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ダイヤリ
by naniwametal


王道プログレ・メタルのSTATUS MINORがなかなか


 告示です~。

 来る10月4日(日)に、沼袋サンクチュアリにて、ロブ…ぢゃなくてリッパー笹P企画によるライヴ・イヴェント“Metal-Messiah 2009”があります~。


      


 出演バンドは以下の通り。

FATIMA HILL
SINCERITY GREEN
AIMING HIGH
LEAGUE MILITAIRE
BLACK SEE

 何と言っても目玉は札幌からやって来るFATIMA HILL!
 ニュー・アルバム『THE SNOW TOWER』のレコ発となる貴重な本土ライヴは見逃せませんよ~。


       
        ▲エモーショナルなYukoの歌声に酔え!


 また、
 ファースト・フルレンス制作中のSINCERITY GREENも、久々のライヴなので楽しみです。
 新曲も聴けるのか…な?


       
        ▲しっとりメランコリックなMichiにメロメロ?


 そしてそして、
 クサクサ・ツイン・リード大王のAIMING HIGHも、当然メニア号泣のヒロイックでカルトなパフォーマンスを繰り広げてくれることでしょう。
 さらに、
 LEAGUE MILITAIREとBLACK SEEのファンも是非~。

 ちなみに…蛇足ながら、
 久方ぶりにBGM係をやらせてもらうことになった模様です~。
 ともあれ、
 当日は濃ゆ~い人達がどっぷり集結しそうですが、そんな雰囲気に呑まれることなく、フツーの皆さんも沢山お越しくださいませ~♪


 では、また。
# by naniwametal | 2009-09-29 13:27

紫が11月に下北で~?!


 沼袋サンクチュアリでNUOVO IMMIGRATOのライヴを観てきました。


 


 プログレとハード・ロックの衣をまとい、時代に左右されないエモーショナルなサウンドが魅力のグループです。
 ベテラン揃いのメンバーは以下の通り。

●五十嵐“Angie.”久勝<Vo>
●日下部“Burny”正則<G>
●高橋 竜<B>
●下田武男<Ds>
●難波弘之<Key>

 久々に観ました。
 バーニー加入後、初めてかも。
 (以前には大谷令文が在籍)
 場内は着席で満員。
 立ち見も20人ほどいたでしょうか。

 ライヴは“ヲトナの底力”満載でジックリ浸れました。
 派手さとはほぼ無縁だし、会場が一体となってノリノリ…なんて場面もないのですけど、これだけの実力者が集ってるのですから、当然ですけど、観てるウチにグイグイ惹き込まれていきます。
 基本アンジーの歌を引き立てつつも、インスト・パートでは一気にプログレの血がたぎる!
 所謂超絶技巧とはまた違うけど、各人のあのウマさは、年輪を重ねた者だけが出せるかと。
 特に、文字通り“顔で”弾きまくるバーニーの表現力豊かなプレイは、もう完璧としか言いようがありません。
 メタルなプレイは封印しての、泣き泣きでエモエモな職人技を、ひたすら堪能し尽しました。
 また、
 アンジーのあの声、難波のヴィンテージな音遣いも、全く衰えを感じさせませんでしたよ~。
 (あと…どうでもイイけど、高橋って“カミーン+本村弁護士”ぢゃなくて?


       
        ▲独自の歌世界を築き上げる──アンジー!


       
        ▲ギターとはこう弾くべし──バーニー!


       
        ▲飄々としながらテクも炸裂──高橋 竜!


  
   ▲堅実なドラミングでバンドの屋台骨を支える──下田武男!


  
   ▲オルガンもシンセも抜群のトーンで活き活き──難波弘之!


