ダイヤリ
by naniwametal


<   2013年 02月 ( 8 )   > この月の画像一覧

“HELLFEST”にSTILLE VOLKとなっ?!


 アキバのCLUB GOODMANで7FOR4を観てきました~。

 ドイツのハード・フュージョン4人組──初来日です。
 何と、場内は満員。
 どこにこんなにファンがいたの?
 リーダーでギターのヴォルフガンク・ツェンクが元SIEGES EVENと聞いて、全国からメニアが大集結した??
 う~ん、どうなんでしょ?
 ともあれ、
 ヴォルフガンクは、'95年作『SOPHISTICATED』と'97年作『UNEVEN』に参加していたそうで。
 …ってことは、
 あのホルツヴァルト兄弟と一緒にプレイしていたのね?
 当然、7FOR4もプログレ色強いです。
 実際ヴォルフガンク自身も、自分達のサウンドを“プログレッシヴ・フュージョン”と呼んでいるみたいだし。
 ただ、プログレもフュージョンも、文字通りなら何でもアリなワケで、“ジャンル無用”ってな思いも含まれてる?
 ラテン/スパニッシュ、ジプシー音楽、カントリー風味…と、やりたいことはとにかくやってみるスタンスね。
 曲によっては当然メタル色も濃く、ネオクラい速弾きもガンガン飛び出します。
 曲は基本インスト。
 (これまでに3枚アルバムをリリースしていて、歌入りは2曲のみ)
 要はテク志向&アンサンブル重視&でもフィーリングも大切に…ってな感じで。
 キーボード入りながら、飽くまで主役はギター。
 鍵盤奏者のマルクス・フロシュマイアーは、時々ユニゾンで頑張るものの、基本バッキングに徹してます。
 (そんなら、同期で充分ってな気も…)

 なので、ライヴはかな~り地味。
 鍵盤のマルクスはずっと座ったままだし、ヴォルフガンクはしゃべらないし、ドラマーのクラウス・エングルもストイックに叩くのみ。
 唯一、ベースのマルクス・グリュッツナーだけがMCもやって、フレンドリーな空気を出していました。
 意外だったのは、演奏がかなりラフなこと。
 超絶ヴァカテク集団なのかと思いきや、決してそんなことはなく、結構ズレるし、ちょっとしたハズしもちょくちょく…。
 特にヴォルフガンクは、こういうバンドやってるワリに、あんま細かいことは気にしていない様子。
 まず、ギターの音がそもそも良くないし、プレイも結構大雑把なら、音量の調節とか音色の切り替えもかな~り雑だったり…。
 ただ、みんなフツーに巧いので、言うまでもなく大崩れはありません。
 指弾き&時々スラップもキメるベースのマルクスとか、もうちょっと音色にコダワるだけで、随分印象が違うと思うんですけど…。

 あと、早くも3曲目でトラブル発生。
 ヴォルフガンクが、曲の途中で弦を切ってしまったのです。
 当然、ここでサブのギターに持ち替え…と思ったら、何と、自らその場で弦を換え始めるじゃありませんか!
 え~っ、1本しか持ってきてないの??
 とりあえず、その間リズム隊がインプロで引っ張り、演奏が止まることはありませんでしたが──ここでも結局、鍵盤のマルクスだけはソロを弾いたりすることもなく…。
 そんな調子ですから、観客は軽くリズムに体を揺らすことはあっても、全編ほぼ棒立ち。
 一瞬DTっぽくなっても、ツーバスで突っ走るパートが飛び出したところで、間違ってもヘドバンなんて起きません。
 どうやら、途中で飽きてきてるお客さんもいた…模様。
 まぁ、時折テク炸裂な場面はあっても、幾つかのユニゾン・パートを除けば、いつも弾きまくるのはギターばかりで、ちょっとばかし単調になっちゃいますわな。
 それでも、アンコール含め1時間半以上はやったかな…?

