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ダイヤリ
by naniwametal


終演後は当然、四文屋へ


 こんにちは。

 SIGHの今年最後の国内ライヴとどっち観ようか…悩んだ結果、
 沼袋サンクチュアリで行なわれた雛祭り企画“Princess Of The Night”を観てきました。

 女性ヴォーカルがいるHR/HMバンドばかりを集めたイヴェントで、若手からベテランまで──ギャルバンも含めて全5組が出演。
 声優の渡辺明乃を擁する…というちびらりなんかも含む中、トリを務めたのは、5X!!


 


 そう、伝説のギタリスト、ジョージ吾妻が率いるあの5Xです。

 CARMEN MAKI&LAFFから発展し、'81年にCARMEN MAKI&5Xとしてスタート。
 その後、ライヴ作を含み3枚のアルバムを発表するも、'83年には解散の道を辿ってしまった5X──しかし、それから21年を経た'04年、ジョージを中心に奇跡の復活!
 カルメン・マキこそいないものの、ベースはオリジナルの盛山キンタだし、ドラムスはかつて5Xのローディをやっていたこともあるというマッド大内で、注目の新ヴォーカルには、ほぼ無名だったミワ斉田がオーディションで選ばれています。
 '05年以降は、精力的にライヴ活動を行ないつつ、'06年に復活作『UR 5X RU』もリリース。

 ただ、
 個人的には、ずっとライヴが観たい…と思いつつも、なかなかタイミングが合わなくて、今回ようやく観ることが出来ました~。

 …って、
 ジョージなんて、'82年にCARMEN MAKI&5Xを初めて観た時、既にオッサンだったのに、まだまだ熱きロック魂はしっかり健在で、
 キンタも見た目はすっかりシブく老け込んでたとはいえ、2人とも、昨日サンプラで観た3組にも負けない、絶倫なオヤジ・パワーを迸らせてましたよ。
 マッドのタイトなパワーについては、言うまでもないでしょうし、
 ミワも、決してマキのイメージを引きずることなく、なかなかパワフルに歌ってましたね~。
 まぁ、
 ジョージのプレイには幾らかヨレもあったものの、全てにおいて予想以上──いやいや、まだまだ若いモンには負けちゃいないわ!


      
       ▲力強く歌い上げまくる──ミワ斉田!


      
       ▲その貫禄に圧倒されまくり──ジョージ吾妻!


      
       ▲黙々と…しかし、グルーヴ炸裂な──盛山キンタ!


  
   ▲文句ナシの超絶パワーで押しまくる──マッド大内!


 アンコール含め約1時間のセット・リストは以下の通り。

1.XTC 2.Gotham City 3.Beat Generation 4.Moving On 5.Sunny 6.Easy Come Easy Go 7.Once And For All 8.B.C. Street 9.Be My Sun [Encore]10.Tokyo Rock'n Rollers


 アタマ3曲は『UR 5X RU』からで、MOTORHEADばりの「Moving On」(勢い倍加!)以降は、往年のナンバーばかりで構成。
 「B.C. Street」は、何とCARMEN MAKI&LAFFの曲ですわ。
 全体的には、メタルというよりもロックン・ロール色が濃かったものの、『CARMEN MAKI'S 5X』('83)からのスタンダード・カヴァー「Sunny」は、すっかりアグレッシヴなアレンジになってたりも。
 …でもって、
 ラストの「Tokyo Rock'n Rollers」は、他の出演バンドのメンバーも呼んで、大所帯で賑々しく。

  
   ▲ギャル(?)満載でノリノリ・ロケンロー♪


 いや~、
 それにしても、ここのところのジャパメタ・シーンは、往年のミュージシャンが頑張りまくりですな~。
 若手も負けてられないですよ…ホント!!

 …ってコトで(?)、
 共演のSINCERITY GREENDESTROSE については──また明日にでも。


 では、また。
by naniwametal | 2008-03-03 05:48
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