 新曲も交えてのセット・リストは以下の通り。

1.マイナス・ゼロ 2.4 the LOVE EYE had 3.悠久 4.Surya 5.Duet 6.Sweets 7.少年の丘 8.Fly Away 9.Devil's Child 10.いつか、青空のように 11.Kururuの肖像 12.Nuovorg 09 [Encore]13.Don't Believe In Anyone 14.夢の棲み人

 本編ラストの「Nuovorg 09」は、今回のツアーのために高橋が書いた最新曲だとか。
 フツーにハード・ロックしてる曲なのに、このメンツが演奏すると、もっとスケールがデカくなるから不思議です~。
 最新ライヴ作『4 THE LOVE EYE HAD』の再現をやるのかと思いきや、もちょっと幅広い選曲もお見事。
 …って、
 「花・太陽・雨」…なかった~!

 アンジー曰く「さらにバンドらしくなった」というNUOVO IMMIGRATO──次作スタジオ・アルバムにも期待が募ります!!


 では、また。

  
# by naniwametal | 2009-09-27 04:00

最新DVDでPTHの巧さを再確認


 陰陽座の“三国伝来玉面金剛九尾の狐”ツアーから、クラブチッタ川崎公演を観てきました~。

 フロアは9割の入りでほぼ満員。
 後方は余裕あったけど、半分から前はかなりの人口密度でした。
 まだツアー開始から2公演目ってことで、序盤はまだまだ演奏に固さが見られ、特に新作からのナンバーは、結構同期音源を使っていることもあってか、ところどころでいつもの躍動感が出ていなかったりも。
 とはいえ、
 観客の大声援にも助けられ、4曲目の「陽炎忍法帖」では早くも勢いを取り戻し、本編終盤のハイライトのひとつだった「悪忌判官」では、すっかり本調子以上になっていたのでは?
 つかね、
 瞬火ったら、またまた成長を遂げてましたよ。
 声のヴァリエーションが確実に増えて、ますます表現力を高めていたのです。
 いや…ホンマ、この人はどこまでいくねん?
 毎度のだらだらMCも、終盤には絶好調に♪
 こないだの“PURE ROCK JAPAN LIVE 2009”では謎のまま封印されてしまった、音楽のなんとか先生ネタも晴れて解禁。
 少子化問題に踏み込んだ(?)下ネタまで飛び出したりも。
 例によって、自分の陣地からあんま動かないことが目立つようになって久しい黒猫も、新曲では少なからず緊張感が伝わってきたものの、「殺生石」のラストの絶叫で一気にレッドゾーン突破。
 いや~、すげーインパクトありましたよ~。
 何度目かのアンコールでは、ほっかむり&抜き足でコミカルに登場したりも。
 ギター2人は、ちょい乾いた感じのジャリジャリした狩姦の音が気になったけど、招鬼が「挽歌」でデイヴ・メニケッティになりきり(?)ブルージーなフレーズを連発して、これまた新機軸を打ち出してくれました~。
 あと、
 元斗羅:河塚の待遇がちょっとだけアップ?
 流石にMCこそさせてもらえませんでしたが、MCの合間に“Dsで今の気持ちを伝える”チャンスをもらったり、本編終演時の横並びアピールにも参加させてもらってたし。

 そんなこんなのセット・リストは、多分こ~んな感じ。

1.SE~貘 2.蒼き独眼 3.孔雀忍法帖 4.陽炎忍法帖 5.小袖の手 6.十六夜の雨 7.麒麟 8.挽歌 9.しょうけら 10.黒衣の天女 11.相剋 12.慟哭 13.組曲:九尾~玉藻前 14.組曲:九尾~照魔鏡 15.組曲:九尾~殺生石 16.組曲:義経~悪忌判官 17.靂 18.喰らいあう [Encore 1]19.夢幻(SE)~邪魅の抱擁 20.我が屍を越えてゆけ 21.おらびなはい [Encore 2]22. 亥の子唄 23.生きることとみつけたり [Encore 3]24.悪路王 [Encore 4]25.卍

 もはや当然のように、新作からは全曲プレイですよ。
 中でも、「麒麟」以上にVRっぽい「孔雀忍法帖」はヘドバン必至!!
 本編終了後、何度も何度も呼び戻され(最後は客電が点いてから…)、アンコール4回で3時間超の長丁場も、もはや恒例行事?
 でも、
 何回アンコール出来るかを競ってるワケぢゃないのだし、瞬火の気持ちやその場の空気を読まないで、ただただ「もっともっと~♪」ぢゃ…ね。
 

 では、また。
# by naniwametal | 2009-09-26 02:53

デストラの新作ライヴ…すげー音クリア~


 先日のスラドミでのYG取材写真を。

 まずは、HEATHENのリー・アルタス&クラーゲン・ラム。

  
   ▲笑顔のクラーゲン&気合入ってるリー!!