1.Spiral Dance 2.Emoctify 3.Diffusion 4.Rushian 5.Rattenscharfer Mausetanz* 6.Burnt Chicken Wings 7.Silent Flow 8.Downhill* 9.Take It Easy* 10.LessonLearned* 11.Sleep Well* 12.E-Gyptian [Encore]13.Prophezeiung* 14.The Smell*

 え~と、上記セトリはちょっと怪しいです。
 というのも、3枚のアルバムからの楽曲はともかく、かなりの数の新曲/未発表曲(上記*印)をプレイしたし、そのどれも次作収録予定ながら、曲名はまだ最終決定じゃないのも含まれてたようなので。
 (少なくとも、MCで曲名を言うことはありませんでした)
 そんなこんなで、演奏がスタートしたのは20:19頃&アンコールを終えて客電が点いたのは21:52頃。
 アンコール2曲目は、「どう? まだ聴きたい?」と、ベースのマルクスが控え目に訊いてからプレイ。
 ステージ床に貼ってあったセトリによると、あと2~3曲は増やせるみたいなので、明日は少し変えてくるかも?
 ファースト『CONTACT』('01)から「Highlands」とか「Tokamak」とか「X-Dreams」とか…。
 つか、セカンドからあんまやらないのは…何故でしょ?
 あと──そういえば、開演時にマネージャーらしきオッサンが、いきなりカンペ片手にカタコトの日本語でかなり長い挨拶文を述べたのにはビックリしたな~。
 アレ…って明日もやるんでしょうか??
[PR]
by naniwametal | 2013-02-24 04:25

カイ・アモット?


 新代田FEVERでSTRAYを観てきました~。

 ブリティッシュ・ハードの生ける伝説とも言える大ヴェテランです。
 全盛期は'70年代前半。
 '66年の結成当時、メンバーの平均年齢が14歳だったことも、何度となく取り沙汰されてきました。
 徐々にポップ性を開花させていき、'70年代中盤以降にも佳作を残すも、'77年に一旦解散。
 しかし、'82年に最初の再編があり、以降も離合集散と紆余曲折を経ながら、21世紀に入ってもバンドは活動を続けてきています。
 ただ、往年の面々は次々と離れていき、現在も残っているオリジナル・メンバーは、デル・ブロマムただひとりに…。
 というか、もう“STRAY=デル”と思ってイイでしょう。
 尚、現ラインナップ…というか、来日メンバーは以下の通り。

●デル・ブロマム<G,Vo>
●ロビー・ステュワート=マシューズ<B>
●カール・ランドール<Ds>

 何と、ベースのロビーは今年に入ってから加入した新顔。
 (前任のステュ・ユーレンは、'79年からデルと活動を共にしてきた古株だったのに、音楽的方向性の違いから、今年初頭に脱退が報じられました…)
 但し、デルとはもう35年来の付き合いだそうで、実は年齢(現在61歳!)も同じなのだとか!
 ドラムスのカールは'04年加入。
 コチラは現在35歳で、来週36歳になるそうです。

 ショウが始まってまず驚いたのが、見た目はほぼ爺さん…ってなデルが、やたら元気でテンション高いこと。
 袖を切ったバンドTシャツにハットを被り、とにかくよく動き、常に観客を煽り、グイグイと自らの世界へ引き込んでいきます。
 声もよく出ていて、張りもあるし、目をつぶって聴いていると、とても還暦越えとは思えません。
 ギター・プレイもかなり豪快。
 ある意味ラフなのかもしれませんが、とにかくずっと弾きまくってて、よくしゃべり、よく叫び、ひたすら前へ前へと出てきて、全く枯れた様子なんてなく、燻し銀どころか、まだまだ充分に脂が乗ってる状態かと。
 わずか数週間でレパートリーを覚えてきたというロビーは、スキンヘッドに長い顎鬚が特徴的。
 以前ちょくちょくTVで見かけた、クマさんとかいうゲージツ家っぽい…けど、とても61歳には見えません。
 コチラはあまり動きに派手さはなく、ワリと淡々とプレイし、音も控え目。
 少なくとも、ハード・ロック畑出身ではないのでは?
 (どっちかというとブルースの人…みたいで、現在は他に、チェリー・リー・ミュイスなる女性シンガーとアコースティック・ブルース・バンドをやっているそう)
 サザン・ロッカーみたいなカールは、一聴してジョン・ボーナム好きと分かる(実際、右の二の腕にはボンゾのシンボルのタトゥーが…)、ヘヴィなボトムを効かせたドラミングで屋台骨を支えます。
 ただ、飽くまで主役はデルですので。
 マイクに向かい歌っている時を除けば、ずっとステージ中央でギターを掻き鳴らし、常に“顔で”弾き、時に跳び撥ね、笑顔で観客に語り掛け、ジョークも飛ばしまくり。
 インプロも満載で、イントロや曲の途中に、有名曲のフレーズを挿入するのも大好きなようで。
 スライド・バーを使う「Leave It Out」では、「Day Tripper」@THE BEATLES、「You Really Got Me」@THE KINKS、「Smoke On The Water」@DEEP PURPLEなど、本編ラストの大定番「All In Your Mind」では、「Paint It Black」@THE ROLLING STONES、「Third Stone From The Sun」@Jimi Hendrixなど…のリフ/フレーズを次々と弾き、大歓声を浴びておりました。
 (どの曲か忘れたけど、「紫のけむり」と「Sunshine Of Your Love」も…って、もしかしてMURASAKIのライヴ観たの??)
 あと、途中にベース&ドラム・ソロをフィーチュアした「Buying Time」では、しっかりトーク・ボックスも使用。
 メイン・ギターは黒のレスポールで、アームが必要な曲ではストラトキャスターも弾いてました。

