ダイヤリ
by naniwametal


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SOUNDGARDENに“Stun Guitar”…ってBOCかよ?


 3ヵ月に一度の定期宣伝──『Euro-Rock Press』の最新号が、発売になりました~。


          


 表紙はスティーヴ・ハケット!
 GENESIS時代の楽曲を取り上げたリメイク作『GENESIS REVISITED II』のリリースに伴うモノです。
 巻頭特集は、日比谷野音でこの夏に行なわれた“PROGRESSIVE ROCK FES 2012”!
 VAN DER GRAAF GENERATOR、BARCLAY JAMES HARVEST、NEW GOBLIN(←が正式名称なのね?)のレポートに加えて、BJHはインタビューも掲載です。
 あとライヴ・レポートは、ASIA、IT BITES、それから“ProgPower USA”も!
 さらにインタビューは、FOCUS、GLASS HAMMER、ジョン・マクラフリンに加えて、来年来日予定のMOON SAFARI、BEARDFISHなんてシブいトコロ、女性ヴォーカル・メニア垂涎のDISTRICT 97、そしてそして、デヴィン・タウンゼント…などなど~。
 デヴィン以外にも、結構メタラーにもよく知られたプログレが沢山載ってるじゃないでしょうか?

 加えて当然、
 毎度恒例の多ジャンル大量レビュー、映画情報なんかも載ってますので~。


 …で、
 “ProgPower USA”レポートといえば、お馴染みわーさんの“劇的メタル”、また『Young Guitar』11月号でもガッツリやらせてますので、
 ズビズビっと聞いて&読んで、行った気になってください~。
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by naniwametal | 2012-11-30 18:00

くら混み杉のおかげで玲玲大堪能~


 品川プリンス・ステラボールでACCEPTを観てきました~。

 1階スタンディング・フロアは軽く8~9割の入り。
 そりゃ~待ちに待ったようやくの単独公演ですもんね~。
 当然、お客さんの年齢層は高めだったものの、若いオーディエンスもそこそこいました。

 驚いたのが開演時間。
 何と、17:57頃にいきなり暗転して、バックドロップが現われると同時にSEも。
 オープニング曲「Hung, Drawn And Quartered」のイントロは、SEからそのままアルバム音源を使って…と思ったら、あのフレーズは生でもリプライズされてスタート!
 のっけからヘドバンの嵐ですよ。
 つか、めっさカッコええし。
 ウルフは早速“顔で”弾きまくり。
 いかにもブルーカラーってなマークも、あの巨人達の中に入るとちっちゃく見えちゃうものの、実際には存在感ありあり。
 塩辛い声がシブい!
 かすれそうでしっかり出てて、ウド風シャウトも難なくコナします。
 似ているのに自分らしさもあって、コピーのようでコピーじゃないのがマークの凄いところ。
 「Breaker」とか、ヴォーカル・ラインを我流にする余裕も。
 ピーターも相変わらずクール。
 シュテファンのドラム・サウンドは、ちょい軽かったけど…プレイはなかなかタイト。
 そして、ハーマンは…え~と、どこにいるの??
 …って、
 下手にちゃんといるのに照明すら当たってないし!
 お馴染みのフォーメーションにもあんま参加せず。
 まぁ、「Hung, Drawn And Quartered」のリード・パートで、やっとこ中央へ出てきて、ウルフと向き合いツイン・リードやってたけど…。
 以降も何故かハーマンは、基本照明が当たるかどうかという隅っこで地味にプレイ。
 よく知らない人が見たら、サポート・メンバーだと思われるかも?
 もしや、去年のケガをまだ引きずってたんじゃないでしょうね?
 まぁ、「Restless And Wild」ではチョロっとフォーメーションに参加させてもらってたし、「Restless And Wild」と「Losers And Winners」ではソロも執ってたし、「Up To The Limit」ではしっかりフォーメーションに加わってたので、決してハミゴにされてるワケじゃないようですが(後半にはマークが何度か絡みに行ってたし)、
 「Bucket Full Of Hate」とか最後の音を弾かずにソデに引っ込んじゃうし、アンコールの「Teutonic Terror」とか、ソデで鼻かんでたら(?)その隙にイントロが始まってしまい、慌ててステージに戻る…なんて場面も。

