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ダイヤリ
by naniwametal


『SST 3』にパワードスーツ登場…ですか!


 こんにちは。

 ラストスパートが続く“W:O:A 2007”報告──いよいよ大トリのIN FLAMESです!


 


 今やすっかりHR/HMシーンのトップ・アクトとなったスウェーデン出身の“元”メロデス・バンド。
 '07年度WOAの事実上のヘッドライナーは彼等でした。
 いや…確かに、
 ポスターで一番上にロゴがあったのはブラガとICED EARTHだったものの、フェス最終日(8/4)の午後11時15分から75分に亘ってTrue MetalステージでプレイしたIN FLAMESこそ、大トリと呼ぶに相応しいでしょう。
 そう──WOAでは、
 ヘッドライナーは最後に演奏するのはなく、一番オイシイ時間にプレイするのです。
 実際、
 前日のヘッドだったブラガの時よりも、ずっとずっと多くのオーディエンスがそこには集っておりましたとも。
 つかね、
 もう何度も言って(書いて)ますが、WOAで観るインフレは格別です。
 こういうコト言ったらアカンのですけど──来日公演の時って、もしや…手を抜いてません?
 それぐらいに、日本での彼等とWOAでの彼等は違うのです。
 演奏のテンションもそうですが、何よりバンドの存在感が全く違ってて、“インフレの真の実力は欧州巨大フェスでないと味わえない”…なんて言い切ってしまいたくなるホドに!!
 勿論、
 オーディエンスの反応も凄まじく、とにかくスゲー歌うし、ジャンプしまくるし、ヘドバンも激しいワケですよ。

 …ってコトで、
 この時もガッツリ楽しめましたですわ。
 まぁ、
 相変わらずアンダースは淡々としてるし、イェスパーも地味なのに変わりないですが(但し、ディメゼロとのダブル出演による疲れは特になさそうでした)、な~んか出音までもが日本で観るのと違う気がしたりも。
 個人的にはどうしても好きになれない『SOUNDTRACK TO YOUR ESCAPE』('04)収録曲の人気の高さにも、改めて驚かされましたしね~。


      
       ▲アンダース──コンビニの帰りみたい…?



      
      ▲MASTER@米のTシャツがシブい──イェスパー!



      
       ▲何だかヤケにご機嫌な表情ですな──ビヨーン!



  
   ▲なかなか貫禄ある佇まいでした──ペーター!


 あと…そうそう、
 インフレと言えば、バンド名通りにガンガン炎を使う演出がお約束ですが、この時もゴーゴー火柱が上がったり、火花がバチバチ飛び散りまくっておりました。
 この写真は「Come Clarity」でしょうか?
 ライター代わりにみんな携帯を掲げていますな。

  

 …って、
 この後の「Only For The Weak」がマヂ凄まじかったです。
 3万人規模でリズムに合わせて一斉ジャンプ…って、考えただけでも圧巻でしょ?
 あと、
 セットの真ん中辺りにサプライズもあって、何と『THE JESTER RACE』('96)から「Graveland」がプレイされました!
 ただ、
 アンダースはMCで何らスペシャル感を漂わせることなく、ごくフツーに曲紹介して、若年層のオーディエンスなんかも、「ナニ…この曲?」ってな反応でしたけど。

 そんなこんなのセット・リストは以下の通り。

1.Leeches 2.Crawl Through Knives 3.Dead Alone 4.Pinball Map 5.Trigger 6.Episode 666 7.Graveland 8.Colony 9.System 10.Bottled 11.Egonomic 12.Come Clarity 13.Only For The Weak 14.Cloud Connected 15.The Quiet Place 16.Take This Life 17.My Sweet Shadow

 つか、
 中華屋台でヤキソバとか食いつつ、そうしてインフレをまったり楽しんでる時に、ふとMUNICIPAL WASTE(@W.E.T.ステージ)を観逃したことに気づいたものの、もはやあとの祭り…。
 STORMWARRIOR終わりでW.E.T.に直行すれば、インフレ開始までに1~2曲ぐらいは観れたのに~。
 しかも…その後、
 バックステージで「MUNICIPAL WASTE観た?」「え…観なかったの?」「そりゃマズイっしょ!」「ヤヴァいぐらいに凄かったのに~」と、色んなヤツから言われまくったのでした…。
 まぁ、あまりに観なきゃダメなバンドが多過ぎて、また、ステージ間の移動が多過ぎて、ついついモロモロ忘れてしまうのですけど…。

 ともあれ、
 “W:O:A 2003”でギョーカイ人が選ぶベスト・アクトだか何だかに選ばれた(珍しくアンダースがMCで長々と謝辞を述べてました&「今年も盛り上げてくれよ!」と檄を飛ばしたりも)というインフレは、
 '07年も貫禄タップリな横綱相撲で推定3万人の大観衆をすっかりノック・アウトしてみせたのでした~。
 いや~、
 日本でもあれだけのスケール感を出した気合い充分なショウを、いつか見せてもらいたいモノです。
 そういえば、
 再来日予定は消えたママですが……さて?


 では、また。

      
      ▲終演時──花火が打ち上がる中、大歓声を浴びる!
by naniwametal | 2008-07-14 02:49
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