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ダイヤリ
by naniwametal


空を覆う鳥の大群にちょびっとだけ恐怖


 吉祥寺クレッシェンドでMASTERMINDの復活ライヴを観てきました!


 


 復活とはいっても、当然ながら、解散してたワケぢゃありません。
 昨年、ギターの渡会が左手指の腱を切り、その回復を待つ間、しばらくライヴをやっていなかっただけです。
 言うなれば、マスタマ復活というより、渡会復活ギグ…って感じでしょうか?
 ともあれ、実に約8ヵ月振りのステージだったそうです。
 なので、
 正直、アンサンブルはところどころガタガタだったものの、久々の気合いがそのまま勢いに化けたのか、がっつりパワー満載の白熱ライヴになってたと思います。
 残念ながらお客さんは少なかったけど、盛り上がりも相当なものだったし。


  
   ▲強烈シャウトだけでなく、軽口MCも絶好調だった──ノリヲ。


  
   ▲復活渡会──リハビリを経て指が5倍速く動くようになった?


1.The Walkyrie@VELVET VIPER(SE)~Calling~Phoenix Rising 2.Wanderer 3.Say Your Prayer 4.No Doubt 5.Loud & Proud 6.Under Fire(I Want To Cry For You) [Encore]7.Never Say Never 8.The Way I Go

 つかね、
 何故かテレ朝のカメラが入ってて、ヘドバンが人体に及ぼす影響を検証する(?)番組の収録が行なわれてたり…。
 一体いつ、どこで放送されるんでしょうか?


 ところで、
 本日のライヴは、マスタマ企画による“Steel Meets Steel Vol.8”で、他に4バンドが出演しました。
 その中で気になったのが、オープニングを務めたKILL DIABOと、トリ前で堂々たるパフォーマンスを見せ付けたMARGE LITCHです。

 前者は若者4人組。
 女性シンガーを擁し、日本語詞によるヘヴィ&キャッチーでアグレッシヴ&エモーショナルなサウンドを志向。


 


 どうやら本人達には、メタルをやってるつもりはなく、要するに今どきの“女性シンガー入りヘヴィ・ロック”…ってな感じ?
 まだまだアマバンのトンネルを抜けるか抜けないか…ってトコロですが、それなのに、既にもう“出来上がってる”といった印象なんですわ。
 しっかり歌えるヴォーカル(デス咆哮しません)、メリハリに富んだ楽曲、緩急自在のステージング、それから、いい意味で青臭いエモーション。
 同期音源を使い、ギター1本でやっちゃうのも世代でしょうか?
 でも、そしたら弾けないギター・ソロをやらなくてもイイんぢゃ?
 あと、
 めちゃウマなドラムスがヘルプというのも、かな~り気になるところ。
 果たして、ココからどう飛躍するのか、ちょっと楽しみです。

 一方、後者はもうベテランの域。
 現ALHAMBRAの面々がかつて在籍していたバンドでもあります。


 


 現シンガーの月本美香が加入したのは'05年…って、ここ最近は全くノー・チェックだったので、当然初めて観ました。
 つか…何コレ? めっさカッコいいんですけど。
 プログレのイメージはどこへやら──とにかく、様式美HR/HM色が濃い濃い。
 いや、当然プログレ風味も残ってるんですけど、その上で、TERRA ROSAとFATIMA HILLの間を行き交いつつ、また違う世界へと到達した模様。
 パワフルに歌い上げる月本は、世良純子とは全くタイプが異なり、完全にHR/HMシンガー然としていて、
 そんな彼女を置いてけ堀にしてしまう、やたらと長いギター&キーボード・ソロがまたスリリング。
 鍵盤はちゃ~んとオルガンの音出してるし、横山の力技の速弾きも強烈!!

1.Body 2.Osiris 3.Solution 4.殯の丘 5.In This Fight

 いやいや、今やALHAMBRAの影に隠れて…なんてとんでもない&失礼極まりない…ですな。
 マ~ヂでかな~り衝撃でした。
 残念ながら、終演後に買った音源はそこそこの仕上がりながら、レコーディングでは封じ込むことが出来なかった気迫と情熱が、ライヴ・パフォーマンスからはビシビシ伝わってきたし。
 近いうちに、是非また観たいものです…!!


 では、また。
by naniwametal | 2009-11-02 03:19
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