ダイヤリ
by naniwametal


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JPまたリマスターかー



パッと思い浮かんだモノをお答えください:

“今年のHR/HMベスト3&ベスト・ライヴは?”

あ~それから、
“今年リリースぢゃないけど、今年よく聴いたアルバム”…も1枚!



平野和祥@隠遁中
*『777-SECT(S)』/BLUT AUS NORD
*『HEAVENLY ECSTASY』/PAGAN'S MIND
*『HUMAN REMAINS』/HELL
☆BORIS/ENVY/MONO京大西部講堂@(23/09/11)
*『ANGEL DUST』('92)/FAITH NO MORE


マスター藤谷ディスク・ヘヴン
*『DELTA』/VISION OF ATLANTIS
*『DOOMBOUND』/BATTLELORE
*『CHANGES』/ALISON AVENUE
☆KANSAS@クラブチッタ川崎(26/08/11)
*『OYSTER』('95)/HEATHER NOVA


木下昭仁SABER TIGER
*『SOUNDS OF A PLAYGROUND FADING』/IN FLAMES
*『BETWEEN THE DEVIL & THE DEEP BLUE SEA』/BLACK STONE CHERRY
*『A DRAMATIC TURN OF EVENTS』/3.DREAM THEATER
☆SABER TIGER@名古屋HeartLand STUDIO(17/09/11)
 ※ライヴは全然観に行ってないので自己ベストで(笑)
*『THE GRLORIOUS SICKNESS』('08)/EMPYRIOS


吉田 聖『キャプテン和田の劇的メタル』ディレクター
*『ε EPSILON』/BLOOD STAIN CHILD
*『THIS IS GONNA HURT』/SIXX:A.M.
*『DARK DAYS』/BETA WOLF
☆LIGHT BRINGER@“暗黒舞踏会2011”(02/26/11)
*『LOVE IS FOR SUCKERS』('87)/TWISTED SISTER


上田慎也『Young Guitar』
*『IN WAVES』/TRIVIUM
*『UNTO THE LOCUST』/MACHINE HEAD
*『STAND UP AND FIGHT』/TURISAS
☆STONE SOUR@赤坂BLITZ(21/02/11)
*『IOWA』('01)/SLIPKNOT


久保田千史『CDジャーナル』
*『THE PREVIOUS NIGHT OF DOOM』/REVOLT
*『LOVE WAS BORN TO AN EARLY DEATH』/DEATHCHARGE
*『THE ORIGINAL SIN』/IRON LAMB
☆BORIS@新代田FEVER(05/08/11)
*『BROKEN GLASS』('96)/CROWBAR


KohCastle Of Pagan
*『ELYSIUM』/STRATOVARIUS
*『HUMAN REMAINS』/HELL
*『LIVING WITH THE ANCIENTS』/BLOOD CEREMONY
☆RHAPSODY OF FIRE@“Wacken Open Air 2011”
*『OPUS EPONYMOUS』('10)/GHOST


土屋京輔イケメン・ライター
*『鬼子母神』/陰陽座
*『ФЕНИКС』/АРИЯ
*『LOVER'S END』/MOON SAFARI
☆“Pure Rock Japan Live 2011”(SABER TIGER、VERSAILLES、GALNERYUS、LIGHT BRINGER)
*『KINGS OF METAL』('88)/MANOWAR


神山“ケミ~ン”豊弘@ギョーカイ復帰ど~すんの?
*『PHOENIX RISING』/GALNERYUS
*『PRINCESS GHIBLI』/IMAGINARY FLYING MACHINES
*『STAND UP AND FIGHT』/TURISAS
☆GALNERYUS@渋谷AX(04/12/11)
*『MIND TRICKS』('06)/DISARMONIA MUNDI


中島俊也ワールド・ディスク
*『THE BLACK FOREST』/AGENTS OF MERCY
*『FLY FROM HERE』/YES
*『5年後の世界』/特撮
☆U.K.@クラブチッタ川崎(16/04/11)
*『METAMORFOSIS』('09)/DEAD END


MASA@ex-21st Century Metal Net
*『WORSHIP MUSIC』/ANTHRAX
*『DAY OF RECKONING』/DESTRUCTION
*『IMAGINAERUM』/NIGHTWISH
☆SONATA ARCTICA@Teatria:Oulu(15/04/11)
*『FUZZ UNIVERSE』('10)/PAUL GILBERT


モクムラ例によって皆さんとダブらないよう選んでみました。
*『SYMPATHETIC RESONANCE』/ARCH/MATHEOS
*『IDIOTEN』/KEBNEKAISE
*『VENGEANCE』/THE RODS
☆VICIOUS RUMORS@“Keep It True XIV”
*『QUEEN II』('74)/QUEEN
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by naniwametal | 2011-12-31 23:01

SIGH新作でより深い世界へ


 吉祥寺クレッシェンドで五人一酒を観てきました~。


 


 ドラム入りの完全体としてはメチャ久です。
 ほぼ1年振りでしょうか?
 腰を痛めて、しばらくお休みしていたドラムスのガクガクも、すっかり完全体に。
 本人曰く「これまでで一番調子がイイ」とか。
 (冒頭で入りのタイミングが掴めなかったのは…ブランクのせい?)
 ただ、せっかく(?)ガクガクが戻ってきたのに、この日はバンマスの百田が体調不良で、殆ど倒れる寸前だったり、ヴォーカルのまっつんも万全ではなかったそうで。
 う~ん、なかなかウマいこといきませんな…。
 ただ流石というか、ステージに立つからにはヘタ打つことなんて出来ない…とばかりに、百田もまっつんも気合いで乗り切ってくれました。
 いや、まっつんはよく声出てたし、百田もノリノリでプレイしていたんで、2人の調子が今ひとつだったなんて、気付きもしなかった人が殆どだったのでは?
 注目すべきは、ガクガクのドラミングが、イイ具合に力みの抜けた、何となく軽やかなモノになっていたこと。
 全体的にややテンポが落ちていたのも、もしかして意図的だったでしょうか?
 確かに、攻撃性はやや抑え目になってたし、情念度もやや低めではあったものの、な~んと言うか、バンド・サウンドがよりヲトナになっていた…というか。


