ダイヤリ
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1ユーロ=168円も時間の問題…?“W:O:A 2008”まで45日を切ってもまだまだ続く“W:O:A 2007”報告──本日はMOONSPELL! ポルトガルのブラック・メタル寄りゴシック・メタラーです。 彼等の出番はBlackステージにて真っ昼間の午後1時55分から…って、 ガッツリ陽光降り注ぐ中、激烈でエキゾティックな暗黒サウンドを求め、炎天下のメイン・ステージ前には黒装束のゴサーなオーディエンスが大集結! そこには、ポルトガル国旗(と…何故かルーマニア国旗も)が高らかにひるがえっておりました。 予想通り…いや、それ以上の大人気っぷりで、もうのっけからスゲー歓声(勿論、絶叫とか咆哮含む)ですよ。 SEに乗って登場したバンドの面々も、流石はベテランだけあって強烈な存在感を放ち…と思いきや、楽器隊はそこそこなれど、肝心のフロントマンのフェルナンドがちょい頼りなさ気だったり…。 あ…でも、 少々貧相な見た目のフェルナンドですが、いざショウがスタートすると、ビッシリ漆黒オーラに包まれていくのですから不思議です。 バンド・サウンドもどっぷりヘヴィで重厚で、ズップシ情念を帯びてて、マヂ数秒でそのヴァンパイア耽美な(?)音世界へと引きずり込まれていってしまいました。 いや~、こんなにライヴ映えするバンドだったとは…。 当然、万単位の大観衆も大熱狂まくりまくりで、凄まじいウネリが巻き起こる巻き起こる…! ▲グロウルからクリーンまで自在──フェルナンド! ▲暗黒ムードたっぷりに激烈耽美魔奏──リカルド! ▲Tシャツのセンス最強──アイレス! ▲ギターも兼任でマルチに頑張る──ペドロ! 意外に初期ナンバーも多かったセット・リストは以下の通り。 1.In Memoriam(SE)~Finisterra 2.Memento Mori 3.Sons Of Earth(SE)~Blood Tells 4.Opium 5.Vampiria 6.Everything Invaded 7.Alma Mater 8.Full Moon Madness 柔いゴス路線だけと思ったら大間違い! 初期ナンバーのリメイク集『UNDER SATANAE』('07)のリリースを控えていたからかどうかは分かりませんが、何とファースト・フルレンス作『WOLFHEART』('95)から2曲もプレイしてくれましたよ。 言うまでもなく、オーディエンスは激盛り上がりまくり! もうそうなると、ステージ移動なんてどーでも良くなってしまい、そのままメイン・ステージ前で感動に咽び泣いていたので、Partyで同時進行していたHEAVEN SHALL BURNは結局全く観ず…。 いや~それにしても、 彼等が日本でいかに過小評価されてるか、また、欧州でどれだけスゲー人気で大物扱いされてるか──思いっきり痛感させられました。 それに、何と言っても曲がイイ! 実際、 このライヴ以降は、改めて彼等の新旧のCDを聴き返す機会が増えましたもの。 つか、 45分ステージなんかぢゃ全然もの足りないです。 『SIN/PECADO』('98)、『THE BUTTERFLY EFFECT』('99)、『DARKNESS AND HOPE』('01)の3枚からは1曲もやってないし…。 いつか機会あれば、ヘッドライナーのフル・ショウをまったりと観戦してみたいものですわ~。 では、また。
by naniwametal
| 2008-06-18 02:06
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