 セトリは事前のヨーロッパ・ツアーと同じだったみたい。
 意外な選曲も少し。
 ただ、「Losers And Winners」も「Bulletproof」も、マーク加入後からフツーにやってたし、「Monsterman」もまだまだ序の口。
 一番嬉しかったのは「Aiming High」!
 これまた'11年頃から定番になってたみたいですけど。
 当然、お約束の人気曲も満載。
 みんなとにかく「ヲーヲー♪」歌いまくり。
 ただ、あんまMCをやらなかったのはどうしてでしょうか?
 おかげで一部ちょっと淡々としたショウ運びになってしまってました。
 面白かったのは、曲終わりというか次の曲の前というか、マークが「ア゛ーーっ!」と叫ぶと、それが合図かというタイミングで次の曲がスタートするパターンが序盤続いたこと。
 あと、「Princess Of The Dawn」の途中でピーターがマイクに向かって、「トーキョー! 昔を憶えているぜ!! さぁまた叫んでくれ!!」みたいなMCをやったりも。

1.SE~Hung, Drawn And Quartered 2.Hellfire 3.Restless And Wild 4.Losers And Winners 5.Stalingrad 6.Breaker 7.Bucket Full Of Hate 8.Monsterman 9.Shadow Soldiers 10.Wolf's Guitar Solo~Neon Nights 11.Bulletproof 12.Aiming High 13.Princess Of The Dawn(Incl.:B Solo) 14.Up To The Limit 15.No Shelter 16.Pandemic 17.SE~Fast As A Shark [Encore]18.Metal Heart 19.Teutonic Terror 20.Balls To The Wall~Outro:Bound To Fail(SE)

 ウルフは「Neon Nights」の前のソロ・タイムにて、オクターヴァーをカマしたリッチー・リスペクトなあの音で、「山の魔王の宮殿にて」を熱奏。
 「Bulletproof」の中間部にはウルフ&ピーターの掛け合いソロあり。
 「Up To The Limit」のエンディングでは、ウルフとピーターがギター&ベースをマークに突き刺すポーズを。
 あと、
 「Stalingrad」のロシア国歌のところでは、マークがACCEPT旗を掲げて振り回したり、
 「Pandemic」のウルフのソロ・パートでは、それに合わせてマークが後ろでエア・ギターしたりも。
 序盤、ちょいジャリジャリしてたウルフのギター・サウンドは、すぐに直って、3曲目ぐらいからいつもの音に。
 つか、使ってたギターは新しいカスタムみたい(ハーマンも色違いの同モデル使用?)なのに、あと、アンプはマーシャルじゃなくてケンパーらしいのに、'80年代と全く同じトーンを再現してたのは凄い!
 (モデリング・アンプなの?)
 「Bucket Full Of Hate」の途中で急にギターの音がデカくなってビックリしたけど、それもすぐに直って、ショウ後半は、キレ、ヌケ、アタック…と、全てにおいて完璧だったかと。

 そんなこんなで、
 開演は17:57頃、アウトロの「Bound To Fail」が鳴り終わったのは19:58頃でした~。
 う~ん、「Wrong Is Right」やって欲しかったな~。
 あと、『OBJECTION OVERRULED』('92)からはタイトル曲か「Protectors Of Terror」が良かったな~。
 『BLOOD OF THE NATIONS』('10)からも、「Beat The Bastards」が聴きたかった~。
 …って、
 名古屋、大阪ではちょっとセトリが変わったりもするのでしょうか??
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by naniwametal | 2012-11-26 02:44

ヘネ、今度はウリから召集ですか!


 クラブチッタ川崎でJEFFERSON STARSHIPを観てきました~。

 この夏にミッキー・トーマス率いるSTARSHIPが来日したばかり…って全然知りませんでしたけど、
 今回やって来たのは、ポール・カントナー率いる本家のJEFFERSON STARSHIP。
 現メンバーはあんまよく知らんけど──少なくともデイヴィッド・フライバーグはいるみたい。
 つか、
 そのフライバーグは今回、QUICKSILVER MESSENGER SERVICEとしてもプレイすると。
 さらに、
 元GRATEFUL DEADのトム・コンスタンティンも一緒に…って、ますますよく分かりませんが──ともあれ、2部構成で3本立てのライヴはまず、トムのソロ演奏からスタートしました。
 (開演予定は17時──2分押しぐらいで始まりました)

 正直、トムのことも、DEADの曲も殆ど知りません…。
 つか、“JEFFERSON STARSHIPをバックにGREATFUL DEADの名曲を演奏”…だったハズなのに、
 結局そうはならず、ステージの真ん中にエレピを置いて、トムはひとりで20分ほど淡々と弾き語りを。
 いや、5曲ほどプレイしたうち、約半数はピアノ・インストです。
 さらに、ラストには「Sukiyaki(上を向いて歩こう)」をしっとり。
 演奏はわりかしラフだったものの、ヴェテランならではの味わいはそこかしこに漂ってました。