       


       


       


  


  


 もひとつ注目ポイントは、この日が初披露となる新曲がプレイされたこと。
 これで来るべきニュー・アルバムの楽曲はかなり揃ってきましたね~。
 でも、レコーディングのタイミングとかはまだ未定みたい。
 気になる新曲は、結構展開が複雑で、まっつんがファルセットを多用していたのが印象に残ってます。
 1回聴いただけでは、まだまだ全容は把握し切れませんが、少なくとも勢い系の曲ではないし、ふ~みんのオブリ風プレイが満載されていて、それもこれまでにないパターンでしたね~。
 今後、どう完成形へと持っていくのか、実に楽しみです。

1.SE~斜眼の塔 2.人媒花 3.毒薬と再生 4.然るべき闇夜へ(新曲) 5.無礙の人 [Encore]6.狂骨の夢 7.経文刻印身体

 …って、
 次作収録予定の2曲を聴いてからだと、アンコール曲の「経文刻印身体」が、ヤケにヘヴィでストレートだと感じられたわ~。
 イントロの比叡山のベースも、やたらブリブリしてたし!
 う~ん…やっぱり、そういう新曲も欲しいですな~。
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by naniwametal | 2011-12-30 23:18

第2回伊ロック祭、“KIT XV”と重なってるし


 こんにちは。

 あのSAEKOが、しばらくぶりに活発な動きを見せています。


       


 …って、
 全然知らんかったのですけど、先日来日したブータン国王の婚礼に際し、何と祝賀ソングの作詞を手掛けてもいたそうで!
 フツーにNEWSなんかでも報じられたらしく、何故か肩書きが“シンガー・ソングライター”になってたり…。
 (あと、講演活動もちょこちょこやってるとか)

 そんなSAEKOが、英詞事務所を立ち上げたのはご存知でしょうか?
 そう、わーさんの“劇的メタル”でも話してたOffice Shinpuhです。
 興味をそそられた人も、「英詞事務所って何ぢゃらホイ?」って人も、是非々々チェキってみてみてください~。
 そこで現在(来年1/5まで)、ちょっとしたアンケートを行なってます。
 ShinpuhのTOPページから跳べるので、いっちょ協力してやってくださいな。
 勿論、どなたでもお気軽に!
 …ですが、特にHR/HM好きな方々、バンドマンの方々、音楽業界に興味ある方々、音楽を仕事にされている方々──大歓迎だそうですので。

 ここのところ、バンド活動/アーティスト活動はあんま活発ではなく、言わば充電期にあるSAEKOですが、
 何でも、最近とあるミュージシャンからお声が掛かって、来年はまた渡欧する予定だそうなので、久々にドイツ辺りでひと暴れしてくれそうな予感~。
 (その前に、地元大阪でセッション的なライヴもあるみたい)
 今や、HR/HMシンガーとしてだけでなく、より幅広い世界に活躍の場を求めているSAEKO──きっと'12年は、何かデカいことをガツンとやってくれることでしょう。
 期待してまっしょ~い!
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by naniwametal | 2011-12-26 16:30

“Desert Rock Festival”に行きたくなった…


 日本唯一の(?)アイリッシュ・パンク専門レーベル、 Uncleowenブログで、ワタシが担当させてもらったFIDDLER'S GREENのインタビューが公開されています。


           
(Uncleowen:HUCD-10102)



 3回に分けて掲載されているので、チェックしてみてください。
 ココココココにありますので~。

 実はこのインタビュー、元々は彼等の最新作『WALL OF FOLK/突っ込め!スピード・フォーク!』のライナーを書く際、資料用として行なわれるハズだったんですけど、色々あって、結局ライナーの〆切には間に合わず、
 原稿を書き上げ入稿してから、やっとこ回答があったという…。
 でも、答えてくれたベーシスト、ライナー・シュルツのコメントがなかなかシブくて、ところどころグッとくるしで、
 コリャ公開しないなんて勿体ない!──となり、今回、異例のブログ掲載という運びになったワケです。
 つか、
 FIDDLER'S GREENの日本語のインタビュー記事自体、これまでそんなにあったワケぢゃないし、バンドに関する基本的な情報ですら、決して巷に溢れているワケでもないのでね。
 もしかしたら、彼等のインタビューを読むのは初めて…という人も少ないないのでは?

 コレを読んで、さらに『WALL OF FOLK』日本盤のライナーを読めば、もうアナタは立派な俄かFIDDLER'S GREENメニア…?
 …って、
 肝心のライナー原稿に、大きな凡ミスがあったことを、ここで懺悔させてください。
 ライナー序盤、“'00年に結成20周年を祝ったFIDDLER'S GREEN”とありますが、当然ながら、'00年ではなく'10年が正解です。
 どうもスミマセン──そこを読む際は、脳内で“'00年 → '10年”と訂正して頂けたら…と思います。


  

 
 さてさて、
 来年は初来日実現といきたいモノですね~。
 松井さん、頑張って~!!
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by naniwametal | 2011-12-21 17:25

天空落とし、やってなかったよ


 “Uncleowen Night Vol.2”@下北沢BASEMENT BARでROYAL SHAMROCKの活動休止最終単独公演を観てきました!


