以前の記事
2024年 11月2024年 10月 2024年 09月 2024年 08月 2024年 07月 2024年 06月 2024年 05月 2024年 04月 2024年 03月 2024年 02月 more... 検索
|
CANDLEMASS最終作、ペルは1曲だけか~渋谷サイクロンでBELLFASTを観てきました~。 深沢晴奈<Flu>&武内いづみ<Vln>脱退後、初めてのライヴです。 現状、その後任はまだ見つかっていませんが、この日は夜長オーケストラのヴァイオリン奏者、Sasuke嬢とMODERN B BEARDのティン・ホイッスル奏者、Martyクンをゲストに起用。 BELLFAST史上、初のホイッスル導入ショウは果たして…と思ったら、Martyがホイッスルを吹くのは3曲だけで、他の曲ではコーラス要員としてヘルプ…って感じでした。 (ステージからいなくなった曲もありましたね?) よって、曲によってはフィドルのみになっちゃうのですが、そんなに違和感はなかったような。 まぁ、深沢&武内嬢とて、一応パーマネント・メンバーになったとアナウンスがあったものの、実質的には正式メンバーとセッション・メンバーの中間といった立場にあり、やはりバンド・サウンドの要は、いつもメタル・パートの4名が担っていたワケで。 …って、 正直言うと、最初っから最後まで柵の前で写真撮らせてもらってたので、PAからの出音は殆ど分からなかったのですけど。 つまりは“いつものBELLFAST+α”って印象で、特別“今日は全然違う!”って感じでもなかったと。 勿論、イイ意味でね。 懸案のKohタンのMCも、もはやちょっと寒いぐらいがデフォルトになってしまってて、常々「次は最低限しかしゃべらん!」とか宣言してるワリに、この日もちょいグダなバランスにて、しょうもないことをしゃべるしゃべる。 でも、お客さんもそれを求めてるようなトコロが見受けられるし、本人も適度にヘコみつつ、それなりに満足もしてるっぽいので、あんまツッコミはなしで。 歌自体は何ら遜色なく、相変わらずとてもアラフィフとは思えないぐらいに、高音も無理せず伸びやかに出せてたのですから。 興味深かったのは、下手ギターの新井が細かいトコでまた新たなアレンジを加えていたこと。 それから、一時はひとりで走りまくってたドラムスの榊間が、ちゃんとバンド・アンサンブルを心得た上で、パワー感を維持したまま暴れるのを忘れてなかったのも良かったです。 さらに、毎度“顔で弾く”プレイが素晴らしい上手ギターの狩野は、今回ちゃんとアコも用意してくれてたし、ベースでバンマスの松本も、ところどころで集中力欠いてミスっちゃうのはいつも通りながら、狩野&榊間と共に、コーラスで頑張ってました~。 ひとつ気になったのは、ゲストとはいえ、最後までハジけきれなかったMartyの中途半端さ加減…。 途中でバウロン持ち出したり、剣を掲げたり、Kohタンのトコまで行ってコーラスやったりもしてたものの、おっかなビックリなヘドバンとか、何となく常に半笑いの表情とか──前へ出るならしっかり前へ出る、出ないのならサポートに徹して後ろで大人しくしてる…と、ハッキリさせて欲しかったかも。 どうせなら、お客さんの中へダイヴしちゃうとか、みんなが引くぐらいしても良かった…?? あと…そうそう、 今回、メンバー全員のフェイス・ペイントが雑というか、何となくおざなりな感じがしたのは…気のせい? Sasuke嬢のみ、紅一点…ってな赤ペイントだったのはイイんですけど、遠目には“リンゴほっぺ”にしか見えなかったり。 衣装も、Kohタンの腰周りのピラピラが魚屋にしか見えなかったし、とりあえず黒で統一しただけ…ってな部分も今ひとつだったし。 こりゃ次回は一考の余地アリ…ですな~。 そんなこんなで、 「Black Mist Island」はあったけど、さらなる新曲披露はナシでした~。 1.SE~Odin's Call 2.Sail Under The Midnight Sun 3.Black Mist Island 4.The Lone Horseman 5.Winds Of Time 6.Celtic Drum 7.Deadly Oath 8.That's Ireland~Outro:The Druid Song(SE) さて、 今月の27日には、“OWARI METAL FEST 2012”なる名古屋最大の(?)HR/HMの祭典への出演が決まっているBELLFAST──次作へ向けての曲作りも絶賛継続中らしいので、今後の動向からも目が離せませんよ~。
by naniwametal
| 2012-05-06 02:40
|