1.Move A Mountain 2.Free At Last 3.Harry Farr 4.Jericho 5.After The Storm 6.I Believe It 7.Suicide 8.Leave It Out 9.Buying Time(Incl.:B&Ds Solo) 10.All In Your Mind [Encore 1]11.Hallelujah~Rock And Roll(LED ZEPPELIN) 12.Move It [Encore 2]13.Going Down(Freddie King)

 驚いたことに、まずは現時点での最新作『VALHALLA』('10)から3連打で!
 (これが何故か、NWOBHM風味だったり…)
 その他は、#8&10がファースト『STRAY』('70)、#4&7がセカンド『SUICIDE』('71)、#5がサード『SATURDAY MORNING PICTURES』('71)、#6&11が第4作『MUDANZAS』('73)、#12が第5作『MOVE IT』('74)、#9が第8作『HEARTS OF FIRE』('76)からの選曲で、
 今回、第6作『STAND UP AND BE COUNTED』('75)と第7作『HOUDINI』('76)、さらに、'97年作『NEW DAWN』&'01年作『10』からはプレイされず…。
 セカンド・アンコールは予定外。
 ただ、まだロビーが加入して1ヵ月かそこらで──来日前に本国で3公演をコナしてきたとはいえ──弾きコナせるレパートリーがそう多くないため、急遽スタンダードのカヴァーを。
 この「Going Down」のみ、ロビーがリード・ヴォーカルを執りました~。

 いや~しかし、デルのオッチャンめっさオモロいわ~。
 彼のあのノリに付いていけるかどうかが、STRAYのライヴをとことん楽しめるかどうかの鍵になる…かと。
 そんなこんなで、暗転したのは20時11分頃、全て終わったのは21時59分頃でした~。
 さて、明日は演目が変わるのか──終演後、デルに訊いてみたところ、「う~ん…まだロビーが何でも弾ける状態じゃないからなぁ。でも、何曲か換えるかもね!」だそうで。
 「Houdini」とか「Mister Wind」とか「For The People」とか…その辺が入ってくるんかな~??
 うむ~。
[PR]
by naniwametal | 2013-02-23 04:56

AMARANTHE新作、ガッツリまんま前作延長線上ですな~


 @渋谷duo MUSICEXCHANGE!

 久々の本土上陸──1/12の沖縄は北谷公演を皮切りにスタートした“Power of Rock Tour 2013”の本土初日です。
 1階も椅子席とはいえ、場内はほぼ満員。
 何と、入場者全員にツアー・パンフを配布&2階席は泡盛 or シャンパン付き…ってのもシブい~。
 尚、現ラインナップは以下の通り。

●JJ<Vo>
●比嘉清正<G>
●下地行男<G>
●Chris<B>
●宮永“チビ”英一<Ds>
●ジョージ紫<Key>

 JJ入りの紫を観るのは今回が初めて。
 あれ? Chrisを観るのも初めて…かな?
 1曲目は『PURPLESSENCE』('10)からか、それとも、このツアーに合わせてリリースされた最新EP『EYES WIDE OPEN』からか…と思ったら、SEに続いてセカンド『IMPACT』('76)の「Doomsday」でスタート!
 JJは風邪気味…ってことで、万全ではなかったようですが、全身全霊で熱唱!
 見た目はカール・パーマーでした。
 見た目といえば、ジョージ紫は永井 豪っぽくない?
 あと、チビは…某社ちょ(ry
 MCでも言ってましたが、もう随分前から全然“チビ”じゃないですな。
 んで、
 そのチビは、「Mother Nature's Plight」(元ベースで'11年に亡くなった城間俊雄へ捧げられてました)と「Do What You Want」でリード・ヴォーカルも。
 (その間、JJはお休み)
 途中、スペゲスとしてCharが登場。
 何やるのか…と思ったら、やっぱりカヴァー。
 うち1曲──ジミヘンの「紫のけむり」はチビが歌い、Charとのダブル・ヴォーカルが実現しました。
 あと、アンコール最後には、サプライズでBOW WOWの斉藤光浩が登場!
 でも──ホントに急遽だったみたいで、かなりグダグダに…。