 


 海外リリース経験もあるアイリッシュ・パンク・バンドです。
 前々からライヴ観たいな~と思ってたら、初観戦が活動休止前の最後のライヴだったという…。
 ただ、今回の休止はフィドラー脱退によるもので、決して解散ではないので、いずれまたメンバーが揃えば、活動再開も全然あり得る…とのこと。
 実際、バンドの来歴を見ると、これまでも何度かメンバー・チェンジに見舞われ、その度に活動が止まって、またラインナップを立て直し、心機一転して再始動…を繰り返してきたみたいだし。
 尚、現というか、今のところ最終ラインナップは以下の通り。

●ショウ<Vo,Bouzouki,Highland Bagpipe>
●タイガー<G>
●ガンジー<B>
●セクシー<Ds>
●トモスケ<Or>
●ミズナ<Vln>

 バンド創設メンバーのショウとトモスケは、元々前者がギター兼任で、後者はアコーディオン担当だったそう。
 区切りのラスト・ライヴということなら、後者には是非アコーディオンも弾いてもらいたかったな~。
 あと、時々何故か鶴瓶に見えて仕方なかったタイガーは、MODERN B BEARDでアコーディオン弾いてた人でした。

 ライヴはまず、ショウのバグパイプ独奏からスタート。
 何せ初めて観るし、バンドに関する予備知識も殆どなかったので、最初──ショウが騎兵隊みたいな格好で出てきてちょっとビビりました。
 でも、何だか妙にハマってます。
 烏帽子取って、ハチマキ着用しても別に違和感なかったし。


  


 ザッとステージを見渡すと、まず最も強烈な存在感を放っているのは、ギターのタイガー。
 この人、MODERN B BEARDでもそうですが、いちいち動きがカッコよくキマってて、何をやっても絵になるんですわ。
 続いて目に飛び込んできたのは、紅一点フィドラーのミズナ。
 体はミニミニ・サイズながら、そのプレイは淡々としながらも堂々としていて、かなりの手練であることが伝わってきました。
 彼女がどうしてバンドを去ることになったのか、事情は全く知りませんが、勿体ないというか何というか…。
 そして、下手にも強烈なキャラが。
 オルガン担当のトモスケです。
 最もオシャレ・パンクなルックスで、確かにC3-POにもクリソツな彼は、決してイケイケなだけではないバンド・サウンドにおいて、いい感じのアクセントを担っていたように思いました。
 リズム隊の2人は、特に派手さはなく、しっかり土台を支えている…といった印象。
 とりあえず、
 最後だからといって、あんましんみりしたムードは感じられず、途中、ショウによるバンドの軌跡を振り返ったMCなどはあったものの、ワリと粛々とライヴは進行していってたのではないでしょうか。

 尚、ライヴは2部構成で、最初まず40分弱プレイし、しばしDJタイムを挟んで、再び登場してまた40分ほど演奏して、その後アンコールを3度ほど…って感じでした。
 最初、ステージ前に空間が出来てしまい、大人しめだった観客も、途中から徐々に前へ前へ出てきて、終いにゃパンキッシュなナンバーで激しいモッシュが起こり、第2部では大盛り上がりに。


  


 最終的に2時間ほどになってたでしょうか。
 お馴染みアイリッシュ・トラッドまんまな舞踊曲あり、しっとり聴かせるナンバーあり、酔いどれパイレーツな曲あり、イケイケのパンク・チューンあり…で、
 フォーク好きなら、フツーにメタラーでも楽しめるライヴだったと思います~。



       


 主にブズーキを弾きながら歌い、時々バグパイプも吹き、時にはハンド・マイクでもガナっていたショウは、
 ラスト・ライヴってことで舞い上がってたのか、それとも元々あ~いうキャラなのか、ライヴを通じてやたらワタワタとしてて、ストラップは何度も外れるわ、ブズーキの音は度々出ないわ、後ろにコケそうになるわ…で、フロントマンとしてはちょっと頼りな気ではあったけど、
 そんなかなり弱々なところが、また素人っぽさを残しててイイのかも…。
 歌も特にウマいワケではないのですが、熱さは充分伝わってきます。
 何と言ってもバンド創設者ですから。
 カリズマ性はないけど、ついつい応援したくなるクラス委員…ってな佇まいかな?
 「バンドを始めた最初の頃はキワモノ視された…」というMCから、やっぱりパンクの世界でも、フォークとの融合ってのはなかなか市民権を得られなかったんだなぁ…とも。


       


 瓶師匠…ではなくてタイガーは文句ナシ。
 フロントのショウを支えつつ、ソロを執る時はしっかりステージ中央に出てきて観客にアピるところなんかも、実に無駄がなく見事です。
 こういう人がひとりいるだけで、随分とバンドが締まるような気がします。


       


 ベースのガンジーは、基本前へは出ず、コーラスもやりつつ、バンドを下から支えてる…といった印象。
 でも、地味さはなく、芯の強さは伝わってきます。
 ギターも弾くみたいですが、根っからのベーシスト…ってな印象強し。


  


 ドラムスのセクシーは、MCの時にも間がもつよう、BGMっぽくリズムを刻んだり…と、なかなか気が利きます。
 彼も、実にドラマーらしいドラマーと言えるのでは?


  


 コステロみたいでもあり、DEVOにもいそうなルックスのトモスケは、コーラス入れる時までちゃんとキメてくれます。
 アコーディオン弾いてる姿も見たかった…と、もう1回言わせてください。


  


 最後のライヴってことで、しんみりしてくるかと思われたミズナは、意外や最後まであっけらかんと演奏。
 終盤、嘘泣きもしてたみたいですけど。
 ソロを執る際、あんま前へは出てこないのに、演奏の安定感、それから見た目の可憐さもあって、注目度は満点でしょう。


 そんなこんなで、
 後半は身内ノリなグダグダ感も漂ってたとはいえ、最後のライヴってことで、観客というか…仲間が集った大宴会って感じで、それも当然っちゃあ当然。
 アンコールも止まらなくて、酔っ払いも続出でした~。
 最後、「ぢゃあ、年明けに再結成ね♪」なんて声も出てたけど、ホント──出来るだけ早く再びメンバーを集めて、またライヴを再開して欲しいモノです。
 初めてが最後になってしまうと悲しいんで…。


  
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by naniwametal | 2011-12-10 03:11

