SLAYER本の“3曲”にも要注目~



 日本が世界に誇るブラッキング・アヴァンギャルド・エクストリーム・メタラー、SIGH。昨年11月、全世界のファンが待ち望んだ、通算11作目となるそのニュー・アルバム『HEIR TO DESPAIR』がリリースされた。飽くまでHR/HMをベースとしながらも、これまで以上に混沌の度合いを増し、大胆に“和”の要素を採り入れ、まさかの日本語歌唱が全編に亘る同作について、全曲を手掛けるSIGHの頭脳にして中枢──川嶋未来が大いに語った…!!


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  ●川嶋未来<Vo,key>
  ●Dr. Mikannibal<Vo,Sax>
  ●大島“KADENZZA”雄一<G>
  ●藤並 聡<B>
  ●原島淳一<Ds>



★ ☆  S I G H Interview 2019 Part 1  ★ ☆


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お:新作『HEIR TO DESPAIR』は“狂気”をテーマにした作品だそうですが、今回もまずテーマを決めてから曲を書いていったのでしょうか?

川嶋未来:いや、今回はあまり明確なテーマは持たずに曲を書いていきました。確かにインタビューやプレス・リリースでは、「テーマは“狂気”」と言っていますが、正直なところ、狂気について直接的に歌っている曲はひとつもありません。全ての曲が非常に抽象的な内容なので、日本人が(日本語詞を)読んでも、一体テーマが何なのかは分からないと思います。“普通”とは何であるのか、その対極にあるであろう“狂気”とは一体何なのか──もっと言うと、“真実”や“正しい”とは一体どういうことなのか? そうした抽象的な内容です。僕等は“狂気”というモノが厳然と存在しているように思っていますが、ミシェル・フーコーは「狂人が狂人なのは、狂人であると定義されたからだ」というようなことを言っています。
 実は“正しい”とされることに明確な根拠なんてないのではないか。“正しい”ことが“正しい”のは、それが“正しいことである”という了解が、大多数の間で成り立つからだけではないのか。これは音楽についても言えることで、例えば本屋に行けば、『正しいコードの付け方』や『正しい発声方法』なんて本がいくらでも売っているワケです。でも本来、唯一の正しい発声方法なんてあるワケがない。なのに、そういうことに無縁であるハズどころか、そういうことへのアンチとして成立していたハズのエクストリーム・メタルの世界ですら、アルバムの音質がどうの、グロウルの出し方がどうの、なんて言説が成立している。インターネットには“正しいグロウルのやり方”みたいなサイトがあり、エクストリーム・メタルの世界ですら、安心マークのプロデューサーがいる。
 今回『HEIR TO DESPAIR』では、音楽、歌詞、アートワークなど、全てにおいてそういうことに疑問を呈すということを試みたのですが、これを英語で、かつ簡略的に説明しようがないので、テーマは“狂気”だと便宜的な説明をしているというのが実情です。

お:今回も作曲は全て川嶋さんですか? 幾つかの楽曲はメタリックなギター・リフやフレーズに、「これはギタリストが書いたのでは?」と思わされたのですが?

川嶋:9割が私の手によるモノです。唯一「In Memories Delusional」は、8割くらい大島(“KADENZZA”雄一:G)が書いています。私が書いたパートについても、大島にはギタリスト的観点で好きに変えてもらって構わないと伝えているので、そういう意味でギタリストっぽい色が出ている部分はあると思います。

お:これまで通り、まずはMIDIに打ち込んで、それを何度も聴き返しながらアレンジしていく…という方法を採りましたか?

川嶋:今回もその方法です。曲として完成しているか、どこかのパートが長過ぎる、あるいは短過ぎるなどの構造上のバランスの問題がないか、アルバムとしての長さ、流れはどうかなどを見極める方法として、“デモを作って繰り返し聴く”という方法しか思いつかなくて。アレンジし、聴いて、直して…という過程を繰り返していく中で、「これならOK」という瞬間が必ずやってくるので、そうやって曲単位、アルバム単位でゴー・サインを出すようにしています。

お:組曲や大作曲は、最初から全体像が見えていますか? 元々は別々だったアイディアを組み合わせていく場合もありますか?

