwametal | 2011-11-10 16:29

前身XTAZYから見事にプログレか~


 “Italian Progressive Rock Festival”最終日~。
 オーケストラ入りスペシャル企画の第2夜(追加公演)です。

 週末3連荘後のド平日…ってことで、流石にお客さんは少なかった…。
 それでも、2階席にも少し入ってたそうだし、何とか6割ぐらいは埋まってたのかな?
 フロア後方でイタリア・ワインを振舞ってました。
 なるほど、“後援:イタリア大使館、イタリア政府観光局”は伊達ぢゃない?
 …って、
 前日が18時開演なのに、終演は22時50分頃だったと聞いて、開演前は、こりゃヘタすると日をまたぐぞ…的な心配もあったのですが、チッタ側から時間指定があったのか、曲は削られてしまってたものの、初日(4日)よりも早く終わりました。
 それでも、終電の関係で最後まで観られなかった人もおられたでしょうが…。


OSANNA

 まず先鋒はナポリ軍団。
 暗転して幕が開くと、オケの席は空っぽ。
 バンドの面々は揃ってるけど、リノ・ヴァイレッティがいない。
 …と思ったら、フロア後方から客席を通り抜けて登場。
 ちゃんとフェイス・ペイントしてる!
 そこに鳴り響く「Oro Caldo」の土着なオープニング。
 ステージ後方にはスクリーンがあって、映画『ナポリの饗宴』の場面が映し出されます。
 続いて、バンド演奏が始まるとヴァイレッティのしゃべくりが炸裂し、鍵盤&コーラス担当の息子イルヴィンとの掛け合いも。
 そう、第1部はオケなしの“THE BEST OF OSANNA”で──いきなりメドレー。
 「Fuje'a Chistu Paese」から「Animale Senza Respiro」の一部をやって、「Mirror Train」の“チュリチュリチュリ…♪”へ。
 もうその時点で、観客はすっかりOSANNAワールドに惹き込まれてしまってました。
 スウィングするドラマー、専任ギタリストのエモーショナルなプレイもイイ感じです。
 ただ…気になったのは、今回サックス&フルート奏者がいないこと。
 特にフルートは、シンセで代用が利かない独特なプレイ満載なだけに、とりあえず脳内で補完するしかなかったかと。
 …って、
 所詮ヘタレなワタシは『SUDDANCE』('78)は持ってないわ、『TAKA BOOM』('01)は当時聴いて以来どこかへ行方不明になってるわ…で、そこいらの曲をやられると、今イチよく分からず…(弱)。
 それでも、ファンキーだったりブルージーだったりハードだったりポップだったりするOSANNA節は、しっかり堪能しましたですよ。
 でもって──気が付けば、必殺の「L'uomo」が飛び出して、「え~もう終わり?!」と。
 (CITTA FRONTALEやってたの…全然気づいてなかった:汗)
 今回もジミヘン入りで、その「Purple Haze」では息子がハンドマイクで歌いまくり!
 そんで、また「Fuje'a Chistu Paese」に戻って、第1部は終了~。
 前日から「Fiume」のみカット…かな?
 ちなみに、
 下記セトリは、“勘”で書き出したモノ。
 ただでさえメドレーばっかで細かいトコロがよく分からないので、参考までに…って感じでご覧頂ければ。

[第1部]
1.SE~Medley:O'culore 'E Napule~Pazzariello~Fuje'a Chistu Paese~Intro Animale~Mirror Train 2.Taka Boom 3.Il Castello Dell'es 4.Ce Vulesse 5.'A Zingara~Oro Caldo 6.L'Amore Vincera' Di Nuovo~In Un Vecchio Cieco~Vado Verso Una Meta~Solo Uniti(CITTA FRONTALE) 7.L'uomo~Purple Haze(Jimi Hendrix)~L'uomo~Fuje'a Chistu Paese(Reprise)

 ここまで第1部──19:02頃スタートで、20:02頃終了。
 一旦幕が下りて、休憩を挟むのかと思いきや、客電は点かず。
 薄闇のまま5分ほど待たされて、20:08頃に幕が上がり、いよいよ第2部がスタート!
 今度はオケもスタンバってました。
 但し、BELLFASTの女子メンバーは不参加。
 若手演奏家中心ではあったみたいですけど。
 開始直前──そういえばフルートいないのにどうするんでしょ?
 もしかして、オケの人があの邪悪な吹き方をやってくれるのか?
 …とか思ってたら、オープニングはSEでした。
 「えっ?」という間もなく、スクリーンに映画が映し出されて、『MILANO CALIBRO 9』('72)の再現が始まります。
 ピアノが割り込んでくるトコロから生演奏に。
 でもって、ストリングスが入ってくると、「キタキタキター!!」と、否が応でも盛り上がる盛り上がる!
 あ~でも、その後のフルート・パートも、オケの人はやってくれませんでした。
 出来ない…んでしょうけど。
 電子音が鳴り響いて、ゆっくりヴァイレッティが登場。
 流石にジャケットなどを羽織っておられます。
 フェイス・ペイントはそのままでしたけど…。
 つか、
 アルバムの曲順通りの再現ではありませんでした。
 何ででしょう?
 まぁ、フルート不在だと“III”は無理なんでしょうけど。
 その後アタマに戻って、感動しまくりな中、約30分で終了~。
 終演時、「アリガトーアリガトー」と連呼してから、ヴァイレッティはフツーにイタリア語で何やら叫びまくってました。