 続いては、QUICKSILVER MESSENGER SERVICEが登場。
 …って、
 これまたよく分からないのですけど、フライバーグの奥方も伴ってのツイン・ヴォーカルで40分ほど。
 途中には、その奥方リンダが書いた曲というのもやってました。
 バック陣はフライバーグよりもずっと若い世代で、全員なかなかの巧者揃い。
 特に、スキンヘッドのリード・ギタリストとおデブな鍵盤奏者は、いかにも職人プレイヤーって感じ。
 前者の味わい深いリード・プレイ、後者のフルート・サウンドは特に印象に残りました。

 んで、15分ほどの休憩を挟み、
 18時15分だか20分だか…それぐらいに、いよいよJEFFERSON STARSHIPが登場!
 …って、
 当然フライバーグはいるし、ドラムスとギターと鍵盤はQMSと同じメンバーだったり。
 あ…でも、ベーシスト不在です。
 フライバーグも時々ギターを弾くので、トリプル・ギターになるのに、ベース・パートはキーボードで賄ってました。
 フライバーグがやるか、QMSのベースに弾いてもらえばイイのに…と思ったら、後者のベース氏は完全にカントナーに付きっきりでクルー状態に。
 グレース・スリック役(?)の女性ヴォーカルは、'08年加入というキャシー・リチャードソン。
 このオネーチャンが何ともカッコいい!
 ミュージカルでジャニス・ジョプリン役をやったことがあるそうで、声も太いし、声量もあるし、キャラも豪快で、当然ながら歌もめちゃウマです。
 日本語MCも結構コナしてて、何故か「拍手~!」というのがお気に入りみたいで、何度も連呼してました。
 (「ワタシハバカ!」…なんてこと言ったりも)
 セット・リストは、AIRPLANEとSTARSHIPを混ぜてたのかな?
 でも、早くも2曲目に「Somebody To Love」やっちゃうのか~と思ったら、『SURREALISTIC PILLOW』('67)の完全再現…だったの??
 「Embryonic Journey」は、スキンヘッドのギタリストがエレクトリックで、ドラムスも一緒に。
 勿論、「White Rabbit」も盛り上がって…ましたよね?
 当然、'70年代の曲もガッツリ。
 フライバーグのヴォーカルが円熟でイイ感じ。
 「Jane」とか、ハイ・トーンと全然違うけど、目一杯熱唱してくれたし。
 町の発明家爺さん…ってな風貌のカントナーの歌声もやたらシブかった~。

 気がつけばアンコール含め、ほぼ2時間みっちりと。
 途中、カントナーのギターが何度もトラブってたけど、大事には到りませんでした。
 …って、
 コンスタンティンは最後まで合流せず。
 さて、明日はどんな演目になるんでしょうか?
 (えっ…“モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン・イン・かわさき”なの?!)
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by naniwametal | 2012-11-24 04:09

遂にシャルロッテ来日か~!!!!


 BLINDMAN@原宿アストロホール!

 最新作『BLAZING CRISIS』に伴うツアー最終日の東京ワンマン公演です。
 お客さんの入りはちょいキビしめで、フロアにはテーブルも出て正味6割ほど。
 それなのに、高谷は最初のMCで「お客さんが入りきらなくて、開演が押しちゃって…」とか。
 演奏は流石に安定してました。
 ただ、出音が妙に落ち着いてる…というか、堅実過ぎる…というか、ダイナミックさやスリリングさに欠けていたのが難点。
 円熟味を漂わせるにはちょっと早いし、まだそんな必要もないので、もっとガンガン攻めてイイと思うんですけど。
 ルイスのドラミングも、近頃はヤケに丁寧で、本日もまずはしっかりリズム・キープ。
 どアタマから暴れて欲しかったのに~。
 中村のギターも、ソロの音がやや薄っぺらかった…ような。
 せっかく速弾きとかしても、ス~っと流れていっちゃうし。
 つか、そもそも速弾きなんてしなくてイイのにね。
 高谷のヴォーカルは、初っ端からちょっと苦し気に聴こえたものの、かといってそれ以上酷くなることはなく、そのままの状態で最後まで…という不思議な安定感アリ。
 本編終盤には疲れが出てきたのか、何度かハズしてたけど、あの声で2時間以上歌い続けられるのは凄い。
 (途中、新曲の幾つかでカンペをチラ見してた?)
 松井のオルガン・サウンドも大人しめ。
 もっと唸っててイイように思うのですが…。
 戸田のベースは相変わらず弱々しく薄いけど、ずっと前からそうなので、変化ナシということで。