川嶋:これは曲によります。いきなり全体像が見えて、一気に書き上げられる曲もあれば、さっぱり仕上がらず、過去にメモしたリフなどのアイディア集を見返して…なんていうこともありますし。「In Memories Delusional」は、ちょっとしたアイディアがあったのですが、それが仕上がらないので、大島に渡して仕上げてもらいました。


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お:ミックスは新顔のフィル・アンダーソン、マスタリングは『SCENES FROM HELL』('10)を手掛けたマオア・アッペルバオムが担当したようですが、一部のミックスはあなた自身とジェイムズ・ハードウェイが行なったようですね? 全曲をフィルに任せなかったのはどうしてですか?

川嶋:今回まず、ミックスは海外のエンジニアに任せようという案がありました。日本でミックスすると、メンバーが色々言うワケですよ。そういうのを全てシャットアウトしたくて。というか、シャットアウトするのはメンバーの意見だけではなく、私の考えも基本的には反映させず、完全に第3者視点でのミックスにしてもらおうということです。ENSLAVEDのグルットレ・ヒェルソン<B,Vo>が言っていたんですよ。「ENSLAVEDのミックスにはメンバーは立ち会わない。立ち会ったら、全員が自分の音ばかり大きくしようとして収集がつかなくなるから」って。
 そんな中、マオアから「もしニュー・アルバムを作っているのなら、自分にマスタリングをやらせて欲しい」と連絡がきたので、海外ミックスの案を相談してみたんです。「誰か良い知り合いはいないか?」と。それで推薦してきたのがフィル・アンダーソンでした。マオアはフィルがミックスした作品をよくマスタリングしているから、このペアでやるのがイイだろう…と。マオアにはアルバムのデモを聴かせていたのですが、'60年代や'70年代のロック色が強く感じられるこの作品には、フィルがピッタリだろうということでした。
 ただ、メタル曲は全てフィルがミックスしていますが、メタル色皆無の「Heresy」3部作はデイヴィッド・ハロウ──ジェイムズ・ハードウェイというのは芸名です──と私で手掛けました。その中の「Heresy I:Oblivium」は、ミックスというよりも、完全にリミックスの領域です。そこでデイヴィッドには、「曲の構成は変えないでくれ。だけど、音の足し引きは自由」という形でお願いしました。結果、ベース・ラインなどは全く別の音色に入れ換えられています。あと、3部作の残り2曲(「Heresy II:Acosmism」「Heresy III:Sub Specie Aeternitatis」)は、あまりに特殊な内容なので、流石にこれは自分でやった方がイイだろう…と思った次第です。


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お:アルバム・タイトルの『HEIR TO DESPAIR』について、“絶望”と“狂気”との関連性、また、各アルバムの頭文字を並べていくと“S”“I”“G”“H”になることも考慮しての“HEIR”だと思いますが、その辺りも含めて、簡単に解説してください。

川嶋:とりあえず“H”で始まるタイトルという縛りがあって、今回は歌詞も日本語が主なので、タイトルも日本語にしようかと、「悲歌慷慨」という四字熟語なども考えていたのですが、これをローマ字表記にすると何だかさっぱり分からないこともあり、却下しました。それで色々考えていくうちに、“悲歌慷慨”的なニュアンスを表せる“despair”と、“H”で始まる“heir”で韻も踏めることに気付き、現タイトルに決めました。今回は収録曲も全て“H”から始まるタイトルにしようかとも思ったのですが、それもまたアレなので止めました。その名残があって、“H”から始まるタイトルの曲が多いのですが。

お:
ジャケットには『HEIR TO DESPAIR』との表記がなく、邦題のまんま『絶望を受け継ぐもの』と記されていますが、これはバンド側の指示だったのでしょうか?