1.Prologue(SE)~Doomsday 2.Devil Woman 3.Kaleidoscope Of Love 4.No Monsters 5.False Prophets 6.To Fight Another Day 7.Forever In Your Eyes 8.Into The Sun 9.Mother Nature's Plight 10.Purple Haze(Jimi Hendrix)* 11.Sunshine Of Your Love(CREAM)* 12.Mabuya [Encore]13.Do What You Want 14.Double Dealing Woman* 15.Smoke On The Water(DEEP PURPLE)**
   *:w/ Char
 **:w/ Char&斉藤光浩

 意外にも、『PURPLESSENCE』からは#3、#4、#8の3曲のみ。
 その代わりに(?)、『EYES WIDE OPEN』からも3曲プレイされました。
 その新曲は、何となくDTっぽい部分もあったような…。
 つか、本編ラストがまさかの「琉神マブヤー1972レジェンド」ですよ!
 当然(?)、JJが歌う英語ヴァージョンの方。
 かっちゃんの“叫び”は、チビが担当してました。
 (でも、本土ではマブヤー自体の認知度も今ひとつのためか──反応はそこそこ…)
 いや~それにしても、チビ凄過ぎでしょ。
 本人は「酷いバンドでしょ? 還暦越えてるのにナニさせるんさ~」とか言ってたけど、
 ドラミングのタイトさ&パワフルさ、歌の巧さ&声の張りも、とにかく完璧としか言いようがありません。
 あと、ギターの2人が想像以上に弾きまくってたのも良かった~。
 まぁ、Charが登場すると、ひとりで全部持っていっちゃうんですけど。

 開演は19:12頃で、終演は21:12頃。
 もっと短く感じたけど、ちょうど2時間ですな。
 ちなみに、チビのMCによると、名古屋と大阪では演目が変わるそうですが…何やるんでしょ?
 「Fly Me Away(From Here)」やったら裏山~。
[PR]
by naniwametal | 2013-02-21 03:19

KsE新作、ギター・ソロ満載やん


 渋谷クアトロでDEAD CAN DANCEを観てきました~!

 初来日ですよね?
 いや~、ゴスでエスノでアンビエントなあの伝説的ユニットを、遂に遂に…生体験ですよ。
 開演5分ほど前に会場へ着くと、7~8割ほどの入り。
 予想はしてたけど、やたらガイジン多し。
 大袈裟ではなく、1/4ほどがそうだったかと。
 同じクアトロで、大昔にトーリ・エイモスを観た時のことを思い出したり。
 その後、ガイジン含むお客さんはさらに増え、開演時には、ギッチリではないもののほぼ満員に。

 でもって、
 ショウは復活作にして最新アルバム『ANASTASIS』('12)から「Children Of The Sun」でスタート!
 ステージには7名。
 メインの2人は中央に。
 向かって右にブレンダン・ペリーが位置し、左にリサ・ジェラルドが。
 サポメンは、ベース兼キーボーダー、ドラマー、パーカッション奏者、そして、キーボーダー兼コーラスが男女それぞれ。
 打楽器奏者2名は、フツーにデジタル・パーカッションも使用し、パーカッション奏者は、時に沢山パッドが付いた楽器を抱えてプレイし、ドラマーはメンバー紹介の際、わざわざ(?)「エレクトリック・ドラムス!」と呼ばれてました。
 メインの2人だって、勿論歌うだけでなく楽器演奏もします。
 ブレンダンは多くの楽曲でブズーキを弾き、太鼓を叩いたり、シェイカーを降ったり。
 一方リサは、2種類の(?)ハンマー・ダルシマーを叩き(「Children Of The Sun」では直弾きしてましたな)、シェイカーを振ったり、サガット(フィンガー・シンバル)を奏でたり、数曲では後ろで鍵盤を弾いたりも。
 そんな7名が、必要に応じて出たり引っ込んだり。
 ブレンダンはほぼ出ずっぱりですが、リサはちょくちょくいなくなってました。
 (一度は片方のダルシマーを持って退場──チューニングでしょうか??)
 衣装らしい衣装を着ていたのはリサのみ。
 ブレンダンとか普段着みたいなシャツ姿だったし。
 (ひとつ気になったのが、彼のステージ・ドリンク──タンブラーで用意してたけど、何か特製のヤツを呑んでたのでしょうか?)
 リズムに合わせて体を揺らし、時々MCもやるブレンダン(のけっから「アリガトー」と日本語も)&楽器を演奏する時を除くと、殆ど直立不動で歌い、投げキッスなどで愛想は振りまくも、MCは基本やらないリサ…という対比も、何となくイメージ通りです。
 ただ、最後の曲を歌い終えてすぐに、やっとこリサが「Good night…」とか言い、続けて何か話したのに、大歓声に呑まれて全く聞き取れず…。
 とりあえず、リサがひとりで神秘的な部分を担ってたという印象ですわ。