 バンドがそんな調子なので、観客の側もかなりスロー・スターター。
 ググッと盛り上がってきたのは、終盤に初期チューンが連打でぶちカマされた辺りから。
 つか、初期曲を少なめにしているのは、もうアルバムが新品で手に入らないから…って、それは勿体ない!
 アルバムが品切れしてるからこそ、ライヴでガッツリやってもらわなきゃ。
 でもって、
 その頃には、ようやくルイスもちょいちょいパワー開放し始めて…って、それでも75%ぐらい?
 なかなかウマいこと持っていったな~とか思いつつも、やっぱりもっともっと暴れてくれなきゃ!
 ドラム・ソロもあんまピリっとしなかったし…。

1.Running Wild 2.The Tears Of God 3.The Dirty Puppet Show 4.Gaze Into Your Eyes 5.The Wasteland 6.Waiting For The Day 7.High-Handed Mask 8.Never Coming Again 9.Ds Solo 10.My Fading Heart 11.In The Pain Of Love 12.End Of The Rainbow 13.G Solo~Hot Blood 14.Without A Word 15.Blazing Crisis 16.…In The Dark 17.The Touch Of Gray 18.Why Did You Come Back? 19.To The End [Encore 1]20.Being Human 21.Raise Your Faith [Encore 2]22.Living A Lie

 「Hot Blood」の前の“ギター・ソロ”ってのは、中村がブルージーにひとりで弾いてのイントロダクション的なモノ。
 中村のリードが最も泣いたのは、「End Of The Rainbow」かな~。
 でも、やっぱり音が残念。
 残念と言えば、「Being Human」のヴォーカルの処理が、何だかカラオケっぽかったのも…。
 いや~それにしても、
 ルイス不在時期の大味な楽曲に比べて、初期ナンバーのドラマティックなこと。
 「…In The Dark」「The Touch Of Gray」「Why Did You Come Back?」の3連打で、それまでくすぶってた観客のノリが一気にハジけたし。
 あ~でも、「Living A Lie」とか、最後なんだから、もっとトバしていって良かったのに!

 そんなこんなで、
 19:37頃に開演、アンコール2回、21:52頃に終演…と、かなりの長丁場でした~。 
 来年リメイク・ベストが出たら、またセットに初期レパートリーがいっぱい復活しますよ…ね? ね??
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by naniwametal | 2012-11-23 03:11

来年2月に元SIEGES EVENのギター来日ですと?!


 先週のYG取材のハナシ。
 2組…いや、ちょい変則で3組にインタビューしてきました~。

 まずは、BTBAMの2人。


  


 ポール(左)&ダスティです。
 吉祥寺のショウ前──慌しい時間を縫って、バックステージにて話を訊くことが出来ました。
 とにかくよくしゃべるのはポール。
 一方のダスティはボソボソっと最低限で。
 YG初登場ということで、基本的なことを中心に質問したのですが、止まらずしゃべり続けるポールの話がまとまらなくなってきたら、ポッと適確にツッコミを入れるダスティ…と、なかなか絶妙なバランスです。
 取材時間の都合で、機材面であんま突っ込んだことが訊けなかったのが残念…。
 取材終了後、2人とも大事そうにYG最新号を抱えて楽屋に戻って行ったのが印象的でした。


 …で、
 せっかくなんで…と、すぐ隣のALLの楽屋にも表敬訪問して、YG最新号をトシンに手渡したところ、
 「をっ…YGぢゃん!」と、知っていてくれた模様。


  


 しかも、
 「インタビューしてくれるの?」とか言うじゃありませんか!
 ただ当然ながら、突然そうするワケにもいかない──つか、その時点でAALは開演まで数分だったし──ので、「いずれ近いウチに是非!」「楽しみにしてるよ!」と約束を交わし、我々取材チームはバックステージを後にしたのでした~。


 続いては、この2組!


  


 分かりますでしょうか?
 THE AGONISTALDIOUSの(左から)ダニー、トキ、パコ、ヨッシー、アリッサ…です。
 何と、この2バンドのギター・チーム+アリッサも同席しての5名で、対談インタビューをやりましたっ!
 …って、
 これまたショウ前の取材で、あんま時間もなかったので、やたら話が弾んで和気藹々…というトコロまではいけず、お互い様子見な感じで、そろそろ打ち解けてきそうになってきた頃、「ハイ終了~」となってしまいました。
 でも、なかなかフレンドリーな雰囲気で互いに訊きたいことが訊けた…のでは?
 さて、どんな結果と相成りましたか──お楽しみに~。
 (タイミングの問題で掲載はちょい先になるかもですが…)
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by naniwametal | 2012-11-20 00:37

“HEAVEY”にちょい焦ったけど…ダイジョブみたい?