川嶋:ジャケに英語表記がないのは、(アートワークを担当した)エリラン(・カントール)の案です。彼が「日本語表記だけにしたい」と言うので、“絶望を受け継ぐもの”という日本語訳を渡しました。

お:ジャケット作成に当たっては、“'60年代によくあった日本の向精神薬の広告”をイメージしたそうですが、エリランに伝えたのはそれだけですか? 収録曲を聴いてもらったり、歌詞の内容を伝えたりもしましたか?

川嶋:エリランには、元々使おうと思っていた図柄を送り、そんな感じの被害妄想、ノイローゼ的な世界観をシュールレアリズム的に表現したモノが欲しい…と伝えました。'60年代頃の日本の向精神薬の広告って、露骨な表現が多く、見ているだけで不安感を掻きたてられる感じで、凄く好きなんですよ。それで、当時の図柄をそのまま使えないかと思い、製薬会社に問い合わせたのですが、流石に古過ぎて権利関係が分からないとのことで、そのまま使う案は断念せざるを得ませんでした。それならば今回は、アートワークも日本人にやってもらいたいという風にも思ったのですが、こういうスタイルの絵を得意としている人が思い当たらず、結局、一番理解してくれそうなのがエリランだったので、彼に依頼した次第です。


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 実は、('15年作『GRAVEWARD』を手掛けた)コスティン・キノレアヌからも「アートワークをやらせて欲しい」と連絡をもらってもいたのですが、彼のスタイルと今回のアルバムのコンセプトは違い過ぎました。それに、そもそもこの辺りの向精神薬広告の図柄って、ヨーロッパのシュールレアリズムからの影響が大きいだろうし、エリランはシュールレアリズムの画家にも非常に傾倒しているので。ただコスティンには、「Homo Homini Lupus」のビデオ製作をお願いしましたけどね。

お:“枯れた花への水やり”“奥に荒れ果てた部屋”というのも、あなたがが指定したのですか? 最初、ジャケット・アートを見て、上戸 彩がモデルなのかと思いましたが、どうやらイミドールなる薬の広告がモチーフになっているようですね?


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川嶋:エリランには、ネット上にあった画像集のリンク(http://psychodoc.eek.jp/abare/gallery/gallery2.html)も教えたのですが、こちらの意図は完全無視して、勝手にそのサイトのイミドールの図柄から妄想を膨らませて、あのアートワークを仕上げてきたという──実にエリランらしい展開になりました。「こういうアートの存在は知らなかった!」と、向精神薬の広告を色々見てとても興奮している感じだったので、色々とインスピレーションが湧いてきたのでしょうね。彼の凄いところは、そうやって勝手なことをしても、こちらのオリジナルの意図を遥かに超えるアイディアを出してくるところです。枯れた花なども、全てエリラン独自のアイディアです。
 正直なところ、アートワーク案が送られてきた時は、あまりに想定と違ったのでビックリしたのですが、とにかくインパクトが強いので、これでいくことにしました。あまりに一般的なメタルのジャケットとは異なる雰囲気なので、もっと反発があると期待していたのですが、意外とすんなり受け入れられて、少々残念でした。エリラン自身も「賛否両論が巻き起こりそう」との意図を持っていたようなのですが、殆ど否はなくて。

お:今回、意図的に日本やアジア的な音楽要素を採り込んだとのことですが、何かキッカケはありましたか?