 個人的には、やっぱりゴスと中世音楽を期待していたのですが、思った以上にエスノ要素が濃く、ライヴだとパーカッション類が余計に際立つのもあって、アラビックだったりアフリカンだったりするノリが、かな~り強かったような。
 あと、CDで聴く時は、ついついリサがメインの曲ばっか繰り返し、ブレンダンの独唱曲はトバすことが多かったのもあって──途中、「ブレンダンまた歌うのかよ~」なんて思ったりも…。
 いや、「Amnesia」とか、グレッグ・レイクに歌わせたいメロしてて(?)好きなんですけどね。
 セトリは海外ツアーとほぼ同じ。
 『ANASTASIS』からは全曲がプレイされ、旧譜からもちょこちょこやって──何と、THIS MORTAL COILやリサのソロからも…!
 …って、
 『DEAD CAN DANCE』('84)、『SPLEEN AND IDEAL』('85)、『WITHIN THE REALM OF A DYING SUN』('87)、『AION』('90)からは選曲されず。
 うむ~。

1.Children Of The Sun 2.Anabasis 3.Rakim 4.Kiko 5.Lamma Bada 6.Agape 7.Amnesia 8.Sanvean 9.Nierika 10.Opium 11.The Host Of Seraphim 12.Ime Prezakias 13.Now We Are Free(Lisa Gerrard) 14.All In Good Time [Encore 1]15.The Ubiquitous Mr.Lovegrove 16.Dreams Made Flesh(THIS MORTAL COIL) [Encore 2]17.Song To The Siren(Tim Buckley) 18.Return Of The She-King [Encore 3]19.Wandering Star(Lisa Gerrard)

 アラビア~ンな「Lamma Bada」と、よりエキゾティックな「Ime Prezakias」は、いずれもオリジナル・アルバムには入っていない、中近東だかとギリシャの古楽翻案みたい。
 そういえば、ブレンダンが曲紹介をちゃんとしたのは、この2曲だけ。
 (…って、「次の曲はとても古い曲だ」とか言うから、「初期ナンバーか?」と思ったら、「これは800年前の…」とか!)
 「Sanvean」では、イントロが始まった途端に大歓声。
 そういった反応はこの曲だけでしたが…何故?
 THIS MORTAL COILナンバーは、最初のアンコールの2曲目「Dreams Made Flesh」で、これは『IT'LL END IN TEARS』('84)収録曲。
 あと、同作にも入っていたティム・バックリィのカヴァー「Song To The Siren」は、ブレンダンが歌って「あれ…?」と。
 THIS MORTAL COILヴァージョンはCOCTEAU TWINSのエリザベス・フレイザーが歌ってたんで、てっきりリサが歌うと思ってたのに。
 個人的ハイライトは、映画『ミスト』のエンディングでもインパクトを放ってた『THE SERPENT'S EGG』('88)からの「The Host Of Seraphim」!
 この曲を生で聴ける日が来るとは…。
 それから、
 (東京公演初日にはやらなかったらしい)映画『グラディエーター』のテーマ「Now We Are Free」もやってくれました。
 DCDヴァージョンだと、よりしっとりディープになってます。
 そして本編ラストは、ブレンダンの独唱曲「All In Good Time」──なので、リサ不在のまま本編が終了~。
 (何ともムーディなこの曲では、後ろに立ってたオッサンが一緒に歌い始めて興醒め…)
 ただ、サード・アンコールの「Wandering Star」(DCDでは「Rising Of The Moon」になるの?)はリサの独唱──なので、終演時にブレンダンはステージにいません(というか、リサとキーボーダーのジュールズのみ…)でした。
 (つか、荘厳で幽玄な「Wandering Star」でも、イントロで「I love you~♪」とか野次飛ばすガイジンはいるわ、ドリンク・カウンターから氷がガチャガチャ聞こえてくるわ、エンディング近くで携帯鳴らすヴァカはいるわ…で、再び台なしに)

 そんなこんなで、
 19:02頃にスタートし、アンコールも全て終わったのは21:02頃…で、ちょうど2時間。
 でも、全く長さを感じさせませんでした。
 もっとやって欲しい曲はまだまだあるしね。
 いつか、「Dawn Of The Iconoclast」が生で聴ける日がやってきたらな~。
[PR]
by naniwametal | 2013-02-15 04:02

お久しもあれば一生BYEも


 “Melodic Metal Festival Vol.2”@Birth新宿!