準備中だった…


 渋谷O-Eastで“Double Titans Tour Vol.4”を観てきました~。

 例の“Kabuto Metal”のリヴェンジ企画です。
 遂にあのノルウェージャン・ブラックの大御所が初来日!
 …ってことで、場内は超満員かと思ったら、最初半分ぐらいしか入ってなくてビックリしました。
 でもその後、徐々に増えてきて、最終的には8割ほど埋まってたと思います。
 予想以上に若者の姿が目立ってましたね~。


LEPROUS
 まずは、オープニング・アクトとして、ノルウェー産プログレ・メタラーが登場。
 去年、“ProgPower USA”で観て以来です。
 ほぼオン・タイム(…ってか、18:59だったかも?)にメンバーがサッと飛び出してきて、いきなりスタート。
 全員、グレーのヴェストに赤ネクタイ姿。
 相変わらず、どこかエキセントリックでちょいアヴァンギャルドでもある、一風変わったプログレ・メタルをやってます。
 メイン・ヴォーカルは鍵盤奏者。
 ファルセットも駆使しつつ、ハーシュ・ヴォイスで叫んだりも。
 コーラスを執るギター2人のうち、下手はグロウルも担当してました。
 ステージングは意外に激しくて、ドレッド頭の鍵盤奏者を中心に、インスト・パートではヘドバンもしまくり。
 メイン・ヴォーカルは、鍵盤が必要ないパートでは、中央のマイク・スタンドで歌ったり、時にハンド・マイクでステージ前まで出てきたりも。
 演奏時間は35分ほど。
 でも、曲が長いんで僅かに5曲だけ。

1.Thorn 2.Restless 3.Passing 4.Waste Of Air 5.Forced Entry

 殆どが今年8月リリースの最新作『BILATERAL』からで、ちょいCRIMSON風味の「Passing」のみ、前作セカンド『TALL POPPY SYNDROME』('09)から。
 アルバムではイーサーンも歌ってた「Thorn」で始まったけど、当然ながら御大は出てくるハズもなく、上手ギターが代わりに吼えてました。
 あと、途中のサックス・ソロは同期で音源流してたように思えたけど…どうでしょ?
 当然、盛り上がりはそこそこで、殆どの場面で観客は棒立ち状態ながら、曲終わりではちゃんと歓声が起こるんですから、日本人は優しいな~。


IHSAHN
 LEPROUSが終わっても、客電は点かず。
 まぁ、どうせバンドは同じなんだし、もしかして、このままイーサーンが出てきたりして?
 いや…LEPROUSの面々は一旦引っ込み、クルーが軽く機材をチェックしたりしてます。
 薄闇の中、妙な間が空いた…と思ったら、突然クルー(マネージャー?)がマイクの前に立ち、「みんなLEPROUSは気に入ったかい?」と観客に訊き、それに対する反応を待つでもなく、そのまま「OK, the almighty…IIIHHSAAAAHHHNN!!!!」とコール!
 すると、それまでバラけて立っていたオーディエンスが、一斉に前へ前へと押し寄せ、同時に凄まじい大歓声が。
 再び登場したLEPROUSの面々は、ヴェストを脱ぎ、赤タイも外して、全員黒シャツ姿。
 でもって、シンセのイントロがブ~ン♪と鳴り響く中、ゆっくりとイーサーンが登場!
 さらに大きくなる歓声。
 殆ど悲鳴みたいな声上げてるヤツもいます。
 イーサーンは眼鏡着用でオールバック。
 再編EMPERORの時の様な邪悪なオーラは出ておらず、神秘性も希薄ながら、強烈にインテリ臭を漂わせつつ、どこかあのSIGHの川嶋未来を思わせる佇まいでした。
 その腕には8弦ギター。
 そう、LEPRPUSの面々をそのままバックに付けているので、トリプル・ギター編成なのです。
 LEPROUSの鍵盤奏者は、ここでもコーラスを執り、幾つかの曲でリード・ヴォーカルも任されてました。
 ギター2名もやはりコーラスをやりつつ、下手はグロウルも担当。
 クリーン・パートでは、しっかりハーモニーも再現してくれます。
 観客は一気にハジけたそうだったけど、やはりEMPERORのようにはいかず、アルバムで聴くよりもずっとプログレ臭が強いノリに、最初ちょっと戸惑い気味?
 2曲目に激烈な「A Grave Inversed」がプレイされると、待ってましたとばかりにモッシュ・ピットが発生──でも、それもごく小規模。
 サックス奏者がいないので、その再現はナシ。
 この曲でソロを執ったのは、下手ギターでした。
 ただ、やっぱりメインでソロを弾くのはイーサーン。
 3曲目以降、しばらく6弦を使ってた彼は(LEPROUSの2人は、7弦と6弦をそれぞれ曲によって持ち替え)、EMPERORの時以上にメロディアスでエモーショナルなソロをガンガン弾きまくってくれます。
 ただ、全体的な音のバランスが今イチで、2階席だとギター・ソロが今ひとつヌケて聴こえてきません。
 イーサーンのヴォーカルも、ちょい迫力不足に思えました。
 ただ、バンド・サウンドがやや軽めだったのは、LEPROUSの面々の素養によるところも大きかったのでは?
 「Invocation」とか、ブラスト・ビートがヤケに軽やかで、怒涛って感じではなかったし。
 EMPERORのカヴァーは、中盤で早くも飛び出しました。
 イーサーンがMCで「“PROMETHEUS”を憶えているか?」と言って始まった「The Tongue Of Fire」です。
 をを、ちょっと意外!
 再編EMPERORもやってなかった曲では?
 しかし、この曲もLEPROUSとやると、完全にプログレ・メタルと化します。
 この曲の中間部のクリーン・ヴォーカルも、LEPROUSUの鍵盤が担当してました。
 …って、
 彼は再編EMPERORにも参加してたんですよね…確か。
 続く「Unhealer」は、スタジオ・テイクではOPETHのミカエルがメインで歌ってた曲です。
 そのミカエルのパートも、基本的に鍵盤が担当。
 グロウルのパートは、下手ギターとイーサーンが掛け合いで。
 流石にミカエルのあの深みは出てなかったけど、それなりに再現出来てたと思います。
 でもって、
 EMPERORナンバーは終盤にもう1曲。
 IHSAHNとしても定番の「Thus Spake The Nightspirit」です。
 当然、ここでこの日一番の盛り上がりに。
 中間部の「Nightspirit…Spirit……Spirit…♪」では大合唱になり、一緒に歌いながら、かなりグググッと昂揚しまくりましたね~。
 そんで、
 「Thus Spake The Nightspirit」終わりで、イーサーンがドラマーとキーボーダーに何やら耳打ちすると、本来あと2曲なのに、何故か「最後の曲だ!」とMC。
 何でしょ? 時間オーヴァー??
 それとも、イーサーンの気分次第?
 ちなみに、
 演奏されなかったのは『AFTER』('10)収録の「On The Shores」──10分超の大曲です。