川嶋:まぁ…単純に年を取ったんだと思います。私が子供だった'70年代~'80年代初めって、まだまだ日本的なモノが生活の中に残っていて、例えば小学生ですら知ってる演歌のヒット曲が幾つもありました。例えば'83年には、大川栄策の「さざんかの宿」が大ヒットして、この曲は子供ですら知っていたワケですよ。'83年といったら、METALLICAやSLAYERがデビューした年ですから、凄いギャップですよね。当時子供だった私は、『ザ・ベストテン』などを観ていて、演歌が出てくると、嫌で仕方がありませんでした。演歌だけではなく、学校などで強制された盆踊りとか、日本的なモノに凄く居心地の悪さを感じていたんです。恐らくこれは私個人だけでなく、当時の子供達の多くが共有していた感覚ではないでしょうか。ただ、私よりも上の世代の人からすれば、あの時代は既に、そういう日本的なモノが生活の中から消滅しかかっている…という感覚だったのではないかと思いますが。
 '60年代のTVドラマなどを見ていると、飲みの場で、みんなで民謡を歌うシーンが当たり前のように出てくる。つまりは、誰もが知っている民謡があったということです。そういうモノがだんだんと生活の中から消えていって、私の幼少時代はその最後の残り火という感じだったのでしょう。子供の頃、演歌はいずれ消滅するジャンルだろうと思っていました。勿論、現在も演歌は健在ですが、子供でも知っているようなヒット曲は皆無です。しかし、48歳という年齢になった今、当時は嫌で仕方がなかった演歌のヒット曲を聴いてみたら、滅茶苦茶イイんですよ。「さざんかの宿」もそうだし、「奥飛騨慕情」(竜 鉄也)とか、もっと民謡寄りのモノで言うと、「おやじの海」(村木賢吉)とか。あとは、故小沢昭一氏による『日本の放浪芸』シリーズを聴いて、感銘を受ける部分もあったり。
 路上にインチキ物売りがいて、町中に堂々とストリップやポルノ映画の看板が出ていた昭和の猥雑な感じって、いつの間にか完全に消失してしまったんだな…っていうノスタルジアなんだと思います。なので、“日本的な要素を採り入れた”といっても、それっぽい音階を使ってみました…とか、シンセで琴の音を入れてみました…とか、そういう話ではなく、非常に個人的な、“昭和という子供時代の懐かしさ”“生活の中に当たり前に存在していた日本的なモノ”を採り入れたということです。

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お:歌詞も殆どが日本語ですが、もしかしてこれは、「いつかやりたい」「いつかやってやろう」と思っていたのでしょうか?

川嶋:いや、それは全く思っていませんでした。エクストリーム・メタルや、あるいはヒップ・ホップなど、ヴォーカルをリズムとして扱う音楽というのは、英語というリズミックな言語と深く結び付いていると思っていたし、やはり、海外のファンにも歌詞の内容を分かってもらいたいというのもあったので、出来るだけ英語というのは放棄したくないと思っていました。しかし今回、日本的な歌い方をしてみようと思い、そうなると今度は日本的な歌唱法というのは、やはり日本語という言語と不可分になってくるワケです。
 そして勿論、母国語で歌う場合、発音に気を使う必要がないから、のびのびと歌えるし、流石に11枚目のアルバムともなると、英語で言いたいことも尽きてきている…なんてレヴェルの低い理由も付け加わった結果──歌詞の殆どが日本語になりました。最初にも言ったように、今回はあらゆる予定調和を排した、本当にエクストリームなメタルという呼称に相応しい内容にしたいというのもあり、その点でも歌詞を日本語にするというのは良いアイディアだと思いました。


                パート2に続く…。  

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# by naniwametal | 2019-03-18 19:34

SLAYER本出たーー!!


 WISHBONE ASH@クラブチッタ川崎、初日!