 インタビューを行なったのはチッタ2日目のショウ前だったんですけど、取材時間がたった30分しかなかったんで、再結成以降のHEATHENの動向と、クラーゲンのバックグラウンドを訊いてたら、あっという間に時間切れ…。
 あ…でも、新作についても少し話してくれてます。
 リーによると、当然ながら相当な自信作とのことなので、お楽しみに!!
 それにしても、
 ちょっと緊張気味だったクラーゲンが何とも新鮮ですわ~。
 つか、
 彼とデイヴィッドとの意外な関係(詳細は記事にて)にはビックリしましたね~。


 続いて、TESTAMENTのアレックス・スコルニック&エリック・ピーターソン。

  
   ▲ロドガブ絶賛アレックス&エリックは黒猫にゃんがお気に?

 前回スラドミに続いての取材でした。
 こちらは25分ほどで、2人ともよくしゃべってくれるので、とても訊きたいこと全ては訊けず、2人の機材へのコダワリみたいな話題で大半を使ってしまいました…。
 ただ、アレックスのロドガブ客演の顛末、エリックのDRAGONLORDの今後については、しっかり語ってもらいましたので~。


 …で、
 KREATOREXODUSは、YG編集部の(さ)クンが担当したのですけど、コチラでもそれぞれ面白い話が聞けてますよ~。
 (あ~でも、ミレ&サミは大遅刻で取材時間が20分弱に…)
 ちなみに、
 今回の出演バンドはベイ・エリア組が3バンドも…ってことで、バックステージでは和気藹々。
 こ~んな感じですよ。

  
   ▲左から、エリック、トム、ゲイリー、アレックス!

 何故かひょうきんな表情のゲイリー、水持った手でちゃんとデヴィル・ホーンやってくれてるアレックス…に注目ですな。
 つか、
 ゲイリーが着てるフェデックスのパロディTシャツが欲しいかも…。

 そんなこんなで、
 このインタビューの模様は、スケジュールの都合で、次号ではなく次々号に掲載予定なのでお楽しみに~。


 それからそれから、
 オマケというワケではないのですが──SABER TIGERネタも少しだけ。
 …って、
 下山武徳と遠藤フビトのツー・ショットですよ。

  
   ▲“御大”木下の信頼も熱いフビト(左)&下山。

 え~と、
 遠藤フビトはSABERとは長い付き合いの、英詞ヘルパーです。
 つまり、新曲「Angel Of Wrath」のデビルマン・モチーフも、彼のアイディアということになりますか。
 そう、下山が原詞を書いて英訳してもらう…のではなく、フビトの書き下ろし…って、あの下山が、歌詞を全面的にお任せしてしまうのは凄いですな~。
 さらに、仮歌もやっちゃうという彼は、実は非メタル・バンドでも活動してるのだとか。
 マシーンのリフから木下が組み上げていったという、もう1曲の新曲「Bionic」では、ちゃ~んと(?)「マシーンをイメージして(歌詞を)書きました」とおっしゃってましたよ~。
 いや…しかし、その2曲を何とか音源化してくれないモンですかね~?
 御大~、みんな待ってますよ~っ!