1.The Barren Lands 2.A Grave Inversed 3.Scarab 4.Emancipation 5.Invocation 6.Called By The Fire 7.The Tongue Of Fire(EMPEROR) 8.Unhealer 9.Misanthrope 10.Thus Spake The Nightspirit(EMPEROR) 11.Frozen Lakes On Mars

 結局、19:34頃に始まって、20:38頃に終了。
 イーサーンは終始淡々としつつも、最後には「みんなありがとう! ファンタスティックだったよ!!」と感激MC。
 あ~でも、1時間強は短いな~。
 うむ~。


THE HAUNTED
 その後、セット・チェンジに30分ぐらいかけて(ドラム全換え)、21:10頃にようやくスタート。
 いきなり、ヤケにエモくてメロウな「The Skull」ですよ。
 でも、観客は待ってましたとばかりに野太い歓声を上げ、すぐに“HAUNTEDコール”が起こります。
 最初はSEとして流れ、バラバラとメンバーが登場し、ドラムスが入ってくる辺りから生演奏に。
 リズムが走り出すと、サークル・ピットも発生。
 てっきり『UNSEEN』って評判悪いのかと思ったら、スゲー盛り上がってますやん。
 でも、みんなホントにペーターのエモ・ヴォーカルなんて聴きたいワケ?
 曲は口笛の音からそのまま『VERSUS』('08)収録の「99」に。
 今回のショウは、異なるアルバムの曲を、こんな感じでつなげて演奏するパターンが多かったです。
 SLAYER直系の「99」で、観客のノリはさらに凄まじいことに。
 でも…何か違う。
 あのザクザク感、リフの切れ味がまるで感じられないのです。
 ペーターのヴォーカルも以前のような凄みが伝わってこないというか…。
 つか、それ以前にペーターの風貌って、かなり変わりましたよね?
 以前のシャープでギラついた印象が薄れ、あのストイックさもどこへやら。
 体形的にもかなりデカくなってて、ヒゲ面でどこか鈍重なイメージで、一瞬、ヴォーカルが代わったのかと思ったりも。
 (まるでロイ・カーンにように?、歌いながらやたらしゃがんぢゃうのは同じでしたが)
 そうそう、この夏WOAで観た時も、「アレ?」と思ったのです。
 いや、夏の時点ではまだ今ほど肥大してなかったような。
 そんなペーターの見た目の変化と関係あるのかどうか──初期ナンバーがやたら遅くプレイされていたのも気になりました。
 まず「Trespass」で「ん?」となり、後半プレイされた「In Vein」もやっぱり遅い…。
 でも、観客の熱狂っぷりを見てると、そんなこと誰も気にしていないよう。
 サークルも頻出し、どの曲もスゲー盛り上がってます。
 歌から始まる「Catch 22」とかも。
 終盤にもメドレー形式が採用。
 「Never Better」と「The Fallout」は、まるで組曲かのようにつなげられ、
 当然ながら、「Dark Intentions」~「Bury Your Dead」も続けてプレイされました。
 (この狭間で、ペーターが膝の辺りを指差して、何やら観客にアピールしてたけど──キティのパッチが付いてたってマヂ??)
 …で、
 ココで本編終了 → アンコール…という流れのハズが、
 「Bury Your Dead」が終わって、他のメンバーが引っ込んでも、ペーターだけひとり残って、倒れ込んだような姿勢のまま、ひたすらシャウトを続けてます。
 この気合いの入りようは、やっぱり彼らしいというか。
 そんで、
 立ち上がって「サンキュー」とか言ってるうちに、SEが流れて、他のメンバーも戻ってきて、そのまま「Moronic Colossus」がスタート。
 なので、ここでは“アンコールなし”とさせてもらいます。
 しかし──最後の「Hate Song」も、往年に比べるとやっぱり遅かったなぁ…。

1.SE~The Skull 2.99 3.The Premonition(SE)~The Flood 4.The Medication 5.Unseen 6.SE~D.O.A. 7.The Drowning 8.Trespass 9.No Ghost 10.No Ghost 11.SE~No Compromise 12.The Guilt Trip 13.Catch 22 14.In Vein 15.Never Better 16.Never Better 17.The Fallout 18.Dark Intentions 19.Bury Your Dead 20.SE~Moronic Colossus 21.Hate Song

 終演は22:28頃。
 個人的には、ちょっと長く感じられました…。
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by naniwametal | 2011-12-06 02:56

年末商戦にまんまと…


 高田馬場Club PhaseでANCIENT MYTHを観てきました。


 


 MARGE LITCHの25周年ライヴもスゲー観たくて、最後までどっち行くか悩んだのですが──色々あってAMの方へ。
 彼等のライヴを観るのは久々。
 今年1月のイヴェント以来か~。
 その間にドラマーが交代し、元SWALLOW TAILの新キーボーダーも加入して、バンドは再び5人組に。
 この日が、新編成になって3回目だか4回目だかのライヴだったとか。
 以下、現ラインナップ。