 セトリは──「Variatione」の順番が怪しいので、これまた参考まで。

[第2部]
1.SE~Prelude 2.Tema 3.Variatione V 4.Variatione VI 5.Variatione I 6.Variatione II 7.Variatione IV 8.Variatione VII 9.Canzona(There Will Be Time) 10.Prelude(Reprise)


PFM

 続いて、初日に続いての登場のパン屋。
 開演は21:13頃。
 コッチは幕が開くと、最初っからオケが揃ってます。
 (スクリーンは不使用)
 OSANNAでは弦楽隊だけだったけど、しっかり管もラインナップ。
 指揮も日本人から、バンド専属のブルーノ・サントーリ(燕尾服姿)に交代です。
 続いて登場したチッチョ、ムッシーダ、ジヴァスの3人は、お揃いのグレーのジャケットを着用。
 まずはクラシック翻案ショウ“PFM In Classic”から。
 オープニングはモーツァルトの「魔笛」でしょうか。
 最初は御大3名だけで──その後、オケが加わってきます。
 …って、
 その後は、聴いたことある曲もあったけど、よく分からん曲もありました。
 一番ノレたのは、プロコフィエフの「ロミオとジュリエット」です。
 例によって、セトリは不確定。
 全部やったかどうか自信ナシ…。

[第1部]
1.Il Flauto Magico-Overture(Mozart) 2.La Danza Macabra(Saint-Saens)~La Danza No.1(Dvorjak) 3.Sinfonia No.5-Iv Mov. Adagietto(Mahler) 5.Romeo E Giulietta-Danza Dei Cavalieri(Prokofiev) 6.La Grande Pasqua Russa(Korsakov) 7.Il Nabucco-Overture(Verdi)

 22:02頃に第1部が終わって、チョッチョのMCに続いて、幕間ナシで第2部へ突入!
 続いては、オケ入りPFMナンバーです。
 1曲目は当然、「人生は川のようなもの」!
 ムッシーダによるアコギのイントロダクションに続いて、あの泣き泣きの導入部──いつ聴いても、本当に泣けます。
 間違いなく、ロック史に残る最も美しい曲のひとつでしょう。
 メロトロン・パートの生ストリングスがまたイイ!
 2曲目はチョッチョがステージ前でステップを踏みながら歌った「Promenade The Puzzle」…って、チョッチョの変則的な動きに、スポットライトが間に合わない場面も。
 次は、待ってましたのバラード「Dove…Quando…」!
 続いて、ちょっと意外な選曲──『SUONARE SUONARE』('80) から「Maestro Della Voce」は、完全にフツーの歌モノです。
 でもって、ラストは勿論「9月の印象(甦る世界)」~。
 もう感動で震えまくりですよ。
 ムッシーダがこれまで見たことがないような、本当に満足気な──文字通り満面の笑みを浮かべていたのも印象的でした。
 アンコールは、クラシック・パートを盛り込んで組曲形式にアレンジされた「Celebration」!
 これまた感動!!
 但し、「セー、レー、ブレーション♪」はナシ。
 時間的制約があったからでしょうか?
 はしゃぐチョッチョを尻目に、すぐ次の曲──ラストの「ウィリアム・テル序曲」が始まります。
 最初の主旋律は、バンドのヴァイオリニスト、アレッサンドロ・ボネッティが執りました。
 いや~、『COOK』('75)を思い出して、また涙…。
 昨日はやったらしい「La Luna Nuova(Four Holes In The Ground)」がカットされてたけど、別にイイですな。
 充分過ぎるぐらい心に沁みましたとも。
 そんなこんなで、アンコール含めて、終演は22:52頃。
 午前0時を回るかも…って心配は、杞憂に終わりましたとさ。

[第2部]
1.River Of Life 2.Promenade The Puzzle 3.Dove…Quando… 4.Maestro Della Voce 5.Impressioni Di Settembre [Encore]6.Suite Italiana:Sinfonia No.4-L'ltallana(Mendellson)~E'Festa~La Dnaza(Rossini) 7.William Tell(Rossini)
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by naniwametal | 2011-11-08 05:09

X-RATEDはNEW MODEL ARMYみたいだった…ってマヂか!


