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ダイヤリ
by naniwametal


酸梅湯早く煮出したい~


 5月以来の取材をやっとこまとめ:その1。


 まずは、5月下旬にカップリングで来日したこの2組のリード・ギタリストにYG取材~。

 THE BLACK DAHLIA MURDERのライアン・ナイトと──

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 ──UNEARTHのバズ・マッグラスです。

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 前者は'08年にジョン・ケンパイネンの後任として加入した新参メンバーで、元ARSIS。
 これがYG初取材です。
 何となく控えめな表情通り、あのお茶目な酔っ払い軍団TBDMのイメージにはそぐわず、その佇まいはヤケに大人しく落ち着いてました。
 ステージでも結構地味めにプレイしていたように、オフでもわりと淡々とした印象。
 まぁ──真摯に取材を受けてくれたとはいえ、ライヴ後に一緒に呑んだワケではないので、もしかしたらハメ外す時はスゴいのかもしれませんが…。
 …って、
 ホントは相棒のブライアンも同席する予定だったのに、直前に「ダウン状態なんで…」ということで、急遽ライアンひとりのインタビューとなりました。
 実際ブライアンは、極度の二日酔い…かと思いきや──勿論、それもあるんでしょうけど──それ以上に時差ボケが酷かったみたい。
 その後のライヴ本番では頑張ってたものの、終演後に会ったらマヂで相当具合悪そうだったので…。

 一方、後者は2回目のYG取材。
 …って、
 コッチもホントはケンも同席の予定が、担当氏から直前に「え~と…バズひとりで」と。
 但し、ケンは特に具合悪いとかではなかったようなので、単に“嫌んなっちゃった”…のかも??
 まぁ、バズがしっかり沢山しゃべってくれたし、機材ネタとか、実にYGらしい取材にはなったのですけどね。
 尚、上記2人の記事は次号に掲載される予定です~。


 続いては、5月末に行なわれた“FINLAND FEST 2010”。
 こちらもYG取材3連発となりました~。

 まずは、
 トリのPOISONBLACKから、ヴィレ(左)とヤンネ。

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 2人してタバコをくゆらせながら、リラック・ムードで色々と話してくれたのですが、どっちもすこぶる真面目。
 ヴィレとか、何となく答えをはぐらかしたり、皮肉タップリに発言したりするのかと思ったら、全然そんなことなく、淡々としつつも、どの質問にも丁寧に答えてくれましたし、
 相手の目をしっかり見て話すタイプのヤンネは、言葉を選びながら、自らのプレイ哲学を熱く語ってくれました。

 続いては、
 4組の中では一番のベテラン──TAROTのヒエタラ兄弟。

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 NIGHTWISHでもお馴染みのマルコ(左)&兄のサッカリーです。
 彼等には、前回プロモ来日時('94年…でしたっけ?)にもインタビューしたんですけど、YG取材は今回が初だったと思います。
 彼等も揃って喫煙派…って、マルコはタバコ吸ってるのに、あんなスゲー声をずっとキープしてるんかい!
 きっと声帯がフツーぢゃないんでしょうな…。
 とにかく、2人ともしゃべりまくるので、たった30分では訊きたいことの半分も訊けず、何とかイッパイ質問をぶつけたものの、ややまとまりのない結果となってしまいました…。
 それでも、キャリア組ならではの含蓄のある言葉が沢山飛び出したし、サッカリーとかガッツリ本音でしゃべってくれたので、なかなか面白いインタビューだったと思います。
 ちなみに、TAROTでもNIGHTWISHでもベーシストのマルコですが、昔からいつもアコギは必ず自分で弾く(&サッカリーもその腕は認めている)ギタリストでもあるのでした~。

 そんでもって、
 このバトル・メタラー(@ノー・メイク!)にも初インタビュー!!

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 そう──TURISASのマティアス(右)&ユッシです。
 彼等の場合、ギター誌の取材とはいえ、やはりメイン・ソングライターでもあるマティアスを外すワケにはいかないだろう…ってことで、2人揃ってタップリ話してもらいました。
 あの低音で熱く語るマティアス&終始ニコニコしながらゆっくり話すユッシ…と、全くタイプが違うのも予想通り。
 彼等もこれがYG初登場ということで、基本的なデータから曲作りについて、オーケストラルなバンド・サウンドの中でのギターの役割…といったこと等を話してくれました。
 既に制作に取り掛かっている次作についても少し話してくれたんですけど、どうやら『THE VARANGIAN WAY』('07)のコンセプトを受け継いだ作品になるようです。
 め~っさ楽しみですね~!

 そんなこんなで、
 残念ながら、BEFORE THE DAWNのみ取材がなかったんですけど、もう3バンドだけで充分お腹イッパイでしたわ~。
 あと、このフィンフェス取材のYG掲載は、ページの都合なんかで、もしかしたら次々号まで送られる…かもとのことです。
 ジックリお待ちください~。


 では、また。


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by naniwametal | 2010-06-18 23:59
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