 では、また。
# by naniwametal | 2009-09-25 15:06

60でストップ…


 渋谷BOXXでSABER TIGER PROJECTのライヴを観てきました~。


 


 事実上SABER TIGERのバンドとしての活動が止まっている現在、文字通りの最強メンツが揃った今回の“PROJECT”ツアーは、余計にファンには堪らないものがあったでしょう。
 前回(?)SUPER TIGER名義での東京公演とは違い、ドラマーが磯田ってのもめっさポイント高いし。

●下山武徳<Vo>
●木下昭仁<G>
●田中“Machine”康治<G>
●三瓶朋大<B>
●磯田良雄<Ds>

 …で、
 いざフタを開けてみたら、ツイン・ギター時代のナンバーの多いこと!
 まぁ、
 マシーンを活かすことを考えたらそれも当然なのかもですが、もっと下山期のナンバーも聴きたかったような…。
 個人的には、今回も「Two Dimensional Sky」ナシだったのが何とも残念でした。
 それにしても、超強力だったのが磯田のドラミング!
 久々に観たけど、さらにレヴェル・アップしてません?
 手数とかそんなことよりも、まずパワーが段違いで、がっつりフィル入れまくってブッ叩きまくろうと、抜群のタイム感で、まぁ見事にブレないし。
 つか、
 これは磯田に限ったことぢゃないけど、何でみんなあんな凄まじい曲を笑いながらプレイ出来るんですかね…?
 爽やか笑顔がトレードマークの(?)三瓶はともかく、マシーンも磯田も、そこそこ出来るミュージシャンでも裸足で逃げ出すようなパートも、ニヤニヤしながら弾き&叩ききっちゃうんですから。
 流石に、“御大”木下はニヤつきはしませんし、下山も終始壮絶な表情で歌い上げてましたけど、共にまだまだ余力を残しながら…だったのは明々白々。
 いや実際、
 今回はSUPER TIGERの時ほどバンド・サウンドにヴァイオレントなムードは漂ってはおらず、いい意味で各人まだゆとりがあり、観客を置いてけ堀にすることもなく、一体感がより増していたように感じました。
 まるで、これはプロジェクトなんかではなく、コンスタントにライヴを重ねてるバンドであるかのように。
 ただ…ちょっと気になったのが、何曲かで下山のピッチが若干ズレ気味だったこと。
 もしかして、モニターの返りが悪かった??
 特に日本語詞の曲で…と思ったのですけど──どうでしょ??


  
   ▲堂々たる絶唱にオーディエンスが釘付け──下山!


       
        ▲MCでも盛り上げてくれた──“御大”木下!


       
        ▲個性満載な新曲も披露してくれた──マシーン!


       
        ▲高難度ユニゾンもにこやかにコナす──三瓶!


  
   ▲やっぱケタ違いにスゲーと誰もが納得──磯田!


 ちなみに、
 アンコールが3回もあって、実に2時間以上に及んだセット・リストは以下の通り。

1.Wind Valley(SE)~Humiliation 2.Motive Of The Lie 3.All My Fear 4.Nasty Heart 5.No Fault No Wrong 6.Spiral Life 7.Storm In The Sand 8.Law Of The Land 9.Bionic(新曲) 10.Angel Of Wrath(新曲) 11.Misery 12.Light-Thunder-Light 13.Dictator 14.First Class Fool 15.Money [Encore 1]16.Rise 2001(SE)~Vague Bless You 17.A Fading Crying Star [Encore 2]18.Break Down 19.Dead Roll [Encore 3]20.Moboroshi

 元々シングル・ギターの楽曲は、さらにギター2本用のアレンジが進んでもいたのでは?
 ツイン・リードなんかもあったし。
 それと、
 木下作曲の新曲「Angel Of Wrath」が、あまりに絶品リフ過ぎて、“早く音源化して欲しい~!”と本気で思いましたよ。
 尚、
 会場には久保田陽子の姿もありましたが、飛び入りはナシ。
 また、作詞担当の遠藤フビトも来場していたようです。
 (何と、「Angel Of Wrath」はデビルマンがモチーフだとか!)

 そんでもって、
 終演後には、メンバー全員が居並んでのサイン会なんかも行なわれました~。
 SABERの今後については──まぁ、気長に何か発表あるまで待ちましょう~。


 では、また。

  
# by naniwametal | 2009-09-24 02:46