MYSTERY

 


 オーストラリアの高校生バンド。
 平均年齢15.5歳だそうで。
 なのにめっさオールドスクール。
 ヘタウマなヴォーカルがロケンロー寄りNWOBHMバンドっぽくもあったり。
 演奏はまだまだですが、パフォーマンスはエネルギッシュで勢いアリ。
 カヴァーのセンスも'80年代。
 最後のMEN AT WORKでは、お目付け役として(?)一緒に来日してた、元DUNGEON~現PAINDIVISIONでEMPIRES OF EDENのステュ・マーシャルが客演!

1.Raise Your Fist 2.Freedom 3.Metal Health(Bang Your Head)(QUIET RIOT) 4.Test Of Time 5.On Fire 6.Nothin' But a Good Time(POISON) 7.Nonstop To Nowhere 8.(Land)Downunder(MEN AT WORK)


AT VANCE

 

 オラフ・レンク率いる様式美メタラー。
 初来日です。
 現ヴォーカルは、元TREASURE LANDでTHUNDERSTONEやFREQUENCYにも籍を置き、ハーマン・フランクのソロ作で歌ったり、MASTERPLANにも加入を果たしたスウェーデン出身のリック・アルッツィ。
 リズム隊も若返ってました。
 見た目が完全にオッサンなリックは、正に“薄味小型ヨルン・ランデ”ってな感じで、東名阪ツアーの最終日ってのもあってか、かなり声に疲れが…。
 オラフはデカかった~。
 プレイは意外にラフで、ガンガン弾きまくるのはイイんですけど、動かないわ、ネック凝視するわ…で、ライヴ・パフォーマーとしてはやや難アリ。
 ドラムスのケヴィンが勢いあって良かったです。
 若き日のスコット・ロッケンフィールドばりに、やたら立ち上がっては煽り叩きまくりなのもイイ感じ!
 尚、TOKYOのカヴァー「Tokyo」は、大阪では「Osaka」&名古屋ではしっかり「Nagoya」と歌ってたそうです。
 でもって、ラス前に「Dragonchaser」キター!
 でも、ホントは「Ages Of Glory」が聴きたかった…。

1.SE~Ride The Sky 2.The Evil In You 3.Fallen Angel 4.Facing Your Enemy 5.Tokyo(TOKYO) 6.Take Me Away 7.Only Human 8.Chained 9.No Speak 10.Broken Vow 11.Shiver 12.Dragonchaser 13.Right Or Wrong


JADED HEART

 


 ドイツとスウェーデンの混合バンド──2度目の来日。
 元メロハーで今は骨太ロケンロー。
 ギターはメロスピのINSANIAのメンバーでもあります。
 …って、坊主にしてスコット・イアンみたいに。
 ヴォーカルのヨハンも短髪に。
 キーボードのヘニンク・ヴァンナーが他のツアーで忙しくて来れなくて(CIRCLE II CIRCLEのサポメンもやってるとか)、代わりにINSANIAのヘンリックとかいうヤツが来日。
 でも、特に問題ナシ。
 いや…終盤に、そのヘンリックが曲順を間違えてイントロを出してしまい、そのまま予定を変更してプレイする場面も。
 つか、ヨハンも相変わらずデカい。
 パフォーマンスもキレキレ。
 どんどん観客のノリを引き出し、ガッツリ盛り上がってました~。

1.SE~Hero 2.Run And Hide 3.Saints Denied 4.Paid My Dues 5.Somewhere 6.Justice Is Deserved 7.Fly Away 8.Life Is Beautiful 9.With You 10.Into Tears [Encore]11.My Destiny 12.Love Is A Killer


KISSIN' DYNAMITE

 