 “Italian Progressive Rock Festival”2日目~。

 本日はソールド・アウト。
 プログレ・ファンがフツーに集まっただけではなくて、ジャズ・ロック・メニアもホラー・フリークも取り込んだのが勝因?


IL BALLETTO DI BRONZO

 トップはジャンニ・レオーネ率いるトリオ。
 …って、
 ジャンニたん…ったら、今回もガッツリやってくれました。
 ナルシスト度もオネェ度も、どちらも強化されてた…ような。
 もうね、登場からしてキョーレツ。
 スポットに照らされて、何やら顔を隠してるな…と思ったら、ドラッグ・クイーンっぽい仮面系の被り物着用!
 しかも、上着にはCDが縫い付けられてたような。
 あと、いちいちポーズとアクションがウザい!
 いや…お茶目。
 でも、動きが昭和な感じ。
 (仮面は2曲目ぐらいに外した)
 クネりながらの鍵盤プレイは、ロビー・ヴァレンタインも軽く凌駕します。
 あと、3曲目の前に、客席へ降りていくパフォーマンス。
 観客の手に何やらスタンプを押してたみたい。
 バンド名が丸く印字されてて、真ん中に日付があって…って、まるで領収印ですな。
 とにかく、いちいち大仰。
 それに引き換え、リズム隊のあの普段着っぷりはナニ?
 新メンバーだそうで。
 (そういえば、前に観た時はGERARDがバックやったんでしたな)
 ベースはジャンニのお気に入りボーイ(…)らしく、「このバンドで最も美しいメンバーなのよ♪」とか何とか。
 2人ともかなり若いですよね?
 スクリーンも使用…って、映し出されたのは海外でのパフォーマンス映像なんですけど(DVDにでもなってんのかな?)、そこでは鏡張りの仮面を着用。
 ヘンな巻物をくるくる広げたりもしてました。
 どっちも、生ではやらずでしたけど。
 …で、
 まず最近の(?)曲を3連打してから、「サウンド・エンジニアちゃん、イントロ出して~ん♪」ってな感じで、あの「あ~あ~あ~♪」という妖しい女声に導かれて『YS』がスタート。
 当然、“イプシロン・エッセ”と読んぢゃダメですから。
 “イーーーース♪”です。
 その「Intorduzione」で、スクリーンには様々な時期のジャンニのポートレイトが続々映し出されます。
 子供時代、初期イルバレ、ソロ期らしき姿…などなど。
 …って、
 自分だけかよ! 他のメンバーは?
 一応、バンドなんでしょ??
 どんだけ自分好きやねん!!w
 『YS』ではハモンドも使用。
 ちゃんと後ろではレズリー・スピーカーが回ってて、イイ音してましたよ。
 リズム隊は、可もなく不可もなく…かな。
 でもって、
 ラストはお約束のビラ撒きやって終了。
 「Epilogo」…やんなかったですよね?
 18:03頃開演&18:43頃終幕。
 短い!
 何で??

1.Deliquio Viola 2.Napoli Sotterranea 3.La Discesa Nel Cervello 4.Intorduzione 5.Primo Incontro 6.Secondo Incontro 7.Terzo Incontro