●Michal<Vo>
●Yuri<G>
●Naoki<B>
●Juhki<Ds>
●Puzzy<Key>

 幕が開くと、何故か鍵盤が上手のかなり奥めに設置してあって、「あれ? サポート…??」とか思ったり。
 いや…ちゃんと(?)正式加入ですよね?
 なのに、な~んか照明も殆ど当たらなくて、ちょっと勿体ないな~と。
 “シンセを使ったシンフォニック・サウンド”がウリなハズなんですから、キーボードがド~ンと真ん中にあってもイイぐらいなのにね?(それは言い杉)
 ただPuzzyは、前任者や前任サポートなんかとは違い、あんま派手な動きとかないし、一歩引いた立ち位置で隠れた存在感を放つのが目的で、確信犯ならばそれはそれで納得かも。
 実際、暗闇で目がギラっと光ってたりして(?)、動きのある前列3人との対比は感じられました。
 注目のJuhkiは、確かに前任者よりは安定感あったし、魅せるプレイにも長けてはいたものの、疾走曲でのタム回しが追い付いてなかったりで、気になる点もちらほら。
 相変わらずYuriも、幾つかの速弾きソロがまるで弾けてなくて、だったら無理せず、弾けるソロを弾けばイイのに…。
 その点、Naokiは変わらず安定感アリ。
 もっともっと動いてもイイぐらい。
 でもって、
 Michalがこの10ヵ月ほどでどれだけ成長したか…にも注目していたのですが──なるほど、以前よりも声はよく出るようになっていたような。
 ちょい前に、夜長オーケストラで歌ったのを観た際、「声量上がった?」と思ったのは、どうやら勘違いではなかったみたい。
 まぁ、まだまだモノ足りない部分の方がデカいし、相変わらずMCとか空回り気味だったものの、彼女の中で何か意識に変化があった結果だとしたら、今後またどう変わっていってくれるか、ちょい楽しみになってきました。


  


  


       


  


  


1.SE~Canis 2.ヴァルプルギスの揺籠 3.Melt 4.Against The Fate 5.Elemental Desire 6.Seed

 「Against The Fate」は、現在レコーディング中の次作に収められる新曲だそうで。
 うわ~、全然分かってなかった…スマン。
 

 …で、
 実はこの日は、ややV系寄りのイヴェントで、AMは全5バンド中4番手。
 トリは主宰のLACROIX DESPHERESが務めました。


 


 彼等のライヴを観るのは今回が初めて。
 というか、バンドの存在を知ったのも、つい数ヵ月前のこと。
 V系にして演劇の要素もあり、中世ヨーロッパ…ってな世界観で耽美テイストが強く、それでいてしっかりシンフォニック・メタルしてもいる、ちょっと変り種です。
 事前にCD1枚だけ聴いてはいたのですが、そんな彼等がどんなライヴをやるのか──そこにも惹かれて、クレッシェンドではなくコッチへ来た…というのもあります。

 バンド・ラインナップも変則的で、男女ツイン・ヴォーカルにツイン・ギター+フルート&オーボエ…という6人組。
 ドラムレスでベースレスなため、当然バックにオーケストレーション満載な同期音源を流しながらのショウになります。


  


 さらに、メンバー以外にダンサー&パフォーマーも3名参加。


  


 SEを流したり、紗幕を使ってそこに映像を写したり、小道具を使っての芝居パートもガッツリ…の、ロック・オペラというか、ちょいアニソンっぽいノリもあるメタル音楽劇…ってな感じ。


  


  


 こういうパターンって、もしかして、勇者アーサーくんのDRAGON GUARDIANとか、同人メタル…なんて呼ばれる世界とも通じるところがあるんでしょうか?
 その辺のライヴを観たことがないので、ちょっと分からないのですけど──セリフのパートがあったり、ヴォーカルだけでなく、ギター2人やフルート&オーボエ奏者もちょっとした小芝居に巻き込まれたりとか、そういうヤツ。
 ある部分では、中世欧州版の陰陽座…ってな雰囲気もあったし、シンフォニックで耽美で…という点では、あのVERSAILLESに通じるところも、少なからずあったかと。
 あと勿論、RHAPSODYとかNIGHWISHのファンは、がっつりハマる可能性大だと思いますよ~。

 ただ、
 目指してる世界観がハッキリしてるからこそ、もうちょっと細部まで完成度にコダワって欲しいと感じたりも。
 まず、バンマスでコンセプターと思しき♂ヴォーカルの歌が弱い…。
 あと、ギター2人の力量不足も大問題です。
 それから、ドラムが安っぽい打ち込みに聴こえたのですが、アレも勿体ない。
 アルバムでは、あのそうる透がセッションで叩いたそうですが、ライヴでその音源は使えなかったんでしょうか?
 さらに、せっかく小道具まで使って、演劇パートを盛り込んでるんですから、バンド・メンバーももうちょっと演技に気合いを入れなきゃ…ですな。
 何と演技指導担当まで付いてたというワリに、今ひとつピリっとしなかったし、場面転換もわたわたしてたしで…。

 ただ、
 どうやら以前に比べると、それでも今回は随分ロック・オペラらしくグレード・アップし、随所に工夫が加えられていたそうです。
 いや、こういうのをしっかりやるには、お金も時間も想像以上にかかるのはよ~く分かります。
 でも、どうせやるなら──音楽の完成度に見合うショウとしての完成度にも期待したいもの。
 どうでしょ?
 夜長オーケストラと合体するとか、ゲスト・ギタリストに勇者アーサーくんを呼ぶとか。
 とにかく、シンフォニックで耽美でゴスで壮大、荘厳なメタルのひとつの可能性としては、すご~く面白いと思いました。
 大変だと思いますが、もっともっと頑張って、色々とさらに進化させつつ、これからも続けていってください~。
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by naniwametal | 2011-12-04 03:10