 “EXTREME METAL OVER JAPAN TOUR 2012”@渋谷サイクロン!

SERENITY IN MURDER

 邦バン3組の3番手として登場。
 女性シンガー&鍵盤入りメロデス6人組です。
 演奏はそこそこ安定しているものの、楽曲も個々のプレイもパフォーマンスも、どうも決め手に欠けるという印象。
 シンガーも存在感薄く、迫力なし、グロウルにヴァリエーションなし、動きに覇気なし…。


  


1.The First Frisson Of The World 2.RequieM 3.The Tragedy 4.Nocturnal Damnd 5.Defenders Of The Faith 6.Infact Bellum 7.In Hell Of Heaven

 途中、シンフォニックな味わいを強めた新曲「Nocturnal Damnd」(ANCIENT BARDSとのスプリットEPに収録)を披露。
 ただ、それも淡々としたパフォーマンスでモノクロームに響くのみ…。
 この手のバンドって、普通ライヴの勢いをスタジオ音源に封じ込めることが出来なかったりするモノですが、
 彼等の場合は、音源の方が勝ってるという珍しいパターンかも。
 唯一、大きなアクションを見せていた下手ギターが救いでしょうか。
 初めて観た時に感じたインパクト、初めて音源を聴いた時に感じた衝撃を、是非とも取り戻して頑張って欲しい…なと。



BLOODSHOT DAWN

 英国のメロデス4人組。
 スタジオ音源だとパワー・メタルっぽい部分もあるけど、ライヴでは殆ど感じられず。
 出音はかなり野太く、マシヘっぽいと感じる場面も…って、ギター兼ヴォーカルは何となくロブ・フリン似だったり。
 上手リード・ギタリストは、スタジオ音源ほど流麗ではなかったものの、ガッツリ弾きまくり。
 …ってか、ヴォーカルもソロ弾くのね?
 あと、ドラムスもかなりの割合でセカンド・ヴォーカルをコナしてました。


  


 とにかくヴォーカルが煽り上手。
 ツイン・リード炸裂しまくり。
 怒濤のビートで圧しまくるドラムスのパワーも気持ち好かったです。



DEALS DEATH

 …で、トリ。
 スウェーデンはイエテボリ出身のメロデス5人組。
 同期でシンセがっつり。
 スラッシーな曲もあれば、インフレっぽいデジ要素入れた曲も。
 ツイン・リードもそこそこ。
 でも、
 BLOODSHOT DAWNの後だと、ちょい地味な印象に。


  


 後半、マッチョなヴォーカルが上半身裸になると、まるでコナンみたい。
 でも、コイツがMCとか何となくイッパイイッパイで…。
 その前には、BLOODSHOT DAWNのヴォーカルが呼び込まれて、ツイン・デス・ヴォイス共演も。


  


 個人的にはBLOODSHOT DAWNに軍配。
 順番逆の方が良かった…。
 ただ、お客さんの盛り上がりはどっこいどっこいかな~。
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by naniwametal | 2012-11-19 02:59

久々梅蘭ウマ~!


 何と、渋谷O-Eastが満員!
 もしかして、両バンドの客層が見事に重ならず、ちょうどなバランスでどっちのファンも詰め掛けて…とか思ったら、フロアの年齢層はかなり低め。
 ということは…。
 いやいや、2階も一部開放ですよ。
 前回の代官山が完売で驚いてる場合じゃなかったと。
 む~スゲー。


ALDIOUS

 …ってことで、
 前座の彼女達は、SEに乗って颯爽と登場するも、その場の空気はかなりアウェーな感じ。
 (まぁ、PMの前のASほどではなかったけど)
 注目の新シンガーは、緊張からか、ちょっと硬さが見られました。
 MCも殆どやらず、終始ぶっきらぼうな佇まいで、煽りもちょい乱雑。
 ただ、もしアレを狙ってやってるのだとしたら…。
 ともあれ、少なくともメタルをよく知らない人なのは間違いないでしょう。
 それが今後、吉と出るか凶と出るか。
 意外だったのは、前任ヴォーカルと声域が近いのか、旧曲を歌っても、殆ど違和感がなかったこと。
 力量もどっこいか。
 序盤、トキにあんま元気がなくて…と思ってたら、2曲目ぐらいからどんどん動きが良くなってきて、3曲目にはいつも通りに。
 中盤以降は、あの痒いトコロに手が届く絶妙なアクションが連発され、いつしか観客を煽りまくるまでになってました。
 Arutoのパワーは健在。
 サワもずっと笑顔。
 Yoshiも頑張ってました。