 この日のトリ(日替わりらしい)は、ドイツの若手オールドスクーラー。
 みんな20歳そこそこなのに、ヘア・メタル度かなり高めで、ライヴも'80年代ノリ全開で、とにかくイケイケ。
 みんな動く動く。
 髪立てヴォーカルはJOYそっくりで、本人かと思ったぐらい。
 コイツが見事に煽り上手なんですわ。
 ギター2人は、いずれもなかなかの巧者。
 2人ともしっかり“顔で弾く”のもイイ感じ。
 …って、(あんま似てないけど)上手のアンデ(若い頃のエディVH似…?)はJOYと兄弟なの?
 とにかく、休むことなく跳びまくり&走りまくり&暴れまくり。
 「I Will Be King」では、JOYがフレディばりのゴージャス・ローブを翻して登場。
 ドラマーがちょい大人しかったけど、プレイは安定感あり。
 冴えないアレキシみたいなベースも頑張ってました。
 こりゃ、ラウパにでも出したら、すぐにファン大拡大しそう?
 最後には、上の写真みたいに組み体操も!
 でもって、
 エンディングには出演バンドがみんな出てきて、ステージ上は完全にカオスな状態に~。 

1.Sleaze Deluxe 2.Sex Is War 3.Metal Nation 4.She's A Killer 5.Addicted to Metal 6.Love Me Hate Me 7.Welcome To The Jungle 8.Supersonic Killer 9.G Solo~I Will Be King 10.Operation Supernova 11.Hysteria 12.Money, Sex & Power
[PR]
by naniwametal | 2013-02-12 09:51

名古屋だけ~?


 SABER TIGER@恵比寿リッキッドルーム!


 


1.Engrave(SE)~Messiah Complex 2.At The Front 3.Counterpart 4.Violent Ignorance 5.Casualties 6.Endsville 7.Black Fang 8.Bad Visions 9.The Moment Of Our Lives 10.Reminiscence:Path Of Light 11.Push 12.Avenger 13.The Activist's Creed 14.Hate Crime 15.The Hammer [Encore 1]16.Bionic 17.Defying Gravity 18.Painted Red [Encore 2]19.Rise 2001(SE)~Vague Bless You 20.Two Dimensional Sky [Encore 3]20.Angel Of Wrath



       


       


  


  


  
[PR]
by naniwametal | 2013-02-11 02:12

KRUBERABLINKA新作はフルレンスか!


 渋谷O-EastでSONATA ARCTICAを観てきました。

 ラウパ以来なので、わずか3ヵ月余振りの再来日。
 あ…でも、単独としては約3年半振りなの?

 フィンランドから大雪を運んできて…と思ったら、予報は見事に外れ──でも、生憎の雨模様。
 ただ、客入りは上々で、1階フロアは軽く7~8割の入り。
 隙間は目立つものの、フツーに埋まってました。
 客層はかなり若め。
 パッと見、初期からのファンは少なめで、『UNIA』('07)辺りからのファン中心…って印象。
 でも──だからといって、近作からの曲でスゲー盛り上がるってワケでもなく、やっぱり初期チューンの方が、ノリも歓声もデカかったです。
 実際、「Black Sheep」の激盛り上がりから、次の「Alone In Heaven」でのそこそこ感のギャップいったら…。
 「The Day」では、もう殆どお通夜状態だったし。
 それでも、フロア中央に陣取ってたフィンランド人(多分)ファンが、どの曲でもやたらジャンプしまくり、めっさノリノリだったので、それに引っ張られ、何とかノリ遅れまい…とみんな頑張ってたような。

 セトリはラウパの拡大版といったところ。
 つか、その前の北欧~ロシア・ツアーや、さらにその前の北米ツアーと同じ。
 アコ・セットもナシ。
 また残念ながら、
 日本のファンのために加えた曲や、入れ替えた曲というのも特別なかったかと。
 なので、ツーバス疾走曲はほぼ全滅。
 「San Sebastian」はおろか、「Victoria's Secret」も「Wolf & Raven」もなく、「The Cage」すら完全オミット…。
 ヤニ期からの選曲の多くは、メロウだったりバラード系だったり…。
 いや~でも、それってどうなんでしょ?
 ラウパではやってくれなかったから…と、日本だったらやってくれるよね…と、色々期待してたファンも多いと思うのですが…。
 でも、ここまで徹底してあからさまだと、もう諦めもつくってなモンでしょうか?