“確かなテクニック”…って虐めかよっ♪


 渋谷O-WestでUNITEDの30周年ライヴを観てきました~。

 いや~、
 既にオリジナル・メンバーは残っていないとはいえ、'81年結成で今も現役最前線…ってのはマヂ凄いです。
 あのSLAYERもMETALLICAも、実のところ'81年結成ですからね~。
 ただ、
 そんなファン垂涎のスペシャルなライヴというのに、何故か動員はそこそこ…。
 ラウパであれだけ盛り上がったんで、新参のファンも大挙して…とか思ってたのに、ちょっと残念です。
 でもまぁ、お祭りなんで楽しんだモン勝ちってことで。
 実際、筋金入りのファン大集結となったのは間違いなかったと思うし、
 ギューギューの超満員よりも、フロアにちょっと余裕ある方が、サークルのスペースも確保出来たでしょうし。
 (でも、18時半開演予定のハズが、実際には19時スタートだったのは…何ででしょ?)

 ライヴは3部構成。
 JPのBGMをタップリ堪能した後は、まず現行バンドで古い曲中心のセットを。


[第1部]
1.SE&Opening VTR~Don't Let Peace Break Out 2.(It's So) Hard To Breathe 3.Combat! 4.Unavoidable Riot 5.Bust Dying Mind 6.Hell Breaks Loose 7.Cross Over The Line 8.Untied

●ケンシン<Vo>
●吉田“Hally”良文<G>
●大谷慎吾<G>
●横山明裕<B>
●アキラ<Ds>

 オープニングから、お馴染みのSEと共に新旧のバンド・ショット(来日バンドとの絡み写真もアリ)がスクリーンへ次々と映し出されて大盛り上がり。
 バンドの演奏も、いつも通りに激タイトで激ファストで激パワフル。
 ケンシンも絶好調で、見事に日本語で観客を煽りまくります。
 ライヴの度にレパートリーが増えていくのみ…ってな状況だと思うんですけど、それでもカンペとか一切使わず、どんどん吸収しまくって自分のモノにしていってるのは凄い!
 元々UNITEDファンだったとはいえ、歌詞を覚えるだけでもマヂ大変でしょうに。
 弦楽器隊3名は、ちょい大人しめかな…と思ったけど、いつも通りっちゃいつも通りかな?
 特に横山は、この後もずっと出ずっぱりになるんで、体力温存しとかないと…ですしね。
 その代わり…ではないでしょうが、フロアは終始スゲー熱気で、小さいながらサークルも発生しまくってて、ラストの「Untied」では、ステージダイヴァーまで…!
 但し、通常のライヴではないので、40分間一気に突っ走ったところで、第1部はアッサリ終了~。
 続いて、お待ちかねのヒストリー・パートへ。


[第2部]
1.VTR 2~U.N.I.T.E.D. 2.Sniper

●Nao<Vo>
●中里“Mantas”武<G>
●原 正樹<G>
●横山明裕<B>
●滝澤哲夫<Ds>

 まずスクリーンに映し出されたのは、まだ記憶に新しい先日のラウパの模様。
 いやいや~、WOD凄かったですね~。
 続いて、'06年のラウパ、'02年のビーフェス(!)と遡って、さらに'97年…'95年とPVで振り返り、次に'87年の手撮りのライヴ映像に切り替わると、いよいよ懐かしタイムのスタート…いや、まだまだ止まりません。
 '85年──ここで遂に動画ではなく写真になってしまいますが、スタッドだらけな衣装に身を包んだ往年のメンバーが映し出されると、それまでとはちょっと違った歓声が上がり、そのまま'81年まで巻き戻していって、いよいよ演奏がスタート!!
 あ…でも、オリジナル・ラインナップではありませんよ。
 オリジナルは3人。
 '86年まで在籍のシンガー、Nao+'88年まで在籍のギタリスト、マンタス(フライングV!)+'87年まで在籍のギタリスト、原(SG!)…です。
 横山+滝澤なリズム隊は、共に'83年加入だそうです。
 つか、Naoのダメっぷりが最高!
 のっけから完全に舞い上がってて、動きもアヤしかったので、もしかしたらちょっと出来アガってたのかもしれません。
 メタルというよりもロケンローな佇まいだったのも意外でした。
 でも…やっぱり「Sniper」は日本語詞でないとね~。
 “汗を握り潰せ~♪”ってね。
 マンタス(長髪キープも…どこかタカミーっぽかった?)と原のツイン・リードはなかなかの仕上がり。
 前日…ってか、当日の早朝4時まで練習してた甲斐があった?
 滝澤のドラムも、重くしっかり安定感ありましたね~。

 続いて大歓声の中、古井が登場。

3.S.R.S. 4.Do You Wanna Die?

●古井義明<Vo>
●中里“Mantas”武<G>
●原 正樹<G>
●横山明裕<B>
●滝澤哲夫<Ds>

 ちょっと照れたような表情の古井は、とにかく楽しくて仕方がないといった雰囲気で、ガッツリ男臭く絶唱!
 彼も殆どブランクを感じさせません。
 「S.R.S.」では、'90年代初期のノリをそのまま切り取ってきたかのような、かな~り熱気渦巻くノリになってました。

 そんでもって、
 また2曲やって、今度はギタリストが交代~。

5.Don't Trust! 6.Jungle Land 7.Violence Jack

●古井義明<Vo>
●吉田“Hally”良文<G>
●大谷慎吾<G>
●横山明裕<B>
●アキラ<Ds>

 ドラムスは何故かアキラ。
 横山は「内野が来られなかったんで、打ち込みでやります♪」とMCしてましたけど。
 ここでギター・サウンドが一気に今のユナイへ。
 マンタスと原も頑張ってたけど、やっぱり全くの別モノですな。
 …って、ハリー先輩ったら7弦だし。
 上着を脱いでタンクトップ姿になった古井に、横山が「今でも脱げるって凄ぇなぁ」と一言。
 実際、見た目からも現役感が漂ってましたわ。
 ここの3曲は、もう懐かしコーナーでも何でもなくて、ガッツリ通常ライヴのノリに。
 ステージダイヴァーも続々。
 ただ、勢い余って上っちゃったのはイイけど、カッコよく飛べない連中も…。
 ゴロンと倒れ込むように…ってのはダイヴぢゃないし。
 それでも、とにかくスゲー盛り上がってたし──いや~、もっと観たかった~!