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 『ARGUS』('71)再現ライヴです。
 前にもやったことあると思うけど、やっぱり再現するならこのアルバムになるのね?
 『LIVE DATES』('73)再現というのもアリかと思ったりもしますが。
 2部構成で、第2部はベスト選曲とのこと。
 どの辺やるのか…と思ったら、こう↓なりました。


[第1部]
1.Time Was 2.Sometime World 3.Blowin' Free 4.The King Will Come 5.Leaf And Stream 6.Warrior 7.Throw Down The Sword

[第2部]
1.Prelude(SE) 2.Real Guitars Have Wings 3.Come In From The Rain 4.Front Page News 5.F*U*B*B 6.Wings Of Desire 7.Rock 'N Roll Widow 8.Lady Jay 9.Phoenix 10.Living Proof 11.Standing In The Rain

[Encore]
1.Persephone 2.Jail Bait


 何と、『NOUVEAU CALLS』('87)収録曲から。
 そして、『STRANGE AFFAIR』('91)から2曲も!
 ただ、それ以降のアルバムからはナシ。
 他はほぼ定番曲かな?
 『FRONT PAGE NEWS』('77)からとか『JUST TESTING』('79)からもありますけど。
 つか、全然知らんかったけど、アンディの相棒は最近、変わったのね?
 マーク・エイブラハムズ──'17年加入だそうで。
 リズム隊は変わらず。
 「Rock 'N Roll Widow」は、ニュージーランドの犠牲者に捧げられてましたか?
 「Lady Jay」は、「日本で人気がある曲だよね?」とアンディ。
 ギターはツインでとにかく泣きまくり。
 アンディのヴォーカルも味わい深し。
 アンコール2曲目の「Jail Bait」は、入場時に頂いたセトリには記載ナシ。
 直前に追加されたんでしょうか?
 そんなこんなで、
 5分押しぐらいで始まって、途中休憩を挟み、終演は19:44頃。

 明日の第2部も気になりますな~。
 「Blind Eye」「Ballad Of The Beacon」「Lady Whiskey」辺りは堅い…かな?
 あとは「Lorelei」とか…??

 



# by naniwametal | 2019-03-17 01:23

フレッドおおきに


 RAVEN再来日公演、2日目!!

1.SE~Destroy All Monsters 2.Hell Patrol 3.All For One 4.Hard Ride 5.Hung,Drawn & Quartered 6.Top Of The Mountain 7.Tank Treads(The Blood Runs Red) 8.G Solo 9.Faster Than The Speed Of Light 10.Seek & Destory 11.On And On [Encore 1]12.B Solo 13.Break The Chain~Jam~Stay Hard [Encore 2]14.Crash Bang Wallop

 あれ? ジョンって「明日は全く違うセトリになる」とか言ってませんでした?
 まぁ、こんなモンでしょうけど──半分ぐらいは変わると思ってたな~。
 ただ、「Destroy All Monsters」はめっさ盛り上がったし、「Hard Ride」も「Stay Hard」も、当然最高でした!
 「Tank Treads」もヘドバンの嵐を巻き起こしてたし。
 で、昨日に引き続き新曲「Top Of The Mountain」を披露。
 これが“いかにもRAVEN”なガッツ溢れるパワー・チューンで、当然ながら最高!
 でも、『NOTHING EXCEEDS LIKE EXCESS』('88)から1曲もないってどゆこと?
 マークのソロ・タイムで、リフだけは色々と聴けましたけど…。
 アラカン兄弟は本日も暴れまくり!
 ステージが広くて、天井も高いので、初日よりも激しく動き、ギター&ベースを高々と抱え上げる場面がさらに増えていたような。
 そして、やっぱりセカンド・アンコールは、幕が閉まってしまい、一旦客電が点いてから…!
 流石に3度目はなかったですけど。
 それにしても、ヴォーカルでもないマークが声を枯らしまくり…ってスゲーですわ。
 今日も約100分はあっという間でした!!

 


# by naniwametal | 2019-03-16 02:57

ひしうめ!!


 RAVEN再来日公演、初日!!