1.Intro(SE)~Only The Broken Hearts(Make You Beautiful) 2.Black Sheep 3.Alone In Heaven 4.Shitload Of Money 5.The Gun 6.The Day 7.I Have A Right 8.The Last Amazing Grays 9.Last Drop Falls 10.G Solo 11.Paid In Full 11.Losing My Insanity 12.Broken 13.key Intro~FullMoon 14.Replica 15.Cinderblox 16.Don't Say A Word~Vodka~Outro(SE)

 トニーの調子はワリと良さそうに見えたし、声の張りも伸びもなかなかだったものの、やっぱし高音はキビしく、グロウル寸前のシャウトで誤魔化すこともしばしば。
 エリアスは、日本に着いてからまた新しいESPギターをもらったそうですが、ステージではラウパで弾いてたのと同じ2本を使用。
 メインは7弦で、6弦は「I Have A Right」「Last Drop Falls」「Paid In Full」「Cinderblox」+ヘンカのシンセをバックに弾きまくるソロ・タイムのみ。
 ただ、2階席だと下手側でもギターが聴こえ難くて…。
 モコモコと低音だけが小さく鳴ってて、芯の部分が全く届いて来ないのです。
 ありゃ2階のこと全く考えずにバランス取ってたな~。
 ヘンカは90%ぐらいショルキーでプレイ。
 なのにあんま動かず、前まで降りてきたのは2~3回だけ。
 マルコは坊主に。
 まさか今頃になって兵役とか?
 それとも、失恋?
 いや、密会がバレて“禊”で…??
 つか、パチキ深いし。
 トミーは相変わらず。
 あの単調さは見事です。
 曲が静かなパートに移っても、しっとり歌を聴かせるパートでも、サビの全開なトコロと変わらない力加減で叩き続けるのは凄い…。

 ショウ終盤、毎度の脱線が目立ち始め、
 「FullMoon」のピアノ、「Replica」のギター・アルペジオ…と、どっちも観客が「キター!」となってるのに、トニーったら、いちいち止めて、ヘンカを紹介したり、「エリアス、ちょっとコッチ来い」と真ん中の段上まで呼び寄せたり、
 エリアスとは、「ワサビー」「ゲンキデスカ?」「びっぐまっくクダサイ」「びあクダサイ」と日本語で応酬したり。
 …で、
 気がつけば、「Don't Say A Word」~「Vodka」で一気にエンディングへ。
 あれ? アンコールなし??
 そういうバンドでしたっけ?
 客電もアッサリ点いて、みんな粘るのかな~と思う間もなく、アンコールの声もすぐになくなり、ちりじりバラバラと終了…。
 19:05頃に暗転、終演は20:35頃でした~。
[PR]
by naniwametal | 2013-02-07 03:45

寂しくなるけど、楽しみも増えたかと


 HYPOCRICYのペーター・テクトグレンにYG取材してきました~。


  


 …って、もうかなり前のことですが。
 インタビューが行なわれたのは、先日の久々の来日公演全日程を終えた翌日。
 前の晩…ってか、明け方まで打ち上げでしこたま呑みまくり、夕方にやっとこ起床した(?)ペーター。
 でも、流石は百戦錬磨だけあり(?)、二日酔いとか全く感じさせず、しっかり取材対応可なシャッキリ・モードで登場し、約35分間みっちり話してくれました。
 (その時、サポート・ギターのトマスはまだ夢の中だった…とか?)
 ただ、一番饒舌になったのが、宇宙人とかUFOの話題だったという…。
 いや…勿論、機材の話なんかもしっかりしてくれましたけど。
 あと、新作についてもチョロっと。
 最後に今後の予定について訊いたら、PAINやスタジオ業務なども含め、もう今年のスケジュールがビッシリ決まっていたのもスゲーかったですわ。

 ちなみに、
 これまで何故か日本では、“ピーター・テクレン”と呼ばれてきた彼ですが、
 ペーターかピーターなのかはともかく、“テクレン”ってのは間違いだと、今回ハッキリ判明。
 本人にも確認したところ、「てぁくとぐれん!」…ってな感じで発音してくれました。
 これを機に、“テクレン”→“テクトグレン”が定着することを期待しましょ~。
 つか──コロムビア移籍と同時に、レコ社表記も“ピーター・テクトグレン”へ、既に訂正済みだったりするのですけど。

 そんなこんなで、
 今月発売のYG3月号には間に合わなかったので、恐らく掲載は3月売りの4月号になるかと思われますが、今のところ、どんなカタチになるのかは未定~。
 結構、先になってしまうものの、ヒポ・メニアな皆さんは、何となくちょっとだけ楽しみにしててください~。


             Thanx to Davido, Taki-chan & Shoko-san!
[PR]
by naniwametal | 2013-02-06 00:39