1.SE~Luft 2.Ultimate Melodious 3.Suicide 4.Ground Angel 5.White Crow 6.Defended Desire 7.Bind

 「Mermaid」ナシ。
 リメイクした「Deep」も何故かナシ。
 19:02頃にスタートして、19:38頃に終了~。


THE AGONIST

 カナダのエクストリーム・メタラー。
 ニュー・ギタリストを伴っての2度目の来日です。
 そのパコが見事なシュレッダーでビックリ。
 てっきりダニーを支えるセカンド・ギタリストかと思ってたのに。
 実際、殆どのソロをパコが担当。
 しかも、かなり流麗に弾きまくり、ところどころ非メタルなルーツも感じさせました。
 リズム隊のパフォーマンスは、よりワイルドに、よりアグレッシヴに。
 ベースのクリスは、何度か前の柵に足を掛けてプレイし、観客へ肉薄。
 ドラムスのシモンは、さらに手数が増えまくってて、とにかくひたすら叩く叩く!!
 前回のような中折れもなかったし。
 でも、クリーン・ヴォーカルの裏でもバコバコ叩きまくるのは…ちょっとね。
 おかげで、ショウの間ずっと押せ圧せの激烈ノリばかりが続き、音の洪水の中で息も出来ない感じになってました。
 もうちょい押し/引きのバランスを考えないと。
 とはいえ、あの怒濤のパワーはマジ凄まじい~。
 そんな楽器隊の突進力と突撃力に、アリッサも全く負けてません。
 最初、グロウルもスクリームも轟音に消され気味で、クリスのグロウル・コーラスにもすっかり負けてて、やっぱり女子だと限界が…なんて思ったりもしたのですけど──中盤までにバランスは徐々に改善されていき、ショウ後半には、2階席でも違和感ないバンド・サウンドで楽しむことが出来ました~。
 実際、ダニーのギター・サウンドは、前半のレスポール・シェイプよりも、後半のエクスプローラー・シェイプの方がヘヴィだったワケで──とすれば、後半によりクッキリ前へ出てきたアリッサのヴォーカルは、PAのバランスの問題で当初は聴こえ難かっただけで、実は初っ端からしっかり出ていた…ということになるかと。
 クリーン・パートで何度か声がひっくり返りそうになってたのも、決して声が出ないのではなく、あり余るパワーが空回ってただけだったようだし。
 あと、
 前回来日時には、意外にあんま動かないバンド…というイメージだったけど、アレは単にステージが狭かったから…だったのか、
 今回は、新加入のパコを含めみんなよく動き、弦楽器3名も、何度もギター&ベースを抱え上げたり振り回したりしてましたね~。

1.Intro(SE)~You're Coming With Me 2.Thank You, Pain 3.Panophobia 4.Birds Elope With The Sun 5.Born Dead;Buried Alive 6.SE~Globus Hystericus 7.Ideomotor 8.Swan Lake:A Cappella(SE)~The Tempest(The Siren's Song:The Banshee's Cry) 9.SE~Predator And Prayer 10.Lonely Solipsist 11.Rise And Fall 12.SE~…And Their Eulogies Sang Me To Sleep 13.Martyr Art 14.Ds Solo~Business Suits And Combat Boots [Encore]15.Danny's G Solo~Dead Ocean 16.The Escape

 セトリは、3枚のアルバムからそこそこバランスよく。
 SEの使い方もイイ感じでした。
 本編最後のドラム・ソロと、アンコール最初のダニーのイントロ的なインプロ・プレイが長過ぎなかったのも良かったし。
 でも──序盤、アリッサがMCでセカンドを本邦デビュー作のように紹介してたのは…何で?
 最後、「The Escape」のエンディングでは、クリスがベース持ったまま観客の中へダイヴ!!
 演奏終了後、みんなで並んでお辞儀しようとしていたのに、それに気付かずパコがひとり前へ出て行こうとするのを見て、すかさずアリッサが「戻 り な さ い !」…ってな感じで腕を引っ張って制したのがシブかった~。

 そんなこんなで、
 暗転は20:06頃、終演は21:33頃。
 バンドの成長がハッキリ伝わってくる、何とも濃密で激烈な90分弱でありましたわ~。
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by naniwametal | 2012-11-14 02:39

ノロカヨ来てたんか!


 吉祥寺SEATAでプログレ激突ライヴ!!