1.SE~Take Control 2.Hell Patrol 3.All For One 4.Hung,Drawn & Quartered 5.Top Of The Mountain 6.Rock Until You Drop 7.G Solo 8.Faster Than The Speed Of Light 9.Hellraiser/Action(SWEET) 10.Fire Power* 11.Wiped Out* 12.Mind Over Metal 13.B Solo 14.Break The Chain~Jam~Don't Need Your Money [Encore 1]15.Crash Bang Wallop [Encore 2]16.Seek & Destory

 観客も初っ端からスゲー盛り上がりで、メンバーも嬉しそう。
 しかし、アラカン兄弟はマジ絶倫ですな~。
 マークのソロ。タイムには「Die For Allah」のイントロが飛び出したり、本編ラス前のジャムでは、AC/DC、JUDAS PRIEST、BLACK SABBATH、THE DOORSのサワリが次々と。
 マーティは例によって非定番曲(*印)で共演!
 でもって、セカンド・アンコールは予定外?
 流石にサードはなかったけど…。


 


# by naniwametal | 2019-03-15 16:31

『PARTY KILLERS』の“II”にも期待?!


 驚異のアスレティック・ロック・モンスター、遂に再来日!!


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 プロモーター主催のウェルカム・パーティに潜入してきたのですが──いや~、オッチャン達はめっさ元気でした。
 新ドラマーのマイクもナイス・ガイ!
 つか、ギャラガー兄弟はどっちももうアラカンなのに、何であんな元気なんでしょう?

 3人とも、早く演奏したくてウズウズしてたみたい。
 ただ、セトリはまだ決めてない…と。
 まぁ、大枠は出来てるんでしょうけど、そもそも演目固定でツアー廻るバンドではないので。
 マークに「リクエストある?」と訊かれたから、幾つか曲を挙げてみると、「あ~それな。でも、まだマイクとやったことないわ~」とか、「その曲だったらマイクも余裕で叩けるぜ!!」とか言いながら、「なるほど。じゃあ、あの曲もアリかな…」なんて独り言も。
 一方ジョンは、現場で流れてるBGMに合わせてノリノリで歌ったり…って、勿論(?)自分達の曲ですよ。

 今回、彼等は異なるセトリで2公演行ないますが、個人的に楽しみなのが2日目。
 Atlantic時代の曲とか、Neat時代にヒケとらない佳曲満載超絶名盤『NOTHING EXCEEDS LIKE EXCESS』('88)からとか、聴きたい曲が山ほどあるので!
 つか、『NOTHING~』全曲再現でも全然イイんですけど。
 勿論、近作からもどしどしやって欲しいですね~。
 「No Pain, No Gain」とか、「Feeding The Monster」とか、あとアレもコレも…。

 で、RAVENといえば──の“メタル現場主義”なフォトグラファー、畔柳ユキさんは「『MAD』('86)から何かやる?」と、マークに訊いてました。
 「そうだな…“Speed Of The Reflex”はよくやってるから──きっとユキが聴きたいのはそれ以外…ってことか!」と、意外なリクエストに嬉しそう。
 驚いたのは、マークが初めてユキさんに会った時のことをビックリするぐらいに、細かいことまで鮮明に憶えてたこと。
 長い付き合いですから、思い出話にも花が咲きますわな。


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 ただ、しっぽり話してたかと思うと、急に変顔しまくるし──で、齢59にして未だイタズラ小僧…ってなマークってホント最高ですわ~。


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 マイクについてマークは、「ヤツはとにかく速い! とんでもなく…!!」と言いつつ、「でも、それに付いていってる俺も凄いだろ??」とドヤ顔。
 いや~、新作ライヴ『SCREAMING MURDER DEATH FROM ABOVE』で聴けたあの爆裂パワーが、いよいよ生で堪能出来るかと思うと、マジぞわぞわしてきますわ。
 平日だし、どうしようか…なんて迷ってるヒマありませんよ~。
 「ライヴを観てナンボ!」なRAVENですから、マイク入りの“今”を体感しに、当日はみんなで会場へ突撃しましょう~!!

 
 
# by naniwametal | 2019-03-13 02:20