ダイヤリ
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アレも寝正月…なんかな?“EUROPIAN ROCK FES 2013”@クラブチッタ初日~! 集客上々、1階も2階もほぼ満員でした~。 【ANEKDOTEN】 '08年以来、ちょうど5年振りの来日…かな? その間に作品リリースが全くなかったのは何とも…。 メンバー異動はナシ。 ライヴの雰囲気も同じく。 ヤンが歌う際の、首の角度も(多分)全く同じ。 ステージ奥&フロア左右上部にスクリーン。 深き暗鬱なる森が映し出されてて、「をををっ…」と思ったら、最後までそれだけ。 不定期にそこをユラっと横切る照明は、森を飛び交う精霊のようでなかなか。 とはいえ、 バンドのパフォーマンスは、今回も地味さ爆裂。 誰も殆ど動きません。 メンバー全員、ひたすら淡々とプレイするのみ…ながら、 これまでもずっとそうだったので、まぁ…特に問題があるワケもなく。 曲紹介後もニクラスが実にマイ・ペースでチューニングしてて、なかなか次の曲が始まらないパターンも健在。 そのニクラスは、少し風貌が変わってた…? セトリは定番をガツリと。 1.The Great Unknown 2.The Old Man & The Sea 3.Nucleus 4.Ricochet 5.Book Of Hours 6.In For A Ride 7.Sad Rain 8.Tjing 6 5年も空いてたんだから、当然新曲もやるよね? ハイ、やりました。 何故かセットの最後に。 でも、インストです。 タイトルの「Tjing 6」は仮題でしょうか? じわ~っと始まって、徐々にサイケに盛り上がって、でもかな~り暗~い、いかにも彼等らしい仕上がりでした。 CDだとサックスとか入ってそう? ちょい初期っぽいダークさは嬉しかったものの、曲調が当たり前過ぎるような気も。 地味大賞は紅一点のアンナたん。 メロトロンはイイ音鳴ってたけど、例によって、何も弾かないパートでは、座ったまま膝に手を置き、俯いてボーっとしてるだけ。 そういえば、今回はチェロを弾かず。 「The Old Man & The Sea」ではシンセで代用。 パーカッションの類もやらず。 ニクラスの歌のヨレも相変わらず。 終盤はギターもヨレヨレ…。 それにひきかえ、ペーターは見事な安定感。 ミスもあったけど、頼れる屋台骨です。 「Nucleus」のエンディングでは、勢い余ってスティックを飛ばしてしまったりも。 「Sad Rain」の前には、ヤンが「キミ達のためにプレイするよ」と。 でも、演奏は一番ボロボロ。 やっぱし普段やってないから? 特別に演奏してくれるなら、「Karelia」の方が良かった~。 そんなこんなで、 開演は19:01頃、終演は20:21頃でした~。 【THE FLOWER KINGS】 続いては、2連荘出演のフラキン。 コチラは何と、'99年以来、実に約13年振りの来日です。 現ラインナップは以下の通り。 ●ロイネ・ストルト<G,Vo> ●ハッセ・フレベリ<G,Vo> ●ヨナス・レインゴルド<B> ●フェリックス・レールマン<Ds> ●トマス・ボーディン<Key> 以前はパーカッション奏者がいたり、POSのダニエルが3人目のヴォーカル(兼イロイロ)で在籍していたこともありますが、今は基本の(?)5名。 前回来日時からはリズム隊がチェンジ。 …って、 TFKのベースといえば、もうヨナスというイメージが付いて久しいけど、そういや初来日の際は、ロイネの実弟ミカエルがベースやってたんですな。 あと、独人ぎっちょドラマーのフェリックスは、去年加入したばかりです。 ショウの幕開けはシンセのスペイシーな調べから。 彼等も3面スクリーンを使用…って、コチラはANEKDOTENとは違い、映像はちゃんと(?)動くし、曲毎に異なる映像が流れます。 ステージ上の配置も独特。 ドラム・キットは後ろに置かず、下手前方に。 そこから上手側に向かって、ハッセ、ロイネ、ヨナス、トマス…という並びで(向かって左にレフティを固めた?)、ステージ床には風船が無造作に転がってます。 最初、ベースの音が小さい…と思ったら、「Numbers」の歌入り前に急にデカく──あ…いや、それってペダル・ベースで、以降も時折、踏み込んでは唸りを上げてました。 結局、ヨナスのあのブリブリなトーンは最後まで前へ出てこなくて残念…。 一方、ヤケにヌケが良かったのが、ロイネのギター。 いい意味でレイドバックしまくってる泣きのプレイも極上。 ただ、最初弾いてたギターは良かったのに、もう1本のパーカーが今イチ。 「Babylon」の途中でチューニングも狂っちゃうし…。 あの終盤、ホントはそのまま止まらずに「Paradox Hotel」へいきたかったんじゃ? でも、仕方なく演奏を止めて、MCで逃げた…って感じ? (しかも、一所懸命チューニングしてたのに、最終的に元のギターに戻してたし…) 頑張り大賞はハッセ。 ひとり動きのあるパフォーマンスで、「Paradox Hotel」の途中には、「コンバンワー、クラブチッター!」と叫んだり。 ギター・プレイもソツなく、スライドで魅せたり、その後も何度か観客の前まで出て行って激しく煽ったりも。 (正直、プログレ客の反応は今イチでしたが…) 演奏の巧さが際立っていたのはヨナス。 フェリックスもワイルド&パワフルで良かったです。 セトリは昨年のツアーから大きく変わらず。 1.Syntintro~Numbers 2.For The Love Of Gold 3.Last Minute On Earth~In The Eyes Of The World(Excerpt) 4.B&Ds Solo~Babylon 5.Paradox Hotel 6.Key Solo~Stardust We Are:Part 3 7.Rising The Imperial [Encore]8.I Am The Sun:Part 1 久々の日本だから…と、特別なセットにしてくれたりはしてなかったみたい。 それでも、長尺揃い(いきなり25分超の大作でスタート!)&プログレぇ~な旨味満載で、味わい深~い曲多し。 様々な音色で楽曲に彩りを与えてくれていたトマスの職人センスも、随所で光りまくりですよ~。 アンコールでは観客が総立ちになるも、そこでも10分超が飛び出して、オッサン客とか涙目に…。 安易に立っちゃって、後悔してた人もいたのでは? でもって、最後の最後にサプライズ(?)。 何と、終演時の和やかなムードの中、いきなりヨナスがアゴ(口?)にベースを逆さに立てて載せ、アクロバティックな曲芸を披露! この時起こった歓声が、もしかしたらこの日一番だったかも?? イントロが鳴り響き、幕が開いたのは20:50頃、アンコール終演は22:35頃でした~。 さぁ~て、明日はセトリがどう変わりますかな??
by naniwametal
| 2013-01-12 04:14
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