 少なくとも、AAL開始時に場内はほぼギチギチに。
 終電で泣く泣く…な人もいたのか、BTBAMスタート時には若干減ってたものの、それでもフツーに満員状態でした。

ANIMALS AS LEADERS

1.Tempting Time 2.Wave Of Babies 3.Earth Departure 4.Thoroughly At Home 5.Point To Point 6.Cylindrical Sea 7.Somnarium 8.Weightless 9.CAFO

 8弦ギター×2+ドラムスのインスト・トリオ。
 ベースはシンセで鳴らしたのを同期で。
 なので、みんなイヤモニ使用。
 曲間にクリック音が聞こえてきたりも。
 タッピングやらスラッピングやらシュレディングやら、超絶技巧&アンサンブル連発。
 自分で弾いたフレーズをループさせて、そのままバッキングに使ったりも。
 ただ、メタル要素はかなり薄め。
 浮遊したり、トロピカルな瞬間も?
 なのに、激ロックな若者に大人気?
 トシンがシュレッドをキメる度に大歓声。
 ソロ不毛時代に育った世代には、Shrapnel世代よりもずっと新鮮に響くのでしょうか?
 つっても、フュージョンかと思わせて、ドラマーは明らかにメタルな感じに大暴れ。
 つか、
 開演前にマイク・チェックしてたんで、「え?」とか思ったら、単にトシンのMC用でした。
 まぁ、基本「アリガト!」しか言わないけど。
 THE JACKSONSにいそうなトシンのルックスに突っ込むのは反則ね。
 20:52に幕が開き、21:37に終演~。


BETWEEN THE BURIED AND ME

1.SE~White Walls 2.Astral Body 3.Lay Your Ghosts to Rest 4.Disease, Injury, Madness 5.Fossil Genera - A Feed From Cloud Mountain [Encore]6.Bohemian Rhapsody(Excerpt:QUEEN) 7.Mordecai

 ずっと前に『ALASKA』('05)聴いて、「TDEP系メタル・コア?」とか舐めてたら、いつしか本格プログレに。
 DTもCYNICもCRIMSONもRUSHもSYSTEMもMR.BUNGLEもFLOYDもMUSEもアレもコレもいっしょくたにして、激しくなったり、キラキラしたり、浮遊したり、ジャズったり、ヴォードヴィルしたり。
 ツイン・ギターの5人組で、ヴォーカルが鍵盤兼任。
 のっけから、そのヴォーカルのトミーが激しく観客を煽って──但し、グロウルは結構マイルド──フロアはAALと全く違った空気に。
 激烈パートではモッシュ・ピットが出現し、サークルもあれば、ステージ・ダイヴも何度か。
 いきなり15分に迫る大作から。
 …って、
 意外や出音は小さめ。
 でも、全パートがクリアに聴こえて良かった~。
 (ベースはもうちょいデカくてイイと思いましたが)
 とりあえず、“PARALLAX”コンセプト再現とかはナシで、新作『THE PARALLAX II:FUTURE SEQUENCE』からは2曲だけ。
 ギター2人は殆ど動かず。
 リード主体のポールは時たま中央へ行くものの、上手のダスティは基本自分の陣地で黙々と。
 幾つかリードも執ってた後者は、何度かFLOYDでフリップがサウンドスケープ鳴らしてるみたいなプレイも。
 一方、前者は「アナタタチハ…イイヒト♪」と日本語MCやったり。
 とにかく大作チューンをガンガン繰り出し、目まぐるしく楽曲が展開していく中、ブラスト・ビートの次にクリーンでユニゾンがきて、油断してると雄大な激情パートが炸裂しますから。
 アンコールがかかると、「Bohemian Rhapsody」のオペラ・パートが流れ、それに合わせてメンバーが登場して、「ママミアママミア♪」と歌わせ、映画『ウェインズ・ワールド』でお馴染みのあのパートから、BTBAMの生演奏に。
 これがワリとストーレトなコピーでちょい拍子抜け。
 でも、大合唱で盛り上がりました。
 その後、間髪入れず「Mordecai」が始まって──終演は23時08分頃。
 22時ちょうどに暗転したから、アンコールまで70分弱ですか。
 いつか、もっと余裕ある会場で、ゆったり90分ぐらい堪能したいかも。
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by naniwametal | 2012-11-12 03:48

ハチミツぢゃなくてシナモン・シロップだったような?