ARTI+MESTIERI

 続いては、連日出演のフリオ・キリコ擁するジャズ・ロック・バンド。
 初めて観ます。
 現在はツイン・ギター編成の6人組で、オリジナル・メンバーは、キリコ<Ds>の他に、ベッペ・クロヴェッラ<Key>、ジジ・ヴェネゴーニ<G>という3名だけで、そこへ前回来日時も参加していたマルコ・ロアーニャ<G>とイアーノ・ニコロ<Vo>、そして、新顔のロベルト・プッジョーニ<B>が加わります。
 ベッペは執事風の爺さん一歩手前。
 ジジはいかにもヴェテラン・ミュージシャンといった佇まい。
 …って、
 幕が開いたら、まずジジのMCがあって、それから演奏がスタート。
 マルコはカウボーイ・ハット着用。
 ロベルトは…めっさ普通。
 まるで、その辺歩いてたオッサンに、「ベース弾けます? 弾けますか! ぢゃあ、ちょっと弾いてみて」なんて言って、そのまま連れてきたかのよう。
 キリコはやっぱりタンクトップ着用。
 イアーノは最初、口にテープを貼った状態でクネクネ登場して、歌う寸前──おもむろにテープをはがして歌い出しました。
 中低域メインで、ヘタではないけど、そんなに上手くもなく…。
 つか、この人もオネェですよね??
 動きが完全にソッチ系。
 歌のパートがある曲だけ出てきます。
 (お色直しもアリ)
 お馴染み“ステージ上で紙飛行機を作って飛ばす”を3回もやってました。
 最初2回はウマく飛ばず…、3度目の正直で、やっとスウィ~っと飛んでくれました。
 セットリストは新旧織り交ぜて。
 『TILT』('74)から4曲、『GIRO DI VALZER PER DOMANI』('75)から3曲、『MURALES』('01)から3曲、'09年のEP『IL GRANDE BELZONI』から1曲…と、残り2曲──「Si Fa Luna」と「Trema」は新曲…かな?
 何でも、新作にはデイヴィッド・クロスとメル・コリンズが参加してるのだとか。
 ただ、地中海フュージョンしてるのは今も昔も変わらず。
 いや~しかし、イアーノも気になるけど、流石にジャンニの後だと薄味過ぎて…。
 とりあえず、ほぼ終始キリコに釘付けですよ。
 皆さんそうですよね??
 途中、ドラム・ソロもありましたが、どのみちどの曲のどのパートでも常にドラム・ソロ状態で、やっぱしTHE TRIPの時の5000倍ぐらい凄かった~。
 しかも、そのキリコ以外はみんなそこそこな感じで、決して超絶ではないところが、実はバランス取れててイイんでしょうな。
 あと…そうそう、終盤にキリコが日本語でMC。
 勿論、カンペ見ながらですけど。
 曰く「誰しも困難に立ち向かわなければならない時がある」と。
 最後は、イアーノがピンクのシールド(?)を巻き付けて歌います。
 んで、終演と思わせて──他のメンバーが並んでお辞儀しようとしたら、イアーノが故デメトリオ・ストラトスを模したホーミー風スキャットを…。
 これまたお約束?
 19:05頃開演&20:16頃終演~。

1.Gravita 9,81 2.Strips 3.Positivo/Negativo 4.Si Fa Luna 5.Valzer Per Domani 6.Mirafiori 7.Il Figlio Del Barbiere 8.Arc En Ciel 9.Alba Mediterranea 10.Marilyn 11.2000 12.Trema 13.In Cammino


GOBLIN

 昨日の2番手がトリに。
 彼等も本日はスクリーンを使います。
 コレがどハマり。
 そりゃそうですわ、元々サントラ職人バンドなんですから。
 幾つかの曲では、元の映画のシーンが映し出され、雰囲気を盛り上げます。
 …って、
 オープニングは自身のDVDか何かの冒頭映像を流してたのですが、同期音源が止まっちゃったか何かで、いきなりなかったことにして…最初からやり直し。
 うむ~。
 でも、演奏自体は昨日よりもさらにタイトになってたと思います。
 昨日は今ひとつ自信なさ気な瞬間が幾つかあったティッタ・タニも、より伸び伸びと叩いてたような。
 (そのタニとNECROPHAGIAで一時期バンドメイトだった川嶋未来@SIGHも来場してたのですが、彼もタニを「ウマいね~」と絶賛)
 セトリは基本的に2日とも同じ。
 曲順も同じ。
 MCの位置も内容も…ほぼ同じ。
 シモネッティ(“禅”Tシャツ着用!)の4段積みキーボードの最上段がやたら高いところにあるのも。
 シモネッティが、「Suspiria」で“らーらーらー♪”と歌わせようとしたのも。
 「Tenebre」の前にボコーダーMCやったのも。
 みんな大体同じ。
 違ったのは、メンバー紹介の時に、何故か“マッシモ・コール”が起きたことぐらい?
 いえいえ、本日はアンコールありました!
 しかも、2回も!!
 アンコール1のジャムのノリ含むシャッフルのインスト「Zaratozom」は、元々予定していた曲ですけど、アンコール2は予定外です。
 一旦引っ込んで、またアンコールで呼び出されて、とりあえず挨拶だけやって終わりかと思ったら、
 何と、シモネッティが「マッシモが“Aquaman”をやりたいと言ってる」と。
 嬉しくて叫んぢゃいましたよ!
 地味ながら、『ROLLER』の中では一番好きな曲なので。
 当然、中盤にはマッシモのギルモアばりの泣きソロが炸裂!
 いや~、堪能した~。
 そんなこんなで、
 開演は20:41頃で、終演は22:29頃。

1.SE~Magic Thriller 2.Mad Puppet 3.Dr.Frankenstein 4.Roller 5.…E Suono Rock 6.Non Ho Sonno~Death Farm(Inc.:Ds Solo) 7.SE~Goblin 8.L'alba Dei Morti Viventi~Zombi 9.Suspiria 10.Tenebre 11.SE~Phenomena 12.SE~Profondo Rosso [Encore 1]13.Zaratozom [Encore 2]14.Aquaman

 シモネッティは、「また近いウチに戻ってくる!」と宣言していましたが──さて?
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by naniwametal | 2011-11-06 05:13