ダイヤリ
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43100の壁が…行って来ました、“Diamonds On The Road Japan Tour 2011”@代官山UNIT!! お客さんの入りは6~7割…ってトコでしょうか。 若者も結構いましたが、それ以上に目立つのが、NWOBHMとか好きそうなオッサン・メタラー達。 DJベッピーも'80'sメタルを連発~。 【SOLITUDE】 まず、オープニングを務めたのは、Spiritual Beastの社長のバンド。 めっさ久々…ってか、マッド大内<Ds>が入ってから初めて観たんですけど、 スゲー人気で、のっけから予想以上に盛り上がってました。 いつの間にあんなに大勢のファンが? ドラムスがパワフルになった分、他のメンバーのパワー不足がさらに浮かび上がってたような気もするけど──全体的な印象は、前回最後に観た時とそう変わらず。 せっかくカッコいいリフもあるし、ツボ衝いたコーラスもあるのだから、もうちょっとアレンジを練るなり何なり…と思う場面しばしば。 ギターがもう1本あるだけでも、色んな面がカヴァー出来そうなんですけど…。 演奏時間は45分ぐらいでしょうか。 1.Intro(SE)~You Were All Of My Life 2.Brave The Storm 3.Falling Down 4.Walk In Paradise 5.Angel's Son 6.You Wish 7.Volcano Of Anger 【MEAN STREAK】 続いては、 元AXIA~NIVAのベーシスト、ペーター・アンダーソン率いるスウェーデンの5人組。 ギタリスト2名は、TORCHBEARERとかDIVINEFIREにも在籍していたパトリック・ガルドベリと、SOILWORKのツアー・メンバーだったこともあるダヴィド・アンダーソンです。 オープニングSEの前には、開演の合図としてY&Tの「Mean Streak」が流れ、ステージに登場したメンバーは、ちょいSTORMWITCHっぽい(?)あの衣装で揃えてました。 '80年代B~C級ヨーロピアン・メタルの息吹を今に伝えるサウンドは、MAIDEN風味あり、ACCEPTっぽいコーラスあり…で、適度にクサさもキャッチーさもあり、一度聴いたら覚えられるサビも満載で、オーディエンスもなかなかの盛り上がり。 ヴォーカルの弱さ、ドラムスのバタバタ感が気になったものの、ギター2人のシュレッド満載&ツイン・リード連発なソロ・ワークで全て帳消し? 特にパトリックの弾きまくり具合が凄かったです。 最年長のペーターは、何故か'80年代MTVポップス系のルックス。 コーラスもやってたけど、サンプル使用がちょっと生々し過ぎたかも。 (ラス曲「Metal Slave」のイントロとアウトロも音源使用) ハイ・トーンが辛そうだったヴォーカルのアンディ・ラグリンは、何となく見た目がブライアン・ロス先生っぽかった…かな? しかし──「In For The Kill」のエンディングで、何か組み体操っぽいのやってたのは…何? 19:12スタート&20:01終了~。 1.Intro(SE)~Whom The Gods Love Die Young 2.History Of Lies 3.Eyes Of A Stranger 4.Sign In The Sky 5.SE~Declaration Of War 6.The End Of The Rainbow 7.G Solo~Ds Solo 8.SE~The Seventh Sign 9.Raise Your Hands 10.In For The Kill 11.Metal Slave 【ENFORCER】 トリはスウェーデンの若き5人組。 NWOTHMってか、リフ使いはまんまNWOBHMです。 但し、あのハチャメチャなスピード感は、'80年代には有り得なかったワケで…。 つか、CDでも「速っ!」と思ったのに、ライヴではその1.5倍って感じで、さらにハジけまくり。 ドカドカ爆走しまくり、ヴォーカルはハイ・トーンで叫びまくり、ギター2人も豪快に弾きまくり、ベースはブリブリ鳴らしまくり。 とにかく、いつ何どきも超々々々ハイ・テンションで──見方によっちゃ殆どパンクのノリなのに、実際には濃ゆいメタル魂をガッツリ迸らせてるなんて──もう、ホントに笑っちゃうほど。 1曲の中のテンポ・チェンジの強引さも強烈。 当然、観客もひたすら大興奮ですよ。 しかも、それが最初から最後までずっと途切れないのが凄い。 動き出したら止まらない…ってか、正に止まったら死ぬのか…ってぐらい。 残念だったのは、ギター2人のソロがどっちもあんま聴こえなかったこと。 流石にソロ・タイムでは聴き取れましたけど、アンコールでのヨセフは、観客に体を預けて、“抱え上げられサーフ”(?)しながら~。 途中でふと、あのブッ飛び具合は──楽曲の方向性は別にして──オーストラリアのAIRBOURNEみたい…と思ったら、昨年一緒にツアーしてんのね? 最初っから、素肌に皮ベストだったヴォーカルのウーロフは、アンコールで上半身裸になっても、皮手袋は脱ぎません。 20:25スタート&アンコール終了は21:34。 開演告示BGMは、何故か「Diamond And Rust」@JPでしたね。 1.SE~Roll The Dice 2.Mistress From Hell 3.On The Loose 4.Live For The Night 5.Curse The Light 6.High Roller 7.Diamonds 8.Scream Of The Savage 9.Walk With Me~Adam's G Solo 10.Into The Night 11.Take Me To Hell 12.Midnight Vice [Encore]13.Black Angel 14.Katana 15.Running In Menace 16.Joseph's G Solo~Evil Attacker いや~、すげーオモロいバンドですわ。 '70年代末のNWOBHM黎明期のインパクトって、'11年版に置き換えれば…こんな感じ?? では、また。
by naniwametal
| 2011-01-31 03:21
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