 でも、次がありますんで。
 '95年まで在籍した古井に代わって登場したのは──稲津をトバして──'00年加入、元DEATH FILEの湯浅です。

8.Hate Yourself, Hate Your Own Kind 9.Sonic Sublime

●湯浅正俊<Vo>
●吉田“Hally”良文<G>
●大谷慎吾<G>
●横山明裕<B>
●アキラ<Ds>

 ユル~い感じでステージに現れた湯浅は、まさしくあの湯浅で、斜めに構えてうだうだMC(…ってか、ただのベシャリ)してたかと思ったら、いざ曲がスタートすると野太い咆哮を放ちまくり。
 当然ここでも、凄まじい盛り上がりに。
 わずか2曲はあっという間で、「Sonic Sublime」をやる前に、客席から「湯浅もっと~」と声が掛かると、「うるせ~!」と湯浅。
 イイ感じです。

 終わってみると、この第2部もたった50分強で終了。
 もっとグダグダになるかと思ってたら、意外にサクサク進んぢゃってましたからね~。
 途中、横山が「ぐだぐだでスミマセン…」とMCしてたけど、全然そんなことなくて──横山自身、誰かが思い出話モードになりそうになると、「ねぇねぇ、そのハナシ長くなる?」と笑いを取りつつ、キッチリ仕切ってたのが印象的でした。

 そんでもって、
 再び現ラインナップに戻って、ショウはいよいよラストの怒涛の攻めへ…!


[第3部]
1.United Forces@S.O.D.(SE)~Tear Of Illusions(SE)~My Inner Revenge 2.Fight Fear Kill 3.Kill Your Sense 4.Deathtrap 5.Mosh Crew 6.Voice Of Sanity 7.Distorted Vision 8.The Awakening 9.Hollow 10.Fate 11.Revenger

●ケンシン<Vo>
●吉田“Hally”良文<G>
●大谷慎吾<G>
●横山明裕<B>
●アキラ<Ds>

 当然ながら、ここでは最新作『TEAR OF ILLUSIONS』収録曲中心。
 でも、しっかり過去曲もやってくれます。
 休みなくプレイし続けていた横山も、結局8割がた出っ放しだったギター2人も、全く疲れを見せることなく、最後まで全開で駆け抜けてましたね~。
 ケンシンは歌とシャウト、あとMCと曲名絶叫時にも、もうちょっとヴァリエーションが欲しいと思ったりもしたけど、あの見事なまでのオーディエンス掌握スキルには、とにかく感心しきり。
 「乳首立って痛ぇよ!」とか、何でガイジンなのにそんなオモロいこと言えんのよ?
 アキラも最後までしっかり安定してました。

 …で、
 途中、ケンシンも横山もMCで事前に宣言してた通り、アンコールはナシ。
 最後に全員で「Sniper」とかやって欲しかった気もするけど、あっさり終わっちゃうのも、またユナイらしいのかもですな。
 ところで、
 この日の来場者には、来年リリース予定のセルフ・カヴァー・アルバムから、ラフ・ミックスを1曲収めたスペシャルCDが配られてました。
 まだ聴いてなくて、どの曲が収められていたのか分からないんですけど──この後、聴いてみよ~っと。
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by naniwametal | 2011-12-03 02:25

MARGE LITCH25周年ライヴ…何かスゴそう!


 またまた定期宣伝の時期が巡ってきました──『Euro-Rock Press』の第51号が発売中です!


          


 表紙はご覧の通り、PORCUPINE TREEのスティーヴン・ウィルソン。
 日本ではすっかり勢いがなくなってしまった感がありますが、ERPではしっかり追っかけてます。
 もうひとつの目玉は…いや、2つありました。
 日本で1年に2度もプログレ祭典が行なわれたなんて…と、改めて思い返せばオドロキですが、
 夏にあった“Progressive Rock Fes”と、秋にあった“Italian Progressive Rock Festival”をガッツリ。
 前者は出演バンドの単独公演にもスポットを当て、PFMとKANSASのインタビューを掲載&後者は〆切ギリギリで突っ込んだ、季刊としては無謀とも言えるタイミングでの強行レポ掲載です~。
 尚、KANSASのデイヴィッド・ラグスデイル<Vln>は、ERPでは初取材でした。

 他にも今号には、プログレ好きなメタラー対応の記事が満載。
 KAYAKにYESにCURVED AIRでしょ。
 それから、ゴスとフォーク好きなアナタにはWHITE WILLOW。
 あとあと、ロイネ・ストルトはAGENTS OF MERCYとしての記事になってる…んかな?
 さらに、
 忘れちゃいけないのが、お祭りジプシー・パンクス、RAFVENのライヴ・レポ。
 ERPにパンク・バンドが載っちゃうのか…って、ALAMAAILMAN VASARATのファンにも対応可なバンドですから、何ら問題ナシですよ~。

 加えて、毎度の多ジャンル大量レビューもお楽しみに~。
 DTとかOPETHとか、すっかり発売後のレビューで今さら…って感じですけど、輸入盤もオモロいところがグリグリっとレビュられてるんで、是非々々チェキってみてみてください~。
 勿論、映画レビューの隠れファンなアナタも──やっぱり値段は、気にしちゃイヤ~んギラ~ん!
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by naniwametal | 2011-12-01 23:16