 新大久保EARTHDOMで行なわれた“Tokyo Dark Fest”を観てきました。

 邦バン8組+韓国から1組を迎えての暗黒メタル・イヴェントです。
 日曜の昼下がり、コリアン・タウンに黒T集団がドドドと詰めかけ、15時半から7時間以上の長丁場。
 フルで観たのは6バンド。
 懐かしい顔との再開もあり、途中幾つかパスってしまいましたが、とりあえず観たいバンドはガッツリ堪能出来ました~。


 【VOLCANO

 

 屍忌蛇率いる5人組。
 久々です。
 ショウ前、「今日はアウェイやからな~」と言ってた屍忌蛇ですが、いざ演奏が始まると恐ろしいほどの盛り上がりっぷり。
 のっけから上半身裸で頑張った屍忌蛇のギターが泣きまくり、NovのマシンガンMCとシャウトも炸裂しまくりですよ。
 現ドラマー、Shunのウマさにもビビった~。
 全てを薙ぎ倒す突進力、あの怒濤のパワーはマヂで凄過ぎでしょ!


       


  


 セトリは以下の通り。
 ファーストからもう1~2曲多めにやって欲しかった~。

1.SE~Absurd 2.Kill All Of Me 3.Warrior's Play 4.Gunpowder 5.The Prayer 6.Dead Men Tell No Tales 7.Barbwire 8.Phantom Society


DARK MIRROR OV TRAGEDY

 

 韓国のゴシカルなブラック・メタラー。
 何と、フィドル入りですよ。
 アルバムの完成度が並ではないので、果たしてライヴで再現出来るのか?
 …なんて思ってたら、見事な演奏力でビックリ!
 特にドラマー。
 淡々とした佇まいで叙情メロディを紡ぎ上げる上手、オープニングからスタンド固定アコを使って独自世界への導入役を担っていた下手と、ギター2人もなかなか。
 貫禄体型のシンガーがちょい迫力不足かと思ったけど、そう感じたのも、きっとバック陣が予想以上に凄かったから。
 ちなみに、MCを殆どやらないのは…仕様?
 それとも、言葉の壁…ってヤツ?
 あと注目したいのが、ちっちゃくてキュートなフィドラーが奏でる哀メロが、どことなくヘグムの音色を思い出させる点。
 いやいやいや…情念たっぷりな大曲もしっかりコナせてたし、マヂかな~りレヴェル高かったですよ!!
 

       


  


1.Angel's Ascension 2.Mournful Death To Everyone 3.The Grey Whisper In Your Ruins 4.The Inevitable Gash 5.Perfume Of Death



 その他のバンドの中では、
 元BASSAIUM+元KING'S-EVILなWARGASMATRONが、突撃スラッシュのノリだけでなく、意外やSODOMとかMOTORHEADを思わせるグルーヴも備えていたのが印象的でした。
 音源はこれから聴きますが──山田ワタルが歌えば(吼えれば)、結局はKING'Sになっちゃうと予想してたので嬉しい驚きです。
 あと、ETHEREAL SINはやっぱりファスト・チューンよりも遅めの曲の方がイイなぁ…と。
 まぁ、DMoTのあとに観たから…ってのもあったのかもしれませんが。
 何年振りかに観たINTESTINE BAALISMは、今年初ライヴにして今年最後のライヴでもあったそう…って、20分しかやらなくて残念。
 APOLOGISTのお茶目なMCにもたっぷり笑わせてもらいました~。

 ともあれ、
 VOLCANOが入ったことで変化が出て、ひたすらアンダーグラウンドなラインナップになっていなかったのも良かったかも。
 さて──次回はどうなるんでしょう?
 SAD LEGENDとかCRESCENT LAMENT辺り呼んでくれたらスゲー嬉しいんですが…!!
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by naniwametal | 2012-11-05 04:17

実は浅草でニアミス?


 PRETTY MAIDSのケン・ハマーにYG取材してきました~。


  


 差し入れのジャパニーズ・ビアを前に上機嫌です。
 最新号掲載の“ProgPower USA XIII”記事にもしばらく見入ってましたよ。
 インタビュー中は、例によってオヤヂ・ギャグが炸裂しまくり。
 あと、ベースのレネのことをやたらイヂり倒してました。
 要は、それだけメンバー同士の仲が好い…ってことですな。
 機材の話も勿論、色々と訊きました。
 ただ、ショウ前の取材だったので、ライヴ中の急にギターの音がデカくなってしまうあのトラブルの原因については突っ込めず。
 あと、デンマークからスウェーデンへ移住…といった近況報告もしてくれてます~。
 でもってバンドは、既に次作のレコーディングを始めているとか。
 なので──「来年また、すぐに戻って来るよ!」とも。
 いや~、相変わらずオモロいオッチャンでしたわ~。
 尚、流石に12月号には間に合わないので、掲載は12月売り号までお預け…ってことで!
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by naniwametal | 2